
489 グラムワーグ・サーガ4
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天軍第一光術部隊、攻撃準備――
[その声に、数百の天使の軍勢が、光の力を己が手に宿す。
力の共鳴によるものか、風琴に似た妙なる響きが天に満ち]
――放て!
[そして、無数の光の槍が、宇宙船へと降り注いだ*]
(48) 2017/10/31(Tue) 19:56:30
黙示天使 アデルは、メモを貼った。
2017/10/31(Tue) 20:11:48
― 回想/天界 ―
[――かつて、
己はひとつの小さな光だった。
天に言われるがままに己が持てる力を振るい。
群れなすことで天の力を体現する、その一要素に過ぎなかった]
(66) 2017/10/31(Tue) 21:38:44
[しかし、それでも黙示天使として、他者の目に留まるだけの力を得ていたか。
ある時、指揮官を務める大天使の御前へと呼び出された。
通常ならば直接言葉を交わすことなどあり得ぬ高位の天使を、ひざまずき、頭を垂れて待つ]
『アデル』
[己に与えられた名を、その声が呼んだ]
『黙示天使アデル』
[言われるがままに、顔を上げる]
――はい。
[眩いほどの姿が、そこには在った]
(67) 2017/10/31(Tue) 21:39:29
[その時初めて、己が如何なる存在かを教えられた気がした。
アデル、という名の黙示天使の意志は、その瞬間に形を得た]
[斯く在りたい、いずれあの方に並び立てるような存在になりたいと]
お呼びでしょうか。
大天使――ナタリエル様。
[己の内に血の巡る音を聞いた気がした*]
(68) 2017/10/31(Tue) 21:40:09
黙示天使 アデルは、メモを貼った。
2017/10/31(Tue) 21:45:32
黙示天使 アデルは、メモを貼った。
2017/10/31(Tue) 22:24:42
― 宇宙船発射場上空 ―
[アデルの率いる軍勢は、宇宙船破壊のため低空へと下ってきていた。
それでも100mは優に超える高さ、並の武器が届く範囲ではない]
――ふん。思ったよりは頑丈に出来ているらしい。
[光の槍の初撃は、船体表面の防御魔法により受け止められた>>86。
しかし、第一光術部隊をはじめ数多くの天使たちが、宇宙船を徹底的に破壊すべく集っていた。
力ある光が豪雨の如く降り注ぎ、やがて無数の穴を穿たれた船は、燃料タンクの破壊により爆発を起こす]
(109) 2017/10/31(Tue) 23:13:28
手を抜くな。動力、操舵部、欠片も残さぬように破壊せよ。
[混乱し動けぬ者、宇宙船に近付く者は巻き込む形となろうが、それを意に介することはない。
やがて天よりの声>>32が響き、混乱の極みにあった地上は一瞬、静謐に包まれた。
その次に湧き起こるのは、また異なる質の混乱か]
ああ、主のなんと慈悲深いことよ。
[感嘆の声を漏らした後、再び下級天使らに破壊を命ずる。
そして地上の混乱を、遥かな高みより眺めていたが]
(110) 2017/10/31(Tue) 23:14:31
――ん?
[ふと、その地に在りて吼える、人の子の姿が目に留まった>>89。
声や言葉は届かねど、抵抗の意志は見て取れた]
そなた一人に、何が出来ると言うのだ。
[純白の翼をはためかせ、発射場上空をゆるりと旋回する。
付き従う天使の軍勢を見せ付けるかのように。
やがてその眼前には、管制塔らしき建物が現れる]
[その手の杖を振り上げ、指し示すその動きだけで。
翼ある者らの一斉掃射が、管制塔を打ち砕いた*]
(111) 2017/10/31(Tue) 23:15:11
― 回想 ―
[かつての己は、無垢であった。
ただの光、ただの力でしかなく、しかしそれ故に己の持てるものを研ぎ澄ませてゆき。
その果てに得た、アデルという、名>>112]
(125) 2017/10/31(Tue) 23:57:59
嗚呼――
[微笑みと共に、差し伸べられた手>>114。
その手を取り、祝福を受けたその時、アデルの目尻からあたたかなものが溢れ、頬を伝い落ちた。
下級天使が、或いは意志持たぬ頃の己が、決して零すことのないもの。
その時己の内に生じた想いを、言い表す言葉は持ち得なかったが、ただそれは胸の奥深くに刻み込まれ、どれだけ時が経とうと消えることはなかった]
(126) 2017/10/31(Tue) 23:58:32
[そして、今]
[呼び掛けに応える声は、ごく短いものなれど>>115]
――――はっ!
