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[サラーナの嘶きに、顔を顰めながら腕を持ち上げる]
便乗お断りっ!
[振り返り、一拍置いて弦が鳴る。
今度は一撃で深く突き立ってくれ、ハァと息を吐き出した]
/*
あー、最後の判定描写不足すぎた気が。
「迫っていた蔦の中に」他の個体から〜、という脳内想定でした。こいつまだ元気だ、とサラーナが忠告してくれた流れです。
絡み付いてた蔦振り払う描写も抜けちゃってるし。もっと余裕確保できるようになりたいです…。
― 神域内部 ―
とりあえず。
[周囲を警戒しながら水を取り出して籠手の上から掛けておく。若干痛みが集中を乱しているが、我慢できない程ではない]
え、何?
[巨大植物の存在を認識するより前に、響いた怒声>>129に気を取られた。
真剣に怒っている様子は人間らしさを感じられて。心の距離感がまた縮まる気がした*]
― 神域内部 ―
[ついつい耳をそばだててしまった会話だが、流石に口を挟めるはずもなく。ただ、呆れたような竜の声にクスッと笑ってしまった。
共感はするけれど、素直じゃないななんて思いながら]
うわ、また厄介なのが。
あれに掴まっちゃったらさっきのようにはいかないよね。
[巨大植物を確認すると、少しだけ顔がひきつったが。躊躇っている場合ではないと、直ぐに頭は切り替わる]
でも、威力とか考えると。
…………。
囮になっておくんで、隙を見てよろしく!
[瘴気が薄れて>>141圧が減り、翡翠の風>>143は更に動きを滑らかにしてくれる。それならば。
基本防御に専念すると宣言して、果敢に巨大植物へと近づいていった**]
よっ、と。
[巨大植物内部を食い破るように迸る雷光>>178を見て、一歩大きく下がる。続けて石筍が巨体を叩き上げ>>179蔦の動きも大きく乱れた]
やらせないっ!
[最後の足掻きか後方に伸びそうだった蔦の前に割り込んで切り裂いたのは短剣の一撃。
次の瞬間には巨体が真っ二つとなって力尽きていた。>>180]
[残り火も霧氷が鎮めてくれてお仕事完了]
はぁふ。
流石、お見事ー!
[額の汗を拭って一呼吸。
笑顔で振り返り、大きく拍手をした]
えっ。
一人で大丈夫…ですか。
[主には緊張による疲労はあるので、ついてゆくとまでは言えず。予想外だったらしいこの状況下でも先行しようとするヴェルナー>>191に、声はかけたもののその語尾は下がっていた*]
はーい。
[軽い口調>>204に釣られ、片手を上げて背を見送る。
よいしょとサラーナの背から降りると、丁寧に汗を拭いながら撫でていった*]
― 神域内部 ―
[まずは相棒を労ってから。
クルリと周囲を見回して探すのは傭兵の姿]
あの。さっきはありがとう。
最初なんか、そっちの都合考えないタイミングで押しつけちゃって。ごめんなさい。
[他にも危うい場面で助けてもらったから、改めて礼を伝えておきたかった。
名乗りもまだだったなら、例によって姓をつけ忘れつつ伝えたりもした**]
― 神域内部 ―
[水を飲み、塩をひとなめ舐めて、次に備える。
戻ってきた気配に瞼を開き、背伸びをした]
力を合わせれば。切り抜けられる。
――はいっ!
[力宿す言葉>>209>>215に大きく頷く。
守護者のそれは普段眠っている力も引き起こしてくれるようで、王のそれは休憩では取り戻しきれなかった末端の力まで賦活してくれるかのよう。
元気よく声を上げ、漆黒の光の魔法陣へと踏み込んだ]
― 神域最奥部 ―
[転じた先は、広さの掴めぬ闇に包まれた空間だった。
これまでになく強い瘴気にクラリとしてくるのを、頭を揺すって振り払う]
純粋な、魔の、残滓。
[どうにか持ち直し説明>>212を聞きながら、巨狼と変じた闇の咆哮にグッと唇を引き結ぶ。
直後に光と風>>214が身を包み、フッと息を吐いた]
うん。
黒狼神は我らと共にあり。
いざ!
