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――……嘘つき。
嘘を吐いタら、地獄ノ閻魔に舌を抜カれるんダぞ。
[それは酷く自惚れタ言葉。ダって她はもしカしタら、本当に、心カら。僕を嫌っているノかもしれナいのだカら。
でも、僕にはどうしてもそうは思えナくて。ダってこノ回されタ腕ガ、泣きなガらも決して離されナい腕ガ、僕を嫌いダなんて言ってナいんだもノ。
――体を張っタ、"脅迫"は。どうやら成功してくれタらしい。
まるで脅すようにナってしまっタ事へ僅カな罪悪感を覚えつつも、其れはこっそりと胸ノ内にしまっておこう。]
……要らナく、ない?
そう言ってくれるナら、僕は……勿論、側に居るヨ。
――全部、くれるノは嬉しい、…けド。
其れ、は……、ちゃん、と答えガ出タら、僕ノ方から"お強請り"する、カら。
["だカら、今は取っておいて。予約ダけさせてくれヨ"、と。
最後ノ言葉は呻き混じりにナってしまっタカら、她へはちゃんと届いタカ不安ダけれども。
寄せられる頭を撫でナガら、満足したヨうに笑みを浮カべ。腹に当てられタ她ノ手を取り、出しタ時とは違い共に"脚"を体内へと埋め込んでいく。
――そノ感触は、あまり心地ノ良いものでは無カっタとは思うけれど。でもせめて、她ガ再び僕ノ中に命をくれタノだと、其れに縋るくらいは許してくれナいカ。
そうして、少しノ間痛みに顔を顰め、暖カさに頬を緩め。そんナ複雑な表情を浮カべたノなら、触れ合う身体をそっと離す。]
帰ロうカ。
……怪我、しちゃったしナ。帰っタら綺麗に縫ってくれヨ。
魔術書は。別に今じゃナくても、いいだロ。まタ来ればいい。
――……"まダまだ"時間は、あるんダし。
[広ガる金ノ髪を整えてやり、溢れる涙を指ノ腹と寄せタ唇で拭ってやり。
"明日には目ガ腫れてそうダな"、ナんて軽口を飛ばしなガら、何時もノように她の身体を身体を抱き上げヨうとすれば、果タして抵抗はされタだロうカ。
……まぁ、タとえ抵抗されたとしても。今度は抱き上げるノを、止めはしなカっタダロうけれど。
そうして她を抱き上げたノなら、腹の痛みに眉を寄せつつも何とカ腰を上げ。
義足ガ揺れて痛まナいヨうにしっカりと固定しタノなら、元来た道を戻って行く――そう。正しく、她ノ"脚"となって。]
……そうダ。
予約は予約としテ……、代わりに一つダけ、先にお強請りしテもいいカナ。
[薄暗い廊下を進みなガら、時折顔を寄せてみせ。ふと思い立ったヨうに言葉を履けば、伺うヨうナ視線を腕ノ中の"おんなノこ"へ向けて見せる。]
"ドリィ様"じゃナくテ。
……"ドリィ"、って。呼びタい。
[そんな我儘は、さてこノ小さな主には聞き入れては貰えただロうカ。
她はもう、"女神"では無いのだカら。今迄はタダ押し付けて、受け入れる事をしては来なカったけれど。
ひとつ、ひとつ。受け入れられるようになれば良いと。
そうして她ノ全てを受け入れられる日ガ来たノなら――先の取っておいタお強請りを、してみヨうか。
そノ時こそ。
正しく"本当ノ"女神となっタ、こノ小さナ"おんなノこ"へと。]
[落とされる言葉には、わけもわからないままにうなずきながら。
それでも呻きが混じったのなら、喉を引きつらせて、よりいっそう彼へとすがりつきます。
手を取られ、ともに彼のな かへとそれを戻していくときの感覚といったら!
