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前に――、
[はっ、と息を呑み、目を見開く。>>200
やがて、ゆるゆると首を横に振り]
そうか……その人達の思いを乗せて、マリーは前に進むんだ。
なら、僕も……しっかりしなきゃ。
[少し、照れくさそうにマリエッタを見つめ返す。
そうやって、マリエッタに色々と教えられてきたことは、少なくない。
短剣は向けたまま、背伸びするように居住まいをただし]
マリーが前に進み続けるしかないっていうなら、
僕は止める……氷竜軍の一員として。
僕の思いだけじゃなくて、
仲間の思い、倒れていった人達の分まで背負っていってやる。
――だけどこれだけは、覚えといて。
マリーが、自分の意思で行きたいところに行くのを見守ってるから。
兄弟子として、
[一呼吸の間を置いて、手の中の短剣が地へと滑り落ちる。
少年が落ち着きを取り戻したため、それは本来の役目へと収まる。
すなわち――術の媒介としての]
『玄海の精霊師』シュテルン・レーゲンシャウアーとして……っ!
[続けてもう1本、短剣を地面へと落とし、
力ある言葉を、口にする]
/*
これ読み方どっちだ……? >>210
「かいえん」か「うみつばめ」か
BGMのせいもあってかテンションがおかしい(※わりとよくあること)
[マリエッタからも精霊師としての名乗りがあがる。>>210
さながら、合図のよう。
初撃は跳んでかわされた。
水流は引き波のように戻らずにどこかへ消え、
地を蹴って走るマリエッタばかりが視界に入る。
刃が届くか届かないか。
瞬時に判断しにくい距離でマリエッタがぐるり、と身体をひねる。
刃を絡めとってやろうと目の前に水柱を2本、飛沫の音とともに出現させ一歩後ろに]
[だが。
マリエッタの剣は水柱にかすりもしなかった。>>211
想定より外側からの攻撃はすなわち、視界の外からの攻撃。
精霊が“剣が水柱に触れない”ことで騒ぎ、それを感じ取るも、
反応の遅れは確実に出る]
……くっ!
[とっさにしゃがみ、後方に身を倒すも、
身体のどこかを剣が切り裂いていくのは避けられなかった。
集中が断たれ、2本の水柱が消える]
―― 舞え ――
[痛みを堪えて告げ、断たれた流れを新たに起こす。
マリエッタの足元に、彼女を舞い上がらせる水の流れを作ろうとする]
――…っ、
[舞い上がる水によって打ち上げられたマリエッタのあげる苦悶の声が耳に届く。>>238
しばし呆然と、それを見上げ]
けど――、十分!
[そう、十分すぎるくらいだ――体勢を立て直すには。
ふと、通信具の放つ柔らかな光に気付く。
耳をすませば潜めるような声も聞こえ、
思わず、笑んだ――若干傷の痛みに引きつってはいたものの]
[短い、応答を返しながらも、マリエッタが着地すると予想されるところに短剣を1本残し。
少年は後退しながら命を告げる]
もう一回、
―― 打ち払え ――
[落下するマリエッタを真っ向から迎え撃つべく水柱が吹き上がる。
通信に要していた時間はわずかではあるがマリエッタに体勢を立て直しきる時間を与えていた。
飛ぶ鳥を落とすような真似をするのを、
心の奥底が拒んだかのごとく]
/*
や、やっぱ傍から見ててもきゅんきゅんするなああああああこいつうううううう >>266>>267
どうしてこうなった(たぶん3回目)
……、うわ――
[術が砕かれた、そのことに。>>284
思わず感嘆を口に出そうとして、止める。
マリエッタとの距離は縮まり、向こうは速い。
ゆえに次の手を即座に行おうと口を開く]
―― 運べ ――
―― そして、纏え ――
[先程マリエッタに砕かれた水柱の基点だった短剣は、
水の流れに押し流されて少年の手元へ。
それを拾い上げ、二つ目の命を告げれば――
――短剣が水を纏ってその刃を長くした]
[少年にも扱いやすいよう、マリエッタの長剣ほどの長さは持たないそれは、
元が水であることを示すように、
刃の向こう側の景色を写しながらゆらゆら揺れていた]
――いけえっ!
