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9人目、市民 ダルメシアン が参加しました。
市民 ダルメシアンは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 教会:大聖堂 ―
いやあ、冗談でしょう
哨戒なんて、あんなのと出くわしたってどうしろって話
[ふうふぅ、と息を吐いて、背負ったお兄さんをゆすり上げる。
あたりは随分な騒ぎだった。礼拝の時とは大違い。
人々の間に立ち、凛々しく指示を飛ばす聖職者らしき人>>18の檄には、大したタマだと感心はする]
やあ、生きてるかい
教会についた。誰かに手当てしてもらおうなぁ
[背負った怪我人は、知り合いでもないがお互いこの町の人間だ、顔と名前くらいは知っている奴。
コウモリだか化け物だか知らないが足の肉を食いちぎられて動けなくなってたもんで、とりあえず一緒に逃げてきた]
まさかこんな、なあ。驚いたもんだ
魔物ってのはおっかないなぁ
吸血鬼?なんて俺には関係ないもんだと思ってたんだが
[ダルメシアンはもう45を越えた。
腹は出てないけど丸顔で丸眼鏡で、背だけは随分高いけど酒場でもどこでもモテた覚えもない。
政治も女神様もわからんし、笛を吹いたり農具を直したり暢気に暮らしてきた。人一倍邪悪に敏感──なんてこともなく]
どれ、哨戒は嫌だけど、避難の手伝いくらいはしような
町から出られないってのは本当の話かね
[怪我人を奥に置いてきて。
誰かが杖にでも使ったのか、太めの棒切れがあったのでそれを拾い上げた]
なあ
試練もいいけど、ここはもう定員オーバーになりそうだし、一ヶ所にみんな集めるのも逆に危なくねぇかい
[気の毒にも死にそうなほど怯えてる人らには聞こえないように、声を抑えてその場の指揮官めいたシスターに聞いてみた。
城はもうダメだって話、だし**]
― 教会:大聖堂 ―
そうですね、今はここに人が集まっているからこうしていますが……
このままではいけないことは、私にも分かります。
[市民の声>>40に頷く。この教会のキャパシティだって無限ではない。このまま市民が押し寄せ続ければいつか限界を迎えるのは明白だった]
怪我人なんかはここに来てもらうしかないが
そうだねぇ、街には足腰弱い爺さまがたもいるし、自分ちに籠もって戸締りする方がまだしも安全かね
[皆殺しだとか街を丸ごと焼く、なんて話にならなければ、だけど。
吸血鬼だっておっさんや婆さんには用がないのじゃないか。たぶん]
よーし、戦うのは無理でもまだ動けるぞって奴はいるかね
俺と一緒に怪我人が取り残されてないか、いい隠れ場所がないかちょっとみて来ようかい
[パン屋の倅と、仕立て屋のおじさんと目があった。
お互い、ヤバいのに出くわしたら全速力で逃げような、と。
だってそういうのは騎士やらの仕事だって話]
[教会の聖堂を出れば、外はやっぱり暗かった。
蝙蝠がわんさと飛んできたのはまだ昼だったはずだけど、空を覆われたあれから、どれだけ経ったもんだかもよくわからない]
いやあ、虫でもなんでも、いっぱいいるとそれだけでおっかないもんだ
しかも襲ってくるなんてな
……はぁぁ怖い
[棒切れを握って、大通りの一本脇道を選んで歩き出した*]
何をってそりゃ。
お前さん怪我はないかい
この街も今日は随分と治安が悪いじゃないか…
[はぁ、とため息ついて、握った棒切れを見下ろした]
どっかにまだ怪我した人やら、逃げたいのに動けない人はいねぇかって話
俺たち、逃げ脚には自信あるもんでなぁ?
いやあ、ピンピンしてる
[でもパン屋の倅はだいぶしんどそうだ。単純に、度を超えた緊張と恐怖ってやつに]
勿論、何かあったら全力で自分達だけ逃げるさ
俺らのことは心配ない。戦う力のあるお前さんの方が、かえって危ないってもんさ
ありがとうなぁ
[青年の頭をぽすぽすと撫でた。
だいたい息子と同じくらいの歳だったはずだ]
うーん、朝まで
ずいぶん長い、けど……そいつぁ希望だなあ
[はあ、と暗い空を見上げた]
なあ、吸血鬼が太陽さんに弱いって話が本当なら、あれもじゃないかね
あいつら招かれてない家には入れない、とか
[それが事実なら、それこそ自宅で閂かけとけばいいって話。
とはいえ、ダルメシアンもあの火球は見た。
火事も怖い]
そう。そういや騎士様や
教会がなあ、避難所になってるけど戦える奴が少なくてさ
関係者が頑張ってるけど、あすこが襲われたらまずそうな感じだったがね
[メルヒオル以外の騎士はここまで見ていない。
大方、城にいただろうしどうなったやら]
悪いけど教会の方にもし行くんなら、こいつを護ってってくれないかね、メルヒオルさん
[今にも吐きそうなくらい顔色が悪いパン屋の倅をつついた。
連れ出して悪かった、みたいだ。今蝙蝠か幽霊の一匹にも出くわしたら、そのまま腰を抜かしそうなのに踏ん張ってる。
仕立て屋のおっさんはまだ大丈夫そうだけど。俺たちはなんの訓練も受けてない一般市民で、蛮勇なんて褒められたもんじゃない]
…明日、うまい朝食を奢るからなあ
[パン屋の焼くパンよりうまいパンがあるだろうか、いやないけども**]
ほおっ、いいなあ
葡萄酒
朝から酔っぱらうほど呑みたいもんだ
[パン屋の倅の背を掌で叩いて、騎士様にはとびきりのいい酒をな、と念押しの別れ*]
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