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命令して感じさせるのは違うだろ?
感じなきゃ、みたいにプレッシャーに思ったらつまらないと思う。
経験が浅い俺が言うことではないだろうが、触れ合うだけで、俺はドキドキしているから、カサンドラ、君がそういう風に俺といるだけで何かを感じてくれればいいんだよ。
[ゆっくりと……彼女の躰を抱きしめる。
その時に彼女の肌から伝わる震えに触れた瞬間、自分の肌にも鳥肌が立つ。
まるで化学変化のようだと思う。
感情の起点が違うだけで躰への反応の仕方も違う。
拍動の多さ、体温の高さ、呼吸量の増加。まるで病気にかかった時のようだ。もちろんそのような不快さはないのだけれど。
心の奥が締め付けられるようで苦しいような。
これが言葉では知っていたけれど、知らなかった切ないということなのだろうか]
[初めてカサンドラに会った時のことを思い起こす。
他の人と違う雰囲気を持った人だと印象強かった。
ずっと変わらない容姿。笑顔なのに感情が感じられないような顔。
美しいのに、どこか人形のような。
本邸で会う度にその印象は強まり、嫡男として本邸に引き取られて真実を知った時に納得もした。
自分にとって彼女を手に入れるのは未来の約束だった。
だから恋をする必要などなかった。
他の人とも、そして、カサンドラ自身とも。
彼女を離さないように、彼女を縛らない方法を考えた。
真実を知った時期がまだ早かったから、家から着かず離れずな生き方を選ぶことができたのは幸いだったし、それを現実にできる才能が備わっていたのもラッキーだった]
カサンドラ、君が好きなことしてあげるから、俺のことをもっと好きになって?
[ふざけたように、先ほどのアンドロイドの言葉を真似る。彼女は自分が真似してると思って笑うだろうか。
しかし、それは本心からだから真似でもなかった。
そうしないと本当のことが言えないのは弱気なせいかもしれない。
君がどうされると喜ぶか知らないから、とりあえずそのまま、彼女の肌を撫でまわす。
タコができて固い指先が彼女に触れると痛がるかもしれないから、届く範囲は舌先と唇で。
彼女をシーツの上に押し倒して頬、首筋、肩、と丁寧に愛撫を繰り返し、腰をゆっくりと回すようにして、彼女の奥に入り込もうと試みる。
少しでも彼女と深く交じり合いたかったから*]
――ぁっ…。
[告白をしたら突然、突き上げられる。
照れ隠しのような動き。良かったとホッとするのもつかの間。
しみじみと、でも嬉しそうにつぶやかれる。
それだけで熱くなってしまう。
素直な感想が、こんなにも気持ちを高ぶらせるのかと思う。
気持ちが染みわたるようで、こそばゆく、はにかむのであった*]
はい。違いますし、命令されたから感じたと思われるのも嫌です。
私も…ドキドキしていますよ。
触れられるのが嬉しくて、感じないととより、感じているのに信じられないのではと言う恐怖はあります。
でもそれ以上に、やはり嬉しいのです。
[触れ合い、それが嬉しい。
温かく血が通っていく気分になる。ドキドキしていると言うのを表すかのように、二つの鼓動が重なって同じように早鐘を打っているよう。
こうしているだけでもいいと思う。これだけで良いと思う
そしてもっとと思ってしまう。すべてを彼で満たしてほしい…。
改めて――]
――っ…ぁっ…ンんっ……。
[作り物が言いそうなことを口にするのは、ふざけていると言ってもいいのに、素直な言葉には弱いらしい。
何も言えなくなって、赤くなってしまう。
触れられるだけで声が上がる。
気持ちいいのか、くすぐったのか身を捩る。
押し倒されて、男を見上げるとはにかみ、手が下りていく腕から逃れた場所が熱を持つのかすくめたりもしている。
その動き、あげる声は、初めの時とは、全然別物だと解るほど。
自分でもこんなにも感じるのが驚きであり、どれほど感じてしまうのか恐くなってしまう。
手を伸ばして、男の肩に掴むと、奥へと入りこんでくるから爪を立てて身体を押し付けるように逸らしてしまう。
息を止めていたのか、入り切れば一度吐き出す。
こんな風に感じれるようになるとは思わなかった。
そしてこんなにも嬉しくなるとは思わなかったから、胸がいっぱいになる]
ルートヴィヒ様……嬉しいです……。
一緒に、気持ちよくなりましょ。
[感極まるのか、瞳が潤む。嬉しそうに笑いながら、肩から首へと手を回ししっかりと抱き、頬、耳元に口づける*]
[先ほどとは違って、すぐにはにかんで赤らんで恥ずかしがるカサンドラ。
やはり、甘い言葉には弱いらしい。
動き自体にそれほど違いはない、とは思う。
始めて彼女を抱いた時、アンドロイドが彼女を抱いた時、と比べても。
ただ、愛しさが溢れて、自分がどうしようもなく興奮しているのはわかるが。
肩の辺りにぴりっとした痛みが走る。
彼女が爪を立てたようだ。
息をこらしている様子が、本当に感じているのが分かって、嬉しくて。
そらした躰の喉元に、まるで歯を立てるようにして優しく噛みついた]
もう既に、俺は気持ちいいけどね。
[君を抱くのは気持ちいいと、教えてもらったって言っただろう?
