情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
『ヨカッタね、シグルド イマはキゾクセイ、シグルドのチカラアップ!!』
そ、そうなの?
[道理で体が軽いわけだ
外を除けばシェイと目が合う >>102
お辞儀されたので、こちらもお辞儀を返す
その他にも、いろんな人がいた >>103
そちらへもお辞儀をし、さてこれからの事を考えるのであった*]
[ジェムを受け取ることに躊躇するセルウィン >>114 に首を傾げる
その後、頭に電球マークが浮べば、差し出した手からジェムを1つ取る
乗っているジェムは4つ ちょうど、半分こだ]
これでは駄目ですか………?
[仲間になるととことん甘やかす性分らしい]
『ピエー……ほんと、ムジカクってコワい〜』
え、無自覚……?
[虫祭りが終わったのは、ちょうどその時 >>115]
[そして紹介されるのは、いつかの鬼の面の彼 >>116
紹介を受ければ、こちらも挨拶をする]
シグルド、です…… よろしくお願いします、コンラートさん
[そしてセルウィンは彼に協力を持ちかけている
やはり仲間は多いほうがいいのだろう
そう思い、シュライを見ると、なんだか複雑な表情]
『ウーン………アヤしい………』
(そんなこと……だって、あんなに優しい子なんだよ?)
『ショウ、マジョはみんながみんな、いいヒトじゃナイ ウラギられることだって、あるんダヨ?』
『いいヒトばかりのアツマリなんて、ゼッタイにソンザイしない!!シグルドはアマすぎる!!』
[シュライにこんなに怒られるのは初めてだ
彼は昔魔女だったと言っていた それは経験則に基づくのだろう
しかし、簡単に裏切ることは、シグルドにとっては難しいのである]
(………もう少し、もう少しだけ信じてみよう)
[そう言えば、渋々といった様子で黙り込む
それを確認すれば、交渉中の彼らへと向き直るのであった*]
―*******の記憶―
[その時、俺が名乗っていた名は
その他の名前なんかは無かった
俺は普通に村の学校に通い、普通の人生を送るはずだった
俺の元に“契約者”が現れたのは、俺が高校1年生―――15歳のときだった
俺はその時、とりえがなかった
なんでもいい、自分の力がほしい
そんな体で契約を交わした
魔女試練には合格した そこで仲良くなった人達の背を踏みつけ、泥だらけの手で掴んでしまった称号だった
俺は後悔した どうして自分はあんなことをしたんだ
魔女になんてなるんじゃなかった そう思った]
[そんな俺に、一緒に合格した仲間が言葉を掛けた]
「泣いて申し訳ねえって思うくらいなら、涙拭いて、そう思う奴から貰った力を最大限に活かせ そうでもしなきゃ、なんであいつらはお前の踏み台になったんだ?」
[心が、軽くなった 力が、湧いてきた
自分にできることをすればいい
そんな意を孕んだ言葉は、俺にとって何よりの希望だった
その日から俺は、魔女として
人狼とも戦った
俺にもできることがある
そう、思った]
―記憶は、一旦途切れる*―
[突如、冷気が包み込む
ぶるりと身震いすれば、瑠璃のマントで暖をとる
シュライも寒そうに、首筋へ身を寄せてきた
彼らの交渉はどうなっているだろうか
凍った床を、杖をついて立つ
気を抜けばすぐに倒れそうだ]
『シグルド、オジイチャンみたい!!』
[デジャヴを感じつつ、2人が話し終わるのを待った**]
[2人が話している内容は、聞き耳を立てずとも耳に入ってきた
住宅街での喧騒は、やはり誰かが脱落していたからだろうか
その後もシュライと話していると、不意に座り込むコンラート
その様子に、彼に近づき身を案じる]
あの……大丈夫、ですか……?
[咳き込んでいる様子の彼 >>143
すると、現れたのは8体の雪だるま
協力を求められれば >>147 すぐに頷き、杖を構えた]
[飛んでくる雪だるまの1体を躱し、撲殺するセルウィン >>202 に倣って杖を叩きつける
すると、走り寄ってくる足音 >>188
まさかディアボロス……?