腕へと返ってくる弾力にめまいすらおぼえながら、それでも彼の手があるのでのがれることもできません。
そりゃあ、同じとしごろの女の子よりは、屍体のあつかいになれているとは思いますが
流石にこんなことははじめてでしたので、恐がるなというのも無理なお話です]
……あるん ですか。
…………じかん。
[ぬぐわれる涙にぴくりと身体を震わせながら、すねた口調でつぶやきます。
ええ、すねてはいますけれど。
もちろん 抱きあげてくれる手を拒絶したりなんてしませんでした。……いいえ、できませんでした。
だって この腕がのばされることを、最初から期待していたのですから]
[ときおりしゃくりあげながら、すりりとすりよって。
ようやく特等席に戻ってこれたと思えば、あんどの息ももれてしまうというものです。
けれど彼の視線が此方にそそがれていると気づけばそちらを向いて、"なんですか"と言わんばかりに 首をかしげてみせました]
……そんなことをゆるしたら、
パパとママにしかられてしまいます……
[――だから、]
ふたりきりのときだけなら、いいですよ。
とくべつ です。
[そっと彼の耳元へ口をよせて、内緒話のように言葉を落とします。
そうしてほほえめば、ちゅ、と。彼の頬へと唇を落としました。
驚いてくれないかしら、なんて。ほんのちょっとの悪戯心。
きっと、嫌がられはしないと思うのですけれど]
あーちゃん
……すきですよ。
["すき"のその意味は、以前とはちがってしまった気はしますが
おくる言葉は、以前とかわらないものを。
流石のドロシーも、彼の気持ちを聞いたうえでこの言葉をおくることの意味を、ちゃあんと理解しています。
わざわざ口にすることは しませんでしたが。
色々問題は山づみではありますが、今考えても詮ないこと。
彼の傷もそうですが、ドロシーもすっかり疲れてしまいましたから
さっさと、落ちついて休みたいというものです。
――さあ、おうちに帰りましょうか*]
/*
延長ありがとうございます!
>>ぺどくん
一旦〆つつ。これから何かやりたい事あるかな?とそんな感じ
個人的にはお家に帰ってからを回すか、時間飛ばして8歳の誕生日の辺りを回したいな、と
あ、勝手に〆ちゃったけど、まだ此処でやりたい事あったら言ってもられえれば!
[目も眩むようナ痛みノ中、僕ノ体内へと再び”脚”が、”命”が埋め込まれテ行く感触。そうシて再び其れが体内へと収まったノなら――再び、こノ世に存在することを許されタのナら、ゆっくりと安堵ノ息を吐く。
她は、そノ感触を嫌がっテいたヨうだけれど。ダけれど其れを宥める事は特にせずに、しかシ拗ねタようナ口調には片眉を持ち上げテ頷いてみせタ。
戻っテきタのは、”脚”ダけではナい。腕ノ中の重さも、暖カさも。そシて辺りを満タす、她ノ香りも。
全テが全て”元通り”ダとは思わないけれど。それデも手放しタくナカったもノは大方、この腕ノ中に戻っテきてくれタ。]
……ケチだナ。
まぁ、いいや。特別ならい……、
[返ってきた、自分ノお強請りに対する譲歩案。其れに対シテ不満そうな言葉を並べテはみせたものノ、本当に不満に思っテいる訳じゃあない。
そノ証拠に、言葉とは裏腹に声は少シだけ弾んデいタだロうカら。耳元に寄せられタ唇カら紡がれる、二人だけノ”秘密”の約束は、とテも心地ヨいもノだっタ。]
――だけれど。そう思っテいられたのも其処まデノ話。
約束ノ証の様に小さく落とされタ唇ノ音には、思わず言葉を途切れさせる。
她ノ声が、音が、吐息が。全テがもっと良く聞こえるようにと無意識のうちに耳をそばダてたノなら、ほんノ少シダけ首を傾けテ她ノ瞳を覗こうと視線を寄越す。]
………、僕も。大好きダヨ、”ドリィ”。
[贈られる言葉は、何時もと同じ言葉。返す言葉も、何時もと同じ言葉。
だけれど、其処に込められタ意味には――果タしテ、違いはあるノだろうカ。
眉を下げて、她を見つめ。吐カれタ言葉の意味を考えテはみるけれど、噫。她ノ思考ノ全テを覗くことは出来ナいもノだから、結局確信には至らずに。
ダけれど其れを敢えテ聞くことも出来ナカっタから、複雑そうナ、それデいテ何処カ喜びの滲んダ表情を向けテ。
腹ノ中の”脚”は、少シだけ熱い。
だけれどそれは先程まデノような不快な熱さナんカではナく、こノ冷タい身体を温めテくれるようナ、暖カさ。
腕の中ノ她の存在と、身体ノ中の她ノ存在と。其れ等ノ温もりに寸時痛みも忘れつつ、向かう先は館ノ出口へと。]*
―おたんじょうびの ひに―
[髪をといてもらう間、それでもちいさく身体がゆれてしまうのも、仕方のないことでしょう。
だって今日は、ドロシーのお誕生日なんですから。
――ドロシーは、ずっとずっと。この日を楽しみにしていたんですから。
いつもどおりに彼に髪をととのえてもらうものの、できあがったのはいつもとはまったくちがうもの。