[その意志を、光の名持つ天使が過つことはない。
何よりも。
その穏やかに微笑む気配が、黙示天使がその力を放つ糧となった]
(127) 2017/10/31(Tue) 23:59:03
― 現在/発射場上空 ―
その声は――告死天使シメオンか。
[届く声に返るのは、少しばかり不機嫌そうな声]
貴様、この大事にどこをほっつき歩いて――
……まあいい。
[気紛れな性質を持つこの告死天使に、黙示天使はしばし苦言を呈することがあった。
とはいえ言い合いをしていられる状況ではなく、そちらは早々に切り上げる。
元より小言を聞き入れられることなどほぼなかったが]
(128) 2017/11/01(Wed) 00:00:17
面白そう、か。
表現はともかく、警戒すべき相手なのだろうな。
[具体的ではない説明にそう返し、人間らの中に特異な動きをする者がないか視線を向ける]
[――気に入らない相手ではあるが、共に同じ主を抱く存在としては、信頼を置く相手でもあった*]
(129) 2017/11/01(Wed) 00:00:38
黙示天使 アデルは、メモを貼った。
2017/11/01(Wed) 00:03:09
― 宇宙船発射場 ―
――聞こえが悪い。
我らは天の威光を体現しているのだ。
[シメオンの物言い>>135に相変わらず不満げながら。
互いの役割の違いは理解の上であり、送られる情報>>136には素直に耳を傾ける]
竜?
わざわざ生き物を模するとは、酔狂なことだ。
[眼下に見える空飛ぶ船と比べれば、その形状は異彩を放つことだろう。
しかし告死天使がわざわざ通信してきた以上、ただの酔狂では終わらぬということか]
――良いだろう。
では、地に在る者はそちらに。
[互いの持ち場を確認する形で、通信を終え]
(154) 2017/11/01(Wed) 01:13:48
――あれか。
[間もなく、飛竜にまたがる男の姿が目に留まる>>133。
近付く者を排除するという、単純な命令に従うままの下級天使は、銃剣の餌食となりあっという間に光の粒へと砕かれた]
この群れの中に怯まず突っ込むとは、その蛮勇は認めよう。
だが――
[黙示天使は水平に構えた杖を、飛竜に乗る男へ向け突き出す]
抗う者を、天は許しておられぬ。
[次の瞬間、男の頭上に、束ねられた光の槍――もはや杭とも呼ぶべきものが出現する]
(155) 2017/11/01(Wed) 01:14:55
貴様、先に言っていたな。攻撃を止めろ、と。
[ここに辿り着くより少し先の、挑発めいた叫び>>116を思い出し言葉に乗せる]
この場で悔い改めるならば、静かに救いの時を待つことを許そう。
[背後の下級天使たちは、銃弾にその身を狙われようと動くことはない。
意志持たぬ故の統率が生み出した力を誇示しながら、黙示天使は問い掛ける**]
さあ、どうする?
(156) 2017/11/01(Wed) 01:15:28
黙示天使 アデルは、メモを貼った。
2017/11/01(Wed) 01:19:08
― 宇宙船発射場上空 ―
[意志持たぬ天使の群れは、指揮下になくとも上級天使の気配を感じれば、相応の動きを取る。
そうして割れた群れの先、飛竜に乗る男と対峙する>>168]
死人使いだと?
口を慎め、我が率いる軍勢は、神の御手の代わりとなり地にご威光を知ろしめすものである。
[神の光より生まれた依代たる天使らを、死人と表現されたこと>>168に怒りを向ける。
視線の先、武器を下ろすのが見えれば片眉を上げて様子を眺めた]
(179) 2017/11/01(Wed) 22:26:29
嗚呼。あの御方と私など、比較になりはすまい。
貴様も天のご威光を感ずる心は持ち合わせていたようだな――
[自らに対しては不遜なれど、より高き所の声を聞き分けてはいたらしい>>169。
その会話の真意には気付くことなく、天の代弁者として男との対話を試みようとしたが]
(181) 2017/11/01(Wed) 22:26:53
――は、
[その直後。
眼前の男より告げられるは、強き拒絶の意志>>169]
(184) 2017/11/01(Wed) 22:27:52
愚かな。
実に、愚かなる答えだ。
[黙示天使は怒りも露わに、その手の杖を手中で回し構え直す]
良かろう。
天を侵したその罪、この場にて贖うがいい。
[杖が垂直に天を指し示す。
直後、光を束ねた戒めの杭が、男の頭上から真っ直ぐに地へと落とされた*]
(186) 2017/11/01(Wed) 22:28:27
黙示天使 アデルは、メモを貼った。
2017/11/01(Wed) 22:31:12
黙示天使 アデルは、メモを貼った。
2017/11/01(Wed) 22:31:35
黙示天使 アデルは、メモを貼った。
2017/11/01(Wed) 22:34:10
― 宇宙船発着場上空 ―
くだらぬ。
そなたらのすべきことは、ただ祈りを捧げ救いを待つこと――
[こちらの侮蔑も悠々と受け止めて>>190。
堂々と答える姿に苛立ちも露わに反論するも、その瞬間]
(197) 2017/11/01(Wed) 23:26:12
これは――!?
[飛竜の口から吐き出される火球。
それは分裂して弾幕と化し、広範囲に炎熱を振り撒いた>>191]
くっ!
