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――……まあ、そろそろ働くとするよ。
[面倒くさいけどといいながら
舌を這わせ薬指に嵌められた指輪とあわせれば
風が体を包み込み、白の装束にすっぽりと包み込まれれば
髪と瞳は水色をつけていく。十字架を手に取れば後はもう、魔女の姿がそこにあるだけ。]
――……「“悪魔”の呪詠結界」。
[ガン、っと十字架の先端を床に叩きつければ
見えない何かが自分を覆う。
それは呪いのカーテン。知りたがりの愚か者を簡単に呪ってしまうだけの魔法。
が、永続的に発動してしまう魔法の所為でコントロールも利かない。
それに――……]
……けほ、ごほ……――
[何故か、魔法を発動してるだけで息苦しくなる。
使いすぎたかと眉を歪め]
どうすんの、そいつ。
君がやるなら譲るよ。変わりに別の魔女は貰うけど。
[口元を押さえながら咳き込む。
笑いすぎて咳き込んでるわけではないのだがそう見えてしまうかもしれない。仕方ない。]
あれ、違ったんだ。
残念……態々脱落させた相手を気にするからそうだと思ったのに。
[響き渡る声は残念そうに。
けれど、仇討ちを考えているわけではないようで少しだけ、安心したか>>*30]
まあ君が情熱的でないのは知ってる。
でも――……何を求めたか、知りたがるのは野暮だろう?
知りたいのならばそれ相応の対価を渡すべきだ。
まあ……どうしても叶えたい夢や願いがあったんだろうけど。
叶わぬ願いや夢を聞いたって――忘れてしまうのだから。
[まるで観測者のように上から見ている同胞へ。
くすくすと笑い声を混じらせそう返すしては――>>*31]
浸るならフルーツ牛乳がいいなぁ……
[そういう問題じゃないんだよと
全方位ツッコミは受け付けるつもりだが
先ほどまでのシリアス本当何処行ったんだろうね……やはり筋肉の1部となったか、それとも――!]
/*
そうなりますねぇ……
そうなる場合はこちらからお願いします。
エレオノーレさんが残る場合は大丈夫だと思いますよーと
共演なんて真っ平ご免。
早く舞台から降りてどうぞ。
[しっしと野良犬を追い払うような動きをすれば
そのまま離れるように歩くだろう。]
その前に俺は俺の鬱憤晴らしに行くけどさ。
[じゃ、後はお願いねとエレオノーレに言えば
ふわりと布を翻し去っていたった**]
共演も、これが終いさ。
もう、舞台に立つことはない。
もう、舞台には戻らないからさ。
“クレステッド”も、
“俺”も
……俺を誰だと思ってるのか知らないけど。
あんたの知ってる“かなん君”はもう何処にも居ない。
さよなら、ダンサーのお兄さん。
舞台に立つことがないのなら
その願いを散らして、失えばいい。
願わくば、喪失が安らかなものであるように。
ところでお前戦えるの?
ずーっと誰かに寄生するように傍に居てさ。
まあ、手っ取り早く力だけ奪うんでジェムを置いてここから去れ。
[切っ先をロー・シェンへと向ける。
もし、ここまで言われてなお怯えることしかできないのならば――
その首落としてしまおうと、睨み付けた**]
/*
んーっと、正直に言っちゃいますと……
ロー。シェンさんが、その、何をしたいのかがいまいち伝わらなくて……
残るのであれば、落としたいというのが本音であります。
実は明日返ってくる時間帯がちょっと遅めになってしまうんですよね。
1時間前には着席予定ではあるのですが…・・・
私もこんばんはこれで失礼しますー
/*
こちらも休憩中に失礼します!
残ることは可能なのですが、11日くるのが遅くなってしまうのがほぼ確定してるんですね…
それでもよろしければなのですがラスト残ること可能であります
/*
ただいま戻りました。
11日は恐らくこの時間よりも早いかなーってくらいの参戦になりそうです。
エレオノーレさんはご無理をなさらずに。
私はLW残りいけます。大丈夫ですので!
高校生 フィオンは、富豪の娘 ドロシー を能力(襲う)の対象に選びました。
だから?
