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[ともあれ、今は宣した役目に集中する。
一点に留まらず、流れを繋げる動き。
それは、粗削りながら、確かに暴風の太刀を継いだもの]
へ、不意打ち、って……。
[揺れるってなに? なに? と疑問浮かべる暇もあらばこそ。
振動が伝わり視界が変わってゆく。
見回せばそこは城壁の上で、周囲には攻城兵器やら何やらが並んでいて。>>2:343]
部隊……は。
まだ、ない。
てか、ぼくはまだ、そこまで届いてない、て、
[他者の命を預かるには、未だ未熟に過ぎる、と。
そんな判断がされているとまでは読み切れていないが。
ともあれ、唐突な問い>>2:344には戸惑いながらこう返していた。*]
あー……うん。
それはありそうやねぇ……。
[こちらへの認識は理解できるから、素直に頷いて。>>6
前置きの後に語られる話>>7を神妙な面持ちで聞いた]
うん、
[少人数の遊撃部隊。
撹乱陽動から奇襲に本陣強襲まで、速さを生かして駆け抜けるのが常の事]
[そこから始まったあれこれは、今までほとんど縁のなかった光景。
思わずぽかん、としてしまったのは許されたい]
……へ?
[てかあの槍とかなに無茶じゃないのねぇ無茶じゃないの? なんて。
思っていたら、思わぬ言葉が向けられた。>>10]
あれ、て、あの部隊?
ぼくが?
[上がる声は、多分相当惚けていた、けれど]
…………わかっ、た。
ここでぼーっとしててもしゃーないし。
簡単に諦めたりしない、ってのは、ちゃんと見せときたいしな。
[見せたい相手が何なのかには触れぬまま。
少年はひとつ、頷きを返していた。*]
[いずれ、という言葉に一瞬だけふにゃりとする。
師父は主君に惚れ込んであそこにいる、と言っていた。
けれど、自分はそこまで入れ込めるものをまだ見出していない。
だから、どうなるかなんてわからない。
とりあえず、そんな横道思考は一瞬置いて]
要点……かぁ。
[教えられる言葉>>20を、今は素直に聞く。
実際にどこまでできるかなんてわからないけれど、ここは胸を借りるつもりでどかんと良きゃいいか、なんて。
思考はそこにすとん、と落ちた]
わーった、んじゃ、言ってくる!
[行ってこい、という言葉>>21に頷き返して階段を駆け降りる。
降りた先に待つのは、見知った人たちと似た装いの歩兵隊]
よしゃ、んじゃ、行くぜい!
[宣と共に走り出す。
めざす部隊は上からの攻撃で大分浮足立っている。
これなら、と意識を巡らせて]
横合い、ちょい、薄いとこ!
そこから飛び込んで、食い破るっ!
[短い指示を飛ばした後、僅かに薄い部分から喰らいついていく。
部隊指揮の経験なんてないし、そもそも師父の部隊は指揮でどーこー、という隊でもない。
だから、部隊の運用はだいぶお任せする事になるだろうけれど。
つむじ風はその牙を持って、着実に敵の数を減らして行った。**]
/*
てしてし、と一先ずお返ー。
まだちょっと、本調子でないから、今日も無理しないで沈んどくのだよ。
明日には復帰できるといいな……ととおいめしつつ、また後でー。
[くたりきゅう。**]
[走る自身への分析と評価>>72は知らぬまま。
つむじ風は、暴風にはないもの──小柄さ故の立ち回りを生かして、
実際の場に立った時にどうなるかは、自分自身でもわからないけれど。
今はただ、これがやるべきだから、と思い定めて駆け抜けて]
……へ?
撤収?
[呼びかけ>>73に、最初に上がったのは惚けた声。
ぐるり、見回せば、周囲の敵の層は明らかに薄くなっていて。
突っ込めば全部倒せるんじゃ? なんてちょっとだけ考えたりもしたけれど。
ついてきた部隊が大人しく下がる様子に、あ、置いてかれる、と気づいて慌てて後退した]
とりあえず、これで終わり、って事なんかなぁ。
[それならいいけど、とか思う反面、気持ちはどこか落ち着かなくて。
なんでこんなにざわざわするんだろ……と思いながら何気に視線を巡らせて]
……は?
