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ただいまです。
はっ…ダイス目良すぎてソマリが判定振ってない、
というかなんかピンチだ?! >>238
中身はいい具合に酔っぱらいだから、ソマリを救助したらそのまま押し倒しかねn
鎮まれマイハート。
風呂に入って落ち着くまで待ってろべいべー
― 嵐の海岸 ―
[勢子と射手とが得物を追い立て、抑止する。
栗色の馬は、その間隙を縫って駆ける。
土手のごとき長虫の背を飛び越え、死角から長虫の頭部の直下へと駒を進めた。
シャアアアァァ…!
軋む虫の威嚇。
大きく開かれた顎は死の世界への門のごとく見えた。
だが、怯むわけにはいかない。
「───はああああぁああぁ!!」
背後で負けじと引き絞られる気合い。
その呼吸にあわせ、今一度、地を蹴る。
弧の頂点で、槍は放たれた。]
[確とした手応え。
槍を口腔深く突き立てられた長虫はのけぞる。]
好し──!
[快哉の声を送るも、背に間隙ができるのを察して上体を捻った。
渾身の一撃を放った反動でソマリの腕が弛み、滑る。]
──… ソマリ !!
[手を伸ばす。
それで届かぬとみれば、鐙を外して身体ごと投げ出し、抱きとめるのに瞬時の躊躇もなかった。]
──!
[翼の加護を祈る。]
お待たせなり。
長虫の攻略目標値は抜いたがソマリが危機だとっ!
空中キャッチを試みつつ、今夜はおやすみなさい。
ハニー撃沈状態につき、ラスボス戦あれこれは明日の提示となります。あしからずっ**
― 嵐の海岸 ―
[風に包まれた落下から、回転の衝撃へ。
抱きとめたのは信頼と命の重さ。
離しはしない。
長虫が掻き回した海岸の砂は空気を含んで柔らかなクッションとなる。
今回はそれが吉となった。
骨が折れた様子もなく、動ける。
身体を起こすと、苦悶の声さえなく身を縮めて横たわるソマリの顔を両手で手挟み、覆い被さるように覗き込んだ。]
── ソマリ、
[名を呼ぶ。
家名ではなく、一個の魂同士の結びつきに相応しく。]
[背後では、末期の竜巻のように長虫が身を捩り、倒れていった。
だが、それを見届けることはしなかった。
見つめるはただ、共に戦った金の竜。]
ソマリ ── 目を開いてくれ…!
君なくば、この勝利も意味がない。
[呼びかけが届いたか、ソマリが静かに瞼をあげる。
呻く息の後に、囁き呼ばれた名。]
[軽快な足音が近づいてくる。
嵐の後の太陽のごとき栗色の馬は、ふたりの傍らに脚を止めると、銜えていた宝珠を置いた。]
…これは、
[美しい輝きの中に、帰還への路が見える。
けれど、それは一抹の寂寥を胸に落とした。
別離の未来への、小さな予感。]
[だが、長く感傷にひたっている暇はなかった。
遠くで鳴動しはじめた新たな異変が、危機を告げている。>>301]
皆の元へ戻ろう。
[ソマリに手を伸べて促す。]
その宝珠は君が持っていてほしい。
傷の痛みを和らげてくれるような気がする。
亜神戦も了解。
倒してない脅威も戦闘力に加算されるのか。なるほど。
手を出したのは意味のないことではなかったのだな。
>>-488 ソマリ
未確定だったかw
そですね、もっといい男になって愛称で呼ばせてやるんだからっ
− 嵐の砂浜 −
[良かった、と傷ついた身体で他者の身を案じる言葉をまず唇に乗せたソマリをそっと引き起こす。]
手間などと思ってくれるな、
君がわたしの立場であれば、同じようにしてくれたはず。
[ソマリは宝珠の光にどんな郷愁を喚起されたのか。
身体が楽になったと言われれば、安堵を感じる。]
本当ならば、充分に休んでもらいたいところだが、そうもいかないようだ。
急ごう。
危機に怯まず、先陣を切るのは我ら
[必要ならば肩を貸さんとソマリの隣に並び、皆のいる場所へ、と願った。]
嵐の砂浜篇終了。>>382
ソマリたくさんありがとう。
元村をちらと見に行ったら、このフェリクス(ケルコム在中)は22歳くらいかな。
− 黄砂の村 −
[ソマリに肩をかして村へと戻る。
ゆっくりだが、足をひきずるでもない誇りを損なわぬ歩調。
一方的に支えているという感じはしなかった。
少し離れている間に村は襲撃にあっていたが、譲らず凌いだ気配が窺える。
ゆえに、悲惨とも思えなかった。]
ヴァンダーファルケからの声が届いていたな。
よく守ったものだ。
[ソマリを連れ帰ったことを知らせようと、まずはエレオノーレとタイガの姿を探して挨拶する。]
今、戻った。
これからは共闘を。
異存はないね?
