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― 平原南 ―
[初手は難なくカナンの剣に捉えられ、擦れ合う音と共に手に響くような軽い衝撃が走る。
それに力強い上への力が加わったのは間も無くのことだった]
っ、
[無理に逆らえば腕を痛めると直感し、跳ね上げの力に逆らわず弾かれながら、左腕に取り付けた小盾を前方へと翳した。
追撃に備えての動き。
弾かれた剣は切先を上に向けたまま、柄を握る手を自分の顔の横まで引き戻し、一度後ろへと下がるべく足を動かした*]
/*
[←引き止めないと死にに行く奴]
どっしよっかなー。
カナンには、ゼファーが勝ったらトルーンの民を受け入れてやって欲しい、って言う心算ではあるんだけど。
これやっとくと心置きなく死ねる(
[受け入れられなかったらそれはそれ]
/*
墓落ちしつつも生き残った奴って、両方とも望まれて、だったなぁ、と思い返す(片方はグラサガだけど)。
あれは両方女子だったなそういやw
それ以外の奴は死ねない位置にいました(
/*
兵の残数を計算しよう。
・自隊
軽歩兵:8割がた削れてそう
盾兵:もう潰えててもおかしくない
弓兵:なんか無事
義勇兵:3割は流石に減っただろ
・次発隊
膠着してたろうけど、1〜2割は減ってるのでは?
/*
400・200・200・200だったので…。
残:80・1桁・200・140
ってとこかな。
半減以上だ(てへ☆
次発隊は歩兵が2割減くらい。
― 平原南 ―
[追撃はなく、互いに一歩下がる形>>47。
緊張に短く呼吸を繰り返す。
と、呼吸の合間に耳馴染みのある口調が耳に飛び込んできた]
、あの時って。
[恐らくは、カレルがカナンを助けた十数年前のことだろう。
あの時は自分も幼く、聞きたいことを聞きまくっていたものだから、カナンがカーマルグを見て何を思ったかなど聞きもしていなかった。
今は、彼の考えを知りたくて言葉に耳を傾ける]
[盾を前方に構えた状態で聞いた言葉>>48は、答えとして示されながらも新たな疑問を浮かばせた。
だが直ぐにそれを発する余裕は無い。
カレルの胸へ真っ直ぐと放たれる突きに意識が持っていかれる]
─── ッ!
[カナンのように剣を合わせて絡め取るなんて技術は身につけていない。
故に出来るのは、盾を使って往なすか大袈裟な動きをしてでも回避すること。
選んだのは、翳した小盾で往なすこと]
っつ、
[小盾を剣先に翳した上で身体を右へと重心移動させたことにより、胸への直撃は避けたものの、小盾の上を滑った剣はそのまま左二の腕を引き裂いていった。
往なし切れず肩当まで突き上げた勢いのある剣を受け、痛みに表情を歪める。
それでも接近したチャンスを逃さぬよう、剣を握る右手をカナンの盾へと振り下ろす]
夢、って、 何!
[抱いた疑問ごとぶつけるように、力任せに剣の柄の末端を叩き付けた。
いくらかでも窪ませることが出来たなら、盾を外に弾き飛ばす心算で右手を外側に向けて動かす*]
/*
カナンのところが若干減なら、次発隊は1割減くらいでも良いかもな……どうかな……。
自隊の軽歩兵と盾兵は8割減で良いと思う(
600で200減らせたならそのぐらい減るやろ感。
義勇兵は3割減でいいかも。
ptが888だ!(意図せずの結果)
よし寝ようw
― 平原南 ―
[ガァン!と盾を叩き付ける音が響く。
それに重ね届いた、カナンの夢>>57。
何を変えるのか、どう変えるのかは分からねど、その夢を叶えようとする熱量が伝わってきた。
音に負けぬ声の力強さが本気度を示している]
ゼファーの何を変えるって言うんだ!
