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―回想・アリーセと―
[非バグなら固定観念で発言するのは避けるべきというアリーセの言を、背筋を正して頷く。
自分は常にアリーセに不利益ばかりの発言をしていると思っていた。
対象は間違っていたが、はっきりと「フィオンが一番怪しい」と言ってくれる彼女は今までで一番意思の強い眼をしていると思った。
思えば彼女はうなだれる事はあっても、へし折れるような事は一度も無かったのではないのか?
そんな思いを胸に]
飴ちゃん食べる?喉飴は切らしてるけど。
賄賂。
[アリーセの目の前に一つと、皆が取りやすい位置に袋ごと置いて。
自身も、その色とりどりのキャンディーからレモン色のものを選んで口に放り込んだ。]
[レコーダーにはローレルから、フェリクスとシメオンの要素について纏めてみるか、と言われていて]
フェリクスについては、
騙らないからフェリクスが非バグであるという論は
バグが相談できる以上は要素として捉えてないよ。
なぜなら、リュカから、「私が騙らなければあなたの非バグだという状況が濃くなる」と提案があれば、フェリクスが本気で騙る予定で初日喋っていたとしても騙らない事が採用されるかもだからね。
前も言ったように、フェリクスについては、マーティンを非スキャナーだと思っていた部分が特徴的だし、
”マーティンちゃんの話を聞いたら他の人の話聞くよりも前に、「スキャナーじゃないわよ!」って宣言しないと!ってちょっと焦った”
みたいな、そこ焦るところ?とか思うところが非バグっぽいよ。
自作自演と穿ってひねくれたくないなあ。
[少し補足を]
僕のついさっきの発言で分かりにくかったらごめん。
「フェリクスが本気で騙る予定」は「フェリクスが本気でリュカを騙らせる予定」の事だし。
「そこ焦るところ?とか思うところが非バグっぽいよ。」は、 「そこ焦る所?とか僕が思っちゃうところだよ、非バグっぽいよ。」
って意味だね。
もう、主語が抜けるだけで、皆何言っているんだか分からないとろとかいっぱいあるよね。
僕は会議始まってから何回「分からない」って思ったことか。
[直近のフェリクスに向けてぼそっと]
じゃぁ1対1.01対1.02対1.03とか言っておけばいいのに…。
僕、もしくはシメオンがどう怖いのかなーーー?
[口もとを吊り上げて微笑む]
[デザート系クレープの存在に今気づいた。
もそもそとクレープを食べ始める。
シメオンへフェリクスへの「あれ?」となった部分については]
リュカとアリーセの両バグが無いって、確かマーティンも「完全にイメージでそう言ってた」とか言ってなかったような。
フェリクスは、真っ先に僕とシメオンがタッグを組んでいる事を夢想してるから、偽装の上手いバグを想定して怖がっている人物、というイメージからは「両バグは無い」と思うのは納得だな。
手のひら返すのは、状況が変わって判断材料が増えたら、前言撤回をする必要があるのは僕には違和感はなくて、
シメオンはその判断材料がそんなに増えていないのに手のひら返してるのが不思議なのかな?
二人のうち片方バグでした、だけじゃ両方バグあるかも、に変わった変遷が無い、と。
今レコーダーを再生して聞いてみる限りだと、「フラットに見直す」のは、
僕は推理の方向を「少なくともどっちかは強めに出てくると思っていた」とかいう感じの戦略面から見るだけの事から、
各個人の特性を見ての判断をメインにする方向にシフトしているだけに見えるんだよね。
ほんの少し不満を言えば、結論がフェリクスの中で纏まるまでなかなか他への評価が出てこないところかな。
僕は相手の弁解の時間が相手にあって欲しいから早出しするけど。…今日は特にぐっだぐだだけど……。
[シメオンの、「非バグ要素がぽろぽろ」というのを聞いて、興味深そうににしている]
/*
そういえば、発狂関係で、
リュカの死亡描写描いてすみませんでした。
墓下でリュカが既に書いていて、齟齬ってたらどうしよう…orz
だから対立以外では避けるべきだったんだね。
あと「死んでくれてありがとう」とか「使えない」とかは全然そう思ってないんで!!!
思ってないんで!!
