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世話係 オクタヴィアは、天使 ウェルシュ を投票先に選びました。
[ いくら無垢な天使といえども、傍らにほぼ裸の女性がいれば、何かに目覚めてしまうのも時間の問題というもので…… ]
オクタヴィア…さん
ごめんなさい………貴女に、もっと触れたくなってしまいました…
[ オクタヴィアが覚醒しているかどうか分からなかったが、思わずそう告げて、オクタヴィアの胸へ手を這わす。
勿論嫌がればすぐに手を離すだろう ]
[深い眠りから覚めかけて感じたのは、胸へ触れる手。
一気に覚醒し、顔を真っ赤にしながら起き上がる。]
あ、ああ、アレクシスさま!?
いけません…っ
いえ、私が悪いのです、すみません!
[そういえば天使とは言え異性なのだ。無防備にしすぎた自分も悪い。
狼狽えながらも頭を何度も下げつつ、衣服を整える。]
[かなりの時間睡眠に費やしたようだ。
起き上がり、傍らに居てくれたアレクシスに礼をすると、ふと思い出す。]
…確か今日は、地上から更に殉教者や聖者がやってくる日…でしたよね…。
[気まずい雰囲気を断ち切るようにひとつ咳をしてから尋ねる。
オクタヴィアは死する際主の手により単独で昇ったが、普段ならば光の箱舟に運ばれて昇ってくるという。
既にここで生活している自分が行き迎えた方が何かと利便が効くだろうと考えていたが、数々の騒動により頭から抜け落ちていた。
それに霧がどうなったかまだわからない。天使長クラスの人間に尋ねなければ。]
確か正門を抜けた先…でしたよね。はやく行かないと。
アレクシスさまは?
[アレクシスの資質は宮殿の奥の方に位置する為やや遠いが、眠ったお蔭で体力は回復していた。
靴を履き直し彼に問う。]
世話係 オクタヴィアは、天使 エレオノーレ を投票先に選びました。
あっ、そ、そんなつもりでは
[ 慌てて手を引っ込めて寝台から飛び降りる ]
わ、わたくしとしたことが…
申し訳ありません
[ 深々と頭を下げて謝罪した ]
……私にも、女としての魅力がある…のでしょうか。
[乱れた髪を整えてぽつりと独り言を漏らした。*]
[既に来てしまっているかもしれない、悩んでいたところに助け舟。>>31]
ではお言葉に甘えさせていただきます。
よろしくお願いしますね。
[恐らく翼で飛ぶのだろうか。
どうやって運ぶのだろうと想像を巡らせる。]
…襟首は掴まないでください。
[つい、鳥が雛を運ぶ時の様子を思い出して。
部屋の扉を開けて、彼がどうやって運ぶにしても身を任せるつもり。]
ご自分の魅力にお気づきになってらっしゃらないとは…勿体無いお話です。
[ 聞こえてしまった独り言にこちらも独り言のように返した* ]
え…ひゃあっ!?
[近付いてきた彼>>33にさてどうするのかと視線で問う前に、景色がぐるり。
気が付いたら空へと飛び出していた。
頬に当たる風が冷たい。慌てて彼の首へ腕を回す。]
こ、怖くはないですが、怖くないです、大丈夫です…っ
[焦りのあまり舌がもつれるが、びゅう!と突風が吹いた際噛みそうになり、口を閉じる。]
[少しして余裕が出ると景色を眺めることができた。
急いでくれているので、走馬灯のように過ぎて行く。]
(サラマンダーより早い…!)
[旅のお伴であった馬のことを思い出す。彼に乗って駆けた時より断然速い。]
[そんな事を考えている内に、あっという間に箱舟が着く場所へと到達した。
遠目からでもジークムントの白い翼は目立つ。>>22
その横に>>13見慣れぬ天使もいた。
アレクシスに頼み、その近くに降ろして貰う。]
ジークムントさま、箱舟は…
[既に着いたのかと問う前に、異様な光景を目にして息をのむ。]
[人らしき存在は視界に収まる限りでは認められず、様々な動物たちがひしめき合っている。
豚馬羊、蝙蝠、猫、犬。その他見慣れぬ物まで。
全部が、白に染め上げられて。
…あまりの光景に、自分の意識さえ白に呑まれたかのように、その場に立ちすくんだ。]
…地上にも、白き物はおりました。
しかし、ごくわずか…私も目にしたのは数える程しかありません。
[見慣れぬ若い天使の元に集う幼い動物たちの仕草は、知っているものと寸分たがわず、自分の目がおかしいのかと指で擦った。]
それらは地域によっては、主より崇められ、あるいは魔物の子として迫害されておりました…。
[あるいはそんな彼らを救う為地上から選ばれ運ばれてきたのかと考えるが、確かに今日は殉教者と聖者が来ると言われていたのだ。]
…先程の霧といい、おかしいです。
何か裏があるのでは…。
[うノアの箱舟。>>40
人間界を浄化する際、主より命を受けた男が、自らの家族と動物のつがいを乗せ四十日四十夜、海の上を漂ったとされる出来事。
確かに今地上は荒れ果て、戦争により国土が焼け焦げ、人々の心は荒んでいる。
しかし…何も伝えず主がそのようなことをするだろうか。
謎は深まるばかりで、足下に寄ってきた小さなリスを茫然と見下ろすだけであった。]
[そこに新たな天使が。>>43
告げられた言葉にまたもや驚きそちらを振り返る。]
妖精…フェリクスさんが…!?
……って、あれ?
[まじまじとその人物を見る。
……前にすれ違った彼には、胸のふくらみなどなかった筈だが。
別人と思おうにもあまりにも似すぎていて。]
……何かの病気ですか?
[そうとしか考えられない。]
[疑心が靄と成り心を覆う。曇りがちな瞳を伏せて、傍へとやってきた馬の背を撫でた。
どこか人生を共にした相棒に似ている。]
…とりあえず、このまま此処に留めておくわけにもいかないでしょう。
彼らを何処かへ移したほうがよいでしょう。
[流石のジークムントも困り果てている。>>48
考えても仕方ない。やるべきはこれかのことだと提案する。]
[船をもう一度見ると、海に暮らす動物も見受けられた。
それらは宙に浮かぶ水球の中に浮かんでいるが、いつまで持つかわからない。]
…天界に海水ってありましたっけ?
水に塩混ぜただけじゃ…駄目ですよね…。
[皺が寄る眉間を揉みほぐした。]
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