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― 平原南 ―
[相手方の盾をこじ開けようと槍を繰り出せば重なる盾がそれを阻み。
号令が上がると一斉に動き出し槍を繰り出してくる。
護るばかりではない動き>>2:137は流石ゼファー兵と言ったところか]
硬いだけじゃないとか、ホント厄介だね。
[四方を囲む盾の壁を突き崩すには一辺からの攻撃では到底叶うまい。
かと言って、近くまで来ている別隊が別の辺を突いたところで、突き崩せる確率が飛躍的に上がる、なんてことはないだろう。
策を弄する必要がある]
[指笛で、ピィー・ピッと音を響かせる。
近付く別隊に北から接敵するよう指示する音。
レイモーン達がお互いの位置確認する時の音を応用したものだった。
北西から近付く別隊が指示に応じてゼファー兵の北にあたる位置で隊を一度止めた。
カレルもまた義勇兵数名と共に、四方に盾壁を作るゼファー兵を大きく迂回するように駆けて別隊と合流した]
ご苦労様です。
こちらももうしばらく戦闘に参加します。
[その旨を伝え、戦況を掻い摘んで説明する]
篝火の設置はこちらに任せてもらってもいいですか?
今日は月明かりが綺麗でしょうから、篝火は少なくても良いと思います。
余った材料を使わせて欲しいんです。
[別隊が運んできた篝火の設置について、考えていることを伝えて明け渡してもらう。
共に来た義勇兵がそれを受け取り、その場で設置の準備を始めた]
ゼファー兵は四方を固めていますが、北と南から挟み込んで牽制します。
堅固な上に一糸乱れぬ攻撃を仕掛けてきますが、何とか耐えてください。
それと、弓兵をお借りできますか?
[この布陣では矢を射るにも苦労するだろうから、と。
今考えている策の手伝いをしてもらうために別隊の弓兵を借り受けた]
先ずは東西に篝火の設置を。
残りの材料をこちらの指示通りに加工してください。
[借り受けた弓兵を率いて、先ずは篝火の設置に入る。
篝火の燃料は短い木材だ。
着火をしやすくするための油も用意されている。
そして、篝火に火をつけるための、火種。
カレルはそれらを使って足りぬ兵力を補う心算だ]
[別隊が到着したことでカレルの隊も意気を上げる。
ゼファー兵が堅陣を保つ間は牽制するように槍を捌き、攻撃に転じた時を狙って槍をゼファー兵に届かせようと振るう。
それにより傷つくものもいたが、カレルの準備が出来るまでは、と少しでも相手を削ろうと奮闘していた*]
[レイモーンの指笛を練習したのは、戦闘訓練を行っていた時と同じ。
合図に色々パターンがあるため、これで合図を出せば良いんじゃないか、と班を率いれる者達は皆指笛を習った]
セルウィンさんも覚える?
[指笛の練習しているところに現れたセルウィンにそんなことを言ったことがある。
訓練の合間にはトルーンの名産についてや、どんな生活をしていたかを話したこともあった]
トルーンに戻れたら遊びに来てよ。
色々案内するよ。
[「そうだよ、皆で来てよ」「美味いもん用意しとく!」「漁体験してみる?」などなど、仲間達もセルウィンを誘っていたことは記憶に新しい、けれど。
その約束が果たせなくなってしまったことを、カレルはまだ知らない*]
― 平原南 ―
[手の動きで自隊の義勇兵と弓兵を呼び、篝火の設置と下準備を行っている最中。
自隊が布陣している南側で動きがあった]
!!
[カナンの号令により動き出す、ゼファー兵による突撃>>21。
その攻守切り替えの早さに南側を護る兵達は驚いていた。
盾を翳し、突撃を防ごうとする盾兵と、攻撃することで勢いを削がんとする軽歩兵達。
激しくぶつかりやや押されていくのをカレルは側面から見た]
「カレル、拙いよっ…!」
落ち着いて!
彼らを信じよう!
準備を急いで!
[動揺が走った義勇兵の仲間を叱咤し、策の準備を急がせた。
篝火が用意出来れば着火し、薄暗くなってきた辺りを照らし出す。
薪に布を巻き、油を染み込ませてたものを何本も作り。
小さな革袋と少し大きめの革袋に油を入れて、数名の義勇兵に持たせた]
[そうしている間に北の隊列が整い、未だ守勢のクレメンス隊を攻撃し始める。
後退し始めるのに合わせ前進しながら槍を繰り出すが、南側のことがあるために警戒を強めながらの攻撃となる。
隙あらば突き出された相手の槍を掴み引きずり出そうとする剛の者もおり、それが叶えば引き合う状態で周囲が攻撃を繰り出すことになるだろう。
尤も、それは相手が攻勢に出ればの話だ]
[ゼファー兵の突撃に遅れて完了した準備を手に、カレル達義勇兵は東西からゼファー兵へと向き直る]
投擲!