下衆方向への発狂ぐらいしか思いつかなかったんだよ。
裏の顔は下衆とか好きだし、実際そういうところあるかもだけどね。
/*
おお、墓下のRPも楽しそうですね。
今日の夕方ぐらいの赤でアリーセがめっちゃ怒ってると思う。
不出来なナカノヒトでごめんよ。
記憶力は底辺なんだ…。
[レコーダーからシメオンの発言の部分を拾いながら]
正直、シメオンを印象以外で評価するのは難しいよ。
シメオンは思ったことをその場で落としていくスタイルみたいだね。
戦略的にどうすべきかとか、現状の確認とか、疑問に思ったこととか。
誰かに対する総評はあまりしない?…というより自身で纏める前に誰かに言われてるからそれで良いとしてる。
僕が以前シメオンについてした評価では「ここここのやろう」とか感情が漏れるところと
「秘密」の件だとか、彼なりに考えが腹の内にありそう、って所を好印象としたと思うんだけど。
願望入るかもだけど、これだけ常にその場の話題に絡んでくる人がバグってなかなか思いづいらい。
[続けて]
シメオン本人の社交性の元々の高さが関わってくる事だから、バグの可能性が完全に無いとは思いづらいんだけど、
思考の流れに不自然なところが一切無くて、つっこむところすら見当たらないよ。
言及話題も多いから、この話題の時に誰と話していて、という精査がやりづらくて、投げがちになりそう。ごめんね。
アリーセの売り込んでくれた非バグ要素に追従しておく。
[ついでにローレルの評価も]
ローレルは、今此処にローレルがいなかったら、
この会議はさっさと空中分解してた可能性もある、と思う。
皆を纏め上げるその人がバグ、とかだったら、今までかけた労力を考えれば、かなりの完璧主義者だと思うよ。
皆を騙しきろうという点においてだね。
ローレルのスタイルを仮にバグだとしてみると、
ひたすら「自分だったらリュカを騙らせる」という印象を周囲に植え付けて、非バグ印象を稼いでいることになるね。
アリーセに優しいのも、自分のせいで辛い思いをさせている以上ケアしたい、という心情と、決して自分に目が向かないようにする為だね。
うーん、あんまりこういう妄想ストーリーは好きじゃない。
[視界の端にアリーセの姿を捕らえながら、自室へと向かった**]
―回想・自室にて―
[寝る前のストレッチと共に、腹筋は4(20x1)回程できた。
程よい筋肉疲労で滑るように眠りに落ちる。
その晩の夢では不思議な光を見た。
いつも通りのカフェ、ふよふよと漂う光源がチカチカと瞬き、司書の頭を輝かせている。
それは頭部色で個体識別をするとある人物を思い起こさせて、]
シャイニーヘッド……マーティン、君なのか?
教えてくれ、死とは何なんだ、君にこれからはあるのかい?
リュカとは会ったのか?
君には何が見える?
[そう質問を投げかける間にも、光との距離は遠のき、やがてベッドの上で迎える覚醒。
額には薄っすらと汗が滲んでいた]
[こんな夢は見た事が無かった。
まるで本物のカフェに立っている様な、音が無かった事だけがリアルと違ったように思える。
近頃は不思議な事ばかりだ。
異邦人が現れて、バグ騒動に巻き込まれてから、
簡単に人が倒れて、そしていなくなる。
これ以上仲間が倒れる様ならば、精神は悲鳴を上げるだろう。
耐えられそうにもない。]
そうだよ、何で今まで誰も、何も言及してこなかったんだよ。
あからさまに怪しいのが居るじゃないか。
[誰にも聞こえない、自室だから言える]
あの筋肉は存在自体バグだろっっ
どこの世に逆立ちしたまま寝られる図書館従事員が居るんだよ。
[王様の耳はロバの耳。
コレだけは突っ込まずには居られなかった違和感を吐き出した後、
気分を切り替える為にいつもの様に身支度を整える事にした。
その頃には、多種多様な個性を包括できる図書館の有り様に感謝できるいつもの自分に戻っていた事だろう**]
[ただいま、と会議室に戻り、レコーダーを再生する。
おなじみの作業。
いざ投票用紙に、名前を書くとなって]
今回のは、リュカみたいに、確かにバグだっていうのとは違うんだよね。
