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[手榴弾を投げて込んできた方も気になるが、曹長達が出てきたのならばと男は倉庫の方へと注意を向けていた。
>>146少しずつ聴覚が戻って来て、何とか体勢を立て直した副長の指示を聞き取る事が出来。]
――了解しました!
[副長の放つ2発の牽制の発砲。
男はそれに乗じて石灰水にじりじりと膝の皮膚を焼かれる痛みに耐えながら、銃を構えつつ後退し始める。]
[移動の最中に男も1発牽制の為の銃弾を放ちつつも、通路脇へと辿り着き、待機する。
通信が入って来たらしく、それに応じる副長の代わりに男は周囲に注意を払う。
>>149副長の更なる発砲の頃には耳の感覚も大分戻ってきていて。
弾倉を交換する副長の話に耳を傾けた。]
――状況的にそうなるかと。
[他にも潜んでいる者がいる可能性も考えたが、現状では一番それが在り得るような気がした。
砲術長や参謀が実は生きていて、仲間を援護する為に戻って来た…とは思えない。]
[と、そこまで言ったところでもう一人の存在を思い出す。
医務室行きを命じられてからは彼に会っていない。
電測士に同行するメンバーにも名前が入っていなかった。]
…フィッシャー少尉は何処に?
[回答は得られただろうか。]
見張指揮官附 ライナーは、主計少尉 ウェルシュ を投票先に選びました。
/*
シュテラ
――――――――主計科倉庫―――――――
ベリアン
← →
ライナー コンラート
ジャン ウェルシュ
な、認識なんだけど合ってるのか、な。
[>>156副長の言葉に男は目を伏せる。
主計科に配属されているという事は、普段は武器にはあまり親しんでいない人員、という事になる。
もしも味方であれば、保護すべきで。
――けれど状況はそれを許さない。]
そうですか…。
…先程の手榴弾、投げ込まれる前に見えた人影は少尉よりも身長は高かったように思えます。
[医務室送りについてもそうだ。
三人が結託しているなら、わざわざ医務室送りにせずに男を殺害する事も出来たのではないかと思う。
それも踏まえ、ちらりと見えた人影は彼でないように思えた。]
[言いながら赤髪の航空大尉を思う。
フィッシャー少尉が敵でないのなら、彼が敵と断定するようなものだ。
自分の命を軽んじる者に誰かを護る資格などない。
だから”生きろ”
そう紡がれたのを思い出し、密かに唇を噛みしめた。]
/*
……ライナーの中での確定なので、他の方は気にしなくていいのですよ。
現在位置は合ってそう?
(左右は合流人員と合わせられればどっちでもよい)
…そして副長爆死ですか。
カシムの死がフラッシュバックしそうな。
/*
>>123>>126は、
ですよね…!!
ライナー、あんまり人と関ろうとしてこなかったしね。
嫌いではないと思うんだ。
でも部下が不満零してるとこに庇ったら余計にこじれそうだし、自分の仕事には誇りを持っているので。
探知の結果を調べろ、は(見つけづらいから)厄介だと思ってるけど、自分達には見えない敵を察知できるから評価してて。
放送を聞いて好感度はひっそり上がってる。
[生じた雑念を振り払い、男は壁の向こうの気配に神経を向けつつ、副長に問い掛ける。]
――大尉達の到着はいつでしょう。
此方からは…。
[航空大尉の方はあれから動きがないとして、曹長と女性兵は壁の向こうにいるだろう。
飛び出そうとは思わないが、何らかのアクションを取るべきかと。]
――…っ。
[――そう声を掛けた頃だったろうか。
>>169何かが此方側に投げ込まれる。
それが発煙筒だと気付いた時には煙が立っていた。
咄嗟に左手で自分の口元を覆い、僅かに咳き込みながら心中で舌打ちする。]
/*
もうちょっと待った方が良かったかな…。
えっと、ここだと他にも何発か撃ってるけど、さっくりと待機後で…。
時系列、迷子にしたらごめんなさい。
大尉達到着の時系列を確定していいのか迷う。
…そうですか。
[>>174あと数分、と聞けば少し勇気づけられて。
特務少佐も来るのは戦力的な面でどうなるかは想像出来ないが、一人にしておくのも不安だ。
技術者が狙われる可能性は高い。
彼の紡ぐ作戦を聞きながら、応急鞄を探る副長の作業を手伝い。]
了解しました。
[足を負傷、というのは眉を寄せて。]
――申し訳ありません。
…どうぞお気をつけて。
[不注意だった故のミス。
酸の臭いはしなかったから、立て籠っていた間にでも作ったのだろうか。
同じような瓶を用意している可能性はある。
――そして発煙筒が投げ込まれた。>>169]
[>>176曹長が仲間に掛ける声が聞こえた。
大尉達との合流を果たす前に乱戦になるか。
男の身体には緊張が走る。
口と鼻は左手で覆ったまま、利き手のみで拳銃を構え、向こうからの攻撃に備えた。]
[>>182副長から3秒後に伏せるよう指示を出されれば、男は屈みつつ小さく頷く。]
――…っ。
[伏せた直後、>>180大尉の勇壮な号令が聞こえ、間髪入れずに複数の銃声。
――味方が来たのはそれで知れた。]
な…っ!
[>>176何かが伏せた男達の方へと放物線を描いて飛んでくる。
階下へと落ちていくそれが、
[副長が手榴弾に手を伸ばして階下に落ちるのを阻止し、それを身体の下に抱え込むのを呆然と眺めていた。
起爆した手榴弾が爆発する音が聞こえ、副長の身体が震える。]
……ふ、
副長…!
[堪らずに彼に近付く。
足が痛むのも気にならなかった。
彼に触れる事が叶えば、肩を揺すって呼びかける。]
副長…っ!!
[>>198副長から告げられた命令。
それが最後の命令だという事は頭の何処かで理解していたが、目の前でまた人を喪う事を簡単に受け入れる事が出来るはずもなく。]
…っ…、
そん、な…
[顔を歪め、これが現実でない事を願う。]
[――けれど副長の身体から力が抜けたのに気付けば、男は胸の中で猛る激情を左の拳に込めて壁を叩いた。]
――っっ。
[走る痛みがこれが現実だという事を知らせる。]
…っ、了解、しました。
[男は最敬礼をして副長の命令を受諾した。*]
[副長の遺体を速やかに階下に移動させて寝かし、腕に巻いてあった制服を解いて彼の顔の上に掛けた。
そして大尉は前進を、と号令を掛けていた事に気付く。]
待って下さい。
向こうは皮膚を焼く薬剤を…!!
[我に返って彼らの後姿にそう声を掛けたが、間に合っただろうか。]
[薬剤は誰かにかかったのだろうか。
せめて特務少佐でなければいい。
>>208怯む事なく進めと号令を掛ける大尉の声が聞こえ、>>210そして自分の声に返ってくる言葉。]
――…っ。
[男は先行した彼らを追って階段を駆け上がる。
後で必ず静かなところへ運びます、と心の中で副長に声を掛けて。]
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