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まどろみならありだな!把握した!
大丈夫よテオ様、私もそっちへ行く!
中間地点で会うなら時間は半分だ!←
いやぁ特にやることもないのです。
何となくまだいるけど、新大阪の改札入ろうかなどうかなしてるとこwww
むしろ2時間もかけて来てもらうの申し訳なさすぎてですね…!
いや会いたいし移動も待つのも私は苦ではないけれど…!
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帰る時間、なんとかなるのではないかな!
私は比較的交通の便が良いところに住んでおりますゆえ…!w
村ログにこんなの残しちゃってごめんねごめんね!
この先はついったで了解です♪
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親子もふもふの会に混ざる!
もふもふもふもふ!
ほんと、最終日3人はお疲れさまだったのですよう
私にはできない大役やとずっと思ってたのだ。もふもふん。
あ、なんやかんや、今日は14時代の新幹線で帰ることにしたん♪
だから帰ったら頑張ってロル落とすよ…!
コミュが建っても、やっぱり村ログに残したい精神!!
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ティレル建設!www
なるほどこれはいいですね!
くそう、ただの孤独な女だったから、みんなみたいに遺せるものは何もないのだ。
よくよく考えたら、手紙や歌を送る相手もいなかった!w
あ、無事、自宅最寄り駅に着きましたー♪
また後程顔出ししますん!
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時間がないぃぃぃ!!
ちょっと、夕飯と風呂からきちんと戻って来れるかわからない!
ヤコブに礼を言って、テオ様にくっついていくロルは回したい!
うあぁぁぁぁ!!!
―漂う意識、出会いと別れ―
…そう、伝言。
……伝言? 私に…?>>6:+148
[身体は海へ投げられた。
魂は空へ昇ったと、そう思った。
…だが気付けばそこは、そのどちらでもない世界。]
[よく知っていた声が、やたらとかしこまって名を呼ぶから。
あの世で会っても話しかけるものかと思っていたが、思わず返事をしてしまう。
振り向けば、大道芸人が如く格好をした吟遊詩人がにこやかな笑みを向けていた。
ソマリアードと、ソマリアランから。
少し長い二つの伝言に、静かに耳を傾ける。>>6:+149>>6:+150]
…いいでしょう。
二人からの言葉、たしかに受け取ったわ。
[礼をする詩人を前にして、目を閉じ、呆れたように僅かな時間、天を仰ぐ。
それはずっと聞きたかった言葉で、>>6:+158
…でも同時に、聞きたくない言葉でもあった。]
……ばか。
そういうことは、もっと早く言いなさいよ。
[彼の元を去った”あの時”に。
2度あったはずの機会に。
伝えて欲しかったと、そう思ってしまう。
2人の間に、確かに『愛』は存在していた。
数年越しに判明したそれを嬉しく思うと同時に、
素直になれなかった自分、相手に求めるだけで理解しようとしなかった当時の自分に気付かされて。]
[すれ違うことの多かった二人。
“そこに愛はあるのか”――このやり取りで何度喧嘩したことか。>>5:+19
「…ねぇ、アランは私のこと、何だと思っているわけ?」
「何って?」
「私、あなたとお付き合いしてるのよ?
アラン、私にとって、あなたはかけがえのない大切な人だわ。
あなたを愛しているし、特別に想っているの。この意味わかる?
…あなたにとって私はどういう存在なのかって、それを聞いてるのよ。」
]
[愛していたからこそ、彼の唯一でありたいと願った。
だが目に映る彼は移り気で、それがイングリッドを不安にさせるのだ。
巧みな言葉で期待をさせて、その実、手応えはまったく得られない。
”好き”という感情を見せてはくれるが、彼の”特別”にはなれないのだと、
いつしか、何とは無しにそれを知って、一人泣く夜も多かった。]
[何度かカスパルに相談したものの、彼から返る言葉はそれほどイングリッドを慰めはしなかった。
――納得いかない。どうして。
自らの想いをぶつける妹に、兄は優しく微笑んで言う。
「そうは言っても、あれがアランだから。
リッドがいくら怒鳴り散らしたところで仕方がない。
…それより、もう少し彼の本質を見てあげるといい。
君から、歩み寄るんだ。…きっと見えてくるものがあるよ。」
あの時既に、兄にはわかっていたのかもしれない。>>6:+151
…だがイングリッドは、それを認めることができなかった。]
[あまつさえ、それを刃物に変えて、別れ際に投げつける始末。>>6:+151
――そこに『愛』などなかった。愛されてはいなかった。
他の何よりも、双子の兄の方が大事なのだ。彼より特別に成り得はしない。
――ただ、珍しかっただけなのだ。好奇心のままに手元に置いて。
綺麗に囀る青い鳥を愛でるのと同じように、遠くを見据える鷹も愛でたのだろう。]
…アラン、あなたという人は本当に我儘ね。
私がただ漫然と、退屈な籠の中に収まる鳥だとでも思ったの?
あなた達双子を楽しませるおもちゃじゃないのよ。そんな愛ならいらない。
――そう。鳥籠の中にいるのは、あなた。
自分の世界から出ようともしない、ただの臆病者!
一生そこにいればいいじゃない!
手の届くものだけ囲って生きてなさいよ!
私は違う!あなたとは違う!
