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[昨日の「いつかひとりになる」>>3:71という言葉の意図も、なぜあの時それを口にしたのかも、全く。]
(怖がってられるうちが花やんなぁ…。)
[孤独になることを「寂しい」と泣いて叫んで、真っ赤な血が噴き出しそうなほど心が痛んでも、誰も、助けてはくれない。
そんなこと、自分より年上の、洞穴に住まう彼なら知っていると思っていた。
だから、何か裏でもあるのではないかと疑ってしまう。
だが。]
(……まだ、まともなんかもしれんのー)
[寂しさに傷つく瑞々しい心は、尊ぶべきなのだろう。少なくとも何も感じなくなってしまった自分の心よりは。]
[そんな思いはおくびにも出さずにタクマの作ってくれたパウンドケーキの欠片をもぐもぐ。]
[ローはマレンマを、タクマはカスパルを。
些か違和感を覚えたルートヴィヒだったが]
(なんやかんやで狼閉じ込めたらええ、みたいな認識やもんなー。それとこれとは別なんかもしれん。
うん、なんかエグいわー。)
[タクマ、ロー。例えば二羽が狼だったとして、それぞれに好意を持っている相手を、疑い先に選ぶのだろうか。
違うとも思えるし、むしろそうするとも思えて…よくわからなかった。]
―朝食後―
[>>2枕カバーを貰って、それぞれにイニシャルが入っていることに気づき、微笑む。
食事など何かにつけ単独行動したがる(ように見える)リヒャルトだが、こういった行動を見ると、
彼がいつかは皆の側で、安らいでくれる日がくるのかもしれない、と思うと少し安心して。
そうなってくれればいいと思う]
(……ま、思うんは勝手やんなー)
(しかしこれ、枚数あるなー…全員分、か?
これだけ縫うんやったら時間かかったやろなー…)
[朝、リヒャルトが不在だった理由。枕カバーをつくりに行っていたならば、狼として行動はできまい。]
(…ってーのは憶測の希望論やんなぁ。
あー、ややなー、くさくさする。)
[誰かを疑うのは、いつになっても嫌なものだ。苦笑しながら己の枕にカバーをつけた。]
―昼・森―
[静かな黒い森の中で、ルートヴィヒは風の音を聞いていた。
どうにも放っておけなくて、その内実を知りたくて、"力"を行使した相手が、いつもここにはいない誰かを追っていると見れば、密かに胸は軋む。]
──あいつは誰を追っとるんやろ?
[誰かをずっと、待っているのだろうか?]
大きなお世話やろけど、さ。
"そこ"は寒いやろ…?
[いない相手に、言えるはずもないことを呟く。
不毛なこの感情は、片想い、とでもいうのかもしれない]
[ルートヴィヒは苦笑して、やれやれと首を振ると、切り株に腰掛けたまま、青空を見上げて、目を閉じ息を吐いた。]
──待っとるよ。
[何も語らず、何も求めず
ただ、彼が安らぐ日を
いつの日か──
孤独な月明かりでなく、
陽の光の下で、心から笑う彼を見たい。]
[夕食の準備を終えた頃だろうか、タクマに>>37と言われ]
昨晩な、
ゲル君を残して、味方になってもろた方が得やろなー
って考えてたんが、ファミルとカスパル君。
ファミルはゲル君のまねっこ…やんな?
それがほんまなら兎のはず。
リコとローは抱きあ……一緒に寝てたらしいから、
両方狼やない限りは、
片方が誰かを襲ったら、もう片方も起きて気づくんちゃうかって。
あと、ローもリコも真面目に狼探してるように見えてな。狼は狼探せへんやろし、ちょっと兎っぽかった。
残ったマレっさんやけど、ゲル君が消えた夜、カスパル君連れ帰る時に一人森の奥へ行って、自宅に帰ったみたいやねん。
狼ならここかなぁ…?って思ったな。
[そういって、チャーハンを皿に盛りつけた]
[タクマの>>41に、物分りが悪くてすまん、と謝りながら、頭をあまり掻くなと言ってやる。折角の黒髪が台無しだ。]
…なるほど、ねぼすけ狙いの狼像と、マレっさんの挙動が…って言いたかったんか。
[抵抗も何も、反応していない。確かにそうだけれども。]
昨日、閉じ込められることに何か言った奴、おったかなぁ?
俺の記憶やと誰も…
[と、薔薇園>>3:46で聞いた会話>>3:69を思い出し、]
そういやカスパル君が薔薇園で「食べられるか隔離なら、隔離がいい」って言ってたな。
けど…それくらいやで。
他に誰か反応してた奴おったか?
