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大学生 コンスタンツェ は あかねさす ツヴィンガー に投票した
[大鎌の刃先が向けられたのち、娘の姿は消え、ジェムはシメオンの手元に残された。
どうやら、ジェムは破壊されずに済んだようだ。
もしかしたら、傷や罅がついているかもしれないが……
シメオンの最後の攻撃により、ジェムが彼の手に渡ったと同時に、肉体と切り離された意識は9(48x1)へと飛ばされた。
室内に、ほんのわずかな血痕を残して]
― →受付カウンターの裏 ―
[娘はポーシャともども、受付カウンターの裏に寝そべっていた。
それも、意識不明のまま。
当然、飛ばされた際の衝撃も、感じない。
もしかしたら、既にディアボロスがその辺をうろついているかもしれない。
もし二人が目を覚ます前に、奴らが襲いかかってきたら――]**
[先に目を覚ましたのはポーシャの方だった。]
『ああ、脱落した後、意識を失ったままここに飛ばされていたのね。
――ねえ、コンスタンツェ。大丈b――
まさか、あなたも意識を失ってるの!?』
[ポーシャが娘の名を呼ぶも、返事がない。]
『まずいわね、ディアボロスが来る前(最大2(10x1)回遭遇/最初の遭遇率:10(10x1)/敵数:5(10x1)体)に、コンスタンツェを起こさなくちゃ。
でも、どうやって……』
[脱落後、娘は変身が解けた状態で、ポーシャともども受付カウンター裏に倒れていた。
先に目を覚ましたのはポーシャの方。
娘の方は、まだ目を覚ましていなかった。]
『コンスタンツェ、起きて!』
[ポーシャがいくら触れても、娘は反応を示さない。]
『本来なら気づいてもおかしくないはずだけど……
まさか、意識を失って感覚が麻痺したとか!?
だとしたら、まずいわね。』
[どうすれば娘を起こせるか、ポーシャは思案した]
『ああ、そういえば、あの手があったわ。』
[ポーシャの考えはこうだ。
自らに残った力を娘に分け与えれば、娘は意識と感覚を取り戻すかもしれない。
ポーシャはすぐにそれを実行する。
暗がりの中、手探りで娘の手を掴む。
そして己のジェムに、娘の指輪を触れさせる。
果たして、娘の意識は戻るか]
― ??? ―
[暗がりの世界。土の気が満ちる舞台。
目を開けていれば周囲の様子がうっすらと見えるはずだが、娘は意識不明のため目を開けられない。
このため、不穏な影にも気づかない。
無論、この状態が続けば現実世界に還れない。
その可能性は十分にあった。
だが、娘は最悪の事態を免れた。
ポーシャが力を分け与えたことで、意識と感覚を取り戻した。
もう一度、娘の手がポーシャに触れる]
― 意識不明状態からの脱出、そして ―
……?
まさか、私も意識を失った状態で、ここに――
『コンスタンツェ! 無事に意識を取り戻してくれて助かったわ。
一時はどうなることかと思ったのよ。』
つまり、最悪の事態は免れたわけね。
『その通り。
あ、こちらの世界にもディアボロスが出るから、注意して。』
でも私のジェムはもうないし、変身できないわよ!?
『その心配はないわ。あなたを起こす時に、私が力を分け与えたから、変身できるはずよ。』
[ポーシャにそのやり方を教わりながら、変身する。]
[武器であるベールは頭に被さった状態だったため、いつでも使えるように外す。
ロビー側から、不穏な音が響いている。
不穏な影が、こちらに近づいてくる。
よく見ると、暗がりの中、色合い的な意味で血腥い、おぞましい不定形のディアボロスが5体。
恐怖感が芽生える。しかし、奴らと遭遇した以上、さすがにスルーできず。
娘が戦闘準備をしていたところに、1体が襲いかかってきた!]
『コンスタンツェ、あぶな――』
きゃああああああっ!
