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一部差し替えそびれてるっぽいのがあったでありますw
RKは軍服の色変えと帽子追加のがあるのね。
あと背景変更。
― 昼頃/自分の天幕 ―
[常より長引いた会議の結果、騎士団は敵軍を迎え撃つ方向で纏まったらしい。
それを聞いたのは昼より前か後か。
会議が昼以降まで長引くようなら、ローズマリーは途中で退室することになる]
[その理由は、一つの死を感じ取ったから]
……お爺ちゃん……
[背筋を這う感覚、身近な者の死。
どこで死んだかは分からない。
分かるのは、最期に遺された想いだけ]
───……
[ヤコブに伝えるかに迷う。
きちんと受け止めてくれるかもしれないけれど、今話して心を乱してしまうことを懸念した。
悔しそうだった。残念そうだった。
何が老人にそう思わせたかは分からない。
ただ、志半ばだったことは推測出来る]
[しばらく泣いて、落ち着いてからもう一度考えよう]
[休息に使う天幕の中、ローズマリーは抱えた膝に額をつけて、しばしの間静かに*泣いた*]
― 朝/野営地・会議天幕外 ―
[手加減無しの手合わせで最初に動いたのはヤコブ>>313。
真っ直ぐな彼らしい、真正面からの一撃だった。
しかしそれはリエヴルが一歩引くことで躱され>>317、あちらからは同じように真っ向からの突きが返される。
ヤコブのことは信じているが、腹にその一撃を食らう様子を目にし、思わず心配げな表情をした。
これが戦いだと分かっていても、怪我をしてしまうことに対して不安が過ぎるのは否めない]
ヤコブ……
[両手が祈るように合わさり、胸の辺りできつく握る。
倒れても立ち上がり更に向かい行く幼馴染。
意志の強さは、そこにもしっかりと現れていた]
[幾度目かの応酬。
ヤコブの身体に傷が増えていく。
ハラハラとした面持ちで見守っていたが、ついに場が大きく動いた。
これまでと同様に突きを受けた、その瞬間。
ヤコブが槍を掴み、リエヴルの手を打ち据える>>334>>343。
音を立てて落ちた槍>>344。
一瞬、場が静寂に包まれたように感じた]
──…や、った。やったわ!
[零れ出たのは歓喜の声。
ヤコブが、”瞬槍”に認められた瞬間だった。
周囲からも歓声が沸き起こる。
リエヴルの宣に返すヤコブの姿が光り輝いて見えた*]
― 昼頃/自天幕 ―
[人目から隠れてひそりと泣く。
涙が止まるまで泣いて、自分の中で整理をつけてから再び人前へ。
いつもはそうしていたのだが]
……っ 、
[天幕の出入口から届く声>>352に、ピクリと身体を震わせた。
反射的に上げた顔には未だ零れる透明な雫。
落ち着くには程遠い状態だった]
ガッ ガート、ルード 様、
ご、めんなさい、 みっともない、姿を
[驚きの色を交えて手の甲で目元を強く擦り、佇まいを正す。
怠惰の魔女と呼ばれるガートルード、魔法使いとはまた一線を画す存在。
3年前の出会い>>0:472 >>0:476はある意味衝撃的だったが、彼女に対して悪い思いは抱いていない。
同じ女性として、魔法を使う者として、騎士団に一目置かれる彼女を尊敬し得る相手と見ていた]
……その、…大切な人の、死を……知ってしまった、もので。
[問われたことに対し、やや瞳を伏しながら途切れ途切れに答える。
一個人の、一般人の死の報告が野営地に届くことはまず無い。
たった今知ったと言うような言い回しに違和感を与えたかもしれず*]
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さて問題は戦でどう動くかである(
対屍鬼にはシェット君&お姉様コンビが縁故的にも良いよね。
歌魔法の発動の遅さを考えると、本隊側で後ろからぴょーいぴょーいしてるのが妥当かしら。
あと3日目辺りは浚われるの前提で動いてみたいけど、出来るかしら(
最終位置がどこになるかで死に方変わりそうなのよね。
― 夕刻前/野営地の外れ ―
[気を持ち直したローズマリーは、戦支度の前に野営地の外れへとやってきた。
そこから野営地側へと向いて、茜色に染まりつつある天を見上げる]
──大好きな歌を歌おう
──あなたが奏で 私が歌う
──音と声の
──リズムが弾めば心も弾むわ
──歌でみんなを包み込もう
[唇から奏でるのは初めてソマリアランと協奏した時、好きなように歌ってごらんと言われ、思うままに歌った歌。
聖歌以外で、との指示もあったため、歌い出すまでに時間がかかったけれど、歌い出すと音に釣られるように言葉が出てきた。
それだけソマリアランの奏でる音が心地良く、心にすんなり入ってきたと言うことなのだろう。
想い出の歌を、彼のことを思い出しながら歌い上げる]
──大好きな歌でみんなを護ろう
──あなたの想いを込めた歌を
──
──遍く広がれ光のリズム
──歌で全てを包み込もう
[続けたのは以前は無かった歌詞。
この場で作った即興詩。