[狼像の一致不一致。それは、どう判断するのだろうか?
ルートヴィヒは不思議そうに、首をかしげた。]
[>>48タクマの言うことに、苦い顔をして]
ああ、伝わってる。
そやけど、「探さん」いうんが兎のすることなんか?
…って俺は思ってしまう…
[他二羽が兎であるという確証もない、むしろ、今日寝坊狼が起きたならば、そしてタクマとファミルの真似っこが虚言でなければ、狼のもう一匹はその中にいるはずで。]
[>>57ファミルが寝室に向かう様子を「おやすみ」と見送りながら、、いつまでこんなことが続くのだろう、とため息をついた。]
[マレンマの返答>>51を聞けば」
あんたさんは…どっちでも、ええんか?
[大きな不信感とともに、不明瞭な問いが飛び出す。]
司祭 ルートヴィヒは、洞穴暮らしの マレンマ を投票先に選びました。
[タクマのマレンマ評>>64に、ぱちくりと瞬きをした。
>>60で自分は疑われているか、もしくは自覚する通り頼りない意見の奴だと思われている、と思っていたから。
タクマの言葉や、ファミルの推理を吟味すると、確かにそれはありそうな内訳だったが、しかし。]
(…………。
「仲の良いやつから」……
ほんまに、そこまで情があるんやったら、まず連れて行くところからせぇへんのちゃうんか?
好きな奴と同じになりたくて、それで、その好きな誰かが悲しまんように皆を狼にしようとするのが、黒い森の狼なんやったら…
最初に連れて行くんは、必ずしも好きな奴とは限らんはず。)
[違うのだろうか。違うのかもしれなかった。けれど]
逆ちゃうやろか…
[と、つぶやいた。]
[>>77ローの言葉に、すっと視線を返して]
確信なんて無い。けど、
狼ちゃう、と翻るような兎っぽさが、マレっさんにはない。
[と、答えた。]
[一つの疑問を胸に、言葉をつむぐ。]
ロー。
マレっさんが狼やないって思ったんは、その「見つかりたくないのが狼」で、
マレっさんはそれっぽくない、って理由だけなんか?
[ローはマレンマに好意を抱いていると、ルートは思う。そんなローが、一度はすると決めた相手への仕打ちを…そんな簡単な理由でとめるのだろうか?
狼を探し、追い詰めるように提案をする昨晩の姿勢と、
考えの翻り方が、ズレているような気がした。]
[窓の外を見れば、月は傾いで、もう夜も深い。
>>87の回答に、ぱちくりと瞬きをして]
端的に言うと消去法やな。
[と、答える。昨晩からずっと考えていたことが、いまだに翻っていない。連れ去られたのがカスパルであったがゆえに、だ。]
[マレンマに関するローの見解に思いをめぐらせ、]
どう思うって?
「疑えない」は「自分が狼やから疑えない」のと「仲間兎が大事やから疑えない」んと、二つあるな、って俺は思うんやけど、
マレっさんが他を「疑えない」んは、ただ優しいからやと、
ローはそう、言いたいんかな…?
[ゆっくりと、確認するように問いかけた。]
マレっさんがねぼすけなら…
[そこまで言って、眉をひそめ、]
寝てるんかもなぁ。
ねぼすけやったら、もっとがんばりそうな気もする。
ねぼすけ狼が今日起きとるんやったら、
仲間を守る為に…昨日と行動がブレそうや。
[ねむりおおかみは、起きているのだろうか?
ルートにはそこが分からなくて、曖昧な判断しか下せない。]
[今、懸念すべきは、真似兎の狼化と、ただの狼の2匹の生存か。しかしそれならば――タクマとファミルが虚言で無い限り――四羽のうち、自分以外は全て狼ということになるだろう。]
(……わからんな)
[ふっと肩の力を抜いて、首を振った。]
[ローとは、どれほど遅くまで議論していただろうか。気づけば、月は完全に傾いていた。]
[カラスに連れ去られたのが、あまり疑っていなかったカスパルだったせいか、思考のドツボにはまりながらも布団の中で何度も考え直す。]
[身を丸め、]
(……リコが俺に関しては何も言わんのは、何故?)
[>>76の言葉を思い出して、内心首を傾げ。
計算高い彼のこと、本当は自分を強く疑っていて、心に思っているのかもしれない。
信じられているとは考えていない。]
(っていうかハゲてんのか…可愛そうに……)
[憐憫をこめて神に軽く祈りながら、
一羽を胸に浮かべて、眠りに落ちる**]
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