情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
─ 回想/『世界軸』中層 ─
[少量に盛り付けられた料理を口に運んで、地元の味付けの理由を話した後。
そろそろ試練に向かわないと、と失礼する旨を伝えると、お土産まで持たせてくれたトーマスに目を丸くして]
良いんですか?
ありがとうございます、頑張ってきます!
トーマスさんとシルキーさんも、討伐頑張って下さいね!
[二人にも応援の言葉を返した後、部屋を後にして。
世界軸の上層、先へと伸びる階段の途中零した疑問に返ったメレディスの言葉>>30は、そんなものかなぁ、と首を傾げるもまだこの時は呑気なもので。
手に持つ籠の中身についてメレディスから聞かれたら、良いものだよなんて答えたりしながら歩を進めていった]
─ 『天聖の間』 ─
[一面真珠色の部屋の中、仔竜から聞かされた言葉は戸惑うものだった。
>>31戦えない?という言葉に頷きたい気持ちも有る。
メレディスと戦うなんて嫌だ。
でも、先に進まなきゃいけない所で逃げるのは、もっと嫌だ。
それに、何時かのあの日誓った事を。俺はまだ、示せていないから]
緋色は火色にして氷色
相反するもの 秘めし天命
[前に差し出した右手に掴んだ腰紐に、己の呪を施しながら視線の先、>>33瞑目するメレディスの答えを待って。
返された高らかな宣に、今までと違う何かを感じて目を瞠った。
けれど、今はそれに意識を割く余裕は無い]
我が意志によって解き放たん!
[>>35カードが投げつけられたと同時、力込めた言の葉を唱え一方の腰紐を氷の槍へと変えて。
もう一方には鎖の様に数珠繋ぎの氷を纏わせたものを左手に持ち変えると、即座前方へと駆け出した。
その勢いのまま、カードのみならずメレディスの胴をも薙ぎ払おうと振り翳した**]
― 『天聖の間』 ―
…くそっ!
[>>60弾丸さながらに飛んでくるトランプは弾き落とせたものの、狙った胴は盾にいなされてしまった。
後方へと距離をとられたと見ると、またカードが飛んでくるかと一瞬身構え。
それが隙となったと悟ったのは、>>61頭上を取られたと解ったと同時]
させるかぁ!!
[何が来る、まで察知したわけではないが。
何かが来る、と確信して右の氷槍を頭上へ向けて横薙ぎし。
時間差で撃ち貫かんとするカードは全て弾くことはできず、腕に2、3掠めたが致命傷は避けられた]
(時間をかけたらダメだ。)
[最中に考えるのは、どうやって仕掛けていくか。
メレディスから聞いた彼の能力を考えれば、攻撃の間隔が空けば即座に対処されてしまうだろう。
距離を取らせず、足を止めさせることは出来ないかと考え浮かんだことを即、試そうと槍を構え]
てえぇぇぇえい!
[そのまま、棒高跳びよろしく地を突いて飛び上がり、メレディスとの距離を詰めながら両の手で氷鎖を振り下ろさんと**]
─ 『天聖の間』 ─
[防御も槍も手放して跳んだのは、対処の間を取らせない為。
振り上げた自分の腕から朱が散るのが見えても、それに構う事無く振り下ろした氷鎖はやはり>>72カードの盾に防がれてしまったけれど]
っりゃああああああ!!!
[構うもんかと言わんばかり、盾ごと力任せに地面へと叩き落し。
>>73起き上がる人に対峙する様に自分も体勢を立て直し]
なりふり構って全力なんて、言えないだろ…!
[返す言葉はぶっきらぼうだが、>>74なかなかやるという一言で嬉しさを感じてしまうのは不可抗力。
でも、それで喜んでいられる様な時間は無い]
…っ
[見る間にカードが宙に固定されていく。
メレディスの足場であり、鉾であり盾であるそれがあちらこちらに配置されるのはこちらの不利でしか無く]
…やっぱ、厄介だよな。
[共に闘うならこの上無く頼もしい相手だからこそ、対峙する困難さを痛感する。
だからといって愚痴っていても始まらないし、今この瞬間にも>>75更なるカードが放たれてきて]
っ、緋色は氷色 氷は表!!
[咄嗟に氷を前面に張り出して壁を作り、ブーメランを弾くも急造の壁は一撃で砕かれた。
狙いは多少外れてくれたが、返る挙動で先のカードで出来た右腕の傷を更に掠められ。
痛みに顔を歪めながらも瞳はメレディスを追いかけ続け]
……行かせる、かぁ!!!!
