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― 軍営へ戻る ―
[レトの駆るルアルに乗ることになったのは、少年とマリエッタ。
キアラとトルメンタを待つことになったリーゼロッテがかけた言葉には、>>70
ためらうことなく、うなずいた。
できることなどたかが知れているとわかったうえで、だ。
竜の背の上。
おずおずと伸ばされた手はやがて、
ゆっくりとマリエッタの左手を握りしめた]
[この手をとって、遊ぼうと言って。
修行の合間に街を駆け回るようになるまでには、
そう、時間はかからなかった。
時に突然の雨に降られ、
二人してずぶぬれになって師匠のもとへ戻ってきたこともあった。
あの時は無茶をさせたと思っている。おとなしく雨がやむまで待っていてもよかった、と]
……、
[そんな、かつての無茶とは比べ物にならない無茶をさせてしまった少女に向けて、
そっと、口を開く]
マリーも、僕と同じ行き先を目指したかったって、
そう思っても、いいんだよな……?
[言いかけて続かなかった言葉>>3:346の先をせがむように]
嬉しかったよ。
ありがとう。
[言いたいことを言えたのは、その時だけ。
怪我と疲労の影響でしばらくはろくに動けなかったし、
動けるようになればなったで偵察にかり出されたし。
結局短剣1本はマリエッタに握らせたままだ]
勝手に捨てちゃ駄目だからな……お守りみたいなものだし。
[そう、治療班には言い置いたが、果たしてマリエッタはあの短剣をどうしたか。
少なくとも、マリエッタ自身を傷つけるためには使っていないだろう、と信じてはいるが]
[捕虜交換の日取りが決まったのは、動けるようになった頃。
思い出す。一度だけ、通信具を介してジークムントの声が聞こえた時のことを]
生きてる、……か。
[伝えられたのはたった一言だったが、
ジークらしい、と感じて思わず笑ってしまったものだ]
―――生きて。
[同時に、どうしようもなく、願いをかきたてられた。
マリエッタにも“生きて”いてほしい、と]
[そしてまた同時に、
少年も生きたい、という思いを強くする]
この戦いが終わって、
ちゃんと僕の船が持てるようになったら……。
[呟く声は、伝えたい相手には届かない。
遠くに霞む夢を見据えて。
少年は、
― 帰還中>>=32 ―
……なら、同じだな。
一緒にマリーとちゃんと友達になる計画でも――、
[口ごもる。
能天気さは若干戻ってきていたが、
術を向け合った事実、捕虜にした事実が、まだまだ、重くのしかかっているところ]
とにかく、頑張れればいいな……お互いに。
[気を取り直して、明るい展望を、口にした]
― 帰還後・リーゼロッテと>>=26 ―
……難しい、な。
[打ち明け話を聞かされて最初に口にしたのがこれだった。
ふい、と視線を下に向け]
どうやったら、マリーのこと、あんまり悲しませないで済んだのかな。
他人の振りしたって悲しませそうなもんだし……。
[戻れぬ過去に思いを馳せるのは、
少年自身、俯き気味にとぼとぼと帰ってきたマリエッタを、>>0:269
「元気出して」と、人並みにしか励ますことができなかったから。
今にして思えばあの時、リーゼロッテと再会していたのだろう]
とにかく、言いたいことが言えればいいな。
― 帰還後・レトと ―
………それで。
その話を聞いた僕がレトに対する態度を変えるんじゃないか。
なんて思いながら、話してたのか?
[一方レトからの打ち明け話をされた際は、>>=29
最初、平坦な声を、投げた。
通信具の向こうから聞こえたのはほんの少し力のない声で、
打ち明け話の内容より何より、まずそこが引っかかった。引っかかってしまった。
意味ありげにしばらく黙っていたがやがて、]
だいじょーぶだって。変えないし変わらない。
だいたい今頃になって血筋を理由に態度を変えるとか……想像つかないし。
[それほどまでにレトとの付き合いは、長い。
ふい、と視線を遠くに向け]
僕だって、目の前に父さんの血筋に連なる人が敵として現れたらどうなるかわかんないけど、
……わかんないことはかっこ悪いことじゃない。
わかんないことがわかってるならかっこ悪くない。
[何かと、かっこつけたがるところがある、と感じている
……自分のことがわかんなくなって、
「僕は僕だ」って胸張って言えなくなる方が――、
よっぽどかっこ悪い。
[だから、たとえどこかが変わってしまっていようとも、
“自分は自分だ”と高らかに言えるならば、
少年としては問題ないのだけれど。
レトは少年のよく知る『レト』であり続ける決意を持っているようで。>>=32
それは嬉しいと素直に思えたから]
――言ったな?
