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でも第三陣営の残る二人は所属国違うみたいだし。
……これはアレかな。
どこかの国に攻め込まれた後、ウェルシュ王子が別の国に亡命して臨時政府を作ってその国の軍事力を背景に祖国奪還の兵を起こし、結果的にラメールを舞台に泥沼の戦争が発生するみたいなパターン。
[さて、追撃は兵士たちに任せるとして。
僕自身は現場の後処理を行おうとしていた。
――今回の騒動。
このような騒ぎが発生した"事実"は最早隠しようが無い。
周辺諸国に対する我が国の影響力の低下は免れ得ない。
しかし、それはそれとして。
これは第一王子と軍部を攻撃する格好の材料にもなる。]
(転んでもただでは起きてやるものか。
殿下が確固たる王位さえ築けば、いくらでも取り返せる。)
[調査結果を発表する期日までもう間もない。
そのための準備を怠らないようにしなければ。]
[などと考えながら。
僕は沙汰を待つ投降した兵士たちの前に立つと。]
すまないが、君たち全員の身柄を一時的に拘束させて貰う。
……ああ、でも、心配はしないで欲しい。
"名目上"そうしなくてはならないだけで罪には問わない。
おそらくは今日中にも開放されるはずだ。
[そう言って、ちゃんと安心させてから。
今度は>>3:262一人の士官へと声をかける。]
さて、君がドロシー・ブライアン君で間違いないね?
……まずはあの場にいた兵士たちに代わり、君に感謝を。
君の勇気が反逆者を打ち破る契機となった。
[彼女がその銃口を総督へと向けなければ。
泥沼の自体へと陥っていた可能性は高い。]
[しかし同時に、僕の中では彼女への疑念もあった。
玉座の間で"偽造"と最初に言葉を発したのは彼女。
あれが総督の仕込みであったなら、その策の一翼を担える程の信頼を受けていた筈。]
(だが、彼女は現に総督を見限った。
ただの風見鶏なのか、それとも。)
[まあ、僕も人のことを言えないけれど。
とにかく幾つか確かめておきたいこともあって。]
君には、此度の暴発に至る経緯などを聞いておきたくてね。
……同行してもらえるかな?
[そう申し出ることにした。
もちろん強制ではないので、断られればどうしようもないのだが。]*
【2】監査局長 シュナウザーは、【1】士官候補生 リーゼロッテ を投票先に選びました。
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殿下におかれましては、突然の来訪失礼致します。
当方は立場上、フェリクス殿下に此方から直接会いに行くことはまず無いと思いますが、それでも良ければ是非ともキリングをお願いしたく。
もしやりたい事&やられたい事などあれば、できる限り協力しますので……!
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うわぁい、シュナウザー君が来てくれた!(そわり)
ぱっと考えたのは、此方の不祥事の口封じとかあるかな?なんて思ったから、軽率にメモで言ってみましたが立場上難しいならば、此方も考えますのでよしなに(てへてへ)
[>>4素直に従ってくれた彼女を連れ添って、
僕はいつも通り監査局へと戻ろうとする。
ただ、その途中で混乱を収めに来たフェリクス殿下と出会う機会があったのなら。]
お早い御到着でしたね、殿下。
南部の"観光"はお楽しみになられましたか?
[などと、嫌味を言わずにはいられなかった。
彼が僕らの施策の成果を疑わず、王宮に留まっていれば。
あるいは、もっと早く戻って来ていたならば。
こんな大事にはならなかったのではないかと、そう思わずにはいられなかったのだ。]
[さて、ドロシー君への事情聴取は恙無く行われただろうか。
蜂起する事に至った経緯や、彼女が節を曲げた理由を事細かに尋ねて。
けれど、まさか、彼女がアイリ殿に代わる総督の地位を望んでいるなど知る由もなく。
また、たとえ僕が知っていたとしても、
人事については殿下の判断を仰ぐべきだと考えただろう。
まあでも非常事態だし、総督代行に抜擢される可能性くらいはあるかもしれない……?]
