情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[ 予想外、というシリルの言葉には>>142そうだろうなと、カレル自身が思う。何しろ自分自身でも、手合わせを願った時には、こんなことを言い出そうとは考えていなかった。
最初は本当に、ただ、あの鮮烈な剣を受けてみたかっただけなのだ。けれど ]
感謝します。
今、この時より、我が半身と共に、我が剣は永劫にあなたの剣として在る事を誓います。
[ それでも、その予想外の無茶振りを受け止めて、穏やかに祝福を返してくれた天聖の騎竜師に>>143カレルは真摯な表情で、さらなる誓いを捧げ、続けられた言葉と願いに頷いた。>>144 ]
はい、もしかすると、今の世で、僕が貴方にお会いできるのは最初で最後...その方が可能性が高いのは分かっています。
でも、貴方の剣を受けた時に思ったんです。...貴方はやはり、本当に強い...だからきっと、僕らがここに呼び込まれなくても、一人で『虚無』を鎮めてしまうこともできたんだって。
元々は、そのつもりで、ここに来たんじゃないですか?
[ 果てしない時を超えた英霊ならば恐らく、可能だろう。ただしきっと、そこには『無理と無茶を通せば』という、条件がつく。それが、なんの犠牲も痛みも伴わないとは、彼の戦い方を目の前で見たカレルには思えない。 ]
僕は、貴方の信を得られて、一緒に戦えたことが嬉しかった。
だから、もしも、いつか、再び貴方が動かなければならない時が来たら、どうか、今度は、初めから呼んでください。
この剣がある限り......
[ 叶うなら、自身の肉体が滅んだその後であっても、という願いは、口にすることなく ]
ええ、いつでも、駆けつけられるように、ずっと自由なまま、空で待ちますから。
[ 楽しげに、空の瞳の騎竜師は笑う。* ]
/*
最終的には、呼んだら風になって剣と一緒に飛んでくんじゃね?...そんな未来予想。
うまく結婚できたら、子孫が継ぐ可能性もあり。
>>-345
あっちこっち突っ込みまくりーの、無茶をしかりーの、大忙しの教官しか浮かびませんでした。よ、ね?
/*
そして、僕は、卒業したら、みんなの所領とか御実家を、ぐーるぐーる巡りますからね!
婚約祝いとか結婚祝いとか出産祝いとか参加しまくるよ!
[ 欲望のままに生きる気満載だ! ]
/*
ゾフィヤさん、挟まっちゃってすまないー。
>>-355
なんだったら、ラブレターの配達も請負いますよ?
[ 宅配騎竜? ]
/*
しかしあれですね、ゾフィヤの可愛さも、大概破壊力高いから。
シェンとゾフィヤは、破壊力カップルかな。
ヤコブとグレートヒェンは、ほのぼのカップルな感じだし。
ハンスは僕と独身同盟、とりあえず。
でもハンスの方が絶対先に嫁もらいそうだけど!
/*
>>-360
あい、僕もあれで締めで良いかと。
お付き合いありがとうございました。楽しかった!!
養成学校の日常...うん、教官は、やっぱり遠慮するしかwww
穿空の騎竜師 カレルは、干しぶどうが好きです(もぐもぐ)**
[ 天聖の騎竜師と剣を交え、さらに、その剣を捧げるという人生の一大イベントを終えて仲間のところに戻ってみれば、別の意味での一大イベントが始まったり進行したりした学友達がいた。
仔細は耳にしていないが、いくらそちら方面に多少鈍目のカレルでも見れば判る変化というのはあるものだ。 ]
えーっと、僕は、いつでも飛んで行くので、慶事があれば報せてくださいね。
[ 残念ながら?冷やかすという選択肢は、カレルの辞書には存在しなかったので、祝福いっぱいの笑顔で、そう口にしたが、むしろその方が、受ける側は困ったかもしれない。 ]
[ やがて、この領域を出なければいけないとシリルが口にする。>>188それはすなわち、別れの時が来たことを示していたが ]
神秘を呼び込みやすく...?
[ 寂しがる以前にティアナの説明にナニソレオモシロソウみたいな顔で反応した挙句『手遅れ』の言葉に、あー、と納得した様子でシリルの顔を見直したりと、カレルはすっかりマイペースだった。
それは、これまでのカレルを知る学友達には、どこか、吹っ切れた様子に見えたかもしれない。 ]
[ そして、歌うような詠唱と共に薔薇色の光ともうすっかり慣れた気のする転移の感覚に包まれる。小さく呟かれた声に>>189視線を、一瞬だけ扉の向こうへ向けたが、カレルの目に映るものは無く ]
わあ、外だ。
[ 次に見えたのは、未だ常世とはわずかに異質な神秘的な霧の森。>>190けれど、頬を撫でる風の匂いは、そこが慣れ親しんだ空の下だと伝えてくれる。 ]
はい。
[ シリルの口にした公言は控えて欲しいという言葉は、当然の事と受け入れた。>>190むしろ喋って信じてもらう方が難しいだろうと思っていたら、名を呼ばれ、側へと呼び寄せられる。>>191 ]
何でしょう?え?
[ 剣と誓いを受けとった印、そう告げられ渡された銀色の鱗にカレルは目を瞠る。 ]
…あ、りがとうござい、ます。
[ 不意に、込み上げた何かを懸命に飲み込んで、聖銀竜の鱗を握りしめる。そして ]
え…と、いうことは、学長や、神官長様への、説明、は、僕、が…?
[ 直後、コミュ障最大の危機に瀕した事に気づいて愕然としたのだった。* ]
/*
今夜遅くにしか来られなさそうなので、とりあえず、外に出ておきます!