[再度宙へと飛ぼうとするその姿に、時間をかければかけるだけ自分が不利になると考えて。
即座駆け出すと、その足を絡めとろうと氷鎖を投げ打った*]
─ 『天聖の間』 ─
[文字通り全力で立ち向かっていたから、>>84メレディスのその表情も見逃すことは無かった。
自分が嬉しさを感じている様に、メレディスも何か感じてくれているのだろうか。
闘いの宣に際した名乗りも含めて、記憶に何か触れるものがあっただろうか。
自分がメレディスから色んなものを受け取った様に、メレディスが自分から、受け取っているものがあるのなら]
(──嬉しい、けど)
[ほんの少しだけ、寂しいと感じるのは。
きっと、目の前のメレディスがあの頃と変わっていないからだ。
記憶を失っても変わらないからこそ、あの郷での暮らしを覚えているメレディスとこうなりたかったと、願ってしまうから]
[今はこの気持ちに引き摺られてはいけないと気を取り直し。
投げ放した氷鎖は、狙い通りとは行かずも>>85体勢を崩させることには成功した。
落下してくるだろうその場を狙う為、槍を拾ってこようとしたのだが]
っ!?
[>>86これまで空中で回転するのは体勢を整えるだったから、ここで攻められるとは思っていなかった。
それもカードを使わないで、直接攻撃してくるなんて想定もしていなかった。
でも]
───…負けるもんか!
[術を唱えようと咄嗟翳した右手の、緋石を照らす乳白色の輝きが、仄か増した様に感じたのは気のせいか]
緋色を包みし 白の輝き
[ここまで動き回って、結構の疲労がたまってきているのが解るが迷う時間は無い。
詠唱を紡ぐ声は、急ぎ早口になり]
全てを覆い 埋め尽くさん!!!
/*
俺の兄ちゃん本当にかっこ良過ぎだな!
と、自重しない独り言を置きつつ。
ダイス最大値で負けるのはぼんやり予感してたよね…本当にそうなってるの見るとおぉうってなるけど。なってるけど。
てかろこさん遅くまで頑張ってくれてたな、俺落とすの遅かったし夜更かしさせて申し訳ない。
ちゃんと寝れてたらいいんだけど、寝不足させてごめんね。
こっちで言ってもエピ入りしないと見えないけど(
/*
朝独り言落とした後すぐに呼ばれて今まで戻って来れなかったとか本当申し訳ない…!
疲れてるのと眠いのとでちょっと頭まわってないけど早くお返ししなくては。
でも今日は早く寝よう流石にねむい。
─ 『天聖の間』 ─
[ここまで、記憶が戻って欲しいと思ってもそれを急かす言葉は口にした事が無かった。
メレディスにはユウしか知らないままで居て欲しい、記憶が戻らないで欲しい気持ちも残っていたからもあるけれど。
一番は、あの時メレディスの部屋で聞こえた、あの言葉。
自分が駄々をこねたら、この人がしたくないと思ってる事をさせてしまうかもしれないと、思ったから。
だからユーリエは、今この瞬間も決して、願いは口にしない。
>>91>>92今真っ向から対峙してくれているこの人だって、間違い無く俺の知っている『兄ちゃん』だから]
ああああああああああああああああああ!!!
[突きだした右手に全力を込めて、氷雪を放った]
[のだ、が]
(足りない…!)
[右手にかかる負荷の軽さに、自分の余力が少ないことを悟る。
生み出した吹雪で凍えさせるまでは出来るだろう。
でも、真っすぐに、スピードを増して突き進んでくるメレディスを止めるには、至らない]
……っ!!!
[蹴り飛ばされた右手の反動で、体も大きく後ろに揺らぐ。
何とか倒れない様にと踏み止まるも体勢は崩れたまま、手には得物も何も無い。
形成を立て直すには、時間も力も足りなかった]
[首元にぴたりと当てられたカードの感触と、耳に届いた音は恐らくは先ほど弾いたブーメランを受け止めたもの。
自分の手数を消費しても、メレディスの手札を失くすことが出来なかった以上]
……うん。
でも、まだ足りなかったな。
[>>95聞こえた声に返す言葉は、力不足を悔やむものだが決着はついたと認めるもの]
…参りました。
[この言葉で、戦いは終了となるか。
カードが首元から離れると、そのまま仰向けに倒れ込んで]
あー…疲れた。
[まず零したのは、素直な呟き。
それから今まで戦っていた相手を見上げて]
簡単に勝たせてはくれないだろうなって思ってたけど。
まさか兄ちゃんが直接来るなんて思ってなかった。
術も体術も敵わないんだって見せられたら、まだまだだなって思うしか無いじゃん。
[口に出す言葉は少し拗ねた響きだが、表情に浮かぶのは諦めじゃなく、闘争心]
記憶が戻った兄ちゃんに見て貰う時までに、今よりもっと強くなってみせるから。
その時はまた、全力で相手してくれる?
