情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
深窓の令嬢 シルキー は 自警団員 ハーラン に投票した
深窓の令嬢 シルキーは、自衛団員の弟 ディーク を投票先に選びました。
深窓の令嬢 シルキーは、若社長 フェリクス を能力(襲う)の対象に選びました。
[そりゃあ、言われてみれば確かに、甘えるフェリクスなんてものは想像できない。
シルキーの前で、フェリクスはいつも自信にあふれて、堂々として見えた。
たまに動揺した時だって、出来の悪い妹の失態に、振り回されてしまった兄のようで]
だっ、て。でも、ですからっ、
わたくしなんて、子供過ぎて、相手にしていただけないんじゃないかって……。
思ったん、ですもの……。
[フェリクスの言うことももっともだけれど、こっちの事情もわかってほしい。
ぼそぼそとそんな主張をしていたけれど、こちらの囁きの返事が返ってくると、耳まで真っ赤になった]
[胸が詰まって、何も言葉が出てこない。
真っ赤な顔のまま、小さくこくんと頷いて。
けれどプロポーズの返事がこれではあんまりだと、必死でうるさい心臓を宥めて。
それでも真っ赤な顔したまま、フェリクスを見つめた]
わたくしで、よろしければ。
……喜んで。
[小さな声で、やっとのことでそう返事して。
そこで耐え切れなくなって、真っ赤な顔を隠すようにフェリクスの胸に顔を埋めた]
深窓の令嬢 シルキーが「時間を進める」を選択しました
―翌日:朝―
え?
[それは、どのタイミングだったか。
昨日、自分のことで一杯一杯だったお嬢は、翌朝になってようやく、昨日紅茶を振舞った(というより、強引に飲ませた)二人が、アーヴァインのお見舞いに行かされたことを知る。
そして、今日のお昼のお見舞いに指名されたのが、フェリクスとディークだということも]
……まあ。
[離れ離れになっても、連絡を取れるということはわかる。
実際、今もフェリクスの部下から、通信機を通して病院の様子は報告されていて。
それでも、寂しいものは寂しい]
予想はしていたことですけれど。
[呟いて、お嬢はしょぼんと肩を落とした]
[しかし、報告に、少しよくわからないことがあった]
シュテルンさんが、男の娘だった?
「娘」と書いて、「こ」と読む?
って、どういう意味ですかしら?
[お嬢は、そういう話にとても疎かった]
……まあ、いいですわよね。
毅然と対応なさったというのは、なによりですわ。
[そして深くつっこむことなく、あっさり流した。
しかし、シュテルンが無事お見舞いを切り抜けたという報告にほっとする程度には、病院組を気にかけてはいるのだ]
―昨日の夜のこと―
[フェリクスの言葉>>17に、そういえば、と思う。
子供に贈るようなぬいぐるみの贈り物。しかし確かに、しろうさぎはワインを抱えていたのだ。
ちりばめられたサインに気づかなかったのは、きっと自分の方。
でも、だからこそ、そんな精神的に幼い自分をフェリクスが選んでくれたということが、なんだか信じられなくて。
夢みたいだと思ってしまう。
せっかく隠した顔は、あっさり上げさせられてしまった。
でも恥ずかしくてフェリクスの顔を見られない、と目を閉じたら、唇に何かが落ちてくる感触]
…………!?
[それがなんだか気づくと慌てて目を開けて。
手のひらで口元を隠したけれど、もう遅い]
わたっ、わたっ、わたくし、
はじ、初めて……。
!?!?!?