出る前に何かあれば、後ほど補完しますのでご遠慮なくー。ノシ
/*
>>-426
英雄という意味でなら、女子含めて全員がそうかもですけど、バトル的にはチームの勝利な感が強い、この学生達。
[ 引率の教官に詳しくは話せないのは当然として、神官長に話を通してもらうためには学長にはある程度の事情は話さなければいけないし、それこそ神官長からは、細かい追求もありそうな気しかしない。
うまく誤魔化す、という対人技術を全く持たないカレルには、それこそ難題の連続だ。 ]
あ、ありがとう、ハンス。頼りにしてる!
[ だから、ハンスが声をかけてくれた時には>>216思いっきり振り向いて、お願いの視線を向けた。これもまた、遠慮がちなカレルには今まで無かった態度だった。
実際には、ヤコブの言葉通り>>249みな一蓮托生となったかもしれないが。 ]
[ その後、ハンスもティアナから宝珠を受け取るのを見れば>>221「これで、説得力が増したかも?」と、ほっとした。
もちろん、彼が、それを受けたこと自体には疑問の欠片も抱かない。
最後に皆の想いと力を揺らがず受け止めることが出来たのは、誰よりも長く、たゆまぬ努力を続け、皆に先輩と呼ばれるほど認められたハンスとリュストだからこそだと、分かっていた。 ]
[ やがて、ほんとうに別れの時がやってくる。>>193シリルの言葉を>>194最後まで聞いたカレルは、聖銀竜の鱗を握りしめた手を胸に当てて、小さく一度頭を下げ、笑顔で顔を上げた。 ]
それじゃ、また!!
[ 再び会うことはないだろう、と、自分で口にしておきながら、これが永生の別れではない、と信じて疑わぬ顔で手を振る騎竜師を乗せて、風竜は大きく羽ばたいた。* ]
[ 治癒魔法や回復の術のおかげで、全員が無事とはいえ、何もなかったとは言い難い状況については、表向きには『嵐に飛ばされた先で、強敵と遭遇して力を合わせて撃退し戻ってきた』という、嘘でも真実でもない説明がつけられ、『始まりの騎竜師』との出会いについては、学長と、王都の聖宝神官長にだけ伝えることになった。
おそらく、王家にも伝わっただろうけれど、それは騎竜師達のあずかり知らぬところだ。 ]
/*
怒涛の締めラッシュの中、今のうちに、ご挨拶しておきます。
毎度おなじみふかふかしたなまものでした。
今回は、今度こそ、ふつーの青少年を目指してみたのですが、普通ってなんだっけ?になった気もしつつw
皆さんのおかげで楽しい日々でした、ありがとうございます。
ヤコブとグレートヒェン、シェンとゾフィヤはお幸せに。
ハンス、僕たちずっ友だよね!?彼女できたら教えてください。(まがお
シリルさん、無茶振りばかりを受けてくれてありがとう我が君(←多分一生呼ばない)
相変わらずの不定期出現ですが、ご縁がありましたら、いずれまたどこかで遊んでやってくださいませ。(礼)
― その後の話 ―
[ 卒業試験は一ヶ月延期された代わりに、難易度が上がるという理不尽っぷり。しかし得がたい経験は、確かに若き騎竜師達の力となっていて、落第者は出なかった。
しかし、剣を失ったカレルは、そのまま代わりを探すことなく、手持ちの短弓のみで試験に臨み、かろうじて合格したものの、あまり成績はふるわなかった。 ]
父上に頂いた剣を折ってしまったうえ、この成績ではとても王都を守る騎竜師団には入れません。どうか勘当してください。
[ 卒業直後、笑顔で願い出た末息子に、当主は思い切り頭を抱えて溜息を零し ]
『お前は、父親と兄に決闘させる気か?』
[ と、呻くように言った。どうやらカレルが勘当されると、兄の中では、それが父の責任ということになるらしい。なぜだ? ]
『勘当はせん。だが、家を出たいなら好きにしろ。お前が風竜を選んだ時から分かっていたことだ。』
[ ロゼルア家の当主は、代々光竜を半身とし、当主以外で騎竜師になった者も、それに準ずることが多い、だが、稀に風竜を半身とする子が現れると、その子は、例外なく、家を離れ旅立ってしまうのだ、と。 ]
『......良い出逢いと、未来への途を見つけたようでもあるしな。息災でいろ、カレル。』
ありがとうございます。父上。兄上によろしくお伝えください!
[ 当主の許しを得て、心残りの欠片も見せず、嬉しげに旅立ちの準備に駆け去っていった我が子の背に、もう一度父は溜息を落とす。 ]
『よろしく、と言われても...私に、うまく説明できるかは、わからんぞ』
[ 実のところ、口下手であるのも、代々の特性だった、とか。 *]
[ 旅立ったカレルは、シリルに告げた通りに、世界中の空を駆ける放浪の騎竜師となった。けれど、苦難を共にした学友達のことを忘れることはなく、彼らの祝い事の時など、珍しい土産物を持って、顔を出すことも多かった。 ]
さあ、次はどこに行こうか、アーク?
どうせなら、綺麗な景色が見に行きたいな。
いつか、話してあげたいから。
[ 誰に、と、言葉にすることはない。けれど、風竜はピュルルと上機嫌な声をあげる。 ]
霧の湖?いいね、じゃあ、次はそこだ。
[ 誰かの後ろに隠れていた少年は、もうそこには居ない。半身と、楽しげに会話しながら、カレルは、空をどこまでも自由に翔けていく。
あの日、手渡された、願いの通りに。** ]
/*
おもいついたことは投げこんでいきます。
ちなみに、行った先で、アレと会う...のは、書ききれなかった。
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新