そう思い、振り返れば、誰かを抱えたカスパルの姿
ここの戦いには目もくれずに保健室へ駆け込んでいった
それを追おうとする雪だるまの1体を潰した
急いでいるようなので、邪魔だけはできない
ジェムへと変身させれば、残りの雪だるまへと向き直った]
[食堂からの喧騒は、セルウィンも気づいていたようで >>207
残りの1体を何とか潰し、倒した3つを回収すればセルウィンに向き直った]
行ったほうがよさそうでしょうか………
[喧騒はさらに激しく、その存在を主張してくる
2人が食堂へ向かえば、後へ続くだろう]
―*******の記憶―
[気づけば俺は立派な魔女になっていた
誰かを助けられる 自分にできることがある
そんな気持ちでいっぱいだった
しかし、無情にもその時は来てしまう
それは、高校3年の冬休み―――]
[希望の言葉をかけてくれた仲間は、今や現実でも仲のいい友人になっていた
俺はその日、その友人と自宅で勉強をしていた
忙しいながらも魔女として充実していた2年間
最高のものだった
そんな時、友人がふらりと立ち上がり、部屋から出ていく
きっとトイレにでも行ったのだろう そう考えていた
母の悲鳴が聞こえてきたのはそんな時だった]
[急いで部屋を出、階段を駆け下りる
もう古い日本家屋の階段がミシミシと鳴るが、そんなことを考えている暇などなかった
居間へ続く扉を開けると、そこには魔女姿で立ち尽くす友人、真紅に染まって倒れる両親
声が、出なかった
友人は振り返ると、歪んだ笑顔で俺に話しかける]
図書館司書 シグルドは、便利屋 ユーリエ を投票先に選びました。
[すぐに変身し、友人に斬りかかる
抵抗する気の無い友人は、すぐに魔女ではなくなった
彼は何故か消滅し、立ち尽くすのは俺だけ
う ら ぎ ら れ た
膝をつき、項垂れる
すべて、幻想だったのだろうか
誰かの役に立っているというのも、俺に力があるというのも]
[寂れた村で起こった雷堂家の両親惨殺事件は、そう大きくニュースには取り上げられなかった
その家には未だに誰も住んでいない
覚えている人は覚えているだろうが、今回の試練に参加している人の中では、知らない人の方が多いだろう
――何せ、もう20年近く昔の話なのだから]
―記憶は、途絶えた**―
[混戦する、食堂
2人についていくはいいが、その場所には見知った顔もあるわけで
雷光の魔女に斬りかかる人達と、それを抑えようとするセルウィン達
呆然と、立ち尽くしていた]
[自分が信じる者達の、敵対]
どう……して……
[自然と、口をついた
シュライはその様子に羽を震わせると、呟く]
『シカタナイよ、シグルド ココは、そんなセカイなんだから……………』
[悲しそうに、懐かしむように呟かれた言葉
その意味は、まだわからなかった]
[びくり
自分へ向けて叫ばれた言葉 >>236 に、肩を震わす
どうして……
僕は……… 誰を………
信じれば………?
双方を交互に見る
シュライはそんな様子に、そっと、体を縮こめた]
『………ヤッパリ』
[呟くシュライ
彼とて昔、そんな経験があった
ずっと信じていた人が―――
だから、彼は2人を信じ切れていなかった
シグルドといえば、2人を信じていたが]
『シグルド ボク、キミにはこんなオモイ、させたくナカった……… ゴメン…………』
[哀しそうに、零す]
『シグルド、キミは………ダレのコトバをシンジるノ?』
そんなの………
[目を伏せ、俯く]
そんなの………わからないよ………
[絞り出すように、シュライへ答える]
『イツカ、ウラぎられル そんなの、シってる
ゴメンね、ショウ ボクとオナジオモイ、させたくナカッタのに………』
[ふるり、羽を震わす
静かな後悔 シュライもまた、目を伏せた]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新