……ところで。
士官学校に入る前は、君は何をしていのかな?
[そうして、聴取はこの質問を最後に締めくくり。
後は何事もなく解放されただろう。]**
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不祥事と言えばアレクシス殺害であったり内通者を飼っている事などでしょうかね?
こっちから会いに行く理由を作るのは少し難しいですがまあ無理ではないのですけれど(
刺客を放つなり、あるいはそちらから来て頂くなり。
やりようはいくらでもあると思いますし、僕の方も流れに合わせるつもりなので、こうしたい!というのがあれば仰って頂ければー。
【2】監査局長 シュナウザーが「時間を進める」を選択しました
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大方はそれだよな。
今先程諸外国との繋がりのメモを纏めて落とすのでそれを使っても良いのよ?
此方も直接会ってキリングは難しいのでNPCでもソマリさんでもいける様に殺害命令を与えた方がお互い動きやすいかな、と思ってる次第。
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違う!繋がりのメモを纏めて灰に落としたから、今それを使ってロルに落とし込んでいく、だすまないorz
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第一王子、もはや第一陣営ですらないような……これ第三陣営なんじゃないかな、完全に国を売る相談してるし。
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現実に即して考えると、総督(将官クラス)の代行が尉官なんてまずあり得ないけれど……まあ、気にしたら負けである。
きっと他に高級士官がいなかったんだよ(
―― 回想:事情聴取の後 ――
[結局、彼女の受け答えには何も不審な点は無かった。
>>64東の漁村の生まれだというのも確認のしようがなく、反乱の事実関係だけ聞き取れれば、何事もなく開放したのだが、しかし。
僕の直感は、言葉に出来ない違和感を告げていた。
彼女には誰にも隠している"何か"があるのではないか。
そんな予感がしたのだが――。]
(……監視をつけるか?
いや、今の監査局にそんな余裕はない……。)
[多忙な現状、余計な人手を割く訳にもいかず。
様子見ということで自分の中では落ち着いたのだった。
彼女が総督代理に任じられたのを知るのは、もう少し後。
また、拘束していた一部の白狼騎士団も、夜が明ける頃には開放されたことだろう。]
―― 監査局 ――
[アイリ・フォールデンの死>>3:268が報告されたのは、
彼女の麾下にあった騎士団を開放した直後のこと。]
そうか、ご苦労。
[その報告を聞いても僕は眉一つ動かさず。
平然と、報告書の束に目を通していたのだが。]
……僕は、ゾネスの寒村の出身なんだ。
[ちょっとした気まぐれだろうか。
目の前の部下に、独り言のように語り始める。]
かの地は財政的にも食料的にも貧しく、
兵士を"輸出"する事でなんとか賄っているような場所でね。
僕の父さんもその例に漏れず、兵士として徴用された。
僕が生まれてくる僅か数ヶ月前に。
そして、向かった先で……父さんは死んだ。
それも戦死や病死じゃない、訓練中の"事故"だったそうだ。
些細な事で上官に殴られ、転んで、頭を打って。
たまたま当たりどころが悪くて――二度と目を覚まさなかった。
……馬鹿みたいだろう?
[くすり、と。
呆れたような、嘲るかのような笑みを浮かべる。]
飢えと寒さに耐えながら必死に生き抜いて。
やっと結婚して子供ができたと思ったら、
その顔を見ることも許されずに徴兵されて。
最後には、呆気なく三十年弱の短い人生を終えた。
……本当に阿呆らしい。
父さんは、いったい何のために生まれてきたんだ。
……僕は。
僕は、そんなのは嫌だ。
[だから、只管に権力を求めた。
必死で勉学に励んで、国の奨学金を貰って進学、留学もして。
あの手この手で――時には卑劣な手段すら用いて今の地位を手に入れた。
その苦労は、きっと貴族の腑抜けどもには分かるまい。
何の後ろ盾も持たない平民が成り上がるために、
どれだけの努力と奮闘が必要だったのか。]
無意味な死を迎えるのも、大事な者を失うのも。
絶対に、嫌なんだ……。
[それもこれも、全ては僕と僕の大切なものを守れるように。
兵士や労働力として強制的に徴用されることも、
無用な争いに巻き込まれることもなく、
子々孫々に至るまで平穏無事に暮らせるようにするためだった。]
……すまない、僕としたことが。
少し
[と、そこまで語って我に返り。
首を振って悩みを取り払うと。]
予定通り、明日には調査結果の発表を行う。
我ら監査局に落ち度は許されない。
君たちも最終チェックを欠かさないように。
[そう告げて。
そろそろ殿下の元へ向かわねば>>88と、席を立つのだった。]
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余談。
シュナウザーは有能だけど毒も兼ね備えている家臣タイプです。
登用すると大きな成果を上げる代わり、多少の害も齎すみたいな。
戦国時代で言うなら松永久秀、江戸時代なら田沼意次。
三国志なら法正、西洋史なら……誰だろ?
