人狼物語−薔薇の下国


497 堕天の服従試験

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【秘】 蒼眼の天使 カレル > 邪眼の怪物 クレメンス


  癇癪、なんかじゃ――……ない!

[ 憤りに声を荒くさせて、睨む眼差しはひたむきに。
 それでもこの場ではそれ以上の言葉を飲んだ。
 しかし彼の言葉を忘れた訳ではない。
 一旦切り上げたに過ぎぬ事をお忘れなく。 ]

(_537) 2018/03/26(Mon) 20:15:22

【秘】 蒼眼の天使 カレル > 邪眼の怪物 クレメンス


[ だが一層、その眼を眩ませたまま、
 彼の両眸を掌で隠してしまえたなら
 彼はぼくの姿を網膜に刻み込む最後の
 光景となり得るのだろうか、などと。
 螺子の飛んだ莫迦げた話が一つ。 ]

  まだ、その眼は見えてるんだね。

[ 皮肉を含んだ言葉の真意を理解出来たなら
 素直に賞賛しよう。
 盲目になれなどとは言わずとも
 遠回しに求めよ、など。

 傲慢に過ぎる慾をチラつかせながら
 柔らかな眼差しを探すのだ。 ]

(_538) 2018/03/26(Mon) 20:15:58

【秘】 蒼眼の天使 カレル > 邪眼の怪物 クレメンス


[ あの、姿が、一番ぼくを狂わせるから。 ]

(_539) 2018/03/26(Mon) 20:17:10

【秘】 蒼眼の天使 カレル > 邪眼の怪物 クレメンス


[ だから壊して欲しいのは本音だった。
 ぐずぐずに熱を持て余す心臓を
 飼い慣らすにはまだ、未熟で。

 見たいと願いながらも見たくない。

 矛盾を抱える生き物の情は複雑で歪で
 最適解のない答え探しは困難で
 それでも捨てられない自我があった。 ]

(_540) 2018/03/26(Mon) 20:18:24

【秘】 蒼眼の天使 カレル > 邪眼の怪物 クレメンス


  情に、愛に……。
  ぼくが何れも望まず、知らなかったものだ。
  執着や依存は、人の心に翳らせる。
  悪、だと思っていた。

[ しかし実際にはどうだ。
 何度も此れは勘違いで気の迷いだ、と。
 違和を自覚しながらも名を付ける事から
 逃げ出すくらいには手放せなかった心がある。

 それは不思議なことに、怒りや憎しみも。 ]

  クレメンス、あなたはやっぱり、
  強欲で、罪深い。

[ 鼻を鳴らした。
 しかし声を潜めて小さくこぼした。 ]

(_541) 2018/03/26(Mon) 20:21:38

【秘】 蒼眼の天使 カレル > 邪眼の怪物 クレメンス


  …………そうか、この心も含めて、
  ぼくの得たもの、なら。


  ぼくはあなたを世界で一番、憎んでいるよ。


[ うっそりと微笑む姿は言葉とはかけ離れたもの。
 だが、その言葉に嘘偽りなどはなかった。
 そう、この心も彼に捧ぐ情なのだ。
 彼だけに与える、祝福なのだから。 ]

(_542) 2018/03/26(Mon) 20:22:35

【秘】 蒼眼の天使 カレル > 邪眼の怪物 クレメンス


[ 契約に相応しい名は知らない。
 だが、人が得た叡智の中に見出された
 形を耳を欹て拾い上げた。 ]

  伴侶……?
  だったらあなたはぼくの……、
  だんな、さま?

[ 合っているかと尋ねながら擦れる粘膜に
 体が高められていく。
 動く腰に慌てたように
 制止の声を上げたのは、此方だ。 ]

(_543) 2018/03/26(Mon) 20:26:26

【秘】 蒼眼の天使 カレル > 邪眼の怪物 クレメンス


  ま、……まっ、て……。
  さっきより体、おかしいから……ぁ、
  あんまり動かれたら、出ちゃ、……う。

[ 繋がってはいたが触れられてもいないのに
 上向かせ先走りの垂れた若茎を
 彼の腹に擦らせながらよく言えたものだが
 すぐに手袋を唇で加えた。 

 そのまま横にズラしてしまえば、
 日に透けるような白い手が露わになる。
 抱き寄せられたまま微笑を零せば、
 耳元で少し弾んだ声が彼にも届く事だろう。 ]

