情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
/*
にゃあああ!
今朝方完全にダウンしてたのが痛かった……!
明日は早出だし、とにかくお返しして、時間軸追いつかないと。
― シュビト市街 ―
……いつか還る、恵みのために。
[小さな声で繰り返す。
その理は、ウェントゥスの民にとってはごく自然なもの]
……そうだね。
そこは、オレにもわかんない。
この先どうなるかなんて、全然見えてない。
[行きつく先がどうなるか、今は考える余裕もない、とも言うけれど]
[宣に返る言葉。>>1:743
名を覚えた、という言葉に、にこり笑って]
オレも覚えた、アレイゼルのソマリ殿。
……んじゃ、また、風が向いた時に。
[自身の風向きがどうなるかは知れぬけれど。
彼とはまた、会う事になるだろうから、そう告げて。
その姿が見えなくなると、は、とひとつ息を吐いた]
……なんて、いうか。
驚いた、ね、プルウィア。
[一連の出来事はあまりにも唐突過ぎて。
いざ、対面の時間が終わるとなんだか急に力が抜けた]
とはいえ、ここで座り込んでるわけにはいかないし……とにかく一度、学館、もどろか。
これからどうするか、本格的に決めないとなんないし、ね……。
[抱えた小猿を撫でながら呟く。
全力疾走は辛いが、走れる程度には回復しているから。
とにかく、状況を把握するためにも、と学館へ向けて駆けだした。*]
― ベルサリス学館 ―
[学館へ向けて駆ける途中、知った顔を捕まえて状況を聞く]
んー、そっか、そういう事になってたのかぁ……。
[大雑把に状況を把握して、は、と零すのは嘆息ひとつ]
え、オレ?
ん……まだ、決まってない。
[一度、里に戻るべきかも知れない、という思いはある。
外の情勢の変化が一族に及ばない、とは言い切れないし。
何より、先のソマリとのやり取りの事もあるから]
とりあえず、このままここに止まってるつもりはないよ。
じっとしてたら、新しい流れ、見そびれるかも知れないから。
[そこだけは、譲れないものだから、そう告げる事に躊躇いはない]
だから、とにかく出る支度だけはしてこないと……んじゃ、またな!
[そんな感じの、軽い口調で会話を切り上げて。
宿舎の自室に入ろうとした所で、唐突に呼び止められた]
あれ、何か……って、はぁ?
[お前宛だろう、との言葉と共に差し出されたのは、薄紅の揺れる鉢植えとメモ一枚。>>1:433]
……なにそれ。
『いや、こちらに聞かれても』
あ……そだよね。
ん、とりあえず、預かる……。
[抱えていた小猿は頭の上へと移動させ、鉢植えを受け取り。
自室に入った所で、渡されたそれをじい、と見た]
まったく……これから移動しようか、って思った所に持ってこられても困るんだけどー。
[なんて言いつつ、鉢植えは一先ず机に置いて。
しばし、思いを巡らせる]
……な、プルウィア。
バレてたと、思う?
[思案の後に零れたのは、こんな呟き。
問われた小猿はさあ? とでもいいたげにきぃぃ、と鳴く。
聞きようによっては、「聞かれても困る」とでも取れる響きに、は、と息を吐いた]
……今、こんな事考えても仕方ない、か。
とにかく、準備しないとな。
[ふる、と首を振って浮かんだ物思いを振り払い、多くない荷物をぱたぱたとまとめていく。
頼まれた鉢植えをどうするか、はしばし悩んだものの]
いざとなったら、誰かに頼むのもありだしね。
[何となく、置き去りにするのは選べなくて。
一先ず抱えて、自室を出た。*]
/*
とりあえず、鉢植え回収。
さて、初回推挙どーおしようか……!
毎度のことながら、ここが一番悩ましいなぁ……。
― 回想/山岳地帯にて ―
……騎士団? 治安、維持?
[告げられた言葉>>1:681の内、理解が及ばなかったものを繰り返す。
なにそれ、と口にするには至らぬものの、きょとん、と瞬く様子から、それが何を意味するのか捉えきれぬ、というのは伝わるか]
んと、よくわかんないけど。
ウェントゥスには、外からの人に領域を踏み荒される謂れはないよ。
[向こうがなんだかわからなくとも、領域に踏み込まれようとしているのはわかる]
ウェントゥスの風は、他には害をなさない、けど。
[言いながら、ちらりと振り返るのは、里のある方]
里から『見える』所まできたら、その限りじゃない。
そして、恵みを踏み荒すなら、山の怒りを形に変える。
[そのために力を持つのが族長の務めであり、それを為せる血を繋ぐのが、一族の務め。
教え自体に色々と思う所はあるが、そう、教えられてたから、それをそのまま声に出して]
……とりあえず、そこ。
そろそろ、新しい芽が出るはずのとこだから。
不用意に踏んづけるな!
[直後にびし、と指差したのは、とある騎士の足元付近]
その薬草、中々伸びないやつなんだから!
人の領域に踏み込むっていうなら、そういうとこ、ちゃんと気を付けろよな!
[ある意味ズレた突っ込みを入れるのと、頭上で甲高い音が鳴るのはほぼ同時。
どうやら、同行している鳥使いが、里に急を知らせたらしい。
戻って、と呼びかける声に、むう、とむくれて見せた後]
……言ったからね。
里から姿が『見えた』ら、どうなっても知らないよ!