皆はもう出陣しているのか?
フェリクス・ヴェンダーヴァルト・フォン・フリーゲンベルクとソマリ=フォン=フェストゥングは、今、黄砂の村に戻った。
見たところ、敵は二陣であるようだな。
誰がどちらに対処するかもう決めたのか?
あるいは、どちらから先に対処するかを。
我々もこれより作戦に加わる。
よろしく頼む。
[声の届く全員へ、帰参を告げた。]
― 黄砂の村 ―
[ ソマリが弩兵を指揮し、飛ぶ脅威を撃ち落とすのを見る。
そのはるか上空に煌く銀の影は―― ]
何かの楽器のような… 洗練された形をしている。
素晴らしいな。
[ まだ飛行機の黎明期からきた男は、インスピレーションのままに手を伸ばした。 ]
空よ。
わたしが指揮すべき軍を。
[ 呼びかけに応じて、虹の門をくぐって現れるのは、飛行船とオーニソプターの軍団。
そして、フェリクス目掛けて滑り込んでくる機影は、 ]
グライフ!
[ 名をつけた愛機たるグライダーへ飛び乗る。
斜面のわずかな気流を翼に得て、グライダーは再び空へと駆け上がった。 ]
[ 巨身を誇る赤の亜神も、今は眼下。
未来のシリー空軍司令官は優美に空を進む飛行船とオーニソプターの師団へ、攻撃の指示を出した。 ]
地のものは地へ。
[ 流麗な操縦の下、煉瓦や機銃による総攻撃が赤い巨神へと叩き込まれる。【11(20x1)】 ]
− 赤の亜神戦 −
[異なる世界から来た者たちが、異なる思想を持つ者たちが、心をあわせて二柱の亜神を倒す。
その様を空の高みから見守っていた。
胸に萌すのは誇らしげな気持ち。
自分もまた、あの一員であるという自負。]
[天魔を討ち取ったソマリを見つけると、滑らかに翼を傾けその周囲を旋回した。]
栄光をわかちあうべき友よ。
ともに
[操縦桿を離して飛び降り、その傍らに立つ。
グライダーはふたたび高度をあげて去って行った。]
>>-934 りんご
ギルバート氏のお手製アップルパイはスイーツそんなに好きではない設定のわたしが唯一、思い出すという甘味だったねえ。
6フランツの淹れる紅茶で飲みたいものだ。
[ソマリとともに村へ戻り、祝いの輪に加わる。
宴の雰囲気はフェリクスの経験の中でいうならば学園祭に近かったが、熱気の近さ、雑多な親密さはそれとは比にならないものであった。
夢のような時間とは、こういうものをいうのだろう。
絆を結んだ相手と語り、語られる望みは世界を異にしても明るく、笑いに満ちていた。]
[ふんだんに振る舞われた食事に飽くことはなかったけれど、それでも、満ち足りてしまう時間がくる。
それは祭りの終焉。]
あちらの世界に戻っても健勝で。
…レイピアをお借りしてもいいか。
[ソマリに申し出で、その鋭い刃で暁色の髪を一房、切り取って差し出す。]
君の世界にわたしを連れて行くという、 その約束手形だ。
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