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………………なぁ。
こんな時、お前がいてくれたら、また話を聞かせてくれるんだろうか。
………………俺は、どうしたらいいんだと思う……?
[届くはずもない言葉を、友人へと。
どれほど彼の助言が欲しいと思っても。
――もう、それを求めることも出来なくて――…。*]
――回想:指示出しの合間に>>518――
[ダーフィトの顔色に気付けば、心配そうに視線を向けた。
彼が誤魔化すように笑っていたから、何も言いはしなかったけれど。]
あぁ……偶然、なんだけどな。
[そう苦笑いを浮かべながらも。
続く問い>>519には、応えるのも恥ずかしくて。]
いや、たまたま、通りかかっただけだ。
[そんな風に、そっぽを向いてしまった。]
[が、感謝の言葉>>520が耳に入れば、僅かに顔が赤らむ。]
……………………。
[言葉を返すことはせず、恥ずかしそうに頭を掻くのみ。
どうにも、人から感謝されるというのは、気恥ずかしくていけない。*]
――意識の奥底で――
[通信機に流れる音を、僅かな意識が拾う。>>*7
その声音が、どこか儚く聞こえたのは、何故だろう。]
――――…ウェルシュ……すまん。
いや、元より俺が考えた策だ。
お前が気に病む必要はない。
[そう声をかけても、彼の耳に届くことはない。
悔しげな声音に、思わず唇を噛んだ。]
[己が辿り着く先など、どこにもないように思えた。
ただ、求めていたのは、愛しい人の面影のみ。
だが、それは望むべくもなく――…。]
[自らの先にあるのは、ただ、勝利のみ。
そうと、諦めていた。
己の幸せは、もはや許されぬものと思っていた――…。
今となっては、もう、伝えることの出来ぬ想い。
同じように、戦で大事なものを失った彼ならば、
あるいは、この気持ちも理解してくれたのだろうか――…?*]
――青い世界で――
――――――えっ
あ、あの……。
[トールの手>>+258が伸びてくれば、逆らうことはしないが。
幾分、不安そうに萌黄色の瞳を見つめるのだった。]
…………どうして、と、言われても……。
俺にも、何が何だか…………。
[トールの言葉>>+260に、幾分混乱した様子で応える。]
[いまだ、その指輪に刻まれた文字を、今のリエヴルは知らぬ。
ただ、目にした瞬間に心が締め付けられて……。
訳がわからぬままに、困惑気味の視線を返し、トールの瞳を見つめた。]
――意識の奥底――
[自分の死の報告>>48を聞くというのは、なんとも不思議なものだ。
そういえば、そんな状況だったな……とか。
いや、そこはこう……とか。
意識の片隅で、思わず突っ込みを入れながらも。
報告がそこで途絶えたのに気付けば>>49
おや……と意識を揺らがせた。]
[背信行為と取られるのではないか――と、思っていた。
それを知られれば、きっと、皆が怒るのだろうな……とも。
だが、自らが死の間際にとった行為は、正式には伝わることはなく。
それは、ヴィンセントの元>>51で留められたと知る。]
………………すまん。ヴィンセント。
[自分のことを思ってか、それとも兵の士気を考えてのことか。
おそらくは、後者なのだろうが。
それでも、話を留めてくれたことに感謝して――…
彼が、それを許してくれたのではないかと思えて――…
少しだけ、意識が軽くなった――ような気がした。]
――青い世界で――
え――……、
[トールの言葉>>+266に、思わず目を瞬かせた。
やはり、これは彼がくれたもの……なのだ。
これほどに心揺さぶるとあれば、そうなのではないかと思いはしていたが。
首の後ろに手が回されれば、戸惑いがちにトールの目を見つめ。]
俺、だって、そうしていたの、に――…
でも、もう愛してないなんて言われたら…………
だから、外して、ずっとこうして――――っ!!
[シロウの言葉>>+268に気付けば、一瞬で顔を赤く染め。]
――――教官のばかー!!!
[西寮めがけて、駆け出した。]
/*
こう。こう。
素直に話はしたかったが、突っ込み入ったらそうなってしまうリエヴル節なんだ……。
もう本当。先輩ごめん。
[トールが追いかけてきているのは、言葉と気配でわかった。
でも、止まるのが怖かった。
ずっと、想い続けて。
愛の言葉が刻まれた指輪を渡されて。
そして――それを、全て覆されて。]
[何を信じていいかも、わからなかった。
彼の想いが、いまだ自分に向いているのかどうかも。
ただ、幸せだったあの頃の記憶は、嘘ではなかったと思うから――。]
うっっ
[トールの言葉>>+281を聞けば、一瞬歩みが止まる。]
もう、勝手なことばっかり……!
[既に、どちらが勝手なのかもよくわからぬままに。
再び、走り始めた。]
/*
青ログはなんでこんなことになったんだろう……。
おかしい、忘れて呑気にのほほーんってしてるはずだったのに。
もう、みんなごめん……。
……止まったら、押し倒さないんだ。
[トールの言葉>>+283に、逆に拗ねたような一言を。
その歩みは、もう随分勢いを失ってはいたけれど。]
――――別に、俺、は――…っ
[後ろから抱きしめられ、歩みが止まれば、荒い息が零れた。
トールの方はと言えば、その呼吸に乱れは見えず。
こんな時でも、やっぱり悔しさが滲む。]
………………だって。
どうしていいか、わからない、し……。
[言われたことを思い出せば、彼の言葉をそのまま受け止めていいのかも、自信がなくなる。
それに――…。]
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