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理由は分からないけど、
気がついたら此処にいたんだ。
貴方も――そうなのかな?
[問いかけというよりも確認に近い口調で]
…うん?
ああ、彼とはさっき出会って……
???
[ギィの視線がなにやら鋭い気がして、不思議そうに小首を傾げる。
そこに含まれている疑念にはさっぱり気がついていない]
[だ、けれど。
こんな風な別れ方は、なんだか、釈然としない]
…ん、分かった。
でも、…――何か見つけなくても知らせに来てよ。
それで、お互いに、調べて分かったコトを報告しあう。
ね?
[元の世界には早く戻りたいけれど、
元の世界に戻る前に、ちゃんと挨拶したいから]
バトルが終了してるー。おつかれさま!
地上とは一味違った空中戦、面白いなあ。
そしてやられて落下は醍醐味wうんうんw
なかなか時間が取れないぬぐぐってしている間に
もう最後の日か。
3が日がまったりあっという間に過ぎ去っていったなあ。
トールのなかのひとチェンジってすごい裏技だねw
そして、まさかそっちのギィさんが現れるとは予想外すぎた(ふいた
[現実感>>27との言葉に頷く]
皆で一緒の夢を見ていた――なんてコトだったら
それはそれでメルヘンだけれども。
[ギィと一緒にいる夢を見たんだよとジークに告げたならば、
「私も共にいたかった」と残念そうな顔をするだろうか。
それはそれで、見てみたくなる反応だ。
…ギィはあの聖地での出来事を覚えていないのだから、
幾ら夫の親友とはいえ、本来ならば呼び捨ては無作法なのだけど。
でも、――なんとなく。敬称を付けずに呼んでいたくて…
特に拒否もされなかったから、
“こちら”で出会って以降ずっと、そうさせてもらっている。
アイスブルーの瞳に抱いている親近感の理由を知るのは自分だけでいい]
[驚き瞬きする間に、何かが変わって――いた。
まず発せられた声の、艶が違う。
呼気が甘さを伴っているかのよう。
薔薇の花園に迷い込んでしまった錯覚を覚えて、
幻想を振り払わんと、ふるり小さく頭を振った]
え、と。 ギィ…?
[一体なにが起きたというのか。
光のいろだった翼は、鮮烈な艶やかさを醸す赤に転じてる。
凜とした意思を感じさせる光の翼も似合っていると思ったが
赤き翼もこれまた、かつて紅玉を名乗っていた彼に馴染む……じゃなくて]
貴方は誰――なんだい。
[借りている、と相手は言った。ギィと同じ顔で違うひと。
同じ顔立ちなのにこうも印象が変わるのか…と軽い驚きが満ちる。
瞳の輝きも、表情の作り方も、
なにもかもが自分の知っているギィとは違った。
どうやら悪意は無いらしいが…
煌びやかな賛辞が突然のことでこそばゆくて、
ちょっと困惑してしまう]
はは。随分と口がお上手だ。
私に会いに来てくれたならば、感謝を述べるべきなのかな。
[見上げてくる瞳>>47は美酒に似た香りを帯びていて、
強い酒を口に含んだ時のような酩酊感が心をさっと撫ぜる。
そっと指先に触れた唇は、ひやりと冷たい癖に印象を残す熱を含んでいた]
うん。連れ去られては困るな。
貴方の城へいったら、私という花は枯れてしまう。
唯ひとりの傍で咲き続けることを選んだ
唯ひとりに愛でてもらうために咲く花
…だからね。
[相手の戯言には、惚気るように柔らかな笑みを向けた。
力ずくで連れ攫われたら敵わない相手だった。それは直感で確信できた。
だが相手にそんな気がさらさら無いのも十分に分かったから、警戒することなく]
[相手の羽根で…あるいはその髪で、織ったかのような一輪の赤い花]
これを、私に?
[道標と名付けられた其れを、そっと受け取る。
暗闇で灯りを受け取った時のような仄かなぬくもり]
…、――有難う。
この花に満ちる力強さは…貴方の力なんだね。
ふふ。面白いヒトだ。
突然現れて、力を貸してくれて。
連れ去られるのは嫌だけど――――
お茶会のお誘いくらいだったら、
頷いていたかもしれないね。
[あるいはそんな夢のひとときもまた、
楽しいものだったかもしれない]
でも、うん。
流石にそろそろ戻らないと。
心配させたくないからね。
[花弁に唇を寄せると、
優しくまろやかな香りが全身を包む心地がする。
この力を借りれば相手の言葉の通り、
元の世界に戻れると、直感で理解した]
夢がもたらしてくれた、貴方との出会いに感謝を。
[赤い花を胸に抱いて、ふわり。丁寧に一礼する。
服の裾に付いていた白く小さな花が、動きにあわせて
ちらちら舞った**]
私は、ジル・フィオレンティーナ=アーヘンバッハ。
――あるいは霞草と。
[野茨に応ずるようにか、
かつて冠された花の名を共に名乗り…
紅が薄れてゆく様を見守った]
…、ん。さようなら、野茨公。
縁が巡れば――またいつか、どこかで。
[蔓で作られたアーチを潜る…もうひとりのギィに
ばいばい。と小さく手を振る。
名残のような甘い薔薇の香は、次第に中空に溶けていった]
貴方が私を守ろうとしてくれた。
守る力は、貴方の手のなかにあるよ。
今でも力強く。
[彼の背景は知らない。
ただ心が感じるままに、言葉を運ぶ。
幽霊となった彼が――…
幽霊となってまで、為したかったことを応援する気持ちで]
だから、…うん。
いってらっしゃい。
[手のひらに転がった琥珀を、大事にだいじに包み込む。
あたたかく爽やかな息吹を感じるそれを握っていると、
なんだか不思議な力が湧いてくる気がした*]
ごあいさつ!
まったりと遊ばせてもらいましたー。
えへへ、ゆるゆる楽しかったあ。
ダーフィトとギィは特に有難うございました!!
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