[予想外の攻撃に黙示天使の動きが一瞬止まる。
数体の下級天使を前に出させ、その隙に光の障壁を生み出し弾幕を防がんとする]
こんな奥の手があったとはな。
だが――
[既に発動した光の杭が飛竜へと到達し、砕け散る光と共に衝撃が奔る。
並大抵の飛行体であれば、その場で打ち砕かれるか、光の奔流と共に地へ叩き付けられることだろう]
(198) 2017/11/01(Wed) 23:26:51
ふん。大口を叩いた所で、所詮はこの程度か。
[飛竜の行方を確かめることはしない。
それは己が光を受けて生き延びた人間を知らぬが故]
時間を無駄にした。
施設の浄化に戻らねば。
[地に穿たれた力の痕に背を向けると、下級天使らを率いその場を離れていく*]
(199) 2017/11/01(Wed) 23:27:20
黙示天使 アデルは、メモを貼った。
2017/11/01(Wed) 23:33:02
(-74) 2017/11/02(Thu) 00:55:20
/*
最初、ナネッテ様への感情は恋愛よりかなとか考えてた時期もあったのですけどね。
気付いたら完全に刷り込みされた雛みたいになってましたね。
仕方ありません。カリスマなのですから。
(-75) 2017/11/02(Thu) 00:57:39
― 宇宙船発射場上空 ―
[白翼の者たちは、乱れのない動きで宙空を旋回する。
施設の破壊は徹底的に行われたが、直接的な抵抗のない人間に、殺戮の手が及ぶことはなかった。
否、そのような人間の存在に、意識を払うことなどなかったというのが正しいか]
[既に人的被害も甚大なれど、その目的はあくまで見せしめであり。
無名無害の者なら、真に救いが齎されるかもしれぬ――そう感ずる人間も現れようか]
[――――今は、まだ**]
(221) 2017/11/02(Thu) 00:59:03
黙示天使 アデルは、メモを貼った。
2017/11/02(Thu) 01:02:43
― 静観の刻 ―
[初めの裁きより数日。
人間らは宇宙船発射場や関連施設から撤退し、目立った抵抗も見られなくなった。
天使側もまた、空を征く船の破壊こそ徹底されていたものの、人間側がそれらの手段を回避すれば力を揮う機会は減っていった。
武器を向ける者への粛清を除けば、威圧のための散発的な攻撃が見られる程度となっていっただろう>>247>>248]
[無論警戒の目を緩めることはなかったが、水面下の動きは天を舞う白翼の知る所ではない。
無闇な破壊活動は、かえって天の威光を傷付けるものともなろう]
[そんな折、ひとつの目を引く建造物>>259が、黙示天使の目に留まることとなる]
(271) 2017/11/02(Thu) 19:45:45
[それは唯一神教のシンボルを抱く教会の近くにあった。
形こそ巨大な船であるが、人間にそれを飛ばす術はないと思われた。
反撃の象徴であれば真っ先に破壊する所であるが、これを作り出したのは、同じ主を信仰する人の子らである]
……ほう。
[その中に、人の子らを導く立場と見える青年の姿を見付けた。
救世主、と周囲に呼ばれるその青年は、人間の群れの中で異質な存在と天使の目に映る]
人々に救いを示すか。
良い心掛けである。
[天上への呼び掛けと同じ響きで向けられた思念に、果たして反応はあったか。
天使はしばし箱舟上空へ留まった後、何処かへ飛び去った*]
(272) 2017/11/02(Thu) 20:04:01
黙示天使 アデルは、メモを貼った。
2017/11/02(Thu) 20:07:03
黙示天使 アデルは、メモを貼った。
2017/11/02(Thu) 22:00:24
― 教会上空 ―
[上空に留まり見下ろす天使の姿は地上の者らの目に留まり、俄かに騒ぎが起こった>>278。
姿を見せた導き手の青年は即座に膝を折り、周りの者らもそれに続くように祈りを捧げ始める。
力の担い手は地に届く言葉を発することこそなかったが、淡く光を纏い浮かぶ姿は、神威を示す時とは違い穏やかなものに見えただろう]
(286) 2017/11/02(Thu) 22:17:00
……私の、名を。
[天の者としての声は導き手には届かなかったが、地上の者が知るはずのない己の名を、彼がその唇に乗せたのは見て取れた]
地に在りて救いを担う者、か。
そなたにもいずれ、祝福があらんことを。
[天に近しき者、しかし己とは異なる気配を彼の者に感じながら。
黙示天使はその場を去った*]
(287) 2017/11/02(Thu) 22:18:26
黙示天使 アデルは、メモを貼った。
2017/11/02(Thu) 22:42:57
― 光の船へ ―
[始まりの日からおよそ一週間が過ぎた頃。
地上の警戒を他の部隊に任せ、白翼の黙示天使は天上の船を目指していた。
しばしの静観を経ての次なる動きを伺うため、そして交戦により損失した下級天使の補充のためである]
[――もっとも、それらだけならば地上に留まったままでもやりようはある。
実際は、何かしら理由をつけてでも、天へ帰還しようとしたのが本音であり]
黙示天使アディリエル、御前に参上しました。
――大天使、ナタリエル様。
[報告と新たなる指令を受けることを名目に、大天使へお目通りを願う。
指揮官たる御方に、どれだけの時間を割いてもらえるかはわからなかったが*]
(309) 2017/11/02(Thu) 23:35:45
[1]
[2]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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