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[ 勿論、要件を必死に絞り出していることも知らないから。
カウンセリングをお願いしますと、告げるつもりであったナネッテ。
通信機のコール音が響く。>>316
内容を聞かないように配慮するつもりで、少し意識したものの。
断片的には、どうしても聞こえてしまうだろう。
勿論、聞こえていない体なので、特に何も問うたりはしないが。
自らに言い聞かせるように、縋るように発された言葉には、僅かに眉間に皺を寄せたのだった。 ]
ここですよ。
私はここまでになってしまいますが、
少しでも心配事が昇華されるといいですね。
では、また、
良い旅になりますように。
[医務室に着けば、一礼して。
旅の行方を祈念して、別れよう。
別れる前の彼の顔は、珈琲をぶちまけたときとは打って変わって、自信を取り戻したような、そんな印象を受けたのだった。>>316 ]
── 回想:カマキリと子ども ──
[ 生命に関わる大事故につながる可能性があったため、強く叱ったけれど。>>344
手元に視線を向けて、何度も謝りながらぐずぐずと泣くその顔を見れば。>>367
ナネッテの、焦ったような幼い怒りは、急速にしぼんでゆく。 ]
荷物が落ちて来たり、
滑ってきたりするでしょう?
危ないから、……怒ったのよ。
[ ようやく板についてきた敬語は、子供の前では溶けて消えていた。
悪ふざけの類ではなく、この子供なりの理由があるのだと思えば。
げんこつを落とした頭を撫でて、ハンカチを取り出して、その涙を拭ってやる。
しゃくりあげなから、途切れ途切れに話す、拙い説明を聞けば。>>368
どうやら手元にあるのは、カマキリの死体のようであった。
拭っても拭っても、ぼろぼろと溢れてくる涙。
子どもと接する機会の得られなかったナネッテは、戸惑いつつも。
避けられなければ、その身体を抱きしめ、ぽんぽんと頭を、背中を、撫でてやったか。 ]
一緒に"冒険"したんでしょう?
……潰したくなかったのも
殺したくなかったのも、
ちゃんと伝わってるわ。
私にも、
この、カマキリにもね。
[ 頬を撫で、滑らせ。
カマキリを包む小さな手元を、上からそっと掌で包み。
「ごめんなさい、と、ありがとう、をしよう?」と、目を和らげる。
命を終わりを見届けたなら、弔ってあげて欲しい、などと。
浮かぶのは兄の姿。
自分にはやりたくとも出来なかったことをこの子供にさせるのは、自己投影甚だしい、ナネッテのエゴなのかもしれないが。
白い花の小さなブーケを買って、手渡し。
どういう方法であれ、伴に手を合わせ、祈る。 ]
[ おそらく、父親を探せば、話はあっという間に終わっただろう。
この子が怒られて終わり。
……でも、せっかくの"冒険"は、カマキリと同様に終わってしまうから。
それでは、無茶をして、ここまでやってきたのが報われない。
そう思うのは、まだナネッテが子供だからなのだろうか。 ]
ほら、行くわよ。
……お父さんの仕事、見るんでしょ。
私、ナネッテ。
共犯者だから、呼び捨てでいいわよ。
君、名前は?
[ 匿う気は満々。
途中、船のショッピングモール施設で、子供用のキャップと服を買って。
目深に被らせて、少し笑った。── 久しぶりの感覚だった。
船中をあっちこっち連れまわし、噂で聞いた巨大なパフェを食べさせる。
尤も、そのパフェは甘すぎて不評であったが。
キモチワルイと言いながらも完食した姿に、ナネッテは素直に感心した。>>368
当の本人は、横からつつき、数口で食べるのをやめていたから。
味覚の形成に寄与したかもしれない、などという声は聞こえないし、知らないふりをして。 ]
[ 父親の仕事っぷりを見せたとき、彼はどんな顔をしていただろう。
そして、どのくらい伴に居れたのだろう。
匿っているつもりでも、警備部なんてところに所属をしている父親には、あっさりバレていたかもしれないけれど。
そして匿っていたことを知れば、ナネッテも叱られたのかもしれないけれど。
そう長くない日々を、ナネッテはその子供と過ごしたのだった。
それは確かに、 楽しい 日々だった。 ]
── 医務室⇒ ──
[ 医務室がどこか慌ただしいように思う。>>415
一気に空気が緊迫したような、そんな>>425
医務室を気に留めながら、曲がり角を曲がったものだから。
曲がった途端に、急に壁が出現したことに目を瞬かせる。>>443
茶色の壁 ──もとい、件の警備員。>>140
流石に驚いた表情をした……と思う。
普通ならば真面にぶつかってしまうタイミング。
ナネッテ自身、ぶつかったと思ったのだが、結果、相手が避けてくれたおかげで事故は防げた。 ]
すみません、私の方こそ、
確認不足でした。
[ すみません、と謝っているのに。
ぴょこん!と、尻尾が元気良くて。
その髪の色に、どこか懐かしさを覚えて。>>455
── つい、目を細め、微笑んでしまう。 ]
[ 主任操縦士。
一応、役職に"主"の字を掲げる者である以上、アクセスしようと思えば、パーソナルデータベースを見ることも可能であろう。
ただ、幾人ものデータベースへと目を通すことほど、時間と意味の無駄遣いであるとナネッテは思っており。
その権限を行使したことは、今までに一度もなかった。
これからも、ないと思うけれど。
もし仮に、有事の際、必要に駆られれば、見るとこを躊躇わないだろう。
とはいえ、海賊と繋がりがあったというのであれば、ナネッテ自身もそうであるけれど。 ]
スノウとラヴィは、
存分に堪能できましたか?
