情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
/*
!??????????
????????
呪いが大変なことになった!!!!
wwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwww
がんばってーーー!!!w
…──── 良い。
良いではないか? 人の子よ。
ふ…、ふふ。
よもやこの高みへと自ら至り、
あまつさえ御船打ち壊すとは、思いもせなんだ。
───── 良かろう。
汝らに、特に浄化の裁きに臨席するを許す。
天の大いなる地上の浄化、
その目にしかと焼き付けるが良い───…!
[玲瓏たる大天使の声が、
傷一つ、痛み一つ感じさせぬ響きで人の子へと宣を下した。
それと同時に、詠唱が始められる。
これまでのように下級天使らを力の源として用いるものではない。
それは大天使自身の、それのみの力を以て。
命の輝きを燃やしながら、術を編むのだ。]
Laudate Dominum omnes gentes
[それに少し先立って、
大天使は天の御子を自らの傍らへと差し招いている。
彼が傍らへと至れば、招き入れるように手を差し伸べて。]
laudate eum omnes populi
[詠唱と共に、辺りに満ちていた輝きが凝って大天使の上、
暗き宇宙の向こうに黄金色の複雑な文様を描き始めた。
力ある言葉と共に、ひとつひとつ、それらが輝きを放つ。
円形を為す術は幾重にも重なり、
この世のものならぬ神々しい美しさを見せはじめていた。
それは大天使の力をもってしても、容易に完成する術ではない。
狙いはトラオムングと名乗る人の子の船に非ず。
そのことは、人の子の目にも時置かずして明らかになるだろう。
狙いは、地上そのもの。
天の裁きが、無辜の民集う地上に降りかかろうとしていた。*]
[天の御子が傍らに添い、その手を手に重ねる。>>122
それへ目を向け、大天使は柔らかく微笑んだ。
静かに見交わされる瞳、
その中に音なく響く声に───そっと、唇に人差し指を立てる。
あの時>>5:129と、同じ仕草で。]
お前を置いて───…
… 全て、消えはしないから。
[安心おし、と。
おさな子あやすように、心の温もりがいとし子を抱く。]
では───…
手伝っておくれ。 我がいとし子よ。
わたくしは他に、手が回らぬゆえに。
[それは術式に、全てつぎ込むことを意味する。
そうとなれば移動も防御も、全てかなわぬものとなるだろう。]
[天のいとし子が傍らに寄り添うと、
大天使の様子がまた少し変わった。
光のヴェールを剥ぎ取るように、
纏っていた淡き輝きが消え失せる。
それと同時に、術編む速度が上がった様子だった。
最後の身を護る防御すら取り払い、
大天使は地上に
Quoniam confirmata est supernos
[また一つ、文字が明るい輝きを放った。]
ああ、
[術を紡ぐ間も、心の声は自由だ。
道を失った迷い子のような、不安げな声。>>=17
それへ、温かな声が優しく響いた。]
…… やくそく、だ。
[音の響きは、微笑みと同じ響きで。]
マレンマ、愛しき子。
約束するよ。
…──── お前がわたくしを求める限り。
わたくしはもう、お前を置き去りはしない。
[大天使の声と、天の御子の声。>>126
それらは折り重なり、輪唱となって
それは天使らの歌声と似て非なる、妙なる響き。
ほそやかに繊細に、力強く。
響きは輝ける魔法の陣を、より強く輝かせた。
衣の裾掴む指先、それを咎めることはしない。
ただ少しそれへ目を留めた大天使は、微笑んだ。
いとし子見守る慈しみ深きまなざしで。]
/*
>>132おにーちゃん
ごめんて。
wwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwww
うつったかも知らんよ!!!!!
中身が中身ですしn
misericordia ejus et veritas....