[口元を手で隠したまま、初めてだったのだと訴えようとしたけれど、意味深な笑みを浮かべたフェリクスは、ファーストキスどころじゃない爆弾を落としてくる]
どど、それは、どういう、
[意味ですの!? なんてまともにつっこむことすらできず、パニックになっている間にあっさりベッドに拉致されてしまった。
だけど、咄嗟に頭の片隅で。
男の子の方がいいな、だって女の子をフェリクスが可愛がったら、やきもちを焼いてしまいそうだもの、なんて思ったことは秘密だ]
[次に目を覚ました時には、目の前にフェリクスの顔があって。
昨夜のことを思い出すと、眠気が瞬時に吹き飛んで、反射的に逃げ出そうとしてしまうのだけれど。
多分それは、あっさり阻止されてしまうのだろう]
―翌日のこと―
[お嬢がしょんぼりしているのに対して、フェリクスは妙に楽しそうだった>>18。浮かれているようにすら見える]
フェリクス様、とっても楽しそうですわね……。
[堪え切れないように笑いを漏らす姿にじと目を向けていじけていると、フェリクスのフォローが入った。
手に寄せられる唇に、ちょっと頬を染めつつ、それでもまだいじけていたけれど]
……って。
「次」って……どういう意味ですの……?
[思わず聞いてしまってから、聞かなかった方がよかったかもしれない、と思った]
/*
えっ。
シュテルンが聞いた会話ってどの部分なの!?
男の娘バレの部分?
えっ、赤会話全部筒抜けって設定だったりするのかしら。
そうだったらとてもとてもいたたまれないことになりそうなのですけどw
/*
中会話失礼しますのよ。
赤と墓下がどの程度お互いの状況を把握できるのか、認識のすり合わせをしたいのですわ。
わたくしは、一応完全に筒抜けではなくて、墓下の大まかな流れはフェリクス様の部下の方から報告されて、意図的に連絡を取ろうとした時は会話して伝言、くらいに認識していたのですけれど。
もしかして、皆様の認識だともっと筒抜けな感じですかしら?
正直、赤会話は全部墓下に筒抜け、という設定ですと、ちょっと恥ずかしくていたたまれないかなって…w
/*
了解いたしました。無粋な中会話失礼いたしましたのよ。
明日以降、生存赤がわたくしだけになってしまうので、色々気になってしまいました。
何かあればお気軽にお声掛け下さいね。
よろしくお願いいたします。
/*
えーと、アイリちゃんとウェルシュさんは、確実にまだ昨日…ですわよね?
あれ、そうなるとシュテルン様が様子を見てるのはおかしい?
フレデリカ様とディーク様も昨日の夜ですわよね……?
ローズマリー様は、日付超えた描写はなかったと思うのですけど、翌日と解釈してよろしいのかしら??
/*
あ、違う。
ローズマリー様も昨日の夜みたいですの。
あら、じゃあ翌日に移行してるのは、結局わたくしとフェリクス様と病院組だけ?
/*
あ、ローズマリー様も翌日でしたのねw
読解力が! 足りぬ!
そしてアイリちゃんが可愛い(いい加減しつこいです
[ローズマリーのクッキー>>35が病院へと届けられ、かりぽりと消費されている頃。
お嬢は、厨房にいた]
まあ、どなたかお食事を用意してくださったんですわね。
お菓子まで。
……となると、やはりわたくしはこれに全精力を傾けなくてはなりませんのよ。
[闘志を燃やし、お嬢が挑戦しようとしていたのは]
美味しいコーヒーを淹れてみせますわ……!
[飲み物を作ってみようミッション第二弾だった]
[コーヒーは、紅茶より難易度が高い(ような気がする)。
おっかなびっくり、ケトルで湯を沸かしながら、手動のコーヒーミルを手にとってしばし悩む]
ええと、ここにコーヒー豆を入れて?
ここを回しますの?
[がりごりがりごり。ぎこちない手つきでコーヒー豆を挽く様子は非常に危なっかしい]
……あ、なんだかいい香りがしてきましたのよ。
[さて、挽いてみたはいいものの、今度は分量がよくわからない。
使用人が淹れていた様子を必死に思い出し、なんとかコーヒーフィルターはセットしたけれど、計量スプーンを持って固まった]
何杯くらい入れたらよろしいのかしら……。
[悩んだ末に、とりあえず7(10x1)杯入れてみる。
しゅんしゅんと音を立てるケトルを持って、ごくりと唾を飲み込んだ]
参りますわ……!
