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……お前なんかに。
負ける、もんか!!!!
[自分を起点に、『虚無』の表面を凍らせていけばその動きの抑制に一役買えるか**]
っ、大丈夫!
[触手に絡まれたこちらを案じる>>+77>>+80声が耳に届くも、会話をする余裕は流石に無く。
俺の事は気にしないで良いとは、短く返した声で伝わったか。
ここで伝わらずとも、『虚無』の表面が凍りついていくのを見れば意図は察せられただろう。
こちらに駆け寄るでなく、『虚無』へと向き合う皆を見ながら、無意識に微笑んで]
──ミリアム、すごい!
[動き鈍っていく『虚無』の中心、>>+81ミリアムが瀑布のごとく大きな水球を降り注がせたのを見れば破顔しかけた]
[だが、それと同時。
>>+77聞こえた声に視線を動かせば、キアラが宙を舞っている所で。
恐らくは、ミリアムの水球が炸裂する直前『虚無』の攻撃を受けてしまったのだろう]
メレディス、キアラを!!
[キアラの相棒であるミリアムも、彼女の危機に気付き対処に動いただろうけれど。
こちらは、気付いた即座、同じ絆で繋がれた誰よりも信頼のおける人を呼び、頼る。
だが、ユーリエ自身はこの場から動かなかった。
キアラとミリアムが与えた攻撃を、それだけに留めない為に]
緋色は氷色 氷は表
天命結ぶ 天聖の色
遊色をも包み 電気のごとく伝わらん…!
[唱えた言の葉は、自分の力だけでは不可能だったことを可能にするもの。
メレディスとの絆だけでも足りない、キアラの放った雷撃を身に穿ち、ミリアムがその身全てを覆う程の水を生み出してくれたからこそ。
各個の攻撃を受けてダメージを蓄積していた巨体を、ミリアムが打ち付けた水ごと凍りつかせてその動きを完全に封じ込めることが出来た。
最も表面を凍りつかせただけだから、拘束は長くは保たないが]
…キアラ、大丈夫か!?
[少なくとも、キアラの安否を問う余裕を作ることはできた。
怪我の有無はどうだったか、この場はミリアムに彼女を任せることになっただろう。
絡みついていた触手は、足を振り上げると覆った氷ごと砕けて消えていき。
その足でメレディスに駆け寄ろうとしたが、もしかしたら彼がこちらに来る方が早かったかもしれない。
間近に顔を見上げれば、普段よりもかなり低い体温が冷気として伝わっただろう。
メレディスから何か言われる事があったかもしれないが、それはひとまず後にと願ってから]
メレディス。
最初に追いかけられてた時に打ち出したカードがあったろ。
あの光を俺に纏わせて、俺ごと打ち出せないか?
[これまでの事を考えると、メレディスのカードも自分の術も、決定打には欠けている。
だからと口に出したのは、自分自身が『虚無』の中に突っ込む、という無謀とも言える提案だが。
凍りつくような肌、その瞳の奥に焔のような意志を込めていると、真っすぐに見つめるメレディスには伝えられただろう**]
[>>+88メレディスが足場を飛んでこちらに来るのが見えて、自分も向かい駆け寄る。
見上げれば、抑え込めない冷気が伝わったからか>>+89まだいけるか、と問われたのにまず頷き。
>>+90続けた提案に返されたその表情は、覚悟していたものだったけれど]
『虚無』の中にある感情は、俺も知っているものだ。
俺だけじゃない、他の誰か──ううん、きっと皆が抱いたことのあるものだ。
皆の抱えた想いが集まって、こんなに大きくなった。
だからこそ、中に飛び込むくらい出来なきゃ、きっと駄目なんだ。
[逃げても、力任せに潰しても、乗り越えることは出来なかったから、と。
真っすぐに見つめた数瞬の間で、>>+91厳しさが>>+92柔らかく変わっていくのを見れば、その言葉の嬉しさに花綻ぶ様に笑みが浮かんだ]
うん。
キアラとミリアムも頑張ってくれたんだ。
コスモだって頑張ってくれてる。
上に居る神子さん、トーマス達だって頑張ってるのに俺達が出来ないことなんて、ある訳ない。
俺とメレディスなら、絶対に出来るよ。
[そう言って、右手をメレディスの胸元に触れて、絆石を重ね合わせれば乳白色の煌きが増した様にも見えて。
準備に時間がかかると言うメレディスに頷いた後自分も残る全力を一つに集める為瞑目した**]
[こちらの案じた声に>>+97キアラからは大丈夫と答えが返るも、立ち上がる動きはやはりぎこちない。
これ以上時間をかける訳にいかないというのも、我ながら無茶な策を口にした理由の一つ。
だが、メレディスからの同意も得られ>>+98キアラからも背を押す言葉が飛んできて。
ミリアムも、キアラと同様にこちらの想いを汲んでくれただろう。
それらも自分が、出来ると信じられる根拠になって]
ありがとう、援護は頼むな!
