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[ そうしてふと、考える。
自らの保身を一番に考え、避難しそうなベルガマスコが未だこの船に残っている理由。
ドロイドに押し倒され、ランデブーしていたことは知らなかったが。
目的はやはり『ラグナロク』ではないだろうか、と。
信憑性はなかったが、海賊が乗り込んできたこと、そしてメリーがハッキングされたという事実を聞けば、次第に実を持つと言うもの。
ナネッテの足は自然と第三エリアへ。
そこに、だれかいただろうか。>>185>>232
首筋に刻まれた"所有印"に顔を顰めたか、"奴隷の証"に憐憫の目を向けたか。
聞いた噂次第。>>1:151
はたまた、すれちがってしまったかもしれないけれど。 ]
[ そうしてふと、考える。
自らの保身を一番に考え、避難しそうなベルガマスコが未だこの船に残っている理由。
ドロイドに押し倒され、ランデブーしていたことは知らなかったが。
目的はやはり『ラグナロク』ではないだろうか、と。
信憑性はなかったが、海賊が乗り込んできたこと、そしてメリーがハッキングされたという事実を聞けば、次第に実を持つと言うもの。
ナネッテの足は自然と第三エリアへ。
そこに、だれかいただろうか。>>185>>232
首筋に刻まれた"所有印"に顔を顰めたか、"奴隷の証"に憐憫の目を向けたか。
聞いた噂次第。>>1:151
はたまた、すれちがってしまったかもしれないけれど。 ]**
[ 占いの真似事か。>>*32
彼女の能力に詳しくないナネッテはそう思う。
だれが人狼かなぞ、分かりきっているのに、と嗤った。
けれど、"口裏" は合わせておいた方が正体の露見は少ないだろう。
"ディーク"は人間
つまり、罪を擦り付ける対象にはなりえないということ。
ドロシーの言葉に続ける。 ]
それは、私も聞きたいですね。
誰を襲うのか、くらいは
把握しておきたいものです。
ああ、それとも、
一旦 "体制を整え" ますか?
[ 誰が、どう、襲うのか。
行き当たりばったりで襲うよりは、一度堪え機会を待つ方が、人狼だとバレてしまう可能性は少ないように思う。
とはいえそれは、ハーラン次第。
ナネッテは口を出さず。 ]**
── 第三エリア近く ──
[ 奇しくも同様に、ナネッテも人の気配を察知して。>>307
その手はテーザー銃へと伸びていた。
いつでも引き抜けるように、警戒している フリをする。
誰だ、という警戒を隠そうともしない声に、ナネッテはその声の主のものに身を晒すだろう。
途端、 構え、突き付けられた銃。
その素早さに一瞬僅かに目を見開くも、こちらの銃も逃走手段を絶つように彼の足元へと向いていた。 ]
………テオドール、ですね。
[ データは把握済み。>>265
苦い顔をして下ろされた銃に、こちらもホルスターへと銃をしまって。
首筋へと向けられた視線。
嘲笑うかのように、憐れむように、くっと口角が歪に吊り上がる。
憐れむような視線は、噂を耳にしたものが見せる、そこそこよくある反応であったから、特に気にも留めなかったけれど。
その瞳の中に、嘲りがあることに気付けば、内心で首を傾げた。
アースガルドの人間は、もう少し嫌悪感を纏うもの。
けれど、その真意は読み取れず。
アースガルドの負の遺産。
数を増やす"出来損ない"、"失敗作"を、屠ることで精算するべきと考えているとは知らず。 ]
[ グルトップ号の船医は、変わり者だった。>>0:451
少なくとも、ナネッテの中では。
船で移植手術をした際は、新米の医者、手伝いレベルであったのに。
今や腕の立つ船医らしいと、……自分で言っていた。
変わり者のその男は、自らが移植した目の状態を危惧してか、ちょくちょくとシルバーメリー号へと乗り込んできていたのだ。
無賃乗船だ!それは胸を張るところではない。
どういった方法か、教えてもらったことはないが。
流石に、べったべたの玉虫色の粘膜に塗れてやってきたときは、問いただしたっけ。
聞けば積み荷に紛れてやってきたらしい、即座に保安部に連絡を入れた。どうしてそんな怪しいものを運んでいるのか! ]
「じゃ最後に、上見て―下見てー
俺見て―……
よし、今回も問題ないな。」
………それ本当に診察出来ているんですか?
[ 呆れたようにいいつつも、未だ視界が闇に覆われたことはなく。
シルバーメリー号にだって船医はいると言っても、自分の患者だからと引かず。
まぁいいか、と任せていたら、ずるずると付き合う羽目になっていた。
そんな最中に、義手の男性の話が出たんだったか。 ]
[ すぐにぶっ壊すんだ、と苦い顔をして。>>0:451
どういう使い方をしたらああなるんだ、とぶちぶちと文句を吐いていた。
エネルギーを奪われているとは知らずに。>>0:453
義手と聞くと、瞳を移植したものとしては興味がわく。
この瞳が義眼であれば、"諦め"もついたのだろうか。
否、ひとり、生きてしまった事実は変わらない。
アースガルドの遺産は、過去に葬らねばならない!