まあそんな感じをイメージ。
―― 第二王子自室 ――
[ようやく仕事が一段落ついたのは、
完全に日が沈んでからのこと。]
お褒めの言葉を賜り、光栄の至り。
この身には怪我ひとつありませんが……
ウェルシュ様こそ、ご無事で何よりです。
[その言葉の中に含まれているのは、
彼の身に何かあれば僕の野心は全てご破産、という打算と。
単純に、彼へ畏敬を向ける一家臣としての情の、二種類の安堵。]
"彼女"は、我々を捕えることが目的だったようで、
本気で銃撃するつもりはなかったようですから。
臣は臆病者なので、本気で狙われていると知っていれば、
きっと脱兎の如く逃げていたでしょう。
[冗談めかして微笑むけれど、僕だって自分の命は惜しい。
だから――。]
――……そう、ですか。
リヒャルト殿が……。
[彼の死を知らされた時、僕は素直に頭が下がる思がした。
自らの命をも顧みずに主君の命を救うなんて。
臆病者の自分には到底、出来そうにない事だったから。]
惜しい人を亡くしました。
思えば宮中も、ずいぶんと静かになったものです。
[先王陛下は勿論のこと。
僕の知り合いだけでも、リヒャルト殿とフィオン殿。
敵対こそしたものの、アレクシス殿とアイリ殿も。
この短い期間で、数多の命の灯火が消えてしまった。]
[>>91その事を、殿下は深く悔いているようだった。
まるで懺悔のような言葉を耳にして、僕は。]
……そうですね。
[一言、肯定した。
殿下に非が無いだなんて、阿諛追従じみた事は言わない。]
もしも殿下が御身に注意を払っていれば。
あるいは、常日頃から武芸を嗜んでいれば。
リヒャルト殿が命を落とすことは無かったかもしれません。
――しかしながら。
殿下が人の上に立つ立場に居られる以上、
誰かが殿下のために命を落とすのは決して避けられません。
特に、殿下が「王」を志されるのなら、尚更。
気に病まれますな、とは申しません。
しかし願わくば、その苦渋を乗り越えて糧として頂きたい。
それが君主たる者の責務であり。
きっと、リヒャルト殿も望んでいることです。
[殿下の、絞り出すような、短い言葉が聞こえたなら。
肩を叩いた彼の手に、自らの手を重ね。]
どうかご安心ください。
僕は決して居なくなったりしませんから。
……僕には二つの夢があります。
"陛下"となったウェルシュ様のお側で辣腕を振るう夢と、
三人の子供の成人を見届けるという夢が。
それらを叶えるまで、何があっても死ねないのですよ。
[心配ご無用!と、笑ってみせたのだった。]
[――その後。
殿下の前を辞した後、僕は久しぶりの帰路につく
監査局の中でも信の置ける、腕利きの者を二人引き連れて。]
……護衛はここまでで構わない。
ご苦労様、君たちも気をつけて帰るんだよ。
[自宅の前で彼らと別れ、家の扉を開ける。
ずいぶん遅くなってしまったけれど、ユーリエはまだ起きているかな――なんて、考えながら。]*
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