なんや、あれ……。
[今までは確かなかった気がする、巨大な何かの影に上がるのは惚けた声。
何はともあれ、と駆けて行くのはゲルトの所で]
にーさんにーさん、なんか出てきたっぽいけど、なんやあれ!?
[辿りつくなり上がるのは、上擦った声の問いかけ、ひとつ。*]
異常事態、って……。
[その一言で済ませていいんかい、ってちょっと思ったのは許されてほしい]
いやいやいや、確かに色々あったけど!
常識が壊れるとかどっかに落ちるとかってのはない気がするんよ……。
[悩ましい様子に律儀に突っ込み入れた後、説明>>93を聞いて]
……つーまーり、アレも殴らんとだめ、って事かぁ……。
[聞いた後、ちょっとだけ考えて]
んじゃ、ちゃっちゃっとやってしまおか。
[物凄くさらっと、さらっとこう言った。*]
まー、確かに、これがふつー、てなってまうのはきついやね……。
[そこは同意できるから、素直に頷いて]
あちらさんが、ふつーが通用しないのもわかるし……うん。
[今の内はすっ飛ばした方がやり易いかもしれない。
それも一先ず理解したところで。]
うん、ふつーに伐ろうとしてもちょっと無理ぽい、し……。
[樵が大量、って、それはそれでとんでもないだろなー、なんて思いつつ]
そいや、なんか拾ったねぇ、紫っぽいの。
あれ、関わりあるんかなぁ……。
[ポケットの中の二つの結晶を見て、首を傾げて。
ともあれ、バリスタが用意される>>101のを見つつ、さて自分はどうするか、と考えて]
とりあえず、ぼくは近くに行って考えてみるわ。
ここでぽけーっとしてても、どーにもならん気がするし。
[移動は多分、念じればできるだろうから、と軽く言いつつ。
枝に生っている実を攻撃する方法とかは、その場で考える事にしておいた。*]
/*
どーしよーかと思いつつ、まあ、城壁の上でぽけーとしててもアレだしね、っと突っ込む宣言をするぼくでした。
……他に攻撃手段がないとも言うけど(
つむじ風 シュテルンは、壁|・)わふ。
[気を付けて行け、と言う言葉>>108に、はーい、といいお返事をして空間を渡る。
跳んで行った先はと言えば]
……うーわー。
[思わず棒読みな声が上がるような、そんな世界だった。
うねうねと動く木の根やら、群れる魔物やら。
いろいろな意味で、こちらの常識を凌駕している、と改めて思ったりなんだりしつつ]
まー、確かに。
真面目に考えてると、やっとられんやねぇ……。
[先に言われた言葉を思い返しながら呟いた後。
ずっと提げたままだった太刀を両手で握り直して、横に大きく薙いだ。
一閃は、じりじりとにじり寄って来た根を斬り払う]
よう、動くよなこれ……って。
あれ、もしかして、これって……。
[上手く使えば、使えれば。
もしかして、足場になったりするんじゃないか、とか。
考えついたのは、今、先端を払った根っこがずもももも、とかそういうノリで持ち上がるのが目に入ったからで]
……よっしゃ。
やって、みっか!
[やれるかどうかわからないけど、やってみなきゃあ始まらない。
そんなわけで、こちらを捉えようと伸びてくる根っこを待ち構え]
……いよっ、っと!
[軽い掛け声と共に伸びてきた根っこに飛び乗り、それを足場に高く跳ぶ。
こちらを捉えるべく新たに伸びてくる根っこを次々に蹴飛ばしながら、枝の上へと降り立って]
てかほんと、これ絶対楽しくないヤツー!