[今すぐにとは、言わないけれど。
あの約束をしたメレディスにも、自分を見て貰いたいと願った後]
…あれ?
そういやさっき、言ってたのって…
…兄ちゃん、俺のこと思い出したの?
[先ほど向けられた言葉を思い返して、疑問に浮かんだ事を問いかけた**]
─ 『天聖の間』 ─
うわぁ…
やっぱ兄ちゃんのカードって、敵にすると厄介だな。
[全力注いだ結果の疲労で仰向けに倒れたまま、>>106その苦笑を見上げる。
普段はやらないんだけど、という前置きから続いた>>107種明かしは中々物騒で。
それを使われてたらもっと早く決着つけられてたろうな、と思うと同時。
>>108ぶつかってみたくなった、という言葉に嬉しさを感じたのは認めてくれたのかなと思うから。
>>109続けた願いにも、否無く頷いてくれたからその嬉しさはより深まった]
…そっか。
[でも、>>110次いで問いかけた答えを聞けば、思い当たる節に表情を少し曇らせる。
瞑目し、少しだけ呼吸を深く、繰り返した後開いた瞳を真っすぐメレディスへと向けて]
その理由は、多分俺だ。
あの時約束したのは、『俺』じゃなかったから。
『ユーリエ』じゃ、なくて。
『ユウ』なら、思い出せないか?
[今まで言えなかった名前を聞いて、記憶に触れるかどうか問いかけたその答えは、どんなものだったか。
答えが何であれ、深い話は試練を終えた後にしないかと願った後]
なぁ、兄ちゃん。
兄ちゃんは疲れてないか?
[問いかけの言葉は、自分より余裕に見えてはいたけれどメレディスも全力をかけて応じてくれたと思うから。
己程では無くても、疲れはあるだろうと見越してのもの]
ここまで持ってきた良いものって、トーマスさんが作ってくれた煮物と氷結水なんだけどさ。
二人で食べろってくれたから、移動する前にここで食べてっちゃおう。
郷の味付けとは違うから懐かしさは無いかもだけど、美味しいのは間違いないよ。
[正直まだ起き上がるのもきついけれど、いつまでも寝てる訳にもいかないしと身体を起こし。
半ば切れた右袖を引き割いて切傷の包帯代わりにしながら、戦闘に巻き込まない様階段手前に置いてきた籠を指さした後]
そこの竜っ仔も見届けてくれてありがとうな。
お前は煮物って食べれるか?
駄目なら、こっちの水飲んでいきなよ。
果汁の甘みだから飲ませちゃダメってのはないと思うし、冷たくて美味しいからさ。
[この場に控えて試練を見守っていた薄碧の仔竜にも一緒に食べないかと誘いをかけた]
[ここで食事をとるかどうかはともかく]
治癒も受けないとだけど。
一度下に戻らないと、服がやばいな。
[右袖は既に引き裂いた後だし、左袖もカードを受けてあちこち裂けてる状況だしと苦笑しながらメレディスを見上げた**]
― 『天聖の間』 ―
[>>140こちらが明かした名前に返る表情は一瞬。
>>141すぐに困惑に変わったのを見て、やっぱり混乱するよな、と内心で謝った後]
兄ちゃんに言ってないことがあるって言ってただろ、俺。
後でちゃんと理由も説明するから、今はこれだけで終わらせてくんないかな。
[いきなり言われても理解が追い付かないのは、身をもって解っているから。
一旦仕切り直して、落ち着いた所で話をしようと提案した後]
― 『天聖の間』 ―
[>>140こちらが明かした名前に返る表情は一瞬。
>>141すぐに困惑に変わったのを見て、やっぱり混乱するよな、と内心で謝った後]
兄ちゃんに言ってないことがあるって言ってただろ、俺。
後でちゃんと理由も説明するから、今はこれだけで終わらせてくんないかな。
[いきなり言われても理解が追い付かないのは、身をもって解っているから。
一旦仕切り直して、落ち着いた所で話をしようと提案した後]
[>>142疲れていると肯定が返った後、食事と休憩の申し出にも是が返り。
申し訳ないが籠は取ってきてもらうのに甘え、簡易な手当てを済ませ。
仔竜に呼び掛けたのは、こっちだけ食べるのは悪いなと思ったから。
仲間への遠慮とか、そもそも食を必要としないなど思わず、ただ申し訳なさそうな様子に食べられないのかな、と判断して]
ううん、こっちこそ困らせちゃってごめんな。
[そう言って謝った後、食事を取って。
神子の声は、その最中に届いたか*]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新