もし変わったら直々にぶっ飛ばしにいくから覚悟しとけよ。
[通信具に清々しい笑みを、向けた*]
/*
・連投前:3845pt 連投後:3613pt(緑ログ残pt)
・コンラートにマリエッタを心配してくれたお礼をしたい(ナカノヒトが)
・ハードコアが恋しいそして音ゲー脳再ログインの兆し
の3本でお送りしますっ
/*
しかしこの投げっ返し方でいいのかナカノヒトはがくぶるしてるにゃー
あとSAN値直葬対策にこの至言を埋めておこう 細部間違ってるかもしれないけど
“どうしたもこうしたも、ダイス目にだけは逆らえません。”
わかる人は握手しようか
― 捕虜回収の後 ―
……ええ!?
[天幕に集められたばかりの頃は、どちらかというと神妙な表情をしていたが、
明かされた素性>>89に、驚いた表情になって、
まじまじとファミル――改め、ファミーユの顔を見た。
初めて出会った時>>0:227をほうふつとさせるように]
まさかほんとにおじょうさん、だったってのか……。
[しばらく驚きに声も出ない状態だったが、
問いかけ>>91に、慌てて居住まいを正して]
もちろんだよ。
僕は目の前にいる貴女と仲良くできればいい、って、
今も思ってるんだから。
[あまり、いい印象を持たれなくともへこたれもせず、
本当のことを告げられても変わらずに]
この戦いの間は立場のことがあるから難しいかもしれないけど。
その分、しっかりついてくから。
[笑って、手を差し出した*]
― 霧がまだ晴れぬ中・昔を思い ―
[色んな打ち明け話を聞かされる中、
少年は特に打ち明けることなどなく時を過ごしていた。
父のことは――コリルスに流れ着いた事情を聞いてもなお商人だと思っている。
物心ついた時にはすでに商人だったのだ、無理からぬ話である。
ただ、実家を慮ったのか、父がどこから来たのかを濁しているせいで、
父の素性については今も憶測が飛び交っている。
貴族らしからぬ振る舞いのおかげで“どっかのごろつき”だの“海の荒くれ者”だの、
一部では言われたい放題、らしい。
コリルスに長くいたことがある者なら、少しは耳にしたこともあるか]
[だが少年にとっては優しい、父なのだ]
……家族の話か。
最近したっけ?
[思い浮かぶのはキアラに家族の話をした時のこと。
話し終えればキアラの家族のことを訊いて――
――家族のことも覚えていないと知ることになった。
記憶喪失だとは父から聞いていたがこれほどとは。
店の窓から射す陽光を受けて胸元のコインがきらり、と光っていた。
少年が見る限りいつもつけているそれ。
宝物みたいだ、と呟いて、許可も得ずに触ろうと手を伸ばし―――]
[通信具から立て続けに聞こえる音に、追想は途切れる。
霧の向こうを透かすように見つめながら、通信具へと語りかける]
/*
聞いてくれ
コインをどんな感じにさげているかキアラのログから探していて遅くなった(>>240が)
メモに書いてあったのに……orzorz
状態:あかつきさんあなたつかれてるのよ
/*
結局実家との縁はすぱっと切れてることを書ききれなかった >>233
あと34ptで白発言ゾロ目だと……(ゴゴゴゴ
/*
wwwwwwwwwwwww >ジークメモ
もういっそ海精軍陣地に飛び込もうとするレト+味方するシュテルン対ジークで一戦やりたい
ふっきんいたい
/*
っていうか二戦目あるのを想定していたのがミスったというかなんというか
ほらだいたいのバトル村って人によっては何戦もするから!!!!
短剣で領域を囲っての精霊術ー(ごろん
そしてキアラあああああああ(ごろん
― 霧がまだ晴れぬ中・地上 ―
空が……騒がしいな。
[竜が生み出した風刃と冷気のぶつかり合いを探知する。
属性の近さゆえか、いつもはトルメンタの気配を感じると喜ぶ精霊達が、
今は心なしか怯えている]
急ごう。
[呟いて見据えるのは、空。
だが、次の瞬間、冷気も風も落下を始めて――]
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