[聞きたい。
彼が何を、どう変えようとしているのかを。
外へと払った右手はカナンの盾を外に弾き飛ばしきれなかったけれど、ズレた盾の奥にカナンの顔が見えた。
その瞳をじっと見詰め、カレルもまた声を張る。
剣を受けた左腕からは紅が溢れ始めていた。
小盾を繰るために力を込めればその量を増すことになるだろう。
走る痛みに耐えながらの動きが最初より鈍っているのは明らかだった。
それでも小盾を構え、流した右腕を引き戻して剣を振り下ろすタイミングを計っている**]
/*
[補充来て8ゾロが崩れたのを見てしょんもりした人の数→1]
聞き出したれー、ってなってるけど、これ聞いたら死ねないとかないよな…?w
トルーンのまとめ役になれとか言われそうなんだよなあああああ。
― 平原南 ―
[ゼファーの実情を詳しくは知らなかったが、反乱が起きるほどであるから恩恵が行き渡っていないのだろうというのは推測出来ていた。
だから、国に豊かさを齎そうとする言葉>>63は理解には及ぶ]
ッ、
[踏み込みと共に横なぎに振るわれた剣を、狙われた剣で受け止めた。
異なる金属がぶつかり合う音が響き渡り、互いの剣で相手の剣を押さえるような様相になる。
ガチガチと力が籠もるが故の、金属が細かくぶつかる音が耳元で響いた。
それほどまでに互いの身体が近付いている。
カレルは右手に握る剣の柄に左手も添えて押し切られぬよう耐えていた]
[そんな至近距離で紡がれた言葉>>64は声を潜めてのものだった。
周囲を憚ってと言える様子に、瞳だけ訝しげなものを込めてカナンを見遣る。
続けられる言葉が、ゼファーの根幹に関わるものであろうことは、何となく察した]
僕が語った自由か。
[お前たちのような>>65、と言われて、カレルもまた密やかな声で返す。
不思議と、カナンが求めるものの意図が分かったような気がした。
カナンだけに見えるように、口端が僅かに持ち上がる]
カナンの、その真っ直ぐな想いは応援するよ。
[潜めた声で、こちらを見据えるカナンを見返して素直な想いを告げた]
[とはいえ、ここで武器を収めることは出来ない。
今は指揮官として、相手の指揮官に一騎打ちを申し込んだ形であるために]
なら ────
僕如きで足止め食らってる場合じゃないんじゃないか!
[張り上げる声は、最初の言葉>>63に対する形を取る。
声を潜めての会話を周囲に悟らせないためのもの。
拮抗していた力を崩すため、カレルは両手で押さえていた剣を潜るために体勢を低くし、カナンが剣へかける力を剣先へと逃がそうとする。
狙うのは往なし切った後に踏み込み、カナンの左へと進み出ること。
叶うならば、背を狙おうという意図がそこにはあった*]
― 平原南 ―
[低い体勢のまま、一歩、二歩。
二歩目の左足を軸足にし、右回りで半身を返した時だった]
ぐっ!
[視界いっぱいに映った、鉄盾。
咄嗟に両腕を眼前でクロスさせたお陰で顔を強打せずに済んだものの、二歩分後ろへと押し出される形になった。
体勢を崩し、左足が一度地面へと落ちる]
[しかしその体勢から跳ね上がるように地面を蹴り出し、空けられた二歩分を詰めにいく。
後ろには回り切れない、カナンの左から斬りかかる形。
剣先を自分の左脇へと流し、カナンの左肩を狙い斬り上げの一閃を放たんとする*]
/*
なんだよ、また死ねないのかよ!?ww
自分でそんなこと思わないわwwww>カーマルグの富
僕だけじゃなく、トルーンの民全員が富と言えなくもない気はするけど。
― 平原南 ―
[剣を振りきる前にカナンの身体がこちらへと迫ってくる。
詰められた距離は剣の行く先を変え、布が巻かれたカナンの脇腹を捉えた。
新たな血が剣を彩るも、それ以上食い込むのは盾で防がれる]
がっ!?
[当初狙っていた肩がカレルの胸を捉える。
幾度も叩きつけられ、既にへこんでいた胸当ては、カナンの一撃で更にへこみ、胸に強い衝撃を与えた。
胸に強い痛みが走る。
胸骨が折れたか、少なくとも皹が入ったことだろう。
勢いよく弾き飛ばされ、カレルは背から地に落ちた]
かはっ……
ぼく が、 カーマルグの 富 だって……?
