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[あ、と時計を見て]
そろそろ、グレちゃんとタチアナさんが来る時間だね…
[私、お迎え言ってくる!と立ち上がり再度デリカの方を振り返って]
お姉ちゃん、ありがとう!
[満面の笑みを浮かべてエントランスの方へ向かった]
[タチアナとグレを出迎えにいけば二人と出会えるだろうか。二人に会うことができたら、にっこり微笑んで出迎えるだろう]
いらっしゃい。なんか久しぶりだね…!
[そんなに離れていたわけでもないのに、なんだか二人に会えたことが懐かしく、そしてとても嬉しかった]
[エントランスに集まった面子に挨拶をして自室に戻る。部屋の前で待機していた自警団員に「明日の服です」と レオタード を渡される]
そんなことより、明日のお見舞いは誰なんです…?
[ドキドキしながら問い質せば、明日はローレルひとりです、と言われ]
…そう、ですか
[何かどす黒いものを背負いながら部屋へと消えていった]
[ちなみにいつの間にか渡されていたレオタードの色は■blanchedalmondだ]
………
――翌 朝――
[女はつかつかと廊下を歩きながら最上階を目指していた。「レオタードを着ないのならお見舞いに…!」と話しかけてきた自警団員を、キッと睨みつけ]
お見舞いに行くんです!これから!
[と般若の形相で答える。ヒッと怯む自警団員をなおも捕まえ]
なるべくいっぱい弾の出る銃をください
[感情のない冷たい声で頼めば、数秒後にはアサルトライフルを持って現れた]
――最上階――
[バアァーンッという音を立てて扉を開くと、アーヴァインが何か言ってくる前にアサルトライフルを構える。それを見た、部屋に待機していた自警団員は一斉に全速力で部屋から退避していった]
いい加減…
空気読めぇぇぇええええええええええええええ!!!!
[ガチャ、と膝に当てて銃身を支え、思い切り引き金を引く。バババババババババという銃声と共に、アーヴァインの病室はアーヴァインもろともハチの巣になるだろう]
タクマさんに!
タクマさんに!!
タクマさんに!!!
会わせなさあぁぁぁぁぁぁああああああい!!!!!
[女は感情のままに、カチンカチンと弾切れの音がするまでぶっ放すだろう]
[はぁ…はぁ…と肩で息をしながら、使い物にならなくなったライフルをその場に投げ、最上階を後にする]
………すっきり、した……
[がくがくと震える膝を叱咤しながら、自室へと戻っていく。これでいっときは見舞いに行けと言われることも、コスチュームを着て写真を撮れといわれることもないだろう**]
[自室に着いた女は、ふと昨夜のデリカが一瞬見せたしげな表情を思い出す。そして、部屋に備え付けの便箋を見つけて、ペンを走らせた]
“神父様へ
突然のお手紙、失礼します。
お願いがあります。
どうかデリカお姉ちゃんをひとりにしないで
あげてください。
できうる限り、側にいてあげてください。
私があれこれ言うことじゃないけど……
どうかお願いします。
オクタヴィア”
[よし、と書き終わると、その便箋を丁寧に折って神父の扉の隙間から差し入れた。
この空間に一人でいることがどれだけ辛いかがわかる女は、デリカに同じ思いをさせたくなかった。
安心を与えてくれる人が側にいるなら、なおさら。]
(私じゃその役目は果たせないもんね…)
[手紙を挟んでロビーに行けば誰かに出会うだろうか]
あ…そういえば紅茶……
[自警団員が片付けてくれたのだろうか?昨夜飲んでいた紅茶のセットは跡形もなくなっていて]
あ、今日はみんないるんだ…
[モニターを見れば、今日は比較的広間は賑わっているようだ。その中にタクマを見つければ]
!…タクマさん…っ
[自然緩みそうになる涙腺を、ぐっとこらえて、思ったより元気そうで良かったと胸を撫で下ろした]
[気付けば人が集まっていて、慌ててごしごしと目を擦れば]
みなさん、おはようございます!
[元気よく笑顔で挨拶するだろう]
[マリエッタの言葉には、顔を赤くして]
あ、あの……その。
はい。お疲れさま、です……
[なんといって良いかわからずそんな言葉を返した]
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