それは他の女でも同じだと言われたけれど。と首を竦めて揶揄うように呟く。
かといって、他の女を知ろうとは思わないけれど。
抱きつかれて彼女から何度もキスを落とされれば、返すように彼女を抱きしめた]
もっともっと、気持ちいいと、教えてくれるのかな。
[どちらかが教えたりするのではなく、二人で知って覚えていけばいいこと。
抱きしめあい、躰を密着させたまま、腰を揺らす。
二人合わさった肌が汗で滑り、重なりあった箇所から溢れる蜜も二人の動きをますます円滑にさせて。
最初は優しい動きだったのが、どんどんと激しい動きになっていく。めちゃくちゃに腰を動かしてカサンドラを責めるようにしているから、彼女はこれだから童貞はと呆れているかもしれない。
思いと体力ばかりが先行して、欲しい心と欲望に引きずられて、ただ彼女が欲しくてたまらなくなる。
イイ場所に触れたのか、彼女がびくっとひときわ大きく躰をうねらせて、甘い可愛い声を漏らす。
さざ波のように震える内腿と内部のひくつくような蠕動で、屹立が絞られて。
その衝撃に耐えられるはずもなく、頭が真っ白になった]
おかしいな……噛まれていないはずなのに。
[カサンドラの中に溢れんばかりに欲を注いで。
身じろぎすれば、粘っこい音が彼女と自分の間から漏れている。それがまだ慣れなくて恥ずかしいのに。
――どうしてだろう。抱きたい気持ちが止まらない]
君の催淫毒って、噛まなくても影響ある?
[そう言いながら、いやらしい笑みを浮かべると、収まるまで付き合ってくれな、と囁いた*]
……っ
[喉元の痛みと言うより、刺激に恨みがましく見つめてしまう。
気持ちよくなるに比例して、噛みつきたい衝動も高くなっている。
それを一生懸命我慢をしているから]
わ…たしも、気持ちいい、ですよ。
[誰でも一緒だろうと思っていたあの時とは違い、自分だけでと思うと気持ちがさらに気持ちよくさせ、ふいに締め付けてしまう。
無意識にやった行動で、身体が跳ねて押し付けてしまう。
受け止めるように抱きしめてくれるのは良い。だけどやはり噛みたいと思うから、それを紛らわすために、あちらこちらキスをする。
うっかり噛んでしまわないように、触れるだけのキスをあちらこらに]
も、もちろんですが…私も、教えて、貰いますよ?
[頷くが、教えて欲しいと思うのは自分も。
自分でもどこがとか、どうとかはもう解らなくなっているものだから。]
――ぁぁっ ……ン… ぁっ…… ぃぃっ…
[どんどんと激しくなる動くに、自然と声が上がる。
背中に手を回せば、爪を立ててしがみついている。
身体ごとすべて擦り上げるように突き立てられ、それがさらなる刺激になる。
声がさらに高くなり、欲しいと締め付けもきつくなる。
もう駄目という時に首筋に顔を埋めて、そのまま…しそうになるのを済んでんのところで自分の腕を噛んで絶頂をむかえる。
それは何十年ぶりかの絶頂であった]
……ぁ、ぁりませんっ……
[荒い息を漏らして、腕から口を離す。
こんなけだるげで、でも満足したのも久しぶり。
が、どうもまだまだ終わらないらしい。
いくらでも付き合いますよと言ったが…果たして付き合いきれるのだろうか*]
[――それから…結局もう無理と先に音を上げたのはこちら。
と言うのも噛まずにはいられなくなり、噛まないようにするのが困難になったからである。
噛まずにこれだから、噛んだらどうなるか…それは興味があるが恐ろしくも感じる。
なぜかと言うと、一晩中と言うのもありそうだから…。
それでも、飲みたいと言う欲求がなくなる事はないから]
…今度、噛まれたらどうなるか…試してみます?
