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意味がわからなかったり、困るっていうわけじゃ、
ないんです……。
ただ、そんな風に言う人なんて、他にいないし……。
[顔を見せぬままに、ゆっくりと言葉を選ぶ。
が、二度目の言葉>>*87を聞けば、見事に硬直した。]
せ……ん、ぱ…………。
[やがて、零れた声は、消え入りそうなもの。]
……………………赤くなるなって方が、無理、です……。
[他ならぬトールの言うこと>>18だから、なるべく守りたかったのだけど。
初めて、言うことを聞けそうにない。]
……もう、先輩はずるい。
なんだって、こんなに俺が求めていることがわかるんだろう。
[いつも、そうだ。
自分が助けて欲しい時、手を差し伸べてくれるのは、彼だった。
甘えたい時に、傍にいてくれるのも。
怪我をおして試験に臨まなくてはいけない時という時にも。]
やっぱり、どうやったって先輩には勝てないな……。
………でも、好きな気持ちなら、多分俺の方が勝ってます。
[ようやく顔を上げ、少し、悪戯っぽく笑った。]
/*
考えてみると、俺、この村で最初に照れたの>>0:143の直後だったな…w
先輩は、俺を転がしすぎです。もう。
――実技試験翌日:寮食堂――
…………………………。
[普段のリエヴルならば、紅茶を飲んでいれば、それだけで上機嫌である。
だが、今日は違う。いつもほどの笑顔はない。
なぜかというと、表情が緩まないように引き締めているからである。]
………………ふぅ。
[ゆっくりとティーカップを傾けて、気持ちを落ち着かせる。
本来ならば茶会の支度にパーティの準備などもあるのだが。
もう、パーティは毎年恒例で紅茶をどっさりと届けるのでいいかとも思っている。]
さて、どうするかね……。
[バザーも行きたい。準備もしたい。部屋でゆっくりともしたい。
だが。困ったことに。
今一番したいのは、体を動かすことだった。]
……練武場なんて行ってたら、教官に怒られるかなぁ……。
[シロウの言葉>>83を思い出して、頭を掻いた。
いっそ、迷い込んだふりをして鍾乳洞でも行ってこようか……とか。
余計怒られそうなことを、こっそり考えながら、カップを傾けていた。]
――自室にて――
[トールが見てくれる>>140のは、なんだか嬉しいけど恥ずかしい。
しかし、続く言葉>>141を聞けば、つーーと視線を逸らした。]
いや、えーと。
それを言うと、俺もやらないといけないですし……。
[そもそも、リエヴルの体力不足は生活環境にも由来する。>*54
そこを突かれると弱いからこそ、人にも何も言えないのだ。]
……必要と思えば、自分で頑張ると思うんですけどね。
[自分が必要と思っていない訳ではないのだが。
それ以上に、紅茶を手放せないのであった。
最も、フレデリカの場合は女性であることを考えれば、元より身体能力の増加より、別方面の補強を行った方がいいだろう、という考えもある。
……流石に、これはトールであろうと言えなかった。]
しかし。
先輩達の戦いを見れなかったのは、俺もですよ。
勿体ない。
[むしろ、フレデリカを引き離す為に、自分はほぼ背中を向けていた気がする。
もう、トールの戦いを間近で見ることは出来ないのだろうかと思えば。
少しだけ、表情が翳った。]
[案の定、バレていた。>>152
寮長なのだから、当然か。]
お腹がすかないんです。
[紅茶の飲み過ぎなだけかもしれないが。
他の皆ほどに食欲がわいてこないのも、また確かだった。]
身体が資本、はその通りと思うんですけどね。
[苦笑いを浮かべつつも。
トールの恵まれた体格を見ると、しみじみ羨ましいと思ってしまうのだった。
その為の努力もまた、根底にあることはわかっているのだけど。]
[が、続く言葉>>153には、ぴこーんと反応した。
思わず、じーーーっとトールの目を見上げて、]
先輩…………。
俺じゃ、ダメですか?
[と、こっそり左手をあげた。]
――少し前:生徒会室――
[休みの時でも、何だかんだで雑務があったりする。
現に顔を出せば、書類が待っていて。]
ん……花火か。それもいいな。
[なるほどと納得し、左手で捺印を。
他の書類にもざっと目を通し、必要に応じて許可を出したりなどしていたが。
一枚ステファンによって処理されたことには、全く気付いていない。
一仕事と一紅茶を終え、再び寮へと戻るのだった。]
――現在:自室――
えー……。
[トールの言葉>>162に、半ば涙目である。
しかし、治る前にベリアンと右腕集中攻撃を前提で一戦やろうという話すら半決まりしているのだが、ひょっとしてトールに知られたら大変なことになったりするのだろうか。]
………………ダメ、ですか?
[トール相手でダメならば、それ以外の相手など、より反対されてしまいそうだ。]
/*
バトルしたーい。うずうず。
いや、正確に言うと、バトルをしたい訳ではないな。
性悪な台詞を吐いて、性悪な表情差分を使いたい!!
(どういう願望……)
……………………はい。
[トールの言葉>>164に、しゅんと項垂れながらも頷く。
正直、目上の人間の命令に従うなど、トールとシロウくらいしか無いのではと言われるリエヴルではあるが。
その両者に言われたとなると、流石に無碍にはできない。
ましてや、トールに正論で説き伏せられては、反論など出来ようはずもない。]
…………やっぱり、先輩はずるい。
そんな風に言われたら、いくら俺でも従います。
[むしろ自分がずるい方を選ぼうとしているのだが、そこは見事に棚に上げていた。
ちょっと拗ねたように、ふいっと視線を逸らした。]
/*
実はA村負傷→B村で右腕後遺症も考えたんだけど。
二刀流キャラなのに、一回も二刀流で戦っていないことになるよね!w
んー、もし負傷するならあまり長くは使えないとかそんなのも考えたのだが。だが。
トールとシロウから禁止されるって、これ、PC的に絶妙な二人だな……。
/*
最初にがっつり二刀流で戦っておけば良かったかな……。
って、なんで俺は後遺症前提で考えてるんだろうな。
こんなだからどえむ言われんだな……。
強キャラすぎて心配かけてたらすみませんすみません
そんなことないですよ。
だって、俺、先輩に言われたら断れないですもん。
[トールの言葉>>173に、いまだ拗ねたような声音で応えた。]
先輩は、自分がどれだけ好かれているか自覚するべきです。
[こちらには、惚れた弱みというのがある、と。
恥ずかしさを紛らわすために、更に不機嫌そうな顔つきに。
……もっとも、それ以上に赤くもなっていそうだが。]
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