(_544) 2018/03/26(Mon) 20:27:10

【秘】 蒼眼の天使 カレル > 邪眼の怪物 クレメンス


  ……ん、ぁ。はず、れた。
  あの。……そのね。

  あなたに触れてみたかった。
  こうして、ちゃんと。

[ 改めて回した腕は彼の背に。
 辿々しく幼子のような手付きで触れながら
 堪え兼ねたように息を吐いた。 ]

(_545) 2018/03/26(Mon) 20:27:46

【秘】 蒼眼の天使 カレル > 邪眼の怪物 クレメンス


  …………あったかい。

[ たった一言呟いて彼の剛直を締め付ける。
 触れる手は傷付けた肩甲骨を慰めるよう
 指の腹で擦った。
 その喜びが伝搬したのか、淡い存在が
 少しずつ彩りを取り戻す。 ]

  あなたが与えられているだけでぼくは、
  こんなにも、変わってしまう。

[ 呆れたように笑いながら、自ら腰を上げた。
 瞬間足裏から突き刺さるような快感に
 体が跳ねるが、促すよう膨れた胸の突起すら押し付けて。 ]

  もっと、……あなたの色を見せて。

[ 熱に浮かされた蒼眼が愛を請う。
 満たされても尽きない欲求に駆られながら
 彼の全てを望んだ。 ]*

(_546) 2018/03/26(Mon) 20:28:16

【独】 邪眼の怪物 クレメンス

/*
リアルで変な声でた。
愛い、ヤバい、これはあかん、めろめろになる、

(-152) 2018/03/26(Mon) 20:48:45

【独】 邪眼の怪物 クレメンス

/*
無理、これは全部すき。
こんなのすきになっちゃうに決まってる。
大好き。やばい。

(-153) 2018/03/26(Mon) 21:36:15

【独】 邪眼の怪物 クレメンス

/*
語彙か、あいつはしんだよ。
いいやつだったのに…。

(-154) 2018/03/26(Mon) 21:36:44

【秘】 邪眼の怪物 クレメンス > 蒼眼の天使 カレル

[自身は魔界においても、深層に根付く邪悪だ。

 自らを従えるは自分しかおらず、誰かに傅くを良しとしない。
 首に輪を掛けられて、憤怒に至らぬ精神を知らない。
 全ては己の下にある、そう傲慢に思っていたのだ。

 だが、如何だ。
 眼前の彼に隷属する心が在る。
 彼に胸を明かす心地良さが在る。

 本質を善としながらも、彼は淀んで歪んだ。

 己の心を飼い慣らすほどの混沌。
 無垢なだけの天使なら幾らも替えが在ろう。
 無知なだけの純潔なら三界に代わりも居よう。

 けれど、これほどまでに歪み、己の胸を騒がせるのは彼だけだ。]

(_571) 2018/03/26(Mon) 22:37:39

【秘】 邪眼の怪物 クレメンス > 蒼眼の天使 カレル

[己の内に生まれたのは確かな怖れだ。

 彼を失うことが恐ろしい、彼との別離が厭わしい。
 一時も逃さず監視していたい、この腕に抱きたい。

 泣け、喚けと胸が騒ぐのに、同じだけ笑んで欲しいと夢想する。
 己の感情を、彼は十全に手懐け、支配する。

 生来、己は強欲だと知っていたが、彼に向ける欲望と比べれば、何もかもがちっぽけだ。
 万物の事象が彼に一歩も二歩も後れを取る。]

 君を視ている。

[魔族が彼に真摯を訴えるなど滑稽極まりない。
 されど、主義主張は自由だろうと、掲げる本音。

 更に掘り下げるのであれば、彼しか見えない、と。
 今時、人界の吟遊詩人でも歌わないような口説き文句。]

(_572) 2018/03/26(Mon) 22:38:57

邪眼の怪物 クレメンス

[彼が歪むほどに、己も影響を受けた。
 繋がった魂故か、此れこそが侭ならぬ感情の本質なのか。

 火照る彼の肉に眩み、魂に見惚れる。
 瞬きのルーチンは止まり、赫の色が彼だけを刺す。]

 ―――― 傲慢な、

[呆れた口調を作ってみても、素直な肉体は熱を上げる。
 彼に知られることは喜びだった。
 彼を知ることは己の幸福であった。

 彼の探求に示すは、己が情欲の露呈。
 彼を貪る為の、彼を侵す為の、彼を愛するが故の。]

