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― 平原南 ―
その条件が、戦う前に提示されたなら選択したかもしれないね。
[そんな条件提示が出来る暇などなかったことを承知の上での言葉。
暗に武器は置かない、と告げる]
ここにいる軍人さん達だって、元は農民だったり、商人だったり、貴族だったりする。
僕だって、来年にはこの中に加わる予定だった。
色んな職業の人が、国を護るために集まってるんだ。
[両国の相違を口にし、一度考えるように口を閉じる。
最後の問いかけに対する言葉を探すように]
………既に流れてしまった血は戻せない。
[激戦を繰り広げているだろう北の戦場を想う。
あちらに配備された義勇兵達は無事だろうか。
情報はこちらには入ってきていない]
血を流すことは本意じゃない。
けれど。
流れた血に報いなきゃならない。
[トルーンを取り戻す、と言う形で]
そもそも、戦うことを選んだのは、僕達だ。
対象が海賊から君達になっただけのこと。
ただ、それだけだ。
[変えられるものではない、と言い切る*]
/*
今日はりんごなしにしてもらったから休めたけど、明日からまた仕事よぉーいやぁー。
と言うわけで1時になるし寝ます。
/*
さて。
NPC相手にやろうと思っていた必殺剣()をカナンにやれそうな気配がするのですが。
一回だけ生与奪権を僕に寄越すってことだよね。
流石にここで死なれちゃ困るので脇腹辺りに刺したいところだけど、どう言う形で致命傷を避けさせるか、に悩むw
装備に弾かれてズレる、か、動揺して手元が狂う、か。
敢えて外して何か理由つける、もありなんだけど、落としどころとしてはどれが良いだろうなぁ。
― 平原南 ―
[カレルの最後の返答を受けて、カナンの雰囲気が変わる>>57。
カナンだけではない、その後ろに従う兵がまるでカナンの雰囲気に添うように存在感が増した。
戦う者達が纏う気のようなものが空気を震わせる。
戦いを避けられるとは思っていなかったから、ゼファー兵の戦気に怯むことはなかったけれど、それを抑えるカナンの行動と言葉>>58には驚いて目を剥いた]
取り戻す権利って……。
[一瞬で沈黙に変わる周囲、空気が張り詰めたような気がする]
カナンが、ゼファーの国家元首!?
[次いで明かされた身分>>59には分かりやすく驚いた声を上げた。
指揮官であり国家元首である彼を殺せたなら、確かに大きな成果になるだろう]
君を助けた僕に、君を殺せだって……?
[迷いが表情に出る。
カナンを殺せば、と言う理屈は分かる。
けれど、助けた命をこの手で屠れというのは、相対する者であっても逡巡に足るものだった]
[スラリと腰から剣を抜く。
無防備に立つカナンを見据え、剣を低く構えた。
左手で柄を握り、右手を柄の端に添える握り方。
真正面ではなく、己の右寄りに剣が来る構えだ]
[それはかつてカナンに教えられた剣の扱い方>>1:224。
教えられた構え方からは少し変わっているかもしれないが、練習の内に自分の構えやすい方法を取った結果だ。
とは言え、この構えを本物の剣を使って誰かに向けたことはまだ無い。
模造剣を使ったセルウィンとの手合わせの時に一度、意表を突くために使ったことがあるだけだ]
[真っ直ぐにカナンを見る姿は、覚悟を決めたようにも見えるか]
いくよ。
[一声発し、一歩、二歩とカナンに向けて足を動かす。
その動きは徐々に早まり、左肩から身体ごとぶつかるようにカナンへと迫った。
低い位置に構えた剣の切先は、カナンの腹の中心]
/*
鎧に弾かれたらその時だな(
そして敵英雄と縁故を取ったばっかりにひーこらお返事してる僕w
ねこみちさんめええええww
― 平原南 ―
[手に返る、肉を絶つ感覚。
戦いが始まってからも撹乱に終始していたカレルにとって、人を刺したのはこれが初めてだ。
手が震えて目標を違う、なんてことが無かったのは、この短い間に腹を決めた結果。
致命傷にならない位置を見極めることに関してはまだ経験不足であったが、その点はカナンの方が数段上>>80だった。
ぶつかった体勢のまま、は、と短く息を吐く]
[同時、自分の身体が盾の中に閉じ込められていく>>81。
目を剥いて剣を抜こうとしたが、容易には抜けない状態になっていた。
ぎちり、と留められた剣に焦りの色を見せる]
─── 何故?
[息がかかるほどの距離で向けられた問いかけ。
鸚鵡返しに声を紡いだ後、至近距離でカナンを見た]
ここで君を殺せば、確かに戦況に変化が訪れるかもしれない、けど。
僕は君を殺すために君を助けたんじゃないから。
君を生かしたくて助けたことを、ここで殺す理由にしたくない。
それに、君が流れた血に報いると言うなら、ここで死ぬべきじゃない。
[そう言って口端を持ち上げる]
君にこんな権利を与えられなくても、僕達は君を超えてみせる。
[遠くから、ピィー、と掠れるような笛の音が聞こえる。
トルーンの民、レイモーンが使う指笛の音だ]
剣を握ると決めた覚悟を、甘く見ないで欲しい。
[そう言って、左足の裏をカナンの腹部へと当て、力任せに蹴り剣を抜こうとする。
動かぬ戦場の北西から、新たなる仲間が近付いていた*]
/*
何かスイッチ入ったみたいになったけど、まぁw
僕は死に所を探していてだな、今のまま(搦め手)じゃそっちには行けないなぁ、ってことで戦闘参加するぞw
ていうか僕が示すばっかりでカナンに碌な問いかけ出来てないよ!