脅しても何のアクションもしなかった人形が。
“駒”に何を囁いたかはわからないけど。
壊れてるのと狂ってるの。お似合いだな、お前等。
[有刺鉄線が黒い剣に変わっていく。
口角を上げる姿を見ては――呆れたように笑みを向ける。]
おや、それはどうもご親切に。
[この場にディアボロスが居たとしても
戦いの邪魔になったとしても自分は構わなかったのだが]
…………なんだ、覚えてたんだ。
暖かい名前だろう?暖かいのはそのまま、名前だけ。
月が見えぬ夜の子だったっけ。
その敵意に敬意を賞しくだらない男の独り言を聞いてもらおうか。
[まあ、この男もそんなもの聞きたくはないと思うけど。
だから、囁くのはこことは違う場所。
他に聞こえてしまうものが居たとしてもそれは仕方がない。]
――……それは昔のことです。
演技をすることがとても大好きな少年が居ました。
少年は自分ではない誰かになること
そして自分の知らない世界で生きることができる演劇が何よりも大好きでした。
[語る声は何処か、昔を思い出すように
もう戻れない罅を慈しむ様に]
少年はある日を境にとても有名な存在になりました。
時には有名ダンサーと共演することもありました。
少年の世界は広がっていく。選んだ色で塗った世界が生まれていく。
それはそれはとても幸せな日常でした。
[たったこれだけの言葉で
他人に伝わるか分らない幸せを現せているかは分らないけれど。]
けれど、少年の幸せは壊れました。
才能に嫉妬し、存在に狂愛し、運命に憎悪した人間達に。
少年はある日自分を盲愛する人間に連れ去られました。
大きな騒ぎにもなることはなく奇跡的に助けられました。
しかし、少年の変わりに自分の演技を誰よりも喜んでくれた母が死にました。
[先ほどの慈しむような声はだんだんと
さびしげなものへ――]
少年は、少年を守る人々の手により世界から消えました。
母を失い、演劇を奪われた少年は生きる希望が見出せなくなりました。
そんな時、目の前に小鳥が現れたのです。
小鳥は言いました。「運命を従わせるのは力である」と。
少年は小鳥から大きな力を授かりました。
[物語はまだ、終わらず
語り手の唇から物語を詠う声は止まらない。]
力を得た少年は灰色の世界を駆けてゆく。
明日死ぬかもしれない世界の中、ただその翼をはためかせ。
もう一度、あの幸せを取り戻すためだけに。
そんなある日、少年に新しい家族ができました。
嬉しくて、けれど少し恥ずかしくて。
何処か距離感を掴めずに。けれど、折れた少年の心は安らかになっていることだけは確実でした。
けれど、その翼はついに折れてしまいました。
――……少年の翼を折ったのは新たな家族の言葉。
安らかになった心を射た言葉に少年の心はまた沈んでいったのです。
そこで、弱った少年に付け入ったのは白いヘビ。
甘い囁きで少年に呪いの力を与え、代わりに小鳥を食わせたのです。
少年はそこから自分を不幸にさせた人間を呪い始めました。
それは死ぬよりも辛い呪い。死ぬことさえも許されない呪い。
少年は全てを呪いつくし――白銀の狼にその存在を封印されました。
けれど少年は目覚めるたび呪いを宿す存在として覚醒をする。
そしてまた眠りにつく封印をただただ、繰り返すのでした。
[そこで、その少年の物語全てが終わったのか
憎しみが混じった声は消え、唇を閉ざす。]
――……話しがあるのなら全てが終わった後聞いてやる。
お前は俺に切っ先を向けた。
ただそれだけでお前を死よりも辛い呪いをかけてやろう。
[ずっと手に持っていたアヴェジェムを口の中へ
舌についた水色は、透明な力を吸い尽くす。]
煉獄魔法「“太陽”が導く炎の加護」!
[十字架を掲げ、横に薙ぐ。
そうすれば、銀色の十字架は炎を纏う。
そのまま、十字架を持ちロー・シェンへ一気に間合いをつめ――殴りかかった*]
高校生 フィオンは、優等生 エレオノーレ を投票先に選びました。
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