 それではまるで、私が拗ねているようだ。
 君とは生きている桁が違うぞ。
 

(222) 2018/03/26(Mon) 22:39:36

【秘】 邪眼の怪物 クレメンス > 蒼眼の天使 カレル

[どんな言い訳を並べて見せても、僅か覚える悔しさは正解だ。

 悔しい程に彼へ意識が向く。
 視線を逸らせず、勝手に一途を辿る。

 己の眸は雄弁過ぎた。これでは虚勢など夢のまた夢。]

(_573) 2018/03/26(Mon) 22:40:15

邪眼の怪物 クレメンス


 ……私を覗くは、難儀だぞ。

[微か、殊勝の混じる声は小さな声量。
 大見得を切る彼を視間違えようもない。>>210

 慰め、安堵させる為の言葉を態々選ぶなど。
 己も大概腑抜けた―――、否。

 ――――― 彼を深く、愛したものだ。]

(224) 2018/03/26(Mon) 22:40:39

【秘】 邪眼の怪物 クレメンス > 蒼眼の天使 カレル


 今この時とて、肯定せぬ癖。

 ああ、そうだ。
 私も依存だ執着だと今も腹では訴えている。

 ――――…それ以外の意味を、教えたのは、君の罪だ。

[己の本能を彼は裏切る。
 造り替え、変容させる。

 彼の幸を望み、彼の悦びを叶えたがる。
 
 ほしい、と訴える心が、彼へ刻んだ徴をズク、と胎動させた。]

(_577) 2018/03/26(Mon) 22:41:19

【秘】 邪眼の怪物 クレメンス > 蒼眼の天使 カレル

[彼の声と熱は、天使が持ってはならない罪で出来ていた。
 彼に見惚れる男は、魔族が持つべきではない愛に溢れていた。

 ゾク、と彼の歪んだ憎悪を浴びて、背が戦慄く。
 全く以って嫌な感覚ではない。寧ろ、癖になりそうだ。

 もっと、歪んで欲しかった。
 戻れぬ場所まで、己で狂わしてしまいたかった。]


 同じ深度で愛している。
 なるほど、これが私の受ける呪いか。


[ふ、と咽喉が引き攣るように笑気を吐く。
 自棄に愉しく揺れるのは、悪趣味に過ぎた。

 魔族が怖れながら愛を語り、天使が蕩けながら呪詛を紡ぐ。


 ――――― これほどに満ちる歪みを、己は知らない。]

(_578) 2018/03/26(Mon) 22:43:00

邪眼の怪物 クレメンス

[最早、己の末端、なにひとつに至るまで彼のものであった。
 彼が好きに扱える、彼の所有物であった。

 自身の所有権が自らにないのは落ち着かないが、引き換えに、過ぎるほどのものを己は手に入れた。―――― 彼だ。>>211

 カレルレン、その眼差しに至るまで私の財よ。
 君こそ、自覚せよ。自由は無く、天は無く、神の恩寵は無い。

 在るのは君の主たる私だけ。

[言い聞かせるよう紡いでも、どうしても声が甘くなる。
 声だけでなく、咽喉の奥にまで甘味が溜まる。
 
 夜に咲く、ネロリの香のようだ。>>212

(227) 2018/03/26(Mon) 22:43:43

【秘】 邪眼の怪物 クレメンス > 蒼眼の天使 カレル

[彼の一挙一動が、彼の一語一句が、己を攫って行く。
 魔族としての本能を忘れさせ、彼を求める一個に変えていく。

 彼の頬を更なる恥辱に染めたい。
 彼に我が身が受ける悦びの僅かでも教えたい。

 ゆるゆると動き出してしまう下肢を笑え。
 欲しがり、我慢の利かない悪徳に優越を覚えろ。

 ―――― 全て、彼だけのものだ。]

 は……、ぁ…、

   カレル、レン……、

[己も腕を伸ばし直し、自らのものを求めた。
 腕の中に在るのが当然で、己を悦ばせるが自然な形を。>>213

 誘われたのだか、堕とされたのだか、最早分からない。]