その義手の男もひとり、生かされて。
そして、護るべきところへと帰らなければならないと。
それらのことは知りえなかっただろうけれど……。
船医はその義手の男性の話をどこまでしてくれたのだったか。
珍しいサンストーンの話は聞けただろうか。
何せ、自分に話せども、海賊と関りがない以上、流出ソースは分からない。
口も軽くなるというものである。 ]**
── 第三エリア ──
[ レーザー銃を握ったまま──けれど、向けられていなければそれでいい、 問うてくるテオドール。>>331
苦々しい顔が、ナネッテの問いを>>331肯定。
その名が、"本物"ではないかもしれないと、いうことは知らないこと。 ]
ご存じだったとは……光栄ですね。
そちらの船長さんが、
停戦協定を結んだはずでしょう?
……反故の意志ありということでしょうか?
[ なんて、心にもない言葉を吐く。だって、船長が人狼だ!
銃を下げていることは分かっているつもりであり、どういう反応をするのかを見てみたいと思っただけのこと。
自らの名前に関しては、隠すことでもないため、ここも肯定の言葉を告げる。
けれど、銃を追った視線の先。
左手が義手であることに気付けたならば、ぱちり、と目を瞬かせる。]
── 風変わりな船医 ──
[ 船の中での評価も、おしゃべりであったらしい。>>332
身体的特徴は聞いていた。
けれど、興味がないから右から左に。
『左腕が義手』ということだけははっきりと覚えていて。
サンストーンなんて持ってやがって、と聞けば、恐らくはじめて聞く名前に、反応しただろう。
ほらこれこれ、とホログラムデータで見せられて、ぱちぱちと驚いたように触れてみる。
所詮データであったから、硬質な手触りも、ひやりとした、もしくは太陽のように燃える石の温度も、感じることはできなかったが。
目を奪われるような、神々しい美しい輝き>>0:108に、ほぅ、と感嘆のため息を零したことを覚えている。
指輪のサンストーン話はなかったけれど。
それが王家の証、レッドサンストーンであると知るならば至極当然のこと。
仮にもし、聞いていたなら、
[ その矛先は、アースガルド。
ナネッテをその奴隷というのであれば。
アーズガルドが"厄災"に包まれたそのときは。
この身も亡ぶのが道理と言える。
その"ハンカチ"を探すついでに、
葬り去ってくれないだろうか。 ]
[ そして、ナネッテは。
船医の前で、ぽつりと零す。 ]
第三王子、
見つかるといいですね……。
[ 半分本音、半分が嘘。
"待つ"人がいるならば、貴方は帰らなくてはならない。
"二度と帰るな"と、追放された自分とは違うから。 ]
[ けれど、同時に思ったのだ。
見つからなければ、いい、
そのまま、死ぬ方が
待つ人も、帰る場所も、ある王子が羨ましい。
ひとりぼっちの船の上。
左腕を失くしても、求められるのが妬ましい。
瞳を失くせば、お払い箱。 ]
── 第三エリア ──
[ 素直と言えばいいのか、子供っぽいと言えばいいのか。
しかめっ面をする彼。>>376
その口から飛び出す言葉は大人びていて、あまりにもチグハグな印象を受ける。 ]
っふふ、私が人狼、ですか?
………そうであったら、よかった、のに。
見当違いもいいところですが、
殊勝な心掛けと言えるでしょうね。
[ぽつり、呟いたのは本音。
自身が本当に人狼であったなら、血を流す心だって呑み込んでしまうのに。
それが聞こえたのかは分からない。
けれど、ここは、敵船の中だ。
彼くらい警戒している方が普通であるし、生き残る可能性が高いのかもしれず。
彼が誰であれ、迷いなく殺そうとすると知れば、愉快そうに眼を細めて嗤っただろうが。>>376
残念ながら、それは知り得ることはなかった。 ]
[ ソールを知らねぇのかと言われて、こくりと頷いた。>>378
だからといって教えてくれるわけじゃなかった。意外とけちん坊だ。
密かな妬みを纏いながら告げた言葉>>367には、どうも微妙な反応をしたので、>>379ナネッテは醜い思考が透けたのかと、内心でひやりとしたものだ。
"帰らなければならない"
それは、ナネッテが"生きなければならない"と、がんじがらめになっているのに、少し似ていた。
目隠しをされたまま、真っ暗闇に放り出され。
ゴールはここだぞと言われるような。
そのゴールすらぐんにゃり歪んで曖昧で。
"期待"が 目を覆い、
"切望"が その足を急き立てる
"希望"が"呪い"に。
"だから、帰らなきゃならない"─── ]
[ ドロシーの説明に>>*49、ナネッテは内心で眉を寄せた。
あまりにも、露出が早い、そう思ったから。
ただ、弾を避けたのは最早どうしようもないこと。
人狼だと言った者の口を封じ、
盲執に囚われていた発狂者の戯言で解決できないものかと
知恵を巡らせる。 ]
相手はベネディクト、ですか?
