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― カレン ―
[歩き回れる時にシュテルンの姿を探す。
他の騎士達に訊ねることを繰り返し、ようやく厩舎に居ることを突き止めた]
あっ、シュテルン君、見つけた。
[言われた通りに馬が集う厩舎へと足を向けると、世話をしているらしいシュテルンの姿を見つける。
その傍に居るのは見覚えのある漆黒の馬]
その子、リエヴル様の…?
[探していた目的を一旦忘れ、しなやかな肢体の馬に目を奪われる。
その馬には一度乗ったことがあった>>0:315>>0:424。
速度を優先すると言いながら、乗り心地は酷くなく、むしろ気遣ってもらっているのが解る程。
これは乗り手だけでなく、馬自身も気遣う心を持っていたためだろう。
緊張していてもそれを感じ、賢い子だと思った記憶がある。
その時の『おまけ』に浮かべたリエヴルの表情までは気付けていなかったが]
そっか…シュテルン君が乗ることになったのね。
[世話をすると言うことは乗り手になったと言うこと。
騎馬は、馬との信頼関係も大事だ]
賢い子だから、きっとシュテルン君の助けになってくれるわ。
[乗り手が変わっても力を発揮出来ると。
黒馬の瞳を見ればそんな風にも思えた]
あ、と。そうだった。
シュテルン君にお礼を言いに来たの。
[しばし馬を見上げていたけれど、目的を思い出してシュテルンへと向き直る]
──…護ってくれてありがとう。
街を護れたのはシュテルン君が私を護ってくれたお陰でもあるわ。
[引き上げる時に言われた感謝>>84。
確かに屍兵を土に還したのはローズマリーだが、それが為せたのは護る者が居たからだったから]
/*
プロのリエヴル様のにようやっと反応出来た…!
長かった。
そしてやっぱり酒入ってる時は頭まわって無いね(爆
昨日は浮かばなかった。[だったら飲むな]
/*
寝ていた、だと…orz
それは置いといて。
ヤコブ可愛いヤコブ可愛いヤコブ可愛いヤコ(ry
ヤコブのために生死不明扱いにしたいな…しちゃって良いかな…。
行方不明になりたい(
― カレン・広場の一画 ―
うん。
[指きり>>234なんていつ以来だろう。
小指だけに伝わる温もりは特別な繋がりを生むもののように思えて。
大事に、大事に、内に溜める想いへと加える]
[小指を絡めたまま交差する幼馴染の視線。
光り輝く意志が込められたもの。
彼の持つひかりの傍に在りたいと思った。
彼の持つひかりの援けになりたいと思った。
だから最後まで、共に]
うん、全部、一緒に。
[そう言って頷くと、幼馴染は絡めていた小指を解きローズマリーの手を包み込む]
[自分の手を包む幼馴染の手は大きく、男性らしい太めの指をしていた。
掌には剣だこだろうか、硬めの肌が自分の手に触れている。
熱心に剣の稽古をしていたのだと再確認すると同時、幼馴染が立派な男性になっていたことを認識した。
それを感じた途端、急に気恥ずかしさが現れてくる。
少し強張った表情が疑問の色に見えたか、この仕草が何なのかを幼馴染は教えてくれた>>236]
…ぜんぶうまくいく、
…うふふ、すごい魔法ね。
何でも出来そう。
[ガートルードの想いはここにも生きている。
そんな風に感じて嬉しそうに笑った*]
― カレン・戦闘準備 ―
[喉は未だ万全にはならず。
けれどその時は着実に近付いてきた]
……大丈夫、やれる。
[出来ない未来は描かない。
皆と一緒ならば成し遂げられる。
想いは依然、変わらない]
[ヤコブは後から合流すると言うことでローズマリーは他の騎士達と共に進軍した。
搬送用の荷台に乗り、到着を待つ。
野営地が出来れば炊き出しの手伝いをしたりと、出来うる限りのことをした。
砦攻略まで後僅か。
緊張感が野営地を包んだ]
― カレン・シュテルンと ―
ええ、以前移動の際に同乗させて頂いたことがあって。
[詳細は割愛するが、黒馬について>>280はそう答えて。
