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―廊下―
[ひとり。目的地へ足を向ける男のもとに、鴉が一羽。見れば羊皮紙を加えていて。男はやや雑な仕草で受け取る。]
……。
[が、さも興味はない。という具合に一瞥しただけだった。羊皮紙に浮かんだのは5(6x1)の絵。
1,黒い蝙蝠の絵(1ターン追加)
2,悪魔のような姿の絵(171(500x1)ptダウン)
3,蝙蝠の群れの絵(272(500x1)を<<薬師 リーゼロッテ>>にから奪略)
4,寄り添い合う黒熊の絵(433(500x1)を<<薬師 リーゼロッテ>>に進呈)
5,二頭の黒犬の絵(175(500x1)ptアップ)
6,黒薔薇の集まりの絵(幸運の鍵無し)
]
―→書斎―
[羊皮紙に浮んだのは、2頭の黒い犬。]
犬な、
[揶揄されることは多いが、別に動物に対してそこまで特別の情を抱いたことのない男はそれを見て小さくつぶやいただけで、小さく紙を折りたたみポケットにしまい込んでしまった。
それ以上に、今は目の前のことの方が重要だと言わんばかりに。]
[コン、コン。しっかりと2度、叩かれた扉に彼女は気づくだろうか。]
―書斎―
[扉は思いの外、軽かった。整った書斎に佇む白髪の主人は、いつも以上に怪しげな雰囲気を増させていたように男には思えた。傍らには、先ほど自室で見た小柄な鴉。]
嗚呼、お待たせしてしまいましたか。
[冷ややかな謝罪。先程、部下や他者へ向けたものとは一線を越えた別のもの。座ることを促されればそれに従いつつ、足を組んだ。]
……はっ。白々しい。
[嘲笑の中に混じる、不安、孤独、負の感情が混じりあった何か。強気な口調の裏にある虚勢など、今なら誰の目であっても見破れてしまうだろう。]
用なんてひとつだけだ。
[テーブルの上にぐしゃりと曲がった羊皮紙を叩きつけた*]
[少年は慣れた様で追っ手を撒くと、得意げに鼻を鳴らす。]
[決して豊かとはいえない街の隅。実の親を知らぬ少年は、拾い親の元で“働いて”いた。物心ついたときから変わらぬ生活。何の疑問も持たずにそれを繰り返す少年。
十分な食料と安全な住処。そして自由。受容と供給ははっきりと一致していた。それだけで十分なはずだった。]
[転がり込んできたのは、果たして幸いだったのか災いだったのか。]
[“それ”は、倒れていた。]
[少年と同じ髪、同じ目色――――同じ顔。]
[震える手に、赤く染まったナイフ。]
[“変われる”と。一度思ってしまったら、もう。]
[気づいたときにはもう、その上質な服に袖を通していた。
知らない名前を探す声がする。自らが何をしようとしているか、それがどんなことを意味するか。少年には痛いほどわかっていた。けれど、もう遅い。もう後戻りなどできない。]
『――――ここだよ。』
[そして少年は自らを捨てた。名もなき捨て子は死に、]
[――――彼は、“リヒャルト・ラインハルト”となった。]
―書斎―
なんでアンタがこれを知っている。
どこで聞いたどこで仕入れたカマをかけるにしちゃあ知りすぎてる。
[いつの間にか。男の手の内で回るナイフ。口角は上がっているのに、瞳は戦場のものと同じ。いつかの少年と、同じ、笑み。]
貴族様の遊びになんて興味ねぇんだよ。
――――俺がきた理由は、アンタがどこでこれを知ったか。それを教えてもらうためだけだ。
[
半分脅迫とも取れる言葉を女主人に、切先と共に向けた**]
/*
連投してしまった……。
やらかしたような気がする…。
いやでもですね。
ぶっつけで考えた設定ではあったけれども。
かつてグリードにまみれてグリード嫌いになるとかいいじゃないですか思いついたらやりたくなっちゃってあばばばば。
それはそれは。
思ってもない提案だ、クロムウェル嬢。
[淡い蒼の瞳が楽しそうに細められる。]
なら、この場で振って差し上げようじゃないか。
[――――生まれはどうも、裏切れないかもしれない。もしも彼の昔を知る人物がいたら、そう呟いたかもしれないが。幸いなことに、そんな者、この世界中を探したってもう生きちゃいないのだ]
[6つのダイスを手の内で転がす。]
[本気で振るのはあの一回だけのつもりだったんだがな。そう小さく心の内で呟いたのは、彼女に見透かされているのだろうか。]
さて。
[軽い音が、むっつ。]
【 $ 】【 D 】【 E 】【 E 】【 E 】【 $ 】
100+$$$600+D100=800
ターンエンド。
2ターン目。
【 G 】【 R 】【 $ 】【 R 】【 E 】【 D 】
100+DD200+G50=350
……ターンエンド。
[こちらを見据える女主人の目は笑ってないだろうが、男は気にもせず、また6つのダイスを取る。]
【 $ 】【 $ 】【 $ 】【 E 】【 D 】【 R 】
$$$600+D100=700
ターンエンドだ。
800+350+700=1850点。
[さぁ。挑戦的な目でユーリエを見つめる男はいたって冷静だった。欲に身を亡ぼすような振り方はしないのが、男のやり方。ならば、相手はどう来るか――**]
/*
ユーリエはここで勝たないと(RP的に中の人が)大変というね。いい勝負かけてくれるなんてつづさん好きです(突然の告白)
…………趣味が悪い。
[今更、なのかもしれない。が、男は呟かずにはいられなかった。ぼやかすような言い分の裏に、はっきりとした確信があるのが感じ取れて。溜息をつく。
嗚呼、確かに彼女のいうことは最もだと。]
その尽きない欲のせいでどれだけ苦労したことか。
どれだけのことを怖れてきたことか。
それも全て――――欲だと。
[あからさまに、目の前に差し出された林檎を。甘い甘い毒をあえて、飲み干す。]
礼を言おう、クロムウェル嬢。
貴女のお陰で、手っ取り早く“済み”そうだ。
[何が、とは言わなかった。では、また。と男は告げると小柄な鴉を一瞥して。書斎をあとにした**]
[目の前でダイスが霧散したのはみなかった振りをした。冷静だったさっきまでの自分に感謝したのは言うまでもない。既に男はナイフをしまっていた。理由も…言うまでもあるまい。]
どうも。
……やるからには、な。
[視線には同じ種の視線で応える。のと同時に、男はとんでもない相手に勝負を挑んだことをはっきりと自覚した。
そして、告げられる事実に瞳を細める。]
…………趣味が悪い。
[今更、なのかもしれない。が、男は呟かずにはいられなかった。ぼやかすような言い分の裏に、はっきりとした確信があるのが感じ取れて。溜息をつく。
嗚呼、確かに彼女のいうことは最もだと。]
その尽きない欲のせいでどれだけ苦労したことか。
どれだけのことを怖れてきたことか。
それも全て――――欲だと。
[あからさまに、目の前に差し出された林檎を。甘い甘い毒をあえて、飲み干す。]
礼を言おう、クロムウェル嬢。
貴女のお陰で、手っ取り早く“済み”そうだ。
[何が、とは言わなかった。では、また。と男は告げると小柄な鴉を一瞥して。書斎をあとにした**]
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