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8人目、樹海の少年 ペーター がやってきました。
樹海の少年 ペーターは、夢魔 を希望しました(他の人には見えません)。
[―――誰かと、ずっと手を繋いでいたような気がした。
それが誰だったか思い出せないから、
なぜか甘い香りを漂わせる木の枝を眼前に、少年は眉を寄せていた。
先程その辺の木から折り取ったものである]
そもそも、なんでこんなところにいるんだ……?
[数秒後、思考は行き着くべきところへ行きつき、
視線を木の枝から外して再度、眉を寄せる。
目に映るのはただの木々ではない。
枝も幹も茶色の甘いお菓子――チョコレートでできているのだが、それに少年が気付くのは、もう少し後の話]
こんなところでじっとしてたら風邪ひいちまう。
そしたらねえちゃんに心配――、 あれ?
[言葉を止めて、動きも止めているうちはただの不審点だったものは、
積もる雪に手を触れたことで確信に変わる]
……ちっとも冷たくねー。
[それに寒くもない。
これでは風邪なんてひけるはずもない]
………。
[ばすっと雪の中に寝転んでみればやっぱり冷たくない]
[このまま、ずっとこうしていられれば。
けれど、それはすごく寂しいことのような気が、ひっきりなしにしているから。
閉じかけていた目を開けて少年は歩き出す。
隣にいてほしい“誰か”を探して**]
/*
このNG使うの久しぶりだにゃー……
というわけでこちらあかつきさんのサブIDでっす
りあるはだいじょぶだけどふと思い立って元村第二希望の夢魔を希望してみる
誰かー、誰かいねーのか?
[少年はただひたすら前に進んでいた。
役場とか図書館とかお屋敷とかの、目印になりそうな建物はなく。
既に最初にいた、お菓子の木々が茂る場所にも帰れなくなってる気がする。
道を示してくれそうな人も見当たらず、ただ、ひとり。
それでも――いつだったか、誰かと二人で樹海に分け入った時のような心細さを感じないのは、
周囲の景色が甘い、夢に彩られているからか]
すっげーな、この、……雪?
食べても食べてもなくなる気がしねー。
[しゃがんで、ふわふわの雪原を形作るお菓子に目を落として、それから、
>>127少年の名を呼ぶ声に、顔を勢いよく上げた]
ねえちゃん!
―――っと。
[白い犬――ヴァイスが足にまとわりついて来た。
くすぐったいぞこいつ、なんて思いながらヴァイスを撫でた後、
改めて姉の方へと顔を向けた]
……っ。
[その元気そうな姿を見て、なぜか涙が出てきた。
でも会えて嬉しいから、可能な限り笑ってみせようとしたけれど、やがて限界と呼べそうなものが訪れて]
[姉に駆け寄るとしばらくの間、服の裾をぎゅうっとつかんで離さないままでいた]
/*
ぺったん「おれお菓子もいいけどねえちゃんの手料理が食べたい」
・∀・「私この涙腺ゆるゆるの状態からカオスに放り込まれたくららんのところに戻らないといけないのか……HAHAHA」
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