[駆けるマリエッタへと短剣を向け、
マリエッタが振るう剣の刃に、水の刃を当てようと振り抜いた。
動きに迷いはないがいかんせん、相手に比べれば遅い。
それでも、刃がぶつかれば。
水の刃はまとわりつくような水流となって、マリエッタの手から剣を落としにかかる]
/*
謎のやる気とは:短剣に水の刃を纏わせること
遠距離戦から近接へ?
Q.結局色替えタグつけて白字にしなかった件 >自分メモ
A.………箱が重かったのでついかっとなってやtt
[今度は少年が口元を少しだけ緩める番。>>307]
進め――っ!
[力ある言葉ではないが、自分を鼓舞するようにそれは、紡がれて。
右手の剣を落としたことに勢いを得て、一歩、前に踏み込む。>>308
水流は再び短剣にまとわりついて水の刃と化し、
空いた、マリエッタの右手側をめがけて振り下ろされた]
お互いに、……な。
[右手より血を流すマリエッタ>>315に重苦しく告げて、短剣を持った手を引くと同時。
言葉に呼応したかのように、水の刃が崩れ落ちた。
もともと長くはもたない術だったが、
戦闘前の消耗でさらに持続時間が減ったためで]
左手の剣も落としたかった……。
[ぼやく眼前、マリエッタを取り巻く力の流れが変わった。
周囲を薄く漂う漣が、巡る、大きな力にぶつかって、やたらとうるさく騒ぐ]
(………無茶、してないか?)
[言いたかった言葉は何とか呑み込んで]
わかった。
じゃあこっから更に本気でいくよ!
―― 集え ――
―― そして阻め ――
[短剣を掲げ、命じれば少年の周りへと水が集う。探知のため薄く残された漣までも。
そして二つ目の命で、集まった水は形を為す。
出来上がったのは、前方を朧気にしか映さない、水の壁。
打ち払うための水流とは違い、完全に“阻害”に特化したそれは、
少年が最も得意とする術]
[本気じゃなかったのか、と問う言葉には、
短剣を持っていない左手を意味ありげに揺らして、うっすら、笑い返したのみ。>>339
過度の消耗を恐れてなるべく1本ずつ使ってきたが、
どうやらそうも言ってはいられないらしい。
とはいえ、“今はまだ”左手を空にしたまま、
マリエッタが、水の壁に向け剣を振り下ろす>>340のを見据える―――]
/*
普通だ…… ランダム神は僕にもっと頑張れと言ってるのか
ところでマリーの判定act見てすっごくごろごろした! ごろごろしたの!!!
[壁は、破れない]
―― 落ちろ ――
[命じれば壁は崩れる。
マリエッタの身を、1本だけの剣を半ば捕らえるようにしながら。
そうして、少年との目線の高さが同じになったところで、
短剣をマリエッタに向け、振りあげた。
柄にはまった精霊石は自ら淡い光を放つ。
マリエッタのペンダントにはまった石と同じ、色]
僕の、勝ちだ。
どうする? おとなしく捕まってくれるか?
捕まらないなら……。
[声が、一瞬凄みを帯び、短剣を握る手に力がこもる]
ちょっとの間だけでいいから、
マリーと同じ行き先を目指したかったよ……。
[かと思いきや続く言葉は弱々しく、脈絡なく。
空気に、溶けた*]
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“捕虜になればちょっとの間だけど同じ行き先を目指せるよ、ただし自由意思ではない、みたいなっ!” >>343
ぬあああああああああああああん
/*
5時すぎてしまった……あああああううううう
にぎゃああああああああ(言葉にならないのでとりあえずごろごろびたびたしておく
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