[このままで済みはすまい。
その確信ともいえる思いがある。
光と影の天の御使いらを退け、この
遂には天の御船を打ち砕くまでに至った者だ。
───── だから。
それ故にこそ、大天使は、
大天使自身が命を懸けて対峙する道を選んだ。
それだけの価値を、人の子らに見出したと言っていい。
頭上に描かれる魔法の文様は、既に眩いほどになっている。
中心にあるのは強烈なエネルギー。
それが地上に向け放たれれば、
ただごとでは済まないかと思われた。]
misericordia ejus et veritas....
[このままで済みはすまい。
その確信ともいえる思いがある。
光と影の天の御使いらを退け、この
遂には天の御船を打ち砕くまでに至った者だ。]
[───── だから。
それ故にこそ、大天使は、
大天使自身が命を懸けて対峙する道を選んだ。
それだけの価値を、人の子らに見出したと言っていい。
頭上に描かれる魔法の文様は、既に眩いほどになっている。
中心にあるのは強烈なエネルギー。
それが地上に向け放たれれば、
ただごとでは済まないかと思われた。]
...Domini manet in aeternum!
[それ>>130が撃ち放たれたのは、
術の最後の一語が記述されるとほぼ同時。
既に大天使の力は、ほぼ全てがその術へと注ぎ込まれてある。
目に映ったのは、天の御子の背中。
そしてその向こうにある、強烈なる輝きであった。>>135]
…──────、マレンマ!
[咄嗟に大天使の唇をついて出たのは、
術の発動を告げる最後の一言ではない。
悲鳴のように呼んだのは、愛しき子の名前であった。
術の記述を終え、動けるようになった腕で咄嗟に御子の身を引く。
抗議の声が上がろうとも構うことなく強引に、
その身を掻き抱いて、六翼の羽根を以て御子を包み込んだ。
それは力による防御ではなく。
ただ大天使自身の身を以て、いとし子を庇い────]
[───── 大きく。
地上から後に目にした者はそのように言い、
別の者は太陽が纏めて何個か爆発したようだったとも言う。
ともあれ、そこに爆発が起こった。
天の御子の巡らせた防御の陣を貫き>>136、
御子とそれを庇った大天使を巻き込み、
更にはその余波に殆ど完成していた術式をも巻き込んだ。
嵐が夜と昼との狭間の世界に荒れ狂う。
…やがてその嵐が吹き止んだ時。
大天使の姿は消え、
その場には白金色の輝きばかりが残されていた。]
― 遠き日 ―
[今日は何があった、あしたは何をしよう。
そんな他愛もない声が、おさなく響く。
天の種子を地上に起きて以来、
大天使の元にはそうした小さな声が届くようになっていた。
応えられないこともある。
むしろそんなことの方が多かったかのようにも思うが。
おさない声はそれでも、何度も語りかけてきた。>>=9]
かみさまはね…とおい空の向こうにいらして、
[そんな話をしたこともあったように思う。
子どもの他愛ない話に、
ただ寄り添うように合槌うった日もあったようにも思う。]
おおきくおなり。
[そうして時折、そんな言葉を添えた。
おおきくおなり、健やかに育ちなさい。
目に映すことはかなわずとも、
おさな子の成長は大天使にとっても喜びとなり始めてたから。
その成長を願わずにはいられなかった。
その顔を見たいと───願わずには、いられなかった。]
( いつの日か──── )
[いつの日か再び、と。
願う都度、銀の首飾りは仄かに温かさを伝え瞬いたのだ。*]
[大天使の姿が光に弾け、失せた瞬間。
天の御子の身に着ける銀の首飾りが、同じ色に瞬いた。
ふわりと、幻のような羽根が御子の眼前に散る。
それは主に白金色で、月白の色をも僅かに掠めさせて。
天の守護>>114は、変わらず御子の身を守るであろう。
その役割の時終えるまで。
─────天の御子、地の救世主、
かつて教会に預けられし子どもに、ひとつの首飾りが与えられた。
その首飾りには、人には読めぬ祝福の文字が記されていた。>>0:123
” …──── いとしき子へ ”
何ということはない、ありきたりな、けれど愛情に満ちた言葉。
それが、首飾りに記されている *言葉である。*]
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新