[誘い掛けて、そう言えば恐れていたよなと思いですから]
安心してください。記憶を覗いたりはしませんから。
[本当はもうずっと前に、力を制御して血を吸っても記憶を覗き見る事をしないようにできていた。
だが、あいつらにそれをわざわざ教えるぎりはないし、教えたら教えたで変な風に使われる気がしたから。
だからその事を誰かに教えるのは初めてである。
そしてどんな反応をするのかと、伺うのであった*]
やっぱり、血を吸いたい気持ちになるのか?
[ぐったりと横たわるカサンドラの髪を優しく撫でながら囁く。
自分も彼女を求めても求めても欲しい気持ちが治まらなくて困ったが、吸血鬼の方は噛みたい衝動の方が抑えられなくて困るらしい。
約束を破り、牙を立てたりしないで必死に抑える彼女をますます愛してしまう。
自分はこんなに性欲が強い人間だっただろうか。
童貞をこじらすと恐ろしいことになる、というのが本当だったのか、カサンドラが悪いのか。
まだ子供に毛が生えたような年代の少年を魅惑していた、過去のカサンドラが魅力が悪いことにしておこう。
それにしても吸血鬼の性衝動と吸血衝動は近いところにあるのだろうか。
それなら、思う存分血を飲ませたら、性衝動は収まるのかもしれない。
血さえ手に入れればよいのだから、当家にいる使用人に限定せずに献血かなんかを金の力にものを言わせて買い上げて提供してもらえば、カサンドラは楽に生きられるのではないだろうか、と思う。
それが催淫毒が出るようなやり方をするのは、やはり、淫猥な宴に耽りたいという、父や祖父の思惑があるのだろう。
いったいどんな毒なのか、知りたいような知りたくないような]
記憶覗かれても……あんまデメリットはないかな。俺は。
でもカサンドラが絶望してしまうかもだしなぁ。
[カサンドラに知られて困るとしたら1つだけ。
彼女が誤解しているだろうことの真実。
もし血を吸って彼女が真実を知ったらどうなるだろうかを考えて、結果、もし彼女の愛が醒めたとしても、どちらに転んでも自分はこの世に存在してないだろうから、大した問題ではないと思った]
じゃあ、俺と全力でエッチしたくなったらその牙を使うといいよ。
楽しみにしてるから。
[そう爽やかにほほ笑んだのに、どうしてだろう、彼女がその顔を見て引きつった顔をした気がする*]
― 到着前日 ―
カサンドラ……これを。
[船内で配られていた小さな灯篭を彼女に渡す。
気球のような形をしたそれに願いを書いて、中の蝋燭に灯をともして空に飛ばすらしい。
なるほど、上昇気流を利用した凧揚げというところか、というロマンスの欠片もない感想を抱いた。
願い事を考えてるようなカサンドラに先にペンを譲り、その美しい横顔を微笑んで見つめていた。
彼女をエスコートして歩く姿も様になってきたような気がする。
あれからほぼ毎日、昼夜なく彼女にはアンドロイドの「被験者」を頼んでいるが、その検査には最後には自分も混ざることになるのはどうしてだろう?
最後の最後はアンドロイドの機能を停止させていることも多いのだけれど。
おかげで、自分によく似たアンドロイドは、「愛」ということに関しては詳しく覚えたようだ。あいにくプレゼンには使えないような内容ばかりなのでプロテクトは厳重にかけるつもりだが]
何を書いたんだ?