[枝の上に咲く"目"に、突っ込みが先に出たのは許されろ。
とりあえず、狙うべきはどれだ、と見回した時。
思いもよらない声が届いた]
『楽しゅうないんなら、無理にやらんでいいだろ』
……へ?
[聞き覚えがあるどころの騒ぎじゃない、声。
それを認識した直後、目の前に現れたのは]
……
[なんで、どうしてここにいる、と。
廻るのはそんな思い。
けれど、目の前に立つのはどう見ても師父で。
戸惑っていると、更に言葉が重ねられた]
『やりたくなんなら、無理にやらんでもいいて。
ホレ、早く帰って、メシの準備せんと』
え、えーと……。
[ちょっと待ってこれどうなってんの、と。
しばし、意識が混乱する。
いきなり出てこられたのもびっくりだし、なんかいつになく優しいし、と。
ぐるぐる廻った思考はそこで止まった]
……ちょい、まて。
いやここは待つんや、ぼく。
[師父が優しい。
おかしくないけど、おかしい。
いや、こんな状況で、自分のやるべき事をぶん投げていい、なんて言うだろうか。
普段はへらへらしてるのに、仕事になると別人かっ! ってくらい厳しく鋭くなるあの人が。
途中で修行投げだそうもんなら、文字通り一晩吊るすひとが]
[ひとつ、息を吸って、吐く。
心拍が上がってる気がするけど、なんとか押さえ込んで]
そんな……そんなカッコ悪い事、ぼくの
[そんなわけない、あり得ない。
だから、コレは違う、師父に似せた何かだ、と。
そう、思って、思いっきり──蹴っ飛ばした。
太刀を向けて振るうのができなかったのはまあ、お察しを、という所で。
思いっきり蹴り飛ばして開いた目の前を全力で駆けて。
赤紫色の実に近づくと、今度は遠慮なく、力いっぱい、太刀を振るった。17(20x1)]
[振るった太刀は真っ向、赤紫の実を捉えて両断する。
同時、ポケットの中に入れていた結晶がひとつ、とけるように消え失せたけれど。
そこに気づく余裕は、ちょっとなかった]
……っとに!
趣味、悪すぎやん……!
[苛立ち込めて吐き捨てる。
なお、どーやって降りるか、には未だ、思考が届いていなかった。*]
/*
てか、油断してたら!
みんなして可愛いいいまくるなし!
[可愛い言われるとびみょーなお年頃であります]
[枝の上で実を斬り払っている間にも、他の面々が次々と樹に仕掛けていく]
……いや、ほんとこれ。
ふつーに見れるモンじゃないよなぁ……。
[そういう意味では、得難い経験をしているのかも知れない。
この樹の形自体には、色々と突っ込みたいがそれはそれとして。
やがて響く、断末魔。>>202
様々なものの絡み合った波動に身を震わせたのは、一瞬の事]
て、ちょ、まーっ!
[樹が萎びて縮む。
当然、今いる枝も端から萎れて行く。
このままだと落ちる──なら、どうするかの逡巡は、短かった]
このままただ落ちるんならっ!
[自分から踏み切って跳んだ方がまだマシだから、と。
足場が無くなる前に枝を思いっきり蹴って跳んだ]
[一体どんな修行してんだ、と突っ込みたくなるような一言も落ちたが、それはそれとして]
いよ、っと!
[かなり無茶した気がしなくもないが、それは置いといて。
着地した少年の上に零れ落ちるのは、橙色の煌めく結晶。
少年はしばし、それに見入った後、ぐるり周囲を見回して]
ってぇ、と。
……
はよ、帰らんと。
[思わぬ出会いや、体験を、師父は果たしてどう聞くだろうか、と。
ふと、過るのは、そんな思い。*]
/*
とりあえず、ここまでやっときゃ、後の部分は纏められるとこまでやっとく!
……うん、
/*
ログラッシュ―、とのほほん眺めてたら、なんか言われて……www >>~8
うん、もうちょっと先になるとは思うけど、元気にカチコミ行くよ!
[まてまて]
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