ディーク警備員。
[ 上司の𠮟責が飛んだのは、ばっちり印象に残っていたから、当然名前もしっかり把握済みである。
彼が自分の噂話を聞かされていたとは知らないまま、昔の挙手を思い出し、そう問うてみる。
貴方の尻尾も十分モフモフですよ、とは言わなかったけれど。 ]*
── コックピット ──
[ ディークと話をした後か。
それとも、何処かに寄り道した後か。
ややあってからのこと。
コックピットへと戻ったナネッテは、部下へ、声を掛ける。 ]
お疲れさまでした。
頼んでいたデータを頂けますか?
……はい、確認しました。
ではこのまま交代します。
[ 部下からヘッドセットと計算データを受け取って、耳へと嵌める。
暫くは細かい部分以外、自動操縦のため、一人で対応できる。
部下に、食事と仮眠を促したナネッテは、流れるコンソールを眺めていた。 ]
[ 空間反響値のずれ。>>49
球形計算法の導入。
導き出された答え。
めったに使うことのない遠距離監視装置を起動し、周囲を確認すれば。
レーダーが感知しないギリギリ、絶妙な位置に、海賊船がいるということに気付く。
それゆえの空間の歪みだったのだろう、と。 ]
…………。
[ しかし、ナネッテはそれを黙殺した。
それは彼女の目的のためでもあった し、
……随分前の借りを返すためでも、あったから。
空間補足値を書き換えればきっと、即刻感知されてしまうだろうけれど。
『このデータを消去しますか?』
部下から受け取ったデータ。
白く細い指先は、YES、のパネルに触れたのだった。 ]
これで、"借り" は返しましたよ。
マーティン・スローンチャ……
……それと、
これは "おまけ" です。
[ 海賊の狙いは考えずとも、分かること。──『ラグナロク』
彼女自身、船員という枠に嵌っているが故に、"護り"を優先するけれど。>>139
本音を言うならば、どうでもいいのだ。
兵器は兵器でしかない。
── どちらにせよ、××××は、滅ぶのだから。
( …… No,sir.
Captain Marry. )
内心でそう呟いて。
滑らかな動作で、タッチパネルを操作する。
コンソールに、Errorを示す赤色が各所に点滅し、そして── 消えた。消した。 ]
── KEYLOCK SYSTEM DOWN
── ALL UNLOCK
── MONITORING SYSTEM DOWN
── ALL DOWN
START A COUNTDOWN……
[ 何事もなかったかのように、船は進む。
見せかけの "いつもどおり" のまま。
余りにも軽微な変化。
きっと誰も気づかない。
気付いたときには、渦中の中。
それは例えるならば、静かな時限爆弾のようなもの。
扉と監視システムが効かなくなるのは、
はてさて、いつのことだっただろうか。
勿論、他の要因によってシステムが落ちる可能性も
当然考えられること。
混乱の足音は、もうそこまで忍び寄っていただろう。 ]**
/*
…………と、落とした後に震える。
触れちゃだめなとこ、だったかなぁ……原因は後で判明しますって書いてるし、祖語ったらどうしよう…
…。
一応、システムを走らせてはみたものの、別の要因によるかもって書いてる、書いてる……(ぷるぷる)
だめだったら、うみねこさんに、ごたいとうちしよう……
/*
ナネッテさん>>476
す、すみません!
ウィキに在ります通り、
@銀羊号で原因不明の緊急事態発生(1d開始時に天声でアナウンス有)
・船内のキーロック・システムと、監視システムが、無効になります。
(人狼の襲撃や、海賊側の侵入しやすさ配慮)
・ドロイドや船のシステムの暴走➡NPCを含む乗客・乗員の殆どが避難艇で脱出します。
・見物人がドロイドに襲われて重傷➡コールド・スリープルームNに運ばれます。
※この1回目の非常事態の原因は、後から判明します。
で、これらの事態には、村設定的な原因があります。
とはいえ、今回はすり合わせ可能なので、
大丈夫!