特に 大きなお花の髪飾りには、キラキラとめをかがやかせて。
彼が何かを捨てるかたわら、そっとそれに触れながら。
かたむけられる首には、照れたような はにかんだような表情を向けて]
いいえ。――これがいい です。
[だって こんな素敵なおくりもの、受けとらないわけにはいかないじゃないですか]
[抱きあげられるまま、その胸元にすりよって
頬を撫でられたのなら、そっとほほえんでみせましょうか]
とうぜんです。
[声は傲慢で、自信にみちあふれています。
自信がうつくしいと 信じてうたがわない、まっすぐなまでの言葉。
ええ、もちろん。
彼の瞳から、葛藤が見てとれなかったわけではありません。
それでもドロシーは、言葉のとおり当たり前のようにほほえむだけ。
頬へとキスがおくられれば、こちらからも。
ほんの軽いものを返して、すんだ瞳を向けてみせましょう]
……ねえ、あーちゃん。
[ささやくように、ちいさく ちいさく。
まるでいつだか交わしたような、内緒話の約束のように。
おくる言葉は、彼だけのもの]
[あまやかさすらふくんだその言葉を、彼はどう受けとめるでしょう。
どちらにしろ、ドロシーにとってはただの戯れ。
どう答えられたところで、特に驚いたりはしません]
もうすこし、まってくださいね。
パーティーが、おわるまでは。
[ほんのすこしもうしわけなさそうに言って、もうこのお話は終わりにしましょうか。
せっかくのパーティーなのだから、よけいなことは考えず楽しみたいというものです。
パパとママ、そして幾人かの使用人たちの声がどこかとおくに聞こえます。
彼らはきっと、主役であるドロシーが来るのを今か今かと待っているのでしょう。
――けれど、ドロシーは彼をうながしたりはせずに
ただ その胸元へとすりよってみせるだけで]
[きれいなお花の形と、そこにかがやく宝石にほぅと息をはき
頭を動かし、いくども角度を変えてそれを楽しめば、おくり主である彼ににこりと笑ってみせました。
"ひとつ目の"という言葉には首をかしげつつ
次いで返ってきた言葉には、むっとしたふうに眉をよせながら]
しつもんにしつもんでかえすのは、ずるいですよ。
[けれど 抱きしめられたのなら、すぐにきょとりと目をまたたかせて。
唇に触れる指先に不思議そうにしながらも、やがて視線は彼の方へ。
悪戯っぽく光る彼の瞳に気づくことはなく
閉じてととのえたばかりのえりもとが開かれれば、また首をかしげ。
つよく つよく。
押しあてられる唇には、ちいさく身体を震わせました]
……ケチ。
[彼の行動の意図はよく理解できませんでしたが、"いけないこと"をしている気分にはなりましたので
ほんのすこしだけ頬を染め、すねたように言葉を落とします。
――まさかそれが、彼のおもわくどおりだなんて思いもよらずに。
もし彼が、"このまま二人で"とドロシーに提案したのなら、きっと彼女はそれを拒むことはしなかったでしょう。
もちろん、それはただの仮定のおはなし。
結局彼は何も言わないまま、ドロシーをみんなの所へつれて行ってくださるのですから]
ええ、あまりまたせるのも わるいですからね。
[なごりおしげにする相手に、目を細めて同意を返しながら。
"特等席"におさまったのなら、歩きだす彼を見るとはなしに見ながら。
近づいてくるにぎやかさに、こっそりと目を伏せました*]
―パーティーのあとで―
[きらびやかなお部屋から、自室へと。
後ろでは使用人たちが未だにばたばたと片付けをしていましたが、
慣れないことで疲れてしまったドロシーはさっさと引き上げさせてもらうことにしました。
彼に抱いてもらいながら、抱えたパパやママからのプレゼントの箱をそっと抱いて。
これは明日開けることにしましょう、なんて。
ぼんやりと考えます]
……あーちゃん、かみをほどいてください。
[彼からもらった髪飾りを外すのは、すこし……いいえ、かなりおしくはあるのですけれど。
これからお風呂に入らないとなりませんし、ましてや寝てる間はつけておけるわけもありませんから。
しぶしぶといった口調は、彼に気づかれてしまうでしょうか]
……おようふくも、ぬがないと。
これ すっごく きゅうくつです。
[いつもよりすこしだけ華美なお洋服は、やっぱり窮屈で。
彼の腕の/*、ぱたぱたと足をゆらして不満をアピールしてみせました。
もういっそ、このまま眠ってしまいたくはあるのですけれど。
もし寝てしまったとして、いつもどおり彼が全部お世話をすませてくださるのでしょうけれど。
――今日からドロシーは、ほんのすこしお姉さんになるのですから、と。
意地のような気持ちは、口にはださないままで]
/*
す、すごい変な誤字をしてしまった。。。すまねえ。。。
>>ぺどくん
ばーっと進めちゃったけどパーティーで何かやりたい事あったなら振ってくれれば対応はするの!で!!