[宣言する。誰にだ。誰かにだ。
確か、一度にどばっと注いではいけなかったような気がする。ゆっくり少しずつだったような?
うろ覚えの記憶を総動員して、1(6x1)分かけて湯を注いだ]
で、できました、の?
[さて、お味の程は。36
1-40:薄い
41-60:ばっちり!
61-100:濃い]
[恐る恐る味見して、なんとも言えない顔になる。
コーヒーは、若干薄かった]
……アメリカンだと思えば、まあ、ありですかしら……?
[自分で自分を慰めつつ。
物事はそうあれこれ上手くはいかないものである]
/*
しかし7杯入れて薄いって、お嬢何杯分作ったんだろうw
そしてアイリちゃんが(もうやめなさい
ええと、確かウェルシュさんが、これを使ってらっしゃいましたわよね……。
[厨房に置いてあったワゴンに、食事とクッキー、それからちょっと薄めのコーヒーを載せて。
ごろごろと押しながら広間へと向かう。
広間でフェリクスが待ってくれていたなら、]
ごめんなさい。
コーヒー、ちょっと失敗してしまいましたの。
[と、しょんぼり眉を下げただろう]
/*
つい無双してしまいましたわ。ちょっとストップいたしましょう。
しかし墓下に反応するの、難しいですわね…
もとはといえば、ローズマリー様のクッキーが病院で消費されたことを伝えたいというだけのロールだったり…w どうしてこんなに長くなったのかしら。
―朝・自室―
[抱き寄せられて頭を撫でられる>>61と、実のところ大分テンションが上がったのだが、あんまりあっさり機嫌を直してしまうのも、何もかもお見通しのようでちょっぴり面白くない。
口元が緩みそうになるのを我慢して、ちょっと顔を背けていたのだけれど]
…………え?
[通信機に入った報告>>62は、シルキーにも聞こえていて。
それに、フェリクスが呟いた物騒な言葉。
思わず顔を背けるのを忘れて、フェリクスの顔を見上げた。
「次」発言の追及はさらりと流されたが、一瞬見えた不穏な表情に、これ以上聞くべきではないとなにかが警告したので気づかない振りをしておくことにする]
―自室―
[不安そうに見上げれば、フェリクスは言葉を選びながら、こちらに説明をしてくれる。
けれど本当に聞きたかったのは、丁寧に説明された前半の方ではなくて、はぐらかされてしまった後半の方だった。
だって]
フェリクス様、最初は不機嫌そうでしたの。
……でも、途中から、なんだかとっても怖いお顔に見えましたのよ。
[なにもかも説明してもらえるとは思っていない。自分はまだ、ほんの小娘だから。
促されるまま、部屋を出る前に、フェリクスの頬に手を伸ばして、ぽつりと言った]
あんまり危ないことは、なさらないで。
フェリクス様に何かあったら、わたくし……。
[その続きは言葉にならなかった]
[手伝いの申し出>>73を断ったのは、教えてもらって美味しくできても当たり前だと思ったから。
一人で美味しいコーヒーを入れて、褒めてもらいたかったのに、しばしのお別れの前の一杯は、なんだか味気ないコーヒーになってしまった。
ちゃんと飲めるというフォロー>>82もなんだか気を使わせているような気がしてしまう]
今度! 今度会う時までにはちゃんと、もっと美味しいコーヒーを淹れられるようになっておきますの!
ええと、そう! リベンジというのですわ!
[そんな主張をしていたら、フェリクスは母親の話をしかけて、やめた。
そっとその背に触れて]
また今度、ご家族のお話、ゆっくり聞かせてくださいな。
昨日は結局うやむやになってしまいましたもの。
[うやむやになった理由はあまり思い出さないようにしつつ、そう言って微笑んだ]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新