[もう一度そう繰り返して、身を翻す。
濃紅の紐で括った髪がふわりと揺れた。*]
山岳の民 ヴェルザンディは、ベルサリス学館教師 マーティン を投票先に選びました。
/*
んー、どうしようかなー、と思ったけど、山岳戻るのはも少し後にするか。
とりあえず、天地英雄会見は見て行った方が動き易い。
[本来なら、すぐにも出立したい所だった……のだが。
色々と状況が落ち着いた事で緊張の糸が切れたのか、自室を一歩出た所で、力が抜けて座り込んでいた]
……これじゃ、ダメかあ。
[この状態で山を登るのは難しいだろう、というのは容易に知れる。
故に、まずは休息を取り。
体調が戻った所で改めて……と、思ったのだが]
……巫女姫との、会見?
おばちゃんたちも、行くの?
[出発前に挨拶に出向いた、馴染みの露店商から聞かされた言葉に上がったのは上擦った声。
なんでそーなった、と思いつつも]
ねー、それ。
オレも一緒に行っていい?
[状況への好奇心は疑問を上回り。
無邪気なお伺いの後、未だ在り方を定めぬ
― 会見の日 ―
[紛れ込みながらも一応は大人しくしていた。
だから、貴族の視線>>221がこちらに向けられた時は、何かまずった!? と一瞬息を詰めたりもしたのだが]
れ……れでぃ……?
[どうやら、古の民の装いを見とがめられたとか、そういう事ではなかったようで。
ほっとする反面、聞き慣れない言葉にどこか惚けた声を上げていたりした]
[クロードの視線がこちらに向かえば、ほんの少し表情を緩めて笑みを返し。
彼と、中年貴族のやり取りをじっと見守る。
同行者に関する要求が聞き届けられたなら、向けるのは行きたいなー、と訴える視線]
(……もし、間近に見れるなら)
[何か、思う事があるかも知れない。
そして、問う事が許されるならば。
聞いてみたい事がひとつ、ある。
そんな想いの滲む瞳は自然、真摯ないろを帯びて。*]
― 会見の日 ―
[じ、と向けた視線に返されたのは、笑み。>>290
その後に名を呼ばれ、表情がはっきりそれとわかるほど、ぱっと明るくなった]
はぁい、わかりました!
[小猿を胸元にぎゅう、と抱え込んで、返したのは良いお返事。
それでも、会見の場に案内される時には他の二人の後ろに立って、あまり目立たぬように努めていた。
特徴的な出で立ちから、出自に気づかれる可能性があるのは、先のソマリとの出会いで理解しているから]
(……このひとが、巫女姫)
[穏やかな笑みを持って出迎えるひと。>>246
最初に感じたのは、澄んだ空気。
一族の古老たちには、その存在はどちらかというと疎まれていた。
けれど、それはただ伝えられたものを、遠き祖先の嘆きをなぞるだけのものとしか思えなくて、よく反発していたのだが]
(きれいな、ひと、だなぁ)
[容姿的なものだけではなく、纏う空気や、凛とした佇まい、それら全てに対して。
最初に抱いたのは、そんな感想。*]
― 回想/山岳地帯にて ―
[言葉の意味を教えられたとしても、多分、この段階では疑問符が大量に飛んで終わっただろう……というのは、さておいて]
…………。
[こちらの言葉に動じる事無く、静かに返される声。>>327
そこに籠められる意思にむぅぅ、と小さく唸るが。
こちらを傷つけるつもりはないらしい、と。
そこは感じとれたので、それ以上の言葉は一時飲み込んで。
薬草の芽を巡るどたばたの後の謝罪>>328に小さな頷きを返した後、鳥使いと共に里へと駆け戻った]
[なお、里に戻った後、両親双方にこっ酷く叱られたのは言うまでもなく。
二度と外の者に近づくな、と古老たちにも言われた……けれど]
……ダメだよ、それじゃ。
このまま、外の事、ほとんど知らないままでいたら、ダメ。
[叱られて凹むどころか、逆に意気は上がっていた]
今のまま、新しい流れを拒むだけじゃ、風はいつか澱んじゃう。
そう、ならないように……外に出て、色々、勉強したい!
そういう事が出来る場所があるって、前に来たおにーさんが言ってたでしょ!
[以前、古の民の消息を求めてやって来た学館の生徒がいた。
彼から、『もし、興味があるならシュビトの学館においで』とそう、聞かされてからずっと疼いていた想いを勢い任せに叩きつけ。
当然の如く、大騒動に繋がったものの──結果。
ある事を条件に、学館への入学は許可されて。
そうして、真白の小猿と共に学館の門を叩いたのはそれから一月ほど後の事]
― 会見の日 ―
[ほんの一瞬、過去へと移ろった意識を現実へと引き戻す。
学館に通うようになってから、巡視の騎士団と直接見えた事はなかったが。
今の所、『里から見えない距離』は、保たれている、とは聞いていた]
(……そういや、あのひと。今、どこにいるんだろ)
[感情任せな子供の警告に対し、冷静さを損なわずに対してきたひと。
しっかりした筋の一本通った人だったな、と思うようになったのは、後になってからだが。
……今現在、案外と近い所にいる事>>162には、未だ気づく事なく。
過去から戻った意識は、今、目の前でなされるやり取りへと強く向けられる。*]
― 会見の日 ―
[向けられた視線>>371に気づいたのは、抱え込まれた真白の小猿。
動くな、と言い含めておいた事もあり、大人しくしていたのだが。
見られている、と気づいた小猿はこてし、と首を傾げて尻尾を揺らす]
……?
プルウィア、じっとして。
[その動きに、ごくごく小さな声で注意をする。
場の空気は感じているのか、小猿は首を傾いだまま、動きを止めた。
尻尾はまだゆらゆら揺れたまま、円らな瞳は巫女姫の方を向いていたけれど。*]
/*
なんだろう、この。
「ありがとう、男子生徒として見てくれててありがとう!」感は……w
ちなみにPC視点では、どこまで気づかれてんだろほんとにw
要素に接してる方が少ないからなあ。
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新