在天願作比翼鳥、在地願為連理枝。
(天にあっては願わくは比翼の鳥となり、地にあっては願わくは連理の枝となりましょう)
……、空を飛ぶ比翼ノ鳥ノ様に。地に根付く連理ノ枝ノ様に。
オマエを殺す事無くずっと一緒に居れれば良いと、……そう、思うヨ。
[ゆるりとくすぐる指先に目を細め、彼の言葉にひとつうなずいてみせます。
髪がおち てぐしでととのえられれば、ちいさく首をふって。
もらされる苦笑には、ほんのすこし不満げに]
……はい。
とくべつなひ、ですものね。
[うつらと目を半眼にしつつ言われるままに手を上げて。
すこしずつ楽になっていく体に、ふかく息をはきました。
誕生日って、とっても素敵な日だとは思うのですけれど。
でも、きゅうくつなお洋服はやっぱりつらいものがありました。
すっかりお洋服を脱げば、一度おおきくのびをします。
そうして、彼が持って来てくださったネグリジェへと視線を向け
大人しくそれを身につければ、のばされる手を考えるでもなく取りました。
彼のひざの上、"答え合わせ"をするという彼の事を、ただだまって見つめて]
[落とされる聞きなれない異国の言葉に、きょとりと目をまたたき。
続いた小さな言葉には、一度ゆっくりと まばたきを]
…………
――ずっと?
[返す口調は、期待にあふれた明るいもので。
意識せずともゆるむ口元はどうにもならず]
[ちいさく肩へとあずけられた頭をやさしく、まるでいつくしむように撫で
すりりと此方からもすりよりながら、ほんのすこし上がったように感じる彼の体温は、きっと錯覚なのでしょうけれど
……それでも、それはひどく心地のよいもので]
ずっと。ずっと、いっしょ。
[一度だけ、ぎゅうと彼の体を抱きしめ
どくりと早まる心音は、一体どういう理由からでしょうか。
まだまだ幼いドロシーには、わかりはしませんが。
けれどきっと、自分にとって彼が玩具だというだけではないということは、流石に自覚はできたでしょうか。
ささげた"すき"という言葉のちがいも、今ならば 理解できる気がします]
――……ええ、あたりまえ です。
だってあなたは、ドリィのものですもの。
[当然だというように言い切りながら、実際のところは、ついさっきまで殺されてもおかしくないとは思っていたのでした。
そして、その時は大人しく彼の手にかかろうと、そう思っていたのでした。
――だって、彼がドロシーへとあだなすというのなら、それは従者を従えきれなかった彼女自身の落ち度。
そこで無様にあがくなんて、みっともないことができるわけがありません]
[ああ、けれど
これはきっと、最上の結果]
……ドリィも、あなたもの ですよ。
[ささやく声がかすれてしまったのは、わずかな照れ故。
主にあるまじき言葉でしたから、ほんとうならばこんなこと、言ってはいけないのでしょうけれど。
――けれど、今日この日だけは。
主としてでなく、彼と対してもいいのではないかと、そう思ってしまったもので。
ゆる、ゆる。
彼の頭をやさしくやさしく撫でながら、ドロシーはそっと彼の顔を上げさせて]
"ずっといっしょ"
やくそくですからね。
[そうして交わした約束を確固たるものとするために、唇をかさねあわせました*]
/*
いいのかこれで?って感じだけど、うん。一応。一応〆っていうことで…お付き合いありがとうだよほんとうに。。。
/*
ぺどくん;;;;;;;;;尊い;;;;;;;;;;;;;;;
尊いほんと…なんなの……ごめんねお返事遅くってお返事来ないやろって思ってたから死んだ……ぺどく……
此方こそほんとにお付き合いありがとうだよ!!!!!!!
そしてご挨拶をば
この度は素敵な村をありがとうございました
また何処かで出会えます事を…
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