[カレルの号と共に東から投げ入れられる、油の入った革の小袋。
放物線を描く小袋の口は緩く結んでいたから、盾か鎧にぶつかれば、中身をぶちまけることになっただろう。
当たらず地面に落ちたり、槍で往なされたとしてもそれはそれ。
次手の助けにはなるはずだ]
点火!
[再びの号に、義勇兵達が加工した薪に火をつけ始める。
東でいくつもの火が灯れば、西でも同じように火が灯っていった]
いけぇーー!
[カレル自身も薪に火をつけ、号ともつかぬ叫びと共に薪をゼファー兵へと投げつける。
それに倣い、煌々と灯る火が次々と空を照らしながら放物線を描きゼファー兵へと向かっていった]
[投げつけた火だけでは大した威力にはならないだろうけれど。
先に投げつけた油に引火したなら、喩え鉄であっても油が残る部分は燃え始めるだろう。
油が地面に落ちていたなら、足元から火の手が上がることになるはずだ。
僅かでも火の手が上がったなら、少し大きめの革袋を持った義勇兵が、ギリギリまで近付いて追撃の油を撒くことになる*]
/*
ちくしょう!今日落としてくれても良いじゃないか!www
残念、次回に持ち越し。
でも次辺りフェリクスも落ち狙ってんじゃないかっていうあれでそれ…。
[2人落ちになれば問題無いけど]
トルーンの民 カレルは、ゼファー軍小隊長 ミヒャエル を投票先に選びました。
/*
落ちる時はカナンに一騎打ち申し込みたいなぁ、とか無謀考えてる僕ですw
そろそろ義勇兵達にもドンパチさせたいにゃあ。
何人かは流石に死なせないと(
[どう言う理屈]
― 平原南 ―
[敵陣の各所で立ち上る炎。
咄嗟の策が効果を表した瞬間だった。
それを見て義勇兵らは歓喜の声を上げる]
気を緩めるな!
武器を握れ!
[ここで終わりではない、と示すためにカレルは声を張り上げた。
追撃の油を撒くために前へと出た義勇兵を護るため、カレル達も武器を手に取り前へ出る。
陣の中から散開してくる軽歩兵>>45を、武器を持って出迎えた]
なるべく複数であたるんだ!
[技量の差は明らかであるため、人数で力不足を補う。
相手の刃にかかる者は当然いたが、叶う限り相手の動きを止めるべく武器を振り続けた]
[事前の通達なしで為された炎の策は、接敵していた味方も驚いたことだろう。
特に南側では炎を受けたゼファー兵が火達磨になっても立ち向かってくる>>44ため、相手の気迫も今まで以上に感じられた。
執念とでも言おうか、元首であるカナンの指示を全うせんと、戦線維持を命じられたゼファー兵達は、引くことを知らぬかのように立ちはだかる。
振るわれる槍すらも炎を纏い、貫かれた味方兵が炎に包まれることも少なくなかった]
[北側では相手が変わらず防御陣のままのようだったが、炎は着実に燃え移っているよう。
あまり踏み込みすぎると今度はこちらが炎に突っ込んでしまうため、前進は慎重に行われた。
それでも深追いしすぎて炎に焦がされることもままあるよう。
槍を掴まえてゼファー兵を隊列から引きずり出すことに成功したりもしていたが、一騎当千とも言えるゼファー兵のこと、数名を相手にしても渡り合い、見事隊列に戻るものもいた。
それが討ち取れた時は意気を上げて、炎に気をつけながらも前進したりもしていた]
[炎を消そうとするゼファー兵に対しては、疎らなタイミングで矢が飛び行く。
乱戦の様相を呈する場所は避け、ゼファー兵がいる場所だけを狙う態。
射掛ける矢の数は多くは無いが、消し手を減らそうという目論見は当然のようにあった。
場所によっては味方を射てしまうリスクは承知の上である]
[カナンの血がべっとりとついたままの剣を握り、カレルは仲間数名と共に軽歩兵の一人へと斬りかかる。
槍の柄で受け止められると、別方向から仲間の槍が振るわれ、それを避けるようとしたゼファー兵に剣を強引に跳ね上げられた。
鑪を踏み、後ろへと下がるカレルを補助するべく、別の仲間が前へ出る。
そんな風に連携を組み、油を撒く義勇兵がゼファー軍へ近付く道を作っていく。
運悪くゼファー兵に捕まり地に伏せる者もいたが、いくつかは狙い通り油をゼファーの陣にぶちまけることが出来たようだ。
炎が上がれば義勇兵も沸きあがる。
士気が上がれば振るう武器も段々と力強く、躊躇いなく振るわれるようになっていった*]
/*
本日帰宅が21時過ぎになりましてね……。
疲労が半端なくて、今ログ書きながらうとうとしてましたよ。
ちょっと今日ダメかもしんない。
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