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[好きだと自覚したから尚更その様子は可愛くて。
いっそこのまま抱きしめたいとか、その他色々頭を過ぎる。
いやいや、でもここ外だし。
それ以前に俺怪我してるし、てかそんな場合じゃねぇし。
それでアリーセに嫌われたらどうする。
待てって言われたし、待てよ俺。
そうだ、冷静に冷静に。
ここまで約{1}秒。]
……分かった、だからアリーセも無茶すんなよ?
俺を一人でずっと待たせるとか止めてくれよな。
[ほんのりと赤くなった耳を自覚しながら返した。
内心では俺マジ紳士と思っていたとかなんとか。]
[その後は多少ぎこちない雰囲気だっただろうか。
それでも拠点へと戻りながら歩いていれば徐々に距離感は以前のものへと戻るだろう。]
ん…そのファミルってやつがあの男か、なるほどな。
ファミル…ファミル…、ああ……。
[過去の話しは時々相槌を打ちつつ黙って聞いて。
ファミルの名を聞けばどこかで聞いた覚えがあって、やがて氷竜軍の指揮官の名前へと行き着く。]
そいやローからだったかな、前に聞いた事ある。
ファミルって指揮官の名前だったはずだ、そうか…。
[そして先程ラートリー達と通信でやり取りした内容。
足を止めて、アリーセも足を止めたならアリーセを真っ直ぐに見つめ。]
さっきな、ラートリーから提案があった”敵の総大将を狙い撃ちしろ”ってな。
俺やローが指揮官以外の足止めってか囮をやる。
その隙を狙ってアリーセが空から狙い打つ。
危険だけど…アリーセなら大丈夫だと信じてる。
だからちゃんと近くまで連れてってやるよ。
[最後まで言うと小さく笑った、そこには心配も滲んではいたが。
きっと無事に戻るはず、という信頼も滲んでいた。]
―― アリーセを指揮官の元へと ――
[アリーセを約束通り指揮官の元へと連れて行く為、白竜で空を翔ける。
本当ならネージュの負ったダメージを考えれば休ませた方がいいのだろうが。]
(今は休ませられる状況じゃねぇし、ごめんなネージュ。)
[内心で謝った事がネージュへも伝わったのだろうか、白竜は小さく鳴き大丈夫だと訴えてくる。
軽く首筋を撫でてやり、視線は油断なく下方へと飛ばしていた。]
……あれは…こないだの。
[進軍中の銀髪の男が目に入り、一旦白竜の動きを止め。
アリーセへと視線を向け。]
一つだけ覚えといて。
ファミルだっけ、そいつが憎いのは分かる。
ファミールが大切なのも分かる、でも――――。
俺が待ってるって事忘れないでくれよな。
[そこまで言ってから笑みを向け、軽くアリーセの背中を叩いてやり。]
指揮官らしき一行を見つけた!
俺が先行すっから、皆すぐ来てくれよな!!
[通信で友軍へと伝え。]
アリーセも隙をついて行って―――冷静にな。
[一言告げると白竜を急下降させ、その姿をファミル達一行の前に晒す。
槍は奮わず、ただ敵へと向けるのみ。]
―― 少し前・上空 ――
[渡された小瓶を受け取り、しげしげと見つめる。
その紅い液体が何かなんて考えるまでもなく。
視線はアリーセの包帯が巻かれた左腕へと移り。]
…竜の血、な。
ありがたく貰っておく。
[一応はまだ動ける、ならこれはお守りとして大事に取っておこう。
そう決めて懐へと仕舞い、急降下を開始する。
同時にアリーセは指揮官の元へと向けて降り立っただろうか*]
―― 戦場 ――
[声を掛けて来る銀髪の男(>>104)を高みから見下ろし。]
よう、怪我はどうだ。
俺があんたを運んでやって治療受けさせてやったんだ、感謝してくれてもいいんだぜ?
[唇に笑みを乗せ軽く言いつつも、視線は男が下がらせている指揮官へと向いた。]
さって、やりますか!