……よっし。
[歌は自分を落ち着かせる手段でもある。
昼は沢山泣いたが、この後はきっと、大丈夫。
また泣くこともあるかもしれないが、歌で全てを乗り越えていこう*]
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うーん、どっちに構えるか。
カレン:ガートルード、シェットラント
本陣:ヤコブ、リエヴル
ここは確定かな。
後は私とシュテルンだね。
シュテルンがどっち行くかが読めないんだよなぁ。
ヤコブの傍か、母を護りに行くか。
ご飯タイムになるのでちょっと様子見(
― 夕刻/本隊 ―
[親衛隊が解体されていないため、ローズマリーは本隊への配置となる。
戦支度の際、作戦と丸薬についてを聞いた。
目の前で仲間が屍鬼化した原因。
ローズマリーは必要ないと思っていたために服用していないが、騎士達の中には既に口にしてしまった者がいるらしい]
……中和、出来ないのかな……
[服用型となると外からの浄化も難しいように思う。
効果時間は如何ほどか。
時間が過ぎていることを祈るより他無い]
[カレン防衛のためにシェットラントが陣から移動したとも聞いた。
あちらは術師を中心に配置していたはずだが、彼もまた術師として参加するのだろうか。
彼の実力は信じて居るし、ガートルードも居るのだから心配は無用だろう]
[そしてヤコブは───]
……もー、我侭言って。
[騎士団の御旗となってもやっぱりヤコブはヤコブのままだった。
歩兵中央最前列に陣取り、精兵に囲まれている>>454]
らしいと言えばらしいけど。
……さて、私も。
[術師は歩兵の後方に控えることとなる。
ローズマリーはヤコブの居る中央歩兵隊の後ろにしてもらった。
自分が居られる場所で、一番ヤコブに近い場所]
……”
[初戦で使用した対魔物強化魔法を口にする。
動きをなぞり、歌い上げて、眼前に広がる歩兵3部隊全てを対象にした]
────…… けほっ
[今回はシェットラントの補助が無い。
その上で前回よりも規模を広くしたために喉への負担が強まってしまう。
開戦した後も少しばかり喉を休めなければいけないだろう]
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えーと、索敵が出来てないとコボルド隊に気付くのは難しい?
私じゃ感知出来ないからなー。[他をちらちら]
生首飛んでくる方に反応しよかな。
そろそろ地水火風のどれか使いたいところ。
[歌い上げる前、ヤコブが全軍の前に引っ張り出される>>456。
大丈夫だろうかと思ってしまうのも已む無し。
案の定、第一声を聞いた騎士達の反応は意表を突かれたような緩さを感じた>>465]
[それでも続けられた言葉は飾らないながらもしっかりとした意志を示すもの。
明確で理解しやすい言葉に、最初は呆気に取られていた者達も意気を上げ、発される声はうねりとなった]
本当、ヤコブらしい。
…お疲れ様?
[離れているために届かないだろうけれど、疲れた様な様子のヤコブに労いの言葉を向けた]
― 昼頃/自天幕 ―
そ、れは そうかもしれません、けど。
[涙は完全には止まらず、しゃくり上げるのも止められないまま。
ガートルードの言葉>>468に声を途切れさせながら短く返す。
軽い調子で返されたのは少しだけありがたかった。
沈んだままではいけないと思っている部分もあったからだ]
[問いの答えを聞いたガートルードの反応を、顔を俯けながらも視線を上向かせて窺う。
弱い子だと思われていないだろうか、情けないと思われていないだろうか。
そんな思いが過ぎったが、彼女から発された言葉は否定ではなく肯定>>474だった]
────………
[思い切り泣いてしまえば良いと。
歌で
ローズマリーの行動を認めてくれる言葉。
悲しみにくれていた心に光が差し込む]
──あ、ありがとう、ございます。
[歌声が好きだと言われ、純粋に嬉しくなった。
天幕を辞すガートルードに涙の跡を残しながらも頑張って浮かべた笑みを向ける。
感謝には歌声を気に入ってくれたことだけでなく、泣いていた自分を否定せずに居てくれたことも含まれていた*]
― 開戦 ―
[伝令の詳細はここまで届かない。
聞いたならヤコブと同じように主張しただろうけれど、どの道効果は薄かったか]
なに…?
[歩兵の前に弓兵が展開し、射程に入った魔物達へと射掛けるのが見える。
それと同時、隊へと飛来するいくつもの塊>>455。
後方に居るため間近に落ちて来ることは無かったが、前方に居る騎士達から上がる声で何が飛ばされたのかは知れた]
屍兵だけじゃなくっ…!
[ふつりと怒りが湧き起こる。
楽譜集とタクトを握る手に力が籠もった]
[しかしまだ動きはしない。
喉はまだ休ませておきたいし、何より、騎士団が用意した罠>>503が待ち構えているのだから]
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