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─ 談話室 ─
…………は?嬢ちゃんが…?
人狼って、クララだけじゃ、ねえのか?
ンな…嘘だろ……?
[>>60アルビンの端的な説明に、男は声を失う。
アルビンによって足に傷を受けたが、その事について男が批難する気はない。
避けるつもりだったが、そう仕向けたのは自分だ。
だが今はそんな事を考えている暇は無かった。]
冗談じゃ、ねえのか。
[やたら真面目な顔を見せるアルビン、そして場の雰囲気からそれが真実だと、知る。
リーザが人狼に食われたのが本当なら、シモンはどうしているのか。]
[少なくともペーターは除外出来る。
クララは発狂したときに確かに言った>>4:97。
”リーザもペーターもカタリナも”
あれは、ペーターを捕食対象として見ていた発言だ。
あとはジムゾン、シモン、アルビン、オットー。
中でも、男はオットーへと視線を向けた。]
そういや、てめぇやけにクララに優遇されてたな。
[男は、エサなら目の前になる>>4:102。
そう言ったにもかかわらず、彼を殺さずに解放し、
あまつさえシモンに向かった。
だがそんな事よりも、オットーが見せたクララへの感情。
あれは最初恋仲だからだと思ったが、それだけではなく、仲間だったからだとしたら。]
危うく騙されるところだったぜ。
[見つけた。そこにいた。
いいように騙されてるのは男の方ではあるが、そんな事には気づきもせず、懐に入れた拳銃を取り出してオットーへと向けた]
自薦で名乗りでると思うなんざ流石にそこまでバカじゃねえよ。
[揶揄されても適当にあしらう。
議論から入る気なんかまったくない。>>67
実のところ、オットーに向けた拳銃には弾は一つしか入っていない。
いつかその銃で自分の頭を撃ちぬくために取っていたものだったからだ。
その弾を無駄にしないように、探りを入れていたようなもの。
だが、オットーだけではなく、そのことにはこの場にいる誰も気づかないだろう。]
ああ、そうだ。
食われろって思ってたな。
その隙に鉛弾の一つでも食らわせてやろうと思ってたからなァ。
人狼が1匹なら、仲良かったんですね、可哀想に。
で終わるところだったがそうじゃねぇなら、話は別だ。
[>>71ふてぶてしく振舞うオットーに、慎重に狙いを定めて激鉄を起こす。まだ引き金に指はかけない。
心臓、いや、眉間の方が良いだろうか。
利き腕ではない左手で確実にしとめられるところを狙う必要がある。
こんなことならあと2,3発弾を入れておけば良かったと後悔しながらより慎重になった。]
シモン…?
[オットーに拳銃を向けていれば、シモンがオットーに近づいて眉間にぴたりと当てる>>69。
流石にシモンを避けて撃つなんて、無理にもほどがある。]
ああ、本当にな。
人狼ってのは1匹だけだと思ってたんだよ。
[>>74舌打ちしながら男は言う。
そもそも、男が知ってるのは人狼が人を襲うから処刑するという話になったという事だけ。
投票箱が何のためにあるのか知らなければ、未だにパメラが死んでることすら知らない。]
俺の銃の腕?
こんなでも所属した隊で3本の指に入る腕前だったぜ?
ま、シモンが眉間ぶちぬけば流石に死ぬだろ。
[今は昔の話。
多分、外す方の確率の方が高いのは承知の上だ。
この場はシモンに任せることにして、男は素直に銃を下げた。]
その距離で外すなんて馬鹿な真似するんじゃねぇぞ。
[>>75眉を寄せたシモンに告げてから、男は起した撃鉄をゆっくりと慎重に下ろす。
その後で、さっきから突っ立ったままのジムゾンの元へ向かう>>65。]
おい、ジムゾン、さっきからぼうっと突っ立って何考えてんだよ。
ジムゾン?
[話しかけても上の空>>80、ふらりと外に出るジムゾンを追った]
[ふらふらと行くジムゾンに対して、男の歩みでは距離を縮めるどころか開いていくだけ。]
ジムゾン、
おい、 ジムゾン!
[明らかに様子のおかしいジムゾンの名を何度も呼ぶ。
この時、腹の底から湧き出る嫌な予感があったが、
どうしても目の前のジムゾンを放っておけずに宿には戻れなかった。]
[大声で呼んで、やっと反応があったがいつものジムゾンではない>>86。]
…おい、気分でも悪いのか?
それともどっか怪我したのか?
[縋りつくジムゾンの背に、左手を回す。
その手に銃は無い。]
本当にどうしちまったんだよ…。
おう、なんだ、言いたい事があるならちゃんと聞くぜ?