[そう覗こうとしたが、ペンを先に押し付けられてしまって、自分の願いを書くように言われてしまう]
願い、か……。
[願いは、もう叶っているようなものだしな。と考え込む。
プレゼンの成功とか仕事のこととかは願う気にもなれない。
カサンドラのことも、早いうちになんとかなるだろうと思っているし]
ああ、そうだ。これしかないか。
[一つ思いついて大きな字で堂々と書く。
カサンドラに見えないように隠し、そして火を借り受ければ蝋燭に灯す。
中の空気が温まり、宙に浮かび上がる願い。
神様しか聞き届けられない願いは、彼女の人より優れた視力では読めたかもしれない。
読めたのなら、セクハラだ、と叱られるかもしれないが。
夜空に吸い込まれていく気球に書かれた「子宝祈願」の文字を思い返し、目を細めた*]
そうですね…。
昔はそんな事はなかったと思いますが…。
ただ最近は、血を吸えばやって、やっている最中も噛みついたりしていましたから、それが癖になっているのかもしれません。
[顔をしかめながら答える。
それが当たり前の事になっていたから、抑えると言うのに一苦労したように思えて。
そうしないようにすれば、もしかしたらだろうが、それは一苦労しそうだし、彼と離れ戻ったら元の木阿弥だと言うのも解るからこそ難しい。
それに…戻った後、そう言う事をしているのに対して、どう思うのか…。
それは今からでも恐いと感じてしまう]
絶望するような何かと聞いて、覗く勇気などありませんよ。
[わざわざ絶望する気はない。
それとも、そんな事をするように見えたのだろうかと、首をかしげている]
……解りました。
[記憶を見るだけでなく、飲むのも躊躇うのは絶倫そうだなと思ってしまう。
顔が引きつってしまうが、きっとその血の誘惑には勝てないだろうと…。
覚悟をいつ決めるかの問題だけな気がした*]
― 到着前日 ―
ありがとうございます。
[こんなイベントがあるのかと思いながら、ペンを受け取る。
数日だけと言ってもこの船での出来事は大変濃いものであった。
この旅に同行するにあたって言われていた「被検体」の意味についても理解はした。
しかし、これをする意味は何なのだろうかと、何度疑問に思った事か。
疑問に思っても、大事な事だと言われると、納得するしかない。
そう言う分野については、何一つ詳しくないから、作り手が言う事は正しいと思って。
そんな濃い日々ももうすぐ終わりで、そして終わればまた…。
そう思えば気持ちも暗くなる。
だからこそ書く事は一つだけ
『彼の傍に居られますように』
と…早くと、長くと…どちらを付けようかと思ったが、どちらもだと思えい、ただ傍に居る事を願い書く]
内緒ですよ。
[覗きこもうとされるから、ペンを渡して遮る。
かれはどんなことを願うのか、気になるが自分が教えないのだから、気にしないようにする。
気にしないようにしていた…が、気球みたいなものを飛ばすとき、つい探してしまい見えたものにしばらく止まる。
驚きとともに、嬉しさもあるが…同時にどれだけ睦み合えば出来るのか…。
身体、もつかなと思ってしまうのは仕方がない事である*]
/*
こんばんは。無理やり時間作って戻ってきたら、あと一時間だという……。
なんか色々と褒めてもらっててびっくり。フィルタ切ってて気づかなかったし。
みんなのロル上手いし綺麗だし面白いし深いし、で勉強させてもらいました。
[船が港に入る時、汽笛が鳴った。
大きく息を吸って、じっと陸地に目を凝らす。
船が港に着いたら、いよいよ大事な仕事だ。
製作したアンドロイドをお披露目して、それを万国博覧会に出品するための売り込みをするのだ。
今まで入念な準備もした。仕上がりも上々。
自力でタラップを降りるアンドロイドを見て、人数が一人増えたと大騒ぎが起きるだろうパフォーマンスも仕込まれているが。
しかもそれは自分によく似た人物なのだ。
この成功不成功で自分の将来が決まる。
特にカサンドラ……彼女との未来が決まるからこそ、必死でもある。
ストラ家以外で自己を確立し、経済的にも独立をする。
何重にもして隠していた、「自分が従業員として勤めている」と言っていた会社の持ち主は自分であると父たちに打ち明けても、ストラの財力を使って取り上げることができないくらいの社会的な実績を見せつけるのだ。
そして、名実共に当主を受け継ぎ、カサンドラの実質の所有者となる。
しかし――。
胸の上に手を置いてほほ笑んだ。
カサンドラはもう、自分のものではあるのだけれど。
彼女の心だけでなく、彼女の力も。
今から何年前のことだろうか。
父の胸に揺れるペンダントの中の力を、自分が受け継いだのだ。
それは使わなければ大元の力の持ち主であるカサンドラすらその存在があると気づけない。
そして自分はずっと使わないで持っていたのだ。
自分の躰の中……心臓に。
もしカサンドラが自分を殺したら問答無用で力は消え失せる。
自分が彼女に力を返そうとしても、力を抜いたら自分は死ぬ。
自分が生きている限り、カサンドラを縛るというからくりだったが、まさかこれを仕込んだ時は、彼女と恋に落ちると思っていなかった。
彼女が自分を噛んで、このことに気づいたら彼女はどうするだろうか。苦悩するだろうか。
自分が死んで彼女が力を取り返したとしても、自分が生ある最期がカサンドラと居られたのだから本望だと思う。
だから、噛まれることも恐れなかった。
愛情深い、私の吸血鬼。
きっと彼女は自分を殺せない。
初めて彼女を見た時から惹かれていて、仮初でも旅の間だけでも恋人の真似事をと思っていたけれど。
手に入れてしまったのだから、もう容赦はしないし、手放せない]
[空になったスーツケースは船に残し、僅かな荷物は自分と同じ顔をしたアンドロイドに持たせる。
そして、愛する人をエスコートしようと手をそちらに伸ばした**]
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