[キアラ達にも助力を願うと、>>+100メレディスの術が整うまで、少しでも力を集める為に瞑目を続け。
術が完成するに近づくと、ゆっくり瞳を開き]
…緋色は火色にして氷色
[呪を唱えながら、羽織っていた薄布を下ろし]
相反するもの 秘めし天命
[腰布を外し、代わりに薄布を巻き付け]
焔取り込み 尚凍り尽す その力
[2本の腰布を、両の手首に巻き付けて。
>>+102名を呼ばれると同時、メレディスの組んだ陣へとその身を投げ打つと同時]
[加速の術も付与された身は、いわば氷の弾丸と化して空気を切り裂き疾駆していく。
見る間に近づく『虚無』は、覆う氷も徐々に罅割れてきていて。
動き出すのも時間の問題だったが]
(間に合った…!)
[それよりも早く、光纏う身がその氷を打ち割り、『虚無』の只中、暗闇の奥深くへと飛び込んだ]
………!!!
[『虚無』の中は、触手に絡みつかれた時以上に激しく深く感情を湛えていた。
昏く、重く、苦しいそれを、ユーリエは知っている。
時として、この感情が優しく包んでくれる事があるとも、知っている。
百年の間この感情を抱いた人の中には、きっとここから抜け出せなかった人もいるだろう。
この感情が無ければ、壊れてしまった人だって、いるだろう。
あの時を経ていなければ、きっと今ここに居る自分はいなかった様に。
だから]
お前は──貴方は。
百年の間、皆の想いをこんなにも。
たくさん、受け止めてきたんだな。
[自然に零れたのは、純粋な感謝の気持ち]
[そして、両の手を伸ばす。
触れる全てを抱く様に、触れる全てを放す様に]
貴方が受け止めた、その全ては。
俺達が、──新たな柱が、確かに見届けた。
今、確かに
天聖の温もりと月闇の安らぎを以て
貴方の百年を受け止めた
[昏く深い煌きの身の内から凍らせていくその中、メレディスから付与された光、更に自身の絆石からの輝きも解き放つ。
全てに行き渡れば、徐々に『虚無』の身体は崩れ落ちていって。
その崩落と共に身に纏っていた氷が剥がれ落ちていけば、程なくメレディス達からもユーリエの姿が確認出来るだろう**]
/*
自重しなくて本当に申し訳ない…!