[ぽんぽん、背中を軽く叩けば、ジムゾンは搾り出すように何かを言い出した。
聞き辛いその言葉を聞き逃さないように、左の耳を傾けた。]
……ん あァ?
おい、言っていい冗談と、悪い冗談が…………
………………………まじかよ。
[>>89言うや否や、ジムゾンは腕の中で自分の知らない獣の姿に形を変える。
いや逃げろって、こんな至近距離にいて逃げられるわけがねえよ。
男は、ただ目を見開いて、その姿を見遣った。]
[人狼を見つけたら殺そうと思っていた。
人狼は、人間を殺すから──友人たちを殺すかもしれないから。
だから彼らが殺されないために殺そうと思っていた。
しかし、その獣の正体がジムゾンだなんて、
男は今の今まで考えたことなどなかった。]
──ああ、だから。
[>>2:173あの時の諦めたような声は。
>>2:293あの時の、他に道がないか聞いた理由は。]
いつからだ。
[いつから、人狼だったんだ。
問うてみたが、返事をしてくれたかどうか。]
[もさもさごわごわ。]
っっぐ……あ゛っ……!!
[左手に狼の毛並みを感じたのも一瞬の事で、左手を噛み付かれる>>94。
気づけば、視界は反転して星空と月と、赤く光る狼の目が見えた。
ジムゾンは既に自我を失い、このまま食らいつくのかと思えば、牙を離す。]
は、はは…。
アルコール漬けの上に、ヤク漬けで、不味ぃだろ。
[奇妙な行動を腕の痛みに呻きながら見る。
なんか、がうがう言ってて何を言ってるのかわからないが、
ここは俺に任せてお前だけでも逃げろといわれてる気分だ。
だが、男は逃げずに懐から銃を取り出して、撃鉄を起した状態でジムゾンに向けた。]
お前バカだろ……お前よぉ……なんで今頃、そんな。
ああ、今ならこう答えるな。
もっと早く言えよどアホ。
[もっと昔に言ってくれれば、こんな事にはならなかったのではないか。
もっともっと、考える時間があったのではないか。
きっと、クララだってあんな風>>4:97に狂わなかったのではないかと、思わずにはいられない。]
ならず者 ディーターは、パン屋 オットー を投票先に選びました。
あの、なぁ………お前ならバケモンでも、俺は構わねンだよ。
嫌うとでも思ったかこのタコ。
シモンもだけどよ…なんでお前らンな大事なコト、隠しやがるんだ?
…こうなっちまったら、黙って食われる気はねえけどよ。
[戦争から帰って、酒びたりになった男に対して、常と同じく接してくれたように。
男はジムゾンから人狼だと聞いても、何も変わらなかっただろう。
ただ、やんちゃしてた時間の代わりに、古い文献なんかをあさる時間が出来るだけのこと。]
やべぇ、力、入らねぇ…。
[先ほど噛まれた痛みから、銃を持つ左手が震えても
この距離なら外すようなことはしない。
だが、当たってもただの鉛玉では、効かないかもしれない。
徐々に、ジムゾンの声が獣へと変わっていく。]
なあ、銀の弾丸、じゃなくてもいいよな。
……今なら、効くか?
[人の声が残る今なら。
男は躊躇わずに、引き金に指をかけ、ジムゾンの喉元を狙って引き金を引いた]
[引き金を引けば、耳を劈くような音が鳴る代わりに
ハンマーが雷管を叩く音だけが響く。]
あ。
…………悪ぃ、さっき弾送っちまったから出ねぇわ。
[拳銃に装填された弾丸は1つだけ。
先ほどオットーに向けたのを取りやめたときに、
空っぽになってしまったから銃口から弾が飛び出すことはなかった。]
あー……くそ、しくった。
……なあ、人食うのは俺を最後にしとけ。
クソ不味くて、もう食べる気無くすだろうよ。
[言いつつも、まだジムゾンが食事をしない選択を選ぶことを期待している。
そうなれば泣くまで殴りつけてやるつもりだが、無理な話だろう。
ごとりと銃が手から落ちる。]
ジムゾン、俺がいない寂しさで、泣くなよ。
[ここまできたら、諦めの境地とでも言うべきか。
それとも、やっと傷や過去の苦しみから解放されるという気分か。
抗う術をなくした男は、ジムゾンに食われるのを待った。**]
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銃に関して適当ぶっこいてるから、事実とは異なる描写してる気しかしないよ!
そこはファンタジーという事で寛容な目で見てね><
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もっとクズになるつもりだったのに><
シモンとジムゾンの良縁故のせいだ><
もうばか!ありがとう!あいしてる!
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