いくら本人以外全員がいぶかしんでいたとしても。
今頃、リュカは怒ってるかな。
まぁ、僕はそこそこに下衆だよね。
[青い髪の女の子を思い出しながら、最後は消え入りそうな声で。
「アリーセ」の名前を投票用紙に書き付けて、用紙を丁寧に折りたたんで置いた。]
/*
そういえば、「使えない」よりも「死んでくれてありがとう」の方が仲間がいる分きっつい印象を与えるかも、って失念してたなあ。
[僕がムキムキになる事について、よからぬ話がフェリクスとシメオンの間で飛び交っているような気がするのは果たして気のせいなのか。
くしゃみをするフェリクスにはどきりとして]
いやいや、筋肉師匠のようになるにはあと57年ほど頑張らないと無理な気がします。
でも、常識の範囲内の筋トレなら出来るようになりたいです…。
昨晩は4回しか出来ませんでしたから…。
[飴玉を食べてくれるアリーセに向かって微笑む。
バグと思おうが、何だろうが、可愛い女の子にさらっと物をあげるのは、イケメンすぎてハードルが高いのだ。
だから賄賂。
その後の考察を聞けば全く効果は無かったようだけど、仕方ない。]
[先刻、ローレルに補足を入れてもらったところや、シメオンの「あれ?」の意味が、自分が予想していた意味とは間逆だったと言う事を聞いて]
ありがとう。でも自分でフェリクスがリュカとアリーセが両バグが無い事を捨てた事について違和感があるかどうか考える事が出来たから良かったかも。
ちなみに、リュカ、アリーセ両バグ無いという持論を捨てたところで、一度撒いた疑いはいつでも回収できる布石になると思ってるから、だから今まで考慮してなかったんだよ。
でも実際バグだったらやりづらさという難易度は10段階中8ぐらいだろうから、フェリクスの事は信じていいと思うよ。
やっぱり思考の流れは自然だと思うし。
実際、これでバグ騒動が収まらなければ…。
僕とフェリクスが疑いあって、その判断をローレルかシメオン、もしくは両方が判断する、という状況まで、
限界まで情報整理をされたような気がする。
だから、フェリクスが明日があれば、と恐れている事が僕にも同じように感じられる。
同じであって欲しい。
それはフェリクスが非バグだって示す感情だから、彼がウソをついていないで欲しいね。
[思いついた事をぽそりと]
[直近のフェリクスには]
そうだっけ?バグって自分が生き残る戦略の為ならあえて誰も襲わないって行為を出来るような気になってたけど、
そこまで予測の立てられる僕の頭がどうにかなってしまったんだろうか…。
正直、犠牲が少ないならどれだけ良いかと思う。
ローレル・シメオンのうちどちらもマーティンに非バグだって言われたわけじゃないんだもの。
[直近のシメオンに]
情報が増えるのはアリーセ廃棄だろうなってわりと直ぐ思ってたけど、
いざその時が来るとなると、感情的には別物だったんだよね。
[アリーセの問いには]
ん?僕の初回スキャンの希望は、第一希望、アリーセ、第二希望フェリクスじゃなかったっけ…?
ちょっと確認してみる。
[レコーダーを再生して]
なるほど、「初回のスキャン先はリュカであるとして」のところが紛らわしいんだね。
僕は既に第一希望という名称でなく、アリーセをスキャン希望すると言っているんだ。
既にシメオンが希望を言った時点で締め切られて、初回スキャンがリュカであると把握してたから、それの確認の言葉が紛らわしかったんだね。
[フェリクスに向けて]
僕も、正直支えてもらった人間のうちの一人だから、
アリーセだけいなくなるとかそんな事考えてもなかったんだけど、実際、どうなの?って考えたらその想定もあるって思ってね。
自分の主観と、「出来る事が可能な事」って混ぜて判断しちゃいけないって常に思ってるからね。
[アリーセへ]
そっちか。
それはどうせマーティンの判定なんて出ないだろうから、筋肉スキャンの芸を見たくてだね…。
だから本当に知りたいのはアリーセのことであるのは変わりないよ。
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