[声を出す度に胸に痛みが走る。
左手で胸を押さえながら、未だ剣を離さない右手で地面を突き、上半身を起こす]
っ、 はは……
僕が、カーマルグの富、だっていうなら、
トルーンの、みんなも、だよ。
みんながいる、から、
[会話の主旨は、もしかしたらずれているかもしれないけれど。
カレルにとってそこは譲れない箇所]
僕を、降してみせるんだね。
[否、既にカレルの心は決まっている。
カナンが語った
今口にしているのは、隊を引かせるための強がり。
名実共に隊を引かせる口実を作れ、と。
一騎打ちの結末を結べ、と暗に訴えた。
上半身を起こした状態から立ち上がろうと足に力を込める。
身体はまだ動く、けれど、剣を振れるのはあと1度きりだろう。
次に攻撃を受けたなら、もうまともに動けはしまい*]
― 平原南 ―
[自然体で近付いてくるカナンの言葉>>95>>96を、立ち上がりながら耳にする。
立ち上がりながら理解を示す頷きを向けたが、周囲には立ち上がる仕草のうちの一つに見えたことだろう。
ふらつく足で地面を踏み締め、小盾と、剣を構える。
目の前でカナンも身構えていた]
やああっ!
[地を蹴るカナンに向けて、その場で剣を振り上げ。
カナンが剣を放り投げるのを目端で捉えながら、構えられた盾に剣を振り下ろした。
ガンッ、と金属がぶつかる音が奏でられる中で、左腕の小盾も構えはする]
[が、徒手となったカナンの右手を妨げることはなく、拳がカレルの鳩尾へと吸い込まれていった]
────── ッ!!!
[打ち込まれた拳が減り込み、一瞬、息が止まる。
周囲の音すら消える中で、カナンの声>>98だけが耳に届いた]
[身体を前方に折り曲げ、左手を地面へと突き出すように伸ばす。
右手からは剣が零れ落ち、カランという音と共に地面へと落ちた。
両膝も落ち、左手を地面につけたものの、先の傷の痛みに耐え切れず身体が左へと傾ぎ、地面へと倒れ込んだ]
〜〜〜〜〜ッ、
[しばらくは動けずに痛みに耐える。
一騎打ちを取り巻く兵の外から、仲間達が自分の名を呼ぶ声が聞こえた。
声に叱咤されるように、意識はまだ落とさずに身体をどうにか仰向けにする]
、 こうさん だ
[掠れた声ではあったが、カナンには届いたことだろう。
負けを認める言葉を紡ぎ、指笛を作ると、三度、長く尾を引く音を奏でる。
撤退の合図だ*]
― 平原南 ―
っへへ……うん、そう、しとく。
[見下ろすカナン>>109に小さく笑う。
それだけでも胸に痛みが走った。
そのため、笑みは直ぐに掻き消えてしまう]
[指笛はカレルの隊と、北側で戦っていた次発隊へ向けたもの。
自隊は先に撤退の旨を伝えてあったから、混乱は少なく。
軽歩兵の隊長が放った伝達兵により、次発隊には状況が伝わることだろう]
[一騎打ちの包囲が解ければ、義勇兵が数名雪崩れ込むようにカレルの下へと走ってきた。
口々に「大丈夫か!?」なんて聞いてくるのには、「動けない」なんて返して。
カナンの言葉>>110を受けて仲間達はカレルを抱え起こす]
[抱え起こされた頃にはカナンは離れてしまっていた]
(この戦いの結果がどんな形になろうとも)
(僕は君の”夢”の力になると誓うよ)
[言葉として大っぴらには伝えられないけれど。
想いは伝わっていると信じて、カレルも撤退の隊列に加わる]
「馬鹿野郎、無茶しやがって!」
「ホント死んだかと思ったよ!」
「一騎打ちで勝てるはずがないだろ!?」
はは……でも、収穫がないわけじゃ、なかったよ。
…………ところで、この運び方、痛いんだけど…。
「仕方ないだろ、荷車とかないんだから」
「盾なんとか繋ぎ合せられないかな」
「あ、待て。篝火の道具運んできたやつは?」
「それだ、借りて来い!」
[仲間の一人に背負われる形で運ばれていたが、胸が痛くてどうにもならない。
訴えを受けてどうにか仰向けで運んでもらえることになり、ようやく全身の力が抜けた]
ホント、しにそ………
[胸に走る痛みに耐え切れず、意識が落ちるのはもうしばらくしてからのこと**]
/*
\死ねない!!/\死ねない!!/\死ねない!!/
おかしい!こんなはずでは!wwww
死ぬために星の欠片になったのに!www
相手の英雄に生きろ言われて留め刺されなかったら死ねないわwwww
また事後処理か、頑張るwww
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