――――風よ!!
[コンラートの強い言葉に反応して白竜が大きく羽を広げ。
突風が前方にいる部隊へと襲いかかる。
本来ならそれこそブレスで攻撃してしまえばいいのだが。
生憎自分も白竜も負傷を負っている身、あまり無茶をさせるわけにはいかず。]
今すっげぇ爆風吹いてっとこだ!!
[通信具に向かって言い放つ。
ある程度離れていても上空から大きな風をぶっぱなしていれば、舞い散る木の葉や木の枝なんかで場所の把握くらいは出来るだろう**]
/*
まあ単騎って言ったのは
俺は囮で、その隙をついてアリーセがファミルの元へっていう指示だと思ってたので。
一緒に突撃したら囮にならんよねって。
/*
今まで参加したRP村でここまで齟齬が出て状況把握出来なかった経験ってないんだけど、なんでだろうって考えてて。
あれだね、大抵の村だとなんか違うかなって思っても適当にお互い誤魔化したり濁したりで結果的に上手く回せてるパターンが多いからか。
こんなに細かく状況をメモで聞かれる経験ないからな。
メモで言う時って大きく状況が違うって場合くらいかなぁ…。
―― 戦場 ――
あんた本当に死んでてもおかしくなかったんだからな!
[ある程度は武器の届かない位置からの風での攻撃だったので。
やはり威力は弱かったらしい、いくらかの兵士を吹っ飛ばす事は出来てもそれだけだった。
咄嗟に風の力を強め、下からの弓と投擲された槍の勢いを弱め落下させる。
きゅう、と白竜が鳴いて自身は舌打ちをした。
氷竜によって受けた傷に響くらしい、無茶はさせられない。
一旦、矢も届かない程度に上空へと。]
……やっぱ突撃するかなぁ。
[ある程度の矢を受ける覚悟で突撃して、竜の身体と尻尾で蹴散らす。
有効だろうが、無茶をしないという言葉はどこいったと自己ツッコミするしかない。]
[下の様子を油断なく眺めながら、ふと懐にある小瓶を思い出す。
アリーセに渡された紅い液体。
飲めば多少の怪我くらい治るかもしれない、ならば。]
ネージュ、痛い思いさせて悪いけど無茶に付き合ってくれよな。
[白竜は大丈夫、と鳴いて訴え。
それに自分も頷くと、小瓶を取り出しそれへと軽く口付けて。]
さて
[小瓶を懐へと仕舞えば、そのまま急降下を開始する。
集団を蹴散らすべく舐めるように低空飛行で飛び回り、竜の身体や尻尾、槍を振り回し。
武器で攻撃されようともある程度は勢いで弾き飛ばした**]
―― 戦場 ――
[死にかけた事はよく分かっているらしいが、そこに苦々しい感情などはないようで。
むしろ笑みすら浮かべているように見えて、どこか嬉しそうだ。]
…なるほどねぇ、ローの事認めてるって事かね。
でもまあ、そんな個人感情捨てて邪魔になりそうなヤツ排除出来なかった悔しさもないんだったらさぁ。
[低空飛行をしながら兵士どもを蹴散らし。
くるりと反転してジークムントへと向き直れば。]
あんた指揮官とか向いてねぇな、感情で動かれると下のもんは迷惑だし。
[鐙に足をかけて立ち上がっていた男へとにぃ、と唇を歪ませ笑みを見せた。
上から目線、大いに結構だ。
こんなものは虚勢だろうがなんだろうが、引いたら負けである。
槍を構え直し銀髪の男へと向けて疾走する。
蹴散らす際に受けた矢傷がじくじくと痛み、流れる血が肌を汚しているが。
自分が引けば他の者が窮地に追い込まれる、そんな事はさせない。]
―― 戦場 ――
[自分なら邪魔者を全て排除出来るのか否か。
答えるのならば否と答えるだろう。
未だ若く未熟な身で、軍人でもなければ傭兵でもなく。
ただ流れのままに戦いに身を投じ。
中途半端な人間である自分が情を交わした相手を心を殺してまで屠る事は出来ず。
見逃した
それでも武器を奮うの理由はただ一つ。]
俺は死にたくねぇんだよ!!
