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夜盲 ジャン は 流浪人 ジェフロイ に投票した
[狐は流石に些か面食らった様子で、
父を見つめてぱちぱちと暫し瞬きを繰り返していた。
やがて状況を推察すると、くすりと笑みを落とした]
残念。"時間切れ"でしたか。
[怯えるように、戸惑う様に、揺らぐ空色の奥底は、
彼に見抜かれてしまうだろうか。
与えられた愛の言葉>>+23に、息を呑んだ。
意味を理解した瞬間、まるで生娘のように頬を染める。
顔を隠したいと思った。駄目だ、手が抑えられている]
……ふふ。御父様は本当に、僕を悦ばせるのがお上手だ。
これ以上僕を虜にして、一体何を致しましょう?
[伏した瞳に、微かに涙が滲む。
高鳴る鼓動を抑えるように父を見上げ、柔らかに微笑んだ]
――嗚呼、御戯れだとしても、
どうか今はこのままで居てくださいませ。
僕が今、どれだけ幸せ者なのか、
貴方様はきっと御存知ないでしょう。
[返す愛を謳いながら、脳裏に刹那掠める金糸雀]
―鏡の間―
[愚かな狐の心の隙を、聡明な父>>+48が見逃す筈はなく。
『お前は何を考えている?』
核心を突いた言葉が鼓膜を震わせるのと同時、びくりと怯えた]
――――――……ンっ。
[何か言おうとして、すぐに言葉にならず。
其れを見透かすように耳に触れる舌へ、吐息を零す。
怖くて。無意識に手首を捩れば、抑える力は強まったか]
今宵は、どうされましたか。御父様。
きっと宴の熱に浮かされていらっしゃるのです。
[続く言葉>>+49に、何も返すことが出来ず。
浅く付けられた傷。彼がこの肌に。首筋に。触れてくれることだけで、自分には至上の悦びなのに。赤が流されていくだけで、昂ぶっていくのに。
彼の残酷な言葉に、胸が締め付けられた心地になる]
[その最上の愛の言葉を、悦んでしまう自分もいるのだ。
けれども同時に、酷く恐ろしい]
ふふ…。御戯れを。
[金糸雀が壊れてしまうなどというのは。
仮令、本の戯事にしても、空恐ろしかった。
縋るように愛しい父を見つめつつ、緩く首を横に振る]
そんなことをしなくても、僕は、…
["貴方だけの物です"と、常ならこの口許は微笑むのだろう。
それなのにどうしてもその先が、続けることが出来ない。
戸惑う様に苦しげに、
唇は何度か音にならない声を紡ごうとして、諦め]
……愛しています。御父様。
[やがてか細い声が零れた。瞬けば、頬を涙が伝っていく]
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お早う御座います。
それにしても、お墓が本当に凄いことになっていました(褒め言葉)
いや、眺めるだけでも眼福です。
お墓へ暴投した2回の吸血イベントも、
どちらもご褒美過ぎてやばいですね!
首筋は実はもっていかれた想定で考えていたのですが、
梟姫様が優しくてときめきました。
その後の展開にもっとときめきました。
剥かれていた…だと…。
御父様は、もう、ね。愛しかないです。
縁故投げて本当に良かった。
何か舞い上がってしまって、
上手くお返事できているのかだけが不安ですけれども。
/*
後は、クロイツに助けて貰ったお礼を言えたら良いなぁ。
僕の友達。同族の友達って、初めてなのではなかろうか。
クロイツにだけは敬語が解かれる可能性が。
そのくらい、助けて貰って嬉しかったようです。
それにしても、彼の此処100年の訓練内容とは…。
[墓ログの内容に圧倒されつつ]
何だかジャンは、恐ろしく温室育ちな気がしてきました。
それとも実は、色々と教育を受けているのでしょうか。
その辺どうなのでしょう、御父様。
[こてり]
/*
最終日のようなので、心残り一覧。
・黒びんさんに吸血されたかった。
僕、実は本編中、お嬢様と、御父様と、梟姫様にしか吸血されていないと言う。完全にご褒美です。ありがとうございました。いや、どの方に吸血されるのもご褒美ですけれども!