(_579) 2018/03/26(Mon) 22:44:42

邪眼の怪物 クレメンス


 はは―――、充ちる、時が、くるような口ぶり、だ。
 ―――― まさか。

[己が彼に飢え続けるように、彼も飢餓を持つのだ。
 魂を寄り添い合わせた束縛が、生半可なもので在る筈がない。

 唇にキスを塗し、舐めるように舌を出す。
 彼の何処も彼処もが甘く、蕩けてしまいそう。

 本体ばかり狡いと訴えるのは、巡らせていた触手で。
 僅かな発光を伴いながら、彼に侍る。

 ちゅぷ、と水音を立て、左右の乳嘴に吸い付き、強く啜りたてた。
 すっかりと、己を愉しませるための性器に変質していると踏んで。]

(230) 2018/03/26(Mon) 22:46:12

邪眼の怪物 クレメンス

 
 ―――― は、カレルレン、

[彼を欲し過ぎて、腰が浮いた。
 与える浮遊感は一瞬。

 まるで獣が久方ぶりの捕食でも行うかのように押し倒す様。

 ドサ、と彼を組み敷く赫は。>>214


 うっとりとした、恍惚の色に染まっていた。*]

(232) 2018/03/26(Mon) 22:47:54

【秘】 邪眼の怪物 クレメンス > 蒼眼の天使 カレル


 花嫁には、白が似合う。

[熱に浮かされた口説き文句。
 彼の愛を求め、彼に愛を押し付ける。
 歪んで狂った塊と化し、下からではなく、上から振り下ろす強靭。

 ぐちゅ、と粘膜を一突きするだけで、腹の徴が震えるだろう。
 伴侶の帰還だ。彼の体温を引き上げ、欲望をあらわに。

 しかし、困ったことに、彼の徴は己にも響く。
 貫いただけで、達してそうな快楽が身を駆け、小さく呻いた。]

 その制止は聞けない、
 ―――― 沢山、吐き出しておくれ。

 もっと、君に、充ちたい。

[余裕のある振りをしても、切羽詰まった顔は真剣だ。
 彼が笑顔を求めていたと理解していても、偽りの顔が作れない。]

(_580) 2018/03/26(Mon) 22:49:35

【秘】 邪眼の怪物 クレメンス > 蒼眼の天使 カレル

[彼の何もかもが欲しかった。
 
 彼の眸も、身体も、心も。
 眼前に露わに変わった白い指先も。

 思わず、生唾が喉を大きく上下させた。
 眸の縁は朱く血走り、愛が鬼気迫る。

 ―――― 彼は自覚が無さ過ぎた。
 彼は危機感が足りなさ過ぎた。

 そんな声で、そんな顔で、己を擁すればどうなるか。]

(_584) 2018/03/26(Mon) 22:50:10

【秘】 邪眼の怪物 クレメンス > 蒼眼の天使 カレル


 ぅ、―――カレル、レン、

[堪えようとしても無駄だった。
 抗うことなど出来なかった。

 彼を軽く穿っただけで、感極まるように奥で熱が爆ぜた。
 どくどくと内壁に注がれる男の胤。
 濃密で、彼を変え、己を変える程の情熱の証。

 一度解き放ったと云うのに、質量は衰えず。
 切れる息を噛んで、身体が早々に動く。]

 
 もっと、もっとだ。
 強くだけ、私だけに溺れろ。


[己が彼に溺れるように、堕ちたように。

 擁する腕に懐きながら上体を撓らせ、深い場所まで熱杭が刺さる。
 みしみしと彼の身体を軋ませる欲情は、途方もない。]

(_589) 2018/03/26(Mon) 22:53:07

【秘】 邪眼の怪物 クレメンス > 蒼眼の天使 カレル


 ―――― い、

[間近に視る蒼。
 遠い空の色ではない。

 己の傍らを、未来永劫飾る彼の色。]



 いと、お、し、ぃ……、



[意味も分からぬまま、心を勝手に声が汲み上げた。]

(_591) 2018/03/26(Mon) 22:53:41

【秘】 邪眼の怪物 クレメンス > 蒼眼の天使 カレル

[溺れるように彼の唇を奪い、貪り。
 百の触手も彼に群がった。


 果てない強欲を持つ怪物が、
      欲っするものは、彼だけだった。*]

(_592) 2018/03/26(Mon) 22:54:15

【独】 邪眼の怪物 クレメンス

/*
しゅき!!!!!!!

(-161) 2018/03/26(Mon) 22:55:12

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