[生き汚いと言われようとも、待つと言ったからには死ぬわけにはいかぬ。
覚悟があるとしたら、ただそれだけしかない。]
[こちらの槍が銀髪の男を掠め、それと同時に男の剣が振り下ろされる。]
――――避けろ!
[コンラートの強い声に白竜が反応して急浮上する。
身体にかかる上から押さえつけられるような圧迫感に低く呻いた。
それでも剣を躱す事は出来ただけ重畳と言えよう。
白竜の瞳が怒りに揺らぎ、ゆるりと大きく翼を広げ。]
――――ダメだネージュ、止めてくれ。
[カッと口を開いてその鋭い牙を見せるのに、首に縋り付いて止める。
ブレスを使わせてはいけない、それ以上やらせれば白竜とてただでは済まない。
白竜は剣も届かない上空から殺気を込めた視線でジークムントを睨めつけ。
コンラートもまたじっと彼を見つめる。
アリーセから渡された紅の液体を使うべきか。
逡巡しつつ友軍が間に合うかどうか、機会を窺っていた。]
―― 戦場 ――
[キアラから受けた傷も治っておらず。
新たに出来た矢による裂傷からの出血と痛みで目が眩み、呼吸は荒く肩が上下する。
ちらりと視線を飛ばせばロー・シェンの様子(>>199)が目に入り。
まもなくこちらへと到着するだろうか。]
はは…いいざまだな。
[落馬した男へと視線を戻して小さく笑い、再度槍を構えた。
行くならば男が動いた瞬間、もしくはロー・シェンが突撃してきたその時。
連日の無理が祟り握力は落ちて動きは鈍い。
それでも死ぬ気もなければ引く気もないとなれば。
後はもう気力で勝負するのみ。]
―― 戦場 ――
[ジークムントが馬上へと戻り(>>200)、動こうとした瞬間。
ロー・シェンの声(>>209)が耳に飛び込んできた。
一瞬気が緩みかけるが、即座に引き締め。]
おー無事だ、まだ動いてるしなー!!
[ちらりと笑顔を見せて言ってのけたが。
矢傷による裂傷は流血している事もあり派手であろう。
軽く槍を持った手を持ち上げてみせるが、僅かに眉が寄り。]
ま、さっさと片付けちまいたいけどな。
[視線の先にはジークムントと、そしてシュテルンの姿も見えただろうか。]
/*
悩みながら投下するからダメなんよね。
シュテルンとかどうなってるのかなぁとか考え出すとんー?ってなる。
―― 戦場 ――
おう、惚れ直していいんだぞ!
[笑いながら答え、ロー・シェンが槍を構えるのを横目にジークムントとシュテルンへと視線を向ける。
シュテルンの術(>>221)は元より陸地を進まず空を飛んでいる自分には関係なく。
ロー・シェンの力強い言葉(>>228)にそれは彼に任せれば大丈夫だと放置をきめこんだ。]
――――…させるか!!
[ジークムントの掛け声と続く弓兵での攻撃(>>229)に即座に割って入り。
矢を幾らかは受けつつも勢いは止めず。]
いい加減に……―――しろっ!!
[一直線にジークムントへと疾走し、槍を鋭く突き出した。]
―― 戦場 ――
[槍はブロードソードで打ち払われ、続くツヴァイヘンダーの攻撃は咄嗟に身を捻る事で躱す。
しかし剣先は右肩を掠り、赤い血が滲んだ。
ここで怯む訳にはいかぬ。
全ては仲間の為―――アリーセの為に。]
―――――っ!!
[槍を素早く構え直し、振り下ろす。
全身が軋み、呼吸をする肺すらも痛む。
それでも止まらない、気合の一閃をジークムントへと放たれた。]
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