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[――しかし敵は空から来るとも知っている。
今、視界に見える範囲を、白い竜が飛び回り、
白い竜の起こした突風が吹き荒れている。>>127]
―― 応じよ、阻め ――
[今まさに吹き飛ばされんとしているいくらかの兵の前に、
水の壁を出現させる]
――っ、あんまりもつ気がしないからこの隙に風の届かないところまで、早くっ!!
[少年も別の場所に出現させた水の壁で風を防ぎつつ後退する。
そしてまた、空を見上げ]
そういえばりょーかい!
たぶん大丈夫だと思うけど、晴れてるし!
[思い出したように応答の通信を送る視界の先、>>129
霧に阻まれていない空は、呆れるくらいに広い。
――その広さのただ中にあっても、二匹の竜の威容は、目立って見える]
[少年も別の場所に出現させた水の壁で風を防ぎつつ後退する。
そしてまた、空を見上げ]
そういえばりょーかい!
たぶん大丈夫だと思うけど、晴れてるし!
[思い出したように応答の通信を送る視界の先、>>129
霧に阻まれていない空は、呆れるくらいに広い]
どこから来るんだ……!?
[呟き、緋色の竜を探し。
やがて、褐色の竜の前に立ちはだかるよう舞うその姿に、
目を奪われることとなる**]
― 戦場・地上 ―
……どーやらそうみたいだな。
[上空、レトは知らせるまでもなく探していた緋色の竜の姿をとらえた模様。>>158
対峙する二匹の竜を見上げ、渦巻く言葉の中からしっくり来るただひとつを選んで、告げる]
――頼んだからな。
[気をつけろ、でもなく勝て、でもなく。
ただ、空は頼んだと信を置いて、地上を見据える]
[頼りにしてる、と言われた。>>156
頼りにしているからこそ、レトは、
折れずに目的を見据えて今、空にいる。
ならば、信頼に応えよう。
レトが自由に空を飛ぶ手助けをするために]
よーしジーク、いっけえー!!
[走る馬の鐙に足をかけて立ち上がるという曲芸をやってのけつつ、
白い竜へと向かうジークムント>>151へと声援を送る――送るだけ。
自分もついていく、などといった、できないことを無茶してやるつもりではないようで、
他の精霊師と交代しつつ、吹っ飛ばされた兵士の回収と治療にあたる。
その最中]
そういや、海精軍に行っちゃった傭兵、……ロー・シェンだっけか?
姿を見てないな。
[思い出したように呟き、辺りを見回す視線には警戒が滲む。
騎竜師が空の脅威とすればロー・シェンは地上の脅威。
何せジークムントを打ち負かすくらいなのだから]
まさか怖気づいたわけでも海精軍にお金がなくなったわけでもあるまい……。
どっかからくるよな。
どっからでもかかってくるがいい!
[とはいえ叫んでも少年の視界に、よく目立つその傭兵の姿はまだ見えない。
ただ、ジークムントと風刃の騎竜師が、
中空を隔てて睨みあっているだけで]
/*
うっひょおおおお
ところでジークの奥の手ってあれかな、武器についてる精霊石絡みの
僕と同じことを考えてるかもね!
黙って睨み合ってる暇があるなら、
仲間がどっから来るか教えて――、っ!?
[言葉は、最後まで紡がれなかった。
精霊の力が一斉に集まった方>>193へと顔を向けると同時に――、
派手な音が、響く。>>194
少年がひるむ中使役している精霊の方が先に動き出したのは、
あれだけの派手な力を生み出したのが炎、だったから。
命ずるまでもなく精霊の知覚するものが少年へと流れ込んできて、
敵の接近を、知らせる]
――つまりはひるんでる場合じゃないってんだろ!
[気を取り直して、自分達の右側より到達したその部隊を見据える。>>207]
ずいぶんすごい術を使うんだな。
ひとりの力とは比べ物にならないよあんなの。
……だが炎だ。
もう一回来るようなら押し流してやろうか?
[精霊石が蒼い光を淡く放つ短剣を構えて告げる。
挑発体勢だが向こうは乗るかどうか。
だがやるしかない。
彼らを
面倒とかぶっちゃけんなよー。 実際面倒だけど!
[うんざりした調子のジークムントの言葉に条件反射で返しつつ、>>215
短剣を2本、まとめて地面に突き刺した]
―― 沈め ――
[短剣が刺さったところから水が湧き上がり、
ロー・シェンの部隊へと流れて行くのが見える。
深さはせいぜい足首がつかる程度だが、
触れれば足場を失ったように感じるだろう]
これなら面倒じゃなくなるか……?
……、つまりは隠し玉か。
[少年の認識では隠し玉=そう何度も連発できないもの。>>227
安堵を含んで表情が緩みかけたが、]
確かに僕は精霊師だけど。
先に知れたところでそれがどうしたっ!
[不意に何かするチャンスを逃したことに気付かず言い返す]
げっ……。
[足止めを狙った術に相手はひるまず、
それどころかクロスボウを向けてくる。>>228
斜線の先にいるのは明らかに――少年自身]
―― 打ち払え ――
[沈ませようとするのはやめない。
短剣をもう1本地面に刺し、水流を出現させて迎え撃つ。
ほぼ正面から来た攻撃だ。打ち払いきれると確信した通り、
矢は、失速して地面に落ちるか、射線を逸らされて曲がった方へ飛んでいく。
打ち払いきれないのはただ、術が発動しきる前に飛んできた矢、のみ]
――この、っ!
[結果、とっさに顔をかばって矢を左腕に受けながら、
沈ませる力に抗い突き進む兵士達を睨みつけることとなる]
邪魔はそっちだろっ――!
―― 纏え ――
[その命はしかし、短剣ではなく少年の身体に向けて放たれたもの。
薄い水の膜が少年を包み、突き出された槍>>232が身体に届く前に、
すんでのところで弾こうとする。
タイムラグが少ないだけでなく腕からの出血も押しとどめられる、そんな判断のもと]
[ロー・シェンのやり口は正解と言える。>>257
少年が纏う水を振り払うには、面積の広い何かをぶち当てた方がわりと効く。
半ば吹っ飛ばされたような体勢から立ち直りきれず地面を転がった直後、
短剣が槍でなぎ払われ、地面から離れる。
まもなく、感じることができるだろう。
沈ませようとする力が、引き波のごとく足元から消え去っていくのが]
い―――…っ、いまだかつてない面倒さだなあー!
[起き上がった時に生じた呻きを叫び声でごまかして、
それでも、立ち上がる]
だけど、
[まだ、媒介は手元に残っているし、
なぎ払われた3本も使えないわけではない。
再度、短剣を構えなおした直後、
――陽光を反射しながら、上空から何かが降ってきて、>>260
相対する二人の間に突き立った]
なんだ、これ……、レイピアか?
/*
も、もう負傷度合いが低いことには目をつぶってくrrrっれー! にぎゃー!
あとアリーセが出したような数字を僕も出したかったな……
[ふとロー・シェンに目を向ければ、あっちもレイピアに目を奪われている様子。>>281
脅威は去った、とは言い難く、しばらく警戒を向けていたが、]
………。
[ゆっくりと短剣を下ろし、晴れ渡る空を見上げた*]
/*
☆目標の件
・初回落ち→まあ色々(リアル事情込み)あってこの通り
・あほのこ→結局空気の読める馬鹿に
・隠し目標→自重はした
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