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[どんな反応をされただろうか、いずれにせよ、屋敷の中へ……浴室の前まで案内されることには成功したようで]
〜♪
[水の床に叩きつける音に己が旋律を誤魔化して。
随分とご機嫌ではあるが、数分前の思考は執事に乙女度数のかなり低い香りが彼の鼻孔に届かないでいっぱいであった]
ふう。
さて……
[着替えも済まして浴室を出れば、執事の姿はなく。
タオル等、どうしたものかと、失礼に当たらない範囲で屋敷の探索を始めたようである]
うー……
[屋敷の中を(怒られないかという)不安な足取りで行く。
一番良いのはさっきの執事さんに出会ってお礼とタオルを返却することなのだが……
たどり着いた先は、3(6x1)12キッチン 34庭 56子供部屋]
……お金持ち特有の奴だ。
[というのはよくわからない唐突な出口のことである。一個でいいじゃん出入り口とか、無駄に口をとがらせてみると、その先に佇まい良く映る女性が二人]
(お屋敷の人かな……)
[別に何か悪いことをしているわけではないけども、なんだか後ろめたい気持ちになって、物陰に隠れようとする。
もっとも、扉を開いた時点で物音がしているので時すでに遅しかもしれないけれど]
(うええ、開けた時そんなならなかったじゃんっ)
[戻り際に鳴き声をあげる扉に驚いて]
[隠れた先にある箒と鳥籠を見て、物置なのかと考えて。
鳥なき島の蝙蝠よろしく、ばれない限りはここにふんぞり返ってやるぞくらいの心持]
[とはいえ、隠れ際に片方の女性と目が合ったような、そんな気がして。
見つかるくらいならば、自ら出ていった方が、ああでもばれてなかったらば別にいいのではと右往左往した挙句、]
……。
[ちらりともう一度壁から覗くに至ったという]
ひゃう。
[見つかってしまった。自分の目論見の甘さに辟易としながら。
ええい、ままよ、悪いことはしていないと再度頭の中で確認をしてから姿を完全に表して]
え、えっと。
私、屋敷の人、違う。
私も、今日、来ました。
というか、さっき来ました。
[なぜだか片言になっちゃうな、と、
自分からするシャンプーの香りを感じながら]
げ、げげ玄関から入りましたよ?
失礼な。
[明らかに不信の目を向けられていることを察すると(自業自得ながら)、不本意そうな顔を作ってみせるだろう]
ただちょっと、タオルを返しに……
執事さんはどこかなあって、探してたらなぜかこんなところに。
……もしよかったら一緒に探してもらえますか?
私よりこの洋館に明るいなら。
[厚かましスキルは商人の魂]
[それはどのタイミングであっただろう。
どこから呼ばれている。というか囁かれている。]
も、もしもし?
[さっきから漏れていた女の子の声の主が、明確にこちらにベクトルを向けている。
ちょっとした恐怖を抱きながらそう返事した]
[リビングから仄かに漂う香り。マリエッタに連れられてキッチンへ向かうとより濃くなるそれに、幸福の冷や汗。]
まずい……
[この香りはまずい。お腹の中のティンパニ隊が3人くらい叩き始めそうである]
(大丈夫大丈夫大丈夫……つい一昨日ご飯食べたばっかりじゃない)
[マリエッタが何かと説明してくれている最中、自分にそう言い聞かせ続けた。
ふ、と話が途切れたタイミングで自らも意識がはっきり戻って]
あ、あの。
タオル、ありがとうございました!
[訪ねられたゴーストとのワードに一瞬神妙な顔をしたものの、すぐに冗談目かした声色で]
生ける屍と呼ばれるにはまだちょっと早いよ!?
[トランシーバーみたいというのは言い得て妙だと思えば]
私は、シルキー。
……ってあれ、あなたもってことは……まさか、あなた……
[震える]
[なんだかそそっかしい様子だなあなんて自分を棚上げして思って、くす、と笑う]
ゴーストバスター?
なんか、痛い肩書きだね?
[空気は読めない]
シックスセンスかあ……
んー、私はただ単にお腹空きすぎて頭おかしくなってるだけだと思うけどなあ。
先祖代々……?
先祖代々痛い人なの……?
いずれにせよ、
ゴーストバスターなら尚更こんな霊的な能力持ってたら問題なんじゃない?
[ね?と現実逃避の意味を込めて]
えへへ。
迷ってしまいました〜
お屋敷、おっきいんですもの。
[ベネディクトさん、名前を知ってから見ると一層高貴な人に見えてくる。
油断していると空気を読まずにティンパニ演奏隊が活動を始めんとする。慌ててお腹を押さえて音を隠そうとするが効果があるかは知らない]
え、えへ。
いただけるならぜひ、いただきたいかなぁ、なんて。
[サンドイッチというワードがもうやばい]
あは、ごめんて。
もしあなたの言うことが本当ならあなたの実体もこのお屋敷にいるんだよね?
……実際に会えたら信じてあげる。
[結論、わかんないということである]
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