/*
その下部分のウィキにありますように
※3箇所のキーロックの開かない場所
@第一区画のルージュ・ヴォルヴァ博士のいる研究室と、
A第一区画のコールドスリープルームE
B第3区画の巨大コンテナ『レーギャルン・ボックス』は、1d以降もロックされたままです。
それ以外の場所のキーロック・システムは開きます。
で、>>476── KEYLOCK SYSTEM DOWN
── ALL UNLOCK
キーロックシステムのALL UNLOCKだけは
ちょっと村の設定上、ちょっとまずいので
そこに関してだけは、
天声で修正を入れてもいいでしょうか?
ウィキの書き方が分かりにくくて
大変申し訳ありません(涙
/*
ひぇぇ、秘話飛んできてしまってる!!ご、ごめんなさい!!!
も、もちろんそのつもりだった!!
ちゃんと書いてない!!ぼくのばかー!!
/*
わぁぁ、すみません!!
他の原因で判明と書かれてたので、おっかなびっくりロルに乗せてしまって……負担おかけして申し訳ない。
私のロルが良くなかったですね。
開かない扉はあるのは認識していたのに、その部分を書くのを忘れて……(´・ω・`)
なので、勿論です!!確定というか、不都合であればばっさり切って貰っても大丈夫なのです!!
如何様にもしてやってください!!
時限爆弾っぽいイメージで書いたので、まずかったらそれよりも先に非常事態を起こしてもらえば、祖語なく行けるかと思います。
わぁぁん!!ごめんなさい!!
/*
死んだ……うぇぇえ、ほんっとにごめんなさい!!!
開かないのだーあたりまえなのだー……
そっと、私の方でも訂正をいれておこう……
つらい、早々にご迷惑をおかけしている……(´・ω・`)
── コックピット ──
[ 部下と交代したとき。
副艦長、ガートルードの声が聞こえた。>>487
向き直って、軽く頭を下げて。けれどそのまま部下の報告を聞いた。
表情には出ない自負があったものの、命を助けられた海賊船には、どこか思うものがあったらしい。
とはいえ、その様子を見られ、訝しまれているとは思ってもいないこと。
コックピットではすべての扉の開閉をおこなう機能はあるものの。
秘匿性の高い場所や、所定の条件を満たした場所のセキュリティシステムは、また、別の操作をしなければ開かず。
そしてナネッテに、その権限は付与されていなかった。
開かない扉があったとしても、お膳立てするのは侵入のみ。
そう考えていた故に、特に気にも留めなかったけれど。 ]
[ その声には信頼が滲む。>>489
いつだったか、持っていた飴玉>>460をあげれば、嬉しそうに笑った顔を思い出す。
にっこりと笑うその顔は、幼い面影を残して。
ただ、目の下の隈が、その笑顔に否応なしに大人びた印象を与える。>>97
彼女のことは、いくらかは知っていたつもりだ。
行方を眩ませた王族側の将軍の娘。
海賊に誘拐されたと聞けば、自らの由縁も相まって。
無表情の顔の下、胸を痛めたりもしていた。
─── 私だけが助かってしまって
ごめんなさい……
声に為らず、発されずに胸の奥に沈み。
鉤状の傷を、がりがりと削る。
その痛みが、ナネッテをここへ、引き留めていた。
生きる理由を、生きなければならない理由をくれていた。
それは、生きていてもいい?と声に為らずに問うた、よく似た境遇の少女への答えではなかっただろうけれど。>>67 ]
[ とはいえ、彼女が革命軍の一員であることは知らないこと。
隠し事はお互い様だ。
だから、報告は変わらない。
── ええ、何も。
海賊を感知しておきながら、報告しないのは 裏切り だ。
扉のロックを外しておくのも、監視システムを切るのも。
扉についたキーパネル。
開錠時間が明記される仕組みになっており。
その履歴を見る権限を、目の前の女性が持っていることを知っている。
爪が甘い、……けれど。
どうにも、その、幼い子供のような信頼には弱いのだ。
どうか、気付いてくれないことを望む。
今は、まだ。]*
/*
にゃああ、こちらこそ、すみません!
いえいえ、大丈夫ですので
どうか、お気になさらずですにゃ〜(もふもふ
捕捉ロール>>512も、ありがとうございます!
村設定はありますが、
可能な限りは村の皆さんのロールを大事に
進めていければと思いますので、
ナネッテさんのロールを少しお借りする感じで、
天声を落とそうと思います。
ナネッテさん、RPとても素敵で
フットワーク軽やかで
いろん方の設定を細やかに汲みつつ、
進行してくださっているの、
すごいな、ありがたいな、と拝んでおります。
感謝感謝です!
お気になさらず、村を楽しまれてくださいにゃ〜
/*
うっ、そして、うみねこさんが優しみにあふれている……。
ほんと、面目ない……。
お忙しいのに、こっちにも秘話を割いていただいて……うっ、うっ……
/*
ごめんなさい、ありがとうございます(うみねこさんに、秘話が集中してそうなので、灰で五体投地の謝罪と、感涙を添えたありがとうを……)
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