なんだよいつもの英雄と変わんないじゃないか!ww
― 回想 ―
[セルウィンとの手合わせに何とか勝ちたくて、普段は使わない『手』を使ったことがある。
彼に勝てたのはその一回きりだった]
───…やったぁ!
[審判役による勝利宣言にカレルは両手を上げて喜ぶ。
滅多に聞けない、セルウィンの悔しがる声>>92。
思わず出たらしいそれを引き出せたのが、なんだか嬉しかった]
これ?
子供の時に遭難した人を助けたことがあって。
その人が教えてくれたんです。
実際に使うのは初めてだったんですけど、上手くいって良かった。
[勝てた嬉しさが強くてセルウィンの言い方は気にならなかった。
この時期になると、こういう言い方でも叱っているわけではない、と言うのも薄ら分かってきていたのもあった]
ほら、剣の握り方教わる時も、僕はすぐ出来てたでしょう?
握り方もその人に教わったんです。
[剣に適性があったのは幼い頃の経験もあるのだと示すように言った*]
― 平原南 ―
皆、覚悟はしてるよ。
戦うことを選んだ時に、既に。
[兵役経験がある者もない者も、戦場に出ることがどう言うことかは理解している。
その上でここに集まっているのだと改めて告げ、カナンの言葉>>97>>98を聞く。
戦士だった、という言葉と、ギデオンが為そうとしたことを耳にすれば僅かに目を見開いた。
同時、力任せに抜こうとしていた剣が抵抗なく抜け始める。
胸を突き飛ばされると、上げかけた左足が鑪を踏むように後ろへと下がった。
盾から解放された身体がカナンの傍から離れる]
ギデオン様……そこまでして。
[手段を選ばない、その意志を示されたように思えた]
[カナンから離れる間際、彼の首元に輝く色>>99を見る。
幼い頃、装飾品を見せた時にそんなものはつけないと聞いていたため、それらしいものを身につけていることを意外に思った。
しかし、今はそれを指摘する暇はない]
そうしたいのは山々だけど。
[生き延びたことを喜ぶ時間、と聞いてそう言葉を返し]
それを決められるのは僕じゃないんだ。
[苦笑めいた表情を浮かべ、左の親指と人差し指で輪を作り、唇に当てて息を吹き込む。
日が暮れかける中、ピィー、と上がる甲高い音。
次発隊>>100への返答として奏でられたそれは、同時に自隊の動きの合図でもあった]
もうしばらく付き合ってよ。
[カレルの横で構える盾兵と軽歩兵の混成部隊。
カナンが背負うゼファー兵に負けぬ気迫を携えている。
2人が会話する間にいくらかの休息を得られたことだろう。
次発隊が到着してもしばらくは共闘する心算でいる]
[最初の交戦で軽歩兵は半減、盾兵は50の命が失われ、50が盾を失った。
盾を失った者達は歩兵として武器を取ることになる。
弓兵と義勇兵は変わらぬ数で軽歩兵と盾兵の後ろに配置されている。
義勇兵も今度ばかりは武器を握る心積もりだ*]
― 回想 ―
教えてもらったのはこれだけなんですけどね。
低く構えて、身体ごとぶつかっていけ、って。
[訓練を重ねて、この技が教えてもらう剣技と毛色が違うことは薄々感じていた。
子供の頃に教わったのとは違う、とセルウィンが言う>>106のが何よりの証明だろう]
親に隠れてよく練習してました。
小さい頃は、あまり良い顔はされなかったので。
数年前から、いずれ兵役に参加するのだから、と練習を再開してたのも良かったんでしょうね。
[そう説明を入れて。
改めて賞賛されたなら、嬉しそうにしながら感謝を紡ぐのだった*]
― 平原南 ―
[カナン>>117の合図一つで隊列が組み変わっていく]
まった硬そうだなぁ。
[布陣に詳しくないカレルでさえ分かる、防御主体の陣。
思わず笑みが引き攣った。
元より持久戦を仕掛ける心算でいたが、あちらがそれに応じた戦い方になるとこうも厄介なことになるのか、と。
改めてゼファー軍の戦の上手さを感じざるを得ない。
こうなると上方に矢を射て上から攻撃しようとしても、盾で防がれてしまうことだろう]
殺す覚悟と、卑怯でも勝つ手段、だっけね。
[次発隊は夜をかけて戦うことになっていたから、灯りの準備があるはずだ。
打開策を講じるのは彼らが来てからにするとして、削れるものは削っておこうと考える]
隊長さん、そっちはよろしく。
僕達は僕達で動くよ。
[兵同士の戦いはこれまで通り、軽歩兵の隊長に指揮を任せた。
カレルは後ろへと下がり、その場所に入り込むかのようにして盾兵と軽歩兵が交互に並ぶ一隊が正面からゼファー兵へと立ち向かった。
強固な殻に籠もるような外観は、どこにも綻びが無いようにみえる。
だが無いならば作ればいい、とゼファー兵の正面に立った軽歩兵が隙間を狙い槍を突き出し始めた。
もしあちらから攻撃があるならば、盾兵が率先してその攻撃を防ごうと動く。
鉄と青銅がぶつかり合う音が、陽が暮れ始めた平原に響き始めた]
布、どのくらいあるっけ。
[カレルは義勇兵達の下へ行き、用意していた道具の確認を行う。
身軽さを優先したため、運搬出来る量は多くない。
手持ちでどうにかするための準備を始めるのだった**]
/*
やろうとしてることメモ
・ボーラに火をつけて投げ込む
・篝火を焚く
・可能なら火矢にして射ち込む
手段は選ばない!(
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