元々、何かに追われているような
不安定な精神状態でしたので
彼を異常者にするのは、
比較的容易いかと思いますが……
目撃者は他にも居たのですか?
[ 自らを護るため、切り離すことは大事だ。
ドロシーを責めたりはせず。
状況整理に努めるのみ。
状況を打破できるかは、まず口を封じられるかにもかかっている。 ]
── 第三エリア ──
[ この料理人、図太いぞ……それが第一印象である。>>409
こそこそしていた映像データを突き付けてやりたい気分である。
休戦中であれ、ナネッテの中で海賊は排除の対象であるが。
ともあれ、尋ねれられたことには答えておこう。 ]
……はぁ、食料、ですか。
構いませんが、倉庫を探すよりも
第二エリアの商業施設から
持ってきた方が早いのではないですか?
大抵の食材は手に入りますよ?
手に入りにくい貯蔵品などを
ご所望であれば話は別ですが……。
[ そう言いながら、備蓄品を置いてある倉庫へと案内するだろう。
警戒は怠らず、気も緩めずに。
ついでに、備蓄量も確認しておく。
この時代に宇宙船で餓死など、笑い話にもなりはしない。 ]*
── 第三エリア ──
[ その手があったか!!!……とか思ってそうだ。>>422
そういえば、という話題の変わりように、そんなことを思う。
貴重な食料をこっそりいただいていけるなどという算段をしているとは思わない……いや、若干推察できたが、まぁこんな状況で食材の一つや二つ無くなったとしても誰も気にしないだろう。
そういう場合、責任はやはり警備部に行くのだろうか……などとずれたことを考えて。 ]
投票、そういえばありましたね。
私は決まっていますよ。
ベルガマスコ宇宙連邦議会議員ですね。
第一発見者ですし、
明らかに挙動不審であったので。
[ 今まさに、命の取り合い>>396>>435が起こっているとは知らないから。
ちりん、と鈴の音と伴にスノウを呼び出して。
その名を告げただろう。 いともなく。
その姿は異質に映ったかどうか。 ]
[ 海賊に色眼鏡があるか、と聞かれて。
ナネッテはくつり、と嗤った。
それはもう、久方ぶりに、口角をあげハッキリと! ]
色眼鏡……などと、
可愛らしいものだったら
……よかったのですが、ね、
貴方が人狼であったなら
ためらいなく殺せるほどには、
[ 人狼でなくとも、殺せる、とは言葉には出さず。
ふっと、力を抜いて、その目を覗き込んでみる。
そして。 ]
けれど、船員も変わりませんよ。
疑わしきは罰せず、では
被害が拡大してしまいますから。
[ いつもどおりの無表情に戻って。
淡々と、そう告げるだろう。 ]*
── 少し未来の話 ──
[ それは、ノーラと別れてからのことだったか。>>418
はたまたそれよりも後であったか。
赤い聲に、ぐっと眉を寄せた。
苦戦しているようだったから。
ナネッテは、誰にも見られぬように、メイン・サロン周辺へと赴いて。
轟音>>447を頼りに、"現場" を探す。
そこは武器保管庫。
火薬の臭い、煙の臭い。
噎せ返るような、ひっくりかえした《罪》の場所。
囂々と燃え盛る火の海に、人影が見えて。
"まだ"間に合うかと思った矢先、火薬へと誘爆する。
慌てて逃げようとした矢先。
ピンッと"何か"が跳ね、その頬を掠めるもの。 ]
っ、!!
[ それはボタン。
熱に燻され、血に塗れた衣服のボタン。 ]
[ 一瞬、
カシムを殺した犯人が、
再び犯行を犯したかのように見せかけられる
と思ったものの、この業火の中では意味をなさないことに気付いた。
赤い聲のおかげで、誰が死んだのか、ナネッテは理解していたけれど。
胸なんて、ちっとも痛まない。
─── ERROR……ERROR…… ]
おやすみなさい、
ベネディクト……
大丈夫、貴方は間違っていませんよ……。
>>0:316
[ 間違っているのは、誰なのか。
それはERRORを吐き出すナネッテには分からない。
正しいが正義とも限らない。
ガラクタ塗れの床の上。
炎に、軍章が反射したような気がした。
まるで"正しさ"を表すように…… >>443
それはそのまま焦げてゆく…… ] **
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