あと、落とした後で思い出したんですけど連投制限ってありましたっけ…
あったら絶対オーバーしてるんでそれもごめんなさい。
メモに書いた方がいいかなとも思うんだけど、あんまりメモ連投するのもアレなのでひとまずこちらに埋めておくのです…
[『虚無』が光に溶けるように崩れていく、それに合わせて自分の氷も剥がれ落ちるのは浄化で力を使い尽したから。
自分を飲み込んでいた昏く重い煌きが色を失い、徐々に息苦しさも消えていけば>>+113>>+115外からの声も聞こえてきた。
その声に応じようと、身体を動かしかけた所で視界がくらり、歪んで。
気が付けば、自分の身体は地に伏していた]
…、あぁ………やっぱ、まだまだ、だな…
[理由は自分でもわかっている。
単純なガス欠と、自分の氷に中てられた結果だ]
[ガス欠の方は、>>*7コスモが歌うに併せ届けられた癒しの風で幾分楽にはなったけれど。
如何な氷人族とはいえ、全身を氷で覆って平気では居られない。
元々色素の薄い肌は、更に血の気が引いて白く、青く変わっていて。
駆けてくるメレディスがどんどん近づくのを見ながら、心配させちゃうかな、と思ったけれど]
…メレディス、寒い。
[疲れたより何より、滅多に味わうことの無い感覚を声に落とした**]
/*
あ、退席符つけちゃってたの今気付いた。
まだいますっていうか更新までは最低でも居ますってこっちで書いても見えないけど(何回目だ
読み込み能力とか語彙力とか我ながら低下してて、誤字とか勘違いとか沢山してるだろうなぁとも思うしアレですね、年はとりたくn
そういやメレディスの種族についても触れられたら良いなって思ってたけど触れられませんでしたね。
最低でも長命ではあろうなって思うんですが。つーかむしろ不死かもとか思ってるんですが。PLは。
ユーリエは多分その辺気付いてません。まったく。
[>>+118駆けつけてくれたメレディスに、かろうじて頭を動かして顔を向ける。
大丈夫かと問う声には小さくうなずきを返した後零した本音は、メレディスの意表をついたようで]
…だって、さすがに全身は覆ったこと、なかったし。
[腕とか脚とか、一部を氷で覆うことはあっても全身は流石に初めてだったから、と。
きょとんとした後>>+119笑うその顔を見れば少しだけ膨れた後、徐々につられて笑みが零れた]
[それから伸ばされた手、>>+120向けられた言葉に瞬き一つして。
抱え上げられれば多少の恥ずかしさは感じたものの、温もりが心地良くて目を閉じた後]
メレディスこそ、あれだけの術を使ったんだから疲れただろ。
お疲れさま。
[額を合わせたまま、こちらからも労いの言葉を向けた*]
[それから、彼だけに届く声で]
…ありがとう。
[自分に託してくれた事、信じてくれた事も含めて。
言い尽せない感謝を、一つ紡いだ]
/*
やぁ、なんだか本当に気恥ずかしいな。
メレディスに他意ってかその気は無いだろうに、惚れてまうやろうってなるだろう。
自重しよう俺。
しかし表は相変わらずトーマスさん素敵すぎて吹く。
筋肉かっこいい。
[意識に届けられた感謝の言葉には柔らかく笑んで]
どう致しまして?
─── 僕からも、ありがとう。
[危険を冒して成してくれたことに対し、感謝を伝え返した]
[抱き抱えられた背中から、腕を擦る掌から。
伝わる熱が、ゆっくりと身体に沁み込んでくるのが解る。
>>+123ゆっくり休みたいという言葉には、そうだよな、と笑った後。
ひそり返された言葉に、分け与えられた体温以外の赤みが少し頬に差したのだが]
な…
[>>+124良い笑顔で問われたそれに、少し所ではなく赤みが増した]
……
[確かに疲労は濃い。
まだ体温も戻り切っていないし、そもそも身の内から凍えるのは滅多にない事で勝手も解らない。
確かに運んでもらった方が助かる、助かるんだけど]
…楽しんでるだろ、メレディス。
[その表情を見れば伝わると、じと目を返した後]
…嬉しいけどさ。
メレディス、冷えてきてないか?
[ただでさえこちらは体温が低いのに、こうも冷えた身体をくっつけたままで大丈夫か、と問うた後]
…大丈夫なら、お願いする。
[すり、とその胸元に頭を寄せて目を閉じるのと、>>132「るぅぅぅぅ」という鳴き声が上がるのはどちらが早かったか*]
/*
キアラとミリアムに、声をかける余裕が、ない…!!
すまない、すまない…一緒に戦ってくれたのにカヤの外にしてしまって本当にごめんね…!
でもそっちに視線向けると流石にはずかしいんだよぅううう
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