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トール先輩……、
[泣くなよと言われると、左手でぐいと涙を拭う。
トール以外にも人がいるのだから、そんなところは見せられない。
……と思っているはずなのに。
最期の試験などと言われてしまえば。>>260]
…………………………っ……
[やっぱり、涙がこみ上げてきそうで。
数度唇を噛んで耐えながら、]
……俺も、トール先輩と一緒に出来て、良かったです……。
ありがとう、ございました…………。
[幾分声を震わせながら告げた。]
――少し前:練武場にて――
[シェットラントの声>>262に、ホッと表情を綻ばせる。]
すまん。頼んだ。
流石に――――……、
[戦いで疲弊して、かつ右手を痛めた後、少女とはいえ一人担いで動くのは負担が大きい。
なるほど、シェットラントのルームメイトなのかと納得しながら。
が、幾分気圧されたような表情>>263を見れば、]
ま、今後はフレデリカに剣を教えたりもするつもりでいるんだが。
[などと、さらに心配させそうなことをさらりと告げた。]
[ダーフィトの言葉>>258を聞けば、にんまりと笑った。]
いいもん見たってんなら、後で感想聞かせてくれ。
自分でも少し纏めたい。
[自分の分析も時には面白いかもしれない。
そんなことを考えながら、ひらひらと左手を振って医務室へと向かった。*]
――現在:医務室――
[ベリアンの言葉>>*70に、ちらりと横目を向ける。
それも間違っていないし、否定する気にもなれなかった。]
……ま、どちらにせよ、な。
[が、続く言葉>>*72を聞けば、ほう……と感心したような表情を浮かべる。]
なるほど。潰す気でかかるか。
面白い。
少し、時間を融通してみよう。
[なるほど、この男は面白い。
ディークの同室だったか。
少し話を聞いてみようか――…などと思いながら。]
――現在:医務室――
[一体何の話をしているのだろう……。>>269
そんな風に思いながらも、おとなしくしてはいたのだが。
最後に聞こえた声>>270には、]
………………ほう。
トール先輩を、臆病だと……?
[再びディークに喰ってかかりそうな勢いだ。]
[トールの様子>>277は、やはり困ったような視線を向けていたが。
名を呼ばれれば、途端に姿勢を正した。]
は、はいっ
[応えはしたが、やはり訳がわからず、首を傾げるのみである。
ディークへの態度も制止されるし>>280、]
……大丈夫。落ち着いてます。
[やはり、おとなしくしているべきかと、沈みがちながらも再び医務室の椅子に腰掛けた。]
[トールの言葉>>283を聞けば、パチクリと目を瞬かせる。
大事な後輩……きっと、トールにとっては後輩は皆大事だろう。
特別大事な後輩……その中でも、特別ということなのだろうか。
確かに、ルームメイトとして共に過ごす時間は多いし、特別と言われれば、そうなのかとも思う。
あぁ、でもそれ以上に――……、]
…………俺にとっても、トール先輩は特別な人です。
[自分の中の感情に、少し近かったりもするんだろうか……と。
ほんの少しだけ、期待してしまいそうな気がして。
気恥ずかしそうに、視線を逸らした。
……まぁ、自分にとってトールが特別なのくらい、言わなくてもわかるのだろうけど。]
ま、性根というなら俺も人のことは言えないな。
生徒会長なんてやってても、寮長や副寮長みたいな立派な心根は持ち合わせちゃいない。
[ベリアンの言葉に、くすくすと笑みを零す。
寮で見かける時、トールへの対応とそれ以外とで露骨に違うこと、同級生や上級生相手には斜に構えるような態度も多いことは、見て取れるだろう。]
[嫌がらせが信条と聞けば、さらに口元が綻ぶ。]
正直なものだ。
手負いの猛獣を仕留めにかかるということは、
逆に噛み殺される覚悟も出来ているということか。
[ちらり、意味ありげな視線を向けながら。]
ま、餓えた手負いの猛獣とは言うが、な。
最近はすっかり飼い慣らされてもいる。
[それがまた心地よくもあり、困るのだが。]
……どちらにせよ、面白い話だ。
得物は何を使うんだ?