黒馬のことで喜ぶシュテルンを見ると、黒馬が大好きなのが伝わってきてこちらも嬉しくなってくる。
シュテルンとリエヴルの間にあったことは知らないが、そこには独特の絆があるように思えた]
貴方にとっては当然でも、私にはありがたいことだったから。
お礼だけは、言わせて。
[無防備な自分を護ってくれたのは事実だから、とそこだけは譲らず。
重ねられる礼>>281には微笑みを向ける]
みんなの力になれているなら、私も嬉しいわ。
私に出来ることは、してあげたかったもの。
どう致しまして。
[礼を辞すことはせず、喜びと共に受け止めた]
ふふ。
大丈夫、シュテルン君達なら出来るわ。
私はそう信じてる。
[照れくさそうに笑う相手>>282に向けるのは、自分が出来る最大限のエール*]
― カレン南駐屯基地攻略戦 ―
[盟主であるヤコブの合流を待って開始された攻略戦。
進軍中の妨害が無いことに疑問が浮かんだりもしたが、攻城兵器も合わせ目的の位置へと辿り着く。
事前の準備が功を奏して屍兵に対してでも効果的に応対することが出来ていた]
[そうして露払いをしている間に、攻城兵器が動き、弓兵達が火矢を放つ。
燃え上がる駐屯地から逃げ出す魔物もままあったことだろう]
これまでのような統率がなくなってる…。
指揮出来る者が、居ない?
[無秩序に動き回る魔物に呟いて首を傾げた。
祈祷師に紛れ屍兵に対処する合間、燃え上がる炎に更なる追撃を加える]
”
[始まりの言葉を紡ぎながら、楽譜集の端をタクトで叩く]
──
──
──
──
[喉の痛みに耐えながら、どうにか歌を歌い上げた。
振り上げたタクトの先から焔が走り、駐屯地の一角へと降り注ぐ]
― カレン南駐屯基地攻略戦 ―
けほっ けほっ
……えぇ、大丈、夫。
[歌い上げたは良いが、咽てしまい身体を軽く折り曲げ手を口許に手を当てた。
無理はせずに、と祈祷師からも声がかかるが、それはやんわりと断りを入れる]
[燃え盛る炎は天を突き、その先を見上げるかのように視線を上げる。
そのまま周囲へと視線を移すと、一騎の竜が空を舞う姿>>334が目に入った。
良く見ればこちらに手を振っているようにも見える]
ヤコブったら。
[この場で竜に乗る者など1人しか居ない。
戦場に居るとは思えない仕草に苦笑したが、タクトを持つ手で一二度、空へと手を振り返した]
きゃあああああああ!!!
[天を突いた焔ごと押し潰さんばかりの劫火が騎士団目掛けて吐き出された。
戦っていた魔物ごと焼き払うかの如き吐息は地面を這い、逃げ惑う者達の後を追う]
[その場に居たローズマリーもまた、例外なく劫火に巻き込まれた]
[熱い] [痛い]
[そう思う間も無く降り注いだ炎。
周囲にちらほら残る草木も燃え、辺りは地獄と化していた]
………ぁ………ぅ………
[感覚が無くなるとはこのようなことを言うのだろうか。
服もあちこち焼け、その下の肌も爛れている。
それなのに、『痛い』と言う感覚が全く湧いてこなかった]
………ぉ…”
[自分の状態を省みず、歌を紡ごうと声を絞り出す。
感覚が無くなると同時、喉の痛みも無くなっていた]
──
──
──
──
[歌に一節増やしたためか、ローズマリーの執念とでも言おうか。
ローズマリーの周囲に光の粒が現れ、それは緩やかに周囲へと広がっていく。
死した者には安らかな眠りを。
傷を負う者には癒し、立ち上がる力を。
ローズマリーの願いが込められた歌が、か細いながらも広がっていく]
[ただし、触媒無しの代償として、ローズマリー自身から削られるものもあったが]
(──ごめん…ヤコブ…)
(約束、護れない、みたい──)
(──でも、ずっと、信じてるから)
(ヤコブなら出来るって……信じてるから───)
[声は途切れ、唇が力を失う。
伝えたい言葉が音になってくれない]
[幼馴染は、
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