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10人目、狂刃 ギィ が参加しました。
狂刃 ギィは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[目覚めは常に苦痛を伴う。今日もまた、己の左手の鉤爪が、右腕に食い込み、紅い毒を寝台に吸わせている。触れれば全ての者に苦痛を与える毒は、その持ち主にさえ平等に痛みを与えた]
…いっそ殺せばいいものを。
[己を幽閉から救ったと称するこのトリカゴの支配者達と、己をこのように造った者達との間に差異は無い。恐らく、最終目的は違うのだろうが、そんなことはどうでもいいことだった。
鎖に繋がれ、暗闇に幽閉されるのも、閉ざされた空の下に飼われるのも、大差は無い。むしろ、魔術師達の狂気の方が、判りやすかっただけマシに思える程だ]
外へと誘う…?
[思わず呟きを漏らしたと同時、目前に舞い降りる一枚のカード]
これが、力、だと?
[王冠を掲げた塔を、神の怒りを表わすかの如くに、雷が打ち壊し、人は為す術も無く堕ちていく]
全てのカード…そうか…
[恐らく他の誰よりも理解は速かった。それが、己の望みと重なる故に]
集めればいいんだな。全てを、この手に。
[己の血に濡れた手にカードを握り、また嗤った**]
[カードには、以下の情報が刻まれた]
*****
■名前:ギィ・マカラ 25歳位
■ソウルカード:『The Tower』
■武装:シャムシール『ギフトファング』
■スタイル:近〜中距離
■特殊能力:血液が空気に触れると強い神経毒となる。飲まない限り致死性は無いが、皮膚についただけでも激しい痛みを与える。ただし与えるのは苦痛のみで傷の悪化等はしない。
■その他情報:黒い蝙蝠の羽根、左手に獣のような鉤爪を持つ。
10年程前に、どこからか彷徨い込んだ亜人。それ以前の記憶は、ほぼ失われていて出自も判らないが、ある程度の生活知識は持っていた。
獣神とは別の魔術結社に捕らえられ魔術実験により、毒の子としての力を与えられたが、術者をその毒によって殺したために幽閉されていた。
5年前、獣神によって保護され、更に生体改造を受けた。以前は、全ての体液や息も毒であったが、現在は血液のみが毒性を持つ。
「狂刃」は毒の苦痛によって人を狂乱させる者であり、凶器としての凶刃であり、更に自らも狂える者であることを示す。
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まいどおそくなりましたふかふかしたなまものです。
この顔今回表ではぜってー使わないなww
なんかまた体調不良だったわけですよ。
まあ、そんなこんなで、さくっとバトってさくっと堕ちる方向でひとつ頑張ります。
[ とりあえず今回も見敵必殺なわけだ** ]
薬が切れていたか...
[ 毎日のように新しく出来る傷の手当は必要と考えれば自身で施していた。
他者が毒の血に触れることを気遣って...いるわけではなく、毒を恐れて怖々と治療されることが苛立たしいからだ。
己の傷に血止めの薬剤は不可欠だったから、薬が切れれば調達に出かけるしかない ]
いらん、帰れ。
[ なにやら大量に抱え込まれたトマトを一瞥する事すら無く、拒絶の言葉のみを投げ返して、背を向け...かけて、ふと、動きを止めた ]
.........
[ 値踏みするかの如く、感情を乗せぬ琥珀色の瞳が、娘と、その背の鴉の羽根を見つめる。
何度追い返しても、懲りずに声をかけて来る、ある意味強かな娘...一度も飛ぶ姿を見た事の無い黒の翼 ]
[ 彼女が、外へと誘う声に耳を傾ける事はあるだろうか?
答えは、これまで彼女自身を知ろうともしなかった己の中には無く ]
勝手にしろ。
[ 再び背を向けながら、しかし、無視でも拒絶でもない言葉を、吐いたのは初めてのことだったろう。それは娘に何を思わせたか ]
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可愛い子に、ほだされずに縁故受けるのは難しいねっ!
いや、自業自得なんだけど。
まあバトル相手候補そのいちでもあるか。
.........
[ 内緒、という言葉に、再び娘の方を振り返る。
やはり、確信は無く、確証も掴めぬまま。
しかし、胸のポケットに入れたカードが何かを教えるように、ざわめく感覚を伝えていた ]
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