えぇと――…ベリアン、で良かっただろうか。
[組手を望む声や、剣技を見たい、また本気でやり合いたいという相手は、それまでにもいた。
だが、そこまで敵意をむき出しにしてくる相手は――…、
そう――――……久しぶりだ。*]
[ありがとう、と言われると。>>294
やはり、恥ずかしさがこみ上げてくる。]
いや、あの、っと…………、
[言葉が、続かない。
トールの方をまともに見れなくて、暫し視線を泳がせる。
ようやく落ち着かせてトールの方へと視線を向けたら、正面から視線が交差して、]
……………………!!!!
いや、あの、その、決して変な意味とかそういうのではなくて――…
[しどろもどろになってしまうのだった。]
トール先輩が、落ち着いてない?
[会話の内容>>306が、どうにもうまく飲み込めない。
さっきまでの流れで、一体どこに落ち着かない部分があったというのだろう。
……むしろ、熱くなりかけたのは自分な気がするのだが。
でも、ディークもそう見えたと言っていて。>>307]
………………………………?
[やはり、よくわからないのだった。]
[もう、色々気恥ずかしいやら、気まずいやら、どうしていいのかわからないやら……
普段の冷静沈着さはどこかに吹っ飛んでいた。
そもそも、状況を分析しようにも、こんなサンプルは持ち合わせていない。
これは一体何だろう。
色々考えている最中に、トールの言葉>>309を聞けば、]
[治療>>321と言われれば、幾分心配そうな表情を浮かべた。]
先輩、大丈夫ですか……?
[怪我の程度を覗いていいのかどうか、暫し悩みつつも。
どうすると聞かれれば、暫し考え込んだ。]
特に急務と呼べるものはないですね……。
茶会の手配も、ステファンに頼んでありますし。
あとは寮に戻って風呂入って紅茶飲んで寝るくらいです。
[食事ではなく紅茶が出てくるあたり、ある意味ヒンメルと同族なのかもしれない。]
待っていましょうか?
[先に戻ったら、そのまま疲れて寝てしまいそうな気がした。]
えっ、それはダメです!
ちゃんと治療してください先輩!!!
[トールの言葉>>326を聞けば、幾分慌てふためいた。
そんなことの為に、治療させない訳にはいかない。]
そもそも、俺だって湿布貼ってるんですし。
昨日だって夜はずっとしてたんですから……。
[そう言いながらも、トールに顔を見られると>>328
どうにも弱い。]
……わざわざ紅茶の為に治療を断らなくても……。
部屋にまだ湿布が残っていますから、じゃ、風呂上がりにちゃんと貼ってください。
[幾分呆れながらも、一緒に戻るという言葉には、しっかりと頷いた。]
――少し前:練武場――
はー……、
[やはり、疲弊してかつ右腕を骨折した状態で、重くないとはいえ人一人を担いで歩くのは辛い。
なんとなく気持ちよさそうなフレデリカを、恨めしげに眺めながらも。
やっとフレデリカを引き渡したなら、その場で軽く左肩を回した。]
……………………ん?
[ふと、小さな声が耳に入った。>>300
その面は幸せそうにも見えて。]
…………そう、か。
兄なんてのは、俺にはよくわからないが……。
フレデリカにとっていいものなら、きっといい存在なのだろうな。
[自分にとっての家族は、育て親の二人なのだと、そう自分に言い聞かせる。
会ったこともない兄弟など――――…
そんなのは、他人だ。]
[しかし、勝負について自分の勝ちだと主張されたならば>>*102
やはり、そこは負けず嫌いな男のこと。]
何を言ってるんだ。
ペイント弾がついた時点で、試合終了。
つまり、あれはもう終了後のことだ。
[と、ふんぞり返ったことだろう。*]
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