[ディアボロスの不意打ちにより、娘は術を唱えられず、はり付かれてしまう。
が、必死の抵抗によりディアボロスを引きはがした。
相手が複数ということもあり、狭い場所では戦いづらい。
娘はディアボロスを広い場所へと誘導するため、戦略的撤退を始めた]**
― 回想:受付→レストラン ―
[暗がりの中を移動し、何とかレストランへと逃げ込む。
不定形のディアボロスは5体とも、娘を追って室内へと入ってきた。
誘導は成功だ。]
ここで力尽きたら、現実世界に還れなくなるわ。
それだけは勘弁願いたいわね。
[ベールを構えて、魔力を通してから]
――ライトエレメンタル・ウェーブ
[不定形のディアボロスたちめがけて、光波を放つ。
光波によってディアボロスの姿は掻き消され、残るは小さなジェムのみ。]
何とかこの局面は切り抜けたけれども、皆はどうしてるかしら。
『どうやらみんな、上の階にいそうね。探してみる?』
[ポーシャに勧められるがまま、他の魔女候補たちの様子を見に行くべく、行動を再開する。
まずは東側から行ってみようか]
― →回想:ブリッジデッキ入口 ―
[まず向かったのは、2階東側。
ブリッジデッキの入り口の扉を開けると、他の魔女候補たちの姿が見える。
姿を確認できたのは、弟と、ジェフロイと、氷槍の魔女――顔見知りの子。
弟の口から語られる、事件の真相と、彼の恩恵のこと>>77
誘惑に負けてしまったがために、事件が引き起こされ、仲の良かった子を死なせてしまった――
それゆえ、彼は罪悪感を抱いており、代償を払ってでも彼女を生き返らせようとしていたのだろう]
そん、な……
[事件の真相を知り、愕然としていた。
でも、もし、彼がもっと早く事件の真相を話していたら、自分はどんな感情を抱いただろう?
怒りか、事件の犯人に対する憎悪か、それとも]
― 回想:了 ―
『まさか、あんな事情があったなんて……』
[真相を知った娘は、沈黙を貫いていた]
『あ、どうやら皆、船内に向かうみたいよ。
ねえ、コンスタンツェ、どうするの?』
[二人とも、不穏な空気が流れていることに気づいていない(遭遇率:8(10x1)/敵数:6(10x1)体)]
― 現在:ブリッジデッキ(操舵室周辺) ―
『あんな事情があったなんて……
あなたの弟さんも悩んでいたのね……』
[天候の変化に伴い、吹き荒れはじめた風の中、ポーシャも物思いにふけっていた。]
もっと早く、話を聞けていたら……
いや、思考を切り替えましょうか。
[ブリッジデッキの扉が壊された>>163後、船内から煙が出てきた>>192のとほぼ同時に、ディアボロスの影が現れた……]**
『きゃあああっ!』
ポーシャ!
[ディアボロスが、娘とポーシャに襲いかかる。
娘は軽傷ですんだが、ポーシャが操舵室側に飛ばされた。]
『まさか、奇襲を受けるなんて……』
[強風の中、海側から出てきた>>+55のは、クラゲ型ディアボロス6体。]
よくもポーシャを吹き飛ばしてくれたわね……
[体勢を立て直し、ベールを構えた。
ちなみにレストランで倒したディアボロスのジェムは、移動前に回収してある。
だが体力も魔力も余裕があるため、ジェムを使うまでもなかった。]
ライトエレメンタル・ウェーブ!
[ベールから放たれる光波が、クラゲたちを吹き飛ばしていく。
クラゲたちは抵抗できず、小さなジェムを置いて姿を消した。]
『今回ばかりは、私の方が油断してたわね……』
[吹き飛ばされながらも、何とか体勢を立て直したポーシャ。
娘も操舵室近くに駆けよる。
そして船内の様子を窺った。
船内は依然として濃い煙に閉ざされていた]
煙で向こうが確認できないけれど、行ってみるしかないかしら?
[先ほどのディアボロスのジェムを全て拾ってから、船内への入り口を閉ざす煙へと近づいてみた]
― 船内へ ―
[船内に入ろうとした瞬間、煙を吸ってしまい、しばらくせき込む。
煙に閉ざされた2階廊下では、傀儡の魔女とジェフロイが戦闘中だった。
周囲に不穏な空気が漂っており、無闇に近づくのもはばかられる状態だった。]
『いったい、何がどうしてこんな状況に……』
[こんな状態になった理由までは分からないが、ともかくこの煙を突破しなければ船内には戻れない。
なるべく二人に近づかないよう、船内に入る]
[煙を突破し、廊下に出たところで――見覚えのある人物が一人>>+74]
ま、まさかツヴィンガーさんで……!?
[彼もこちら側に来ていたということは、まさか――]*
[彼はいったいどんな反応を示したか。]
『どうやら、間違いなさそうね』
[まず先に、言わなければならないことがあった]
え、えーと、申し訳ありません。
頼まれごとも、果たせずじまいで……
[約束の未遂を詫びた。
彼からの頼み事も果たす前に、脱落してしまったのだから]**
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