…自由な翼を持つ鷹よ。あなた無しでも生きていける。
……カスパルだって。
あの時も今も、きっと私の選択を支持してくれるわ。
[溜まり溜まった不満は、兄の死を切欠に堰を切って溢れ出した。
降りしきる雨の中、アランを殴って言の刃で刺す>>5:+20
アランの本質が見えていて、でもそれを受け入れられず。
皮肉を投げて。逆に自分の愛を、理論を、ただただ押し付けた。
…本当に愛しているなら。
この全てを否定して、私を追えばいいのにと。]
[さよなら、と言い捨ててその場を去った。
返る言葉はなく、それを別れと呼んで良いかもわからない。
ただ、冷たい通り雨が終わりを予感させた。
悲しくなどないと。必死に言い聞かせて、ペンホールズの街を走り抜けて。
…少し、期待していた。
さよならを言わないなら、追ってくれるのではないかと。]
[馬に乗り門を駆け出て、最後に一度振り返って。
いつもと変わることのない夕陽を背景に、雨上がりのペンホールズが黒く浮かび上がる。
自分を追う影はない。裏切られた希望に背を向け、道を別ったのだった。]
[ばか>>308。その言葉で終わるかと思いきや。
次の瞬間、目の前の吟遊詩人の頬へ、全力の拳を見舞った。]
いくらでも殴っていいとのことだったけれど。
あなたなんかに割く時間はそうないのよ。…一発で十分。
[ふい、と背を向けて。]
……私も、素直じゃなかったわ。
ごめんなさい。あの時、酷いことを言って。
…もっと早く、この言葉が言えれば良かったのにね。
[彼に表情は見えないはずだ。小さく苦笑して言う。
素直でないのは、今も変わらない。]
素敵な毎日をありがとう、アラン。
喧嘩は多かったけど、それでも私は幸せだったのよ。
…愛してたわ。そして、さようなら。
あなたの願い通り、私は私の道を行くことにするわ。
[後ろ手に小さく手を振って、そのまま歩き出す。
目に少し浮かんだ涙は、見られたくなかったから]**
―まどろみを離れる前に―
[門の中、時間遡行の呪文を唱え終え、消えかけるテオドールの後を、イングリッドの魂も追う。
まどろみから引き上げられる意識、そっと振り返ればそこにヤコブの姿があって。
離れかけた最後の一瞬、言葉を紡ぐ。]
約束を守ってくれてありがとう、ヤコブ。
彼は私の願い通り、たしかに救われたわ。
――ヤコブ・バルド。
あなたは、”成し遂げる者”。
誰もあなたの進む道を阻むことはできない。
あなたは、必ずやり遂げる。
その想いは、世界を、未来を変える力があるの。
…あなたなら、できるわ。
私が保証する。…だってあなたは、ヤコブですもの。
[ヤコブが繋いだのは、過去という名の未来。
彼がそれをしかと認識する日は来ないだろうけれど。
…彼が繋いだから、今がある。今があるから、過去がある。]
安心して。
ヤコブが繋いでくれたものは私がちゃんと、最後まで見届けるから。
…さぁ、ここはあなたの世界ではない。来るにはちょっと早いわ。
あなたにはまだ、やることがたくさんあるはずよ。
本来いるべき場所に還って、成すべきことを為して。
信じてる。あなたと、あなたの仲間の掴み取る未来を――*
―名もなき英雄の傍で―
[セッペルト半島の南端、――”門”。
そこで一人の男と、少年が出会った。
それが、全ての始まり。
過去によって繋がれた、始まりの物語。]
[伝承に遺されることもない、誰も知らぬ始まりの詩。
決して後世に伝わることの無い、名もなき隻腕の英雄が一人。
その男の元には、常に鷹がいた。
何処からともなく舞い降り、そっと寄り添うようにその左腕に止まる。
男の身体が活動を止めるその瞬間まで、鷹は彼の傍を離れなかった。]
[そして男の亡き後、鷹はその後の王となる少年――”クロドルフ・グラムワーグ”が連れたという。
男の形見のように、王は鷹を大事に扱った。
賢い鷹はそれに応じるように、彼の密書を運び、危機には警告を発し、よく仕えた。
隻腕の男は、自分の名が後世へ伝えられることを望まなかった。>>285
王もまたその希望をよく聞き、一つの祝祭日を作るに留めた。
…だが、自分の命の恩人が人知れず死に、忘れ去られることに、王は小さく胸を痛める。
知られずとも良い。何か、何か彼の生きた証を。
そうして、隻腕の男を象徴する鷹を、王は騎士団の団旗に掲げた。
騎士団旗に賞される英雄、テオドール・バルドの名と物語を知る者は、今はもう誰一人としていない。]*
―とある村に伝わる唄―
[ティレルにはその昔、猛禽を飼いならす一族がいた。
村に伝わる童謡>>4:0は、その一族の末裔を謳ったものだとか。
かのクロドルフ王は、一族の者とよく鷹狩りに出かけたという。
情報を扱うことを得意とし、時に戦士として生きたその一族の名は、”
――鳶が鷹を生む、とはよく言ったもので。
一族の末裔は、鷹を愛でる王に寵愛されペンホールズへと移り住んだ。
…これは、現在はもう滅んでしまった、ミランという名の騎士の一族に伝わる物語。]*
―とある男の最期―
[長く、そして短かった生涯を閉じようとしている男に寄り添う、一羽の鷹。
その左肩近くに止まり、そっと頬に嘴を擦り寄せる。
――愛しむように。労うように。
男が目蓋を完全に閉じた時、鷹は初めて一声鳴き、高く高く空を舞った。
…その魂を、天へと運ぶように、高く、高く。]
[空へと運ばれる男の魂には、もう一つの魂が寄り添っただろう。]
ずっと、待っていました。
どこにもいかないと、お傍にいると、そう約束しましたから。
…嫌だと言われても、ついて行きます。どこまでも。
[そうして、生前、きちんと伝えることのできなかった言葉を紡ぐ。]*
――愛しています。
いつまでも、貴方と共に。
貴方の幸せのために、貴方の笑顔のために、
貴方が消える、その時まで、ずっと。
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