黒びんさんなら首を暴いて僕の心を折りに来てくれたかな、という期待を込めて。いずれにせよ、もう一度ゆっくりお話しできると嬉しいけど、それよりも主様との愛を優先して頂きたい狐心。
・兎さんに食べられたかった
得体のしれない魔力に惹かれた=実は御父様の面影を無意識に感じていた、という裏設定がありました。特に開示の機会もなさそうなので此処で提出。
元々、愉しいこと優先の性格でしたからね。身を捨てても享楽を優先する愚かさを出したかったのですが、そんなことより兎さん可愛すぎます大好き状態に陥りました。なんてことだ。
あと、村設定的に腕輪外して食われるのは無理なの。知ってた。
・セルウィン君に逢いたかった
墓下での活躍が素晴らしいですね。地上出会っていたら、どんな反応だったのだろうという興味が。人当たりは良いけど、吸血鬼が悪いものだとは全く思ってないですからね、僕。
[薄く瞼を持ち上げれば、優しい貴方の微笑が見えた。
その心を覗き見ることなど、到底できはしない。
けれどその深い温もりを知っている。
いつもの穏やかな声が続く。あの日心を奪われた、声。
彼の言葉>>+90は慈愛に満ち、けれど少しだけ切ない]
僕は、……不出来な息子です。
それでも、御父様の元で血を与えられて良かった。
[濡れた瞳のまま、狐は悲しげに微笑む]
心のままに――――…。
それを貴方も望んでくださるのならば。
僕は愛し、護り、全てを手に入れて見せましょう。
[口許だけは尊大に、三日月の様に弧を描く]
愚かで浅はかな仔狐の望みのままに。
偉大な父の御名を汚さぬよう、優雅に華麗に。
[今にも泣きだしそうな顔で微笑んだまま、
じっと父を見つめる。
想いの全てなど語ることは出来ない。
自分にはその資格もない。
ただ、消え入りそうな声で、ぽつりと呟いた]
御父様、…手を。
貴方に触れたい。 触れて、欲しい。
[抑えられている手は、今は無抵抗に力が抜かれたまま*]
/*
全力です…(ぜえはあ)
僕の全力は、でも、こんなものです…。
元老様ちーむのような、描写力(と体力)が欲しい。
あれだ、僕が御父様のことを好きなのはわかる。
だけど僕が御父様に好かれる要素が見当たらなくt
割とあっさり嫌われそうでがくぶるしている息子です。
でも嫌われてもずっと好きです。
/*
お嬢様が空腹状態を経験して以降、
凄い勢いで逞しくなっていますね。
正直、もう僕より強いんじゃないでしょうか。
僕が弱いとも言うんですけどね…!
が、頑張って鍛えよう…。
/*
Q.そういえば、帽子が大切って何の伏線だったんですか?
A.秘密☆ミ
(描写タイミングを失したなんて言えない…。言えない…。御父様に貰ったことにしようかなぁとか考えていたのですが、頭からすこんと抜けておりました)
/*
>>不意打ちでまさかの腹筋崩壊。<<
いや、設定的には洒落にならない可能性もあるのですが、ちょっとつぼに嵌ってしまった。
―鏡の間―
>>+149>>+150
[請うておきながら、手を離されれば僅か名残惜しそうに。自由になった指先は、彼が口付けを落とした目元と唇を滑らかに辿り、最後にぺろりと舐めとられる。
喉元へ当てられる手を、愛しげに両手で抱きしめて。そのまま腕を辿るように右手を伸ばし、父の頬を撫でた]
はい。
僕の全ては、貴方だけの為に。
[するりと腕を降ろし、昏い空色を細めて彼の指先を受け入れる。痛みを飲み込んだ口許は、微かに吐息を吐きだした。露になった血の気の薄い白い肌に、滴る赤。
次いで、父の身体にも傷が刻まれる。
痕が残ればお揃いなのに。いつも思う。傷も痕跡も消え果てしまうこの身を、口惜しく思う]
[元々渇き飢えていた男は、最も愛する血の香だけでも、既に酔ってしまいそうで。
父の絹のような肌に流れる赤色に、囚われたように身を寄せていく。
愛おしい彼の顔をかき抱いて、額同士を合わせるように。
唇が触れ合うかどうかの距離で、そっと囁く]
御父様、今この時は貴方も。
僕だけに溺れてくださいますか――…?
[流れた血液が交じり合う。
最初、背に絡めて口付けを請うていた指先は、宣言通り彼の肌を余すこと無くなぞっていく。滴る赤を舐めとり、飲み欲し、恍惚として、幸せそうに柔らかく微笑んだ]
僕の自慢の、御父様。
[熱を帯びた瞳はとろんとして、無邪気さすら感じさせる声で甘えるように。
やがてまた、声は微かな吐息に、喘ぐような息遣いに変わり、溺れ、闇に溶けていく*]
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