[ミーネの言葉>>221で肩の力も完全に抜け、口角を上げると色の違う矢を手に取った。
矢柄に独特の紋様が入ったそれは部族に伝わる魔除けの矢。慶事用に持っていたもので数は少ないが、ここぞと番えて湧き出した闇狼に向ける。
気合入れの文言は当人への呼びかけではないので、許して貰えると嬉しいところである]
[風の後押しを受けているが、相手も素早い。
額を狙った矢は僅かに逸らされて耳の付け根近くに突き立つ。
それでも効果はあったようで、手負いの狼は低い唸り声と共に後退っていった]
んっ。
[入れ違うように前へ出てきた狼は闇を吐き出してきた。
のしかかってくる圧は光の護りが除けてくれる。
意識を集中して前方へと鏃を向けた]
獲った!
[十分な手応えを確信させてくれるように、凝っていた闇が晴れる。
次は、と視線を巡らせれば、ダーフィトの槍によって闇に返される狼>>235が見えた]
心強いね。
[楽しんでさえいる様子に刺激されて唇が吊り上がり。
斜め後方に姿を現した影へ即座に狙いを付ける]
[逸りすぎたか、矢は前脚を掠めるに止まった。
注意は引けたようで、こちらに向き直り疾走する闇狼。
次の矢は間に合わず、サラーナが間合いを詰め返して迫る爪を避ける。
相手の機動が予想を外れて、脹脛から紅色が散った]
クッ。
[唇を噛みしめながら振り返る]
[不安定な姿勢から放った一撃は、不意もつけたようで闇狼の背中に確りと突き刺さった。
溶けるように消えるのを確認してから足を止め、取り出した小さな筒の中身を傷口に掛ける]
…大丈夫。
[すぐにどうこうなる傷ではないと判断してサラーナの首に手を添え、まだいけると伝え。
状況はどうなっているかと、顔を上げた*]
― 回想/移動前 ―
役に立ててた?
良かった!
[戦いの余韻に上気していた頬が、礼を返されて>>235もう一段染まった]
遠くの国?
今度ゆっくり話も聞かせてもらえたら嬉しいな。
あ、あたしはイングリッド。
改めてよろしく!
[外国の話を聞ける機会は多くないので興味深い。
期待をこめて答えながら、どうにも癖で足りない名乗りを返したのだった**]
/*
あ、アンカーミスが。
>>238の>>235は>>234でしたね。一応訂正。
そしてメモに書き忘れてしまったけれど、王様は変換ミスどんまいです…[密やかになでなで]
― 神域最深部 ―
[光を纏ったジルが舞い、メレディスと白銀の竜が闇空より切り裂き、ミーネが言葉通りにぶっ飛ばし、ダーフィトの剣と槍が闇を薙ぎ払い、ヴェルナーが黒白双剣で闇に還してゆく。
王の周囲には浄化の風が巻き上がり、触れる者を纏めて鎮め]
させないからっ!
[それでも怯まず駆け込もうと身を沈めた闇を見つけて、弓を引き絞る]
[呪い矢は闇狼の出鼻を挫く。一撃必殺とはいかず、続けて掴んだ矢は通常のものだったが]
消えろっ!
[穿った穴は場に残る清浄な気が注ぎ込む口となったか、身震いするような動きをした後、闇に溶け消えていった]
あ、また楽になった。
[周辺の瘴気は流れて>>284てゆき。
集う光>>288が更に闇を薄れさせる。
キョロキョロすると光の武具を外した姿>>288が見えた]
ジルさんありがとう!
[手をあげて一息つくと、守護者の宣>>296が届いてきた]
[先陣を切るダーフィト>>300の後姿に、頼もしさと信頼の籠った視線を向ける。
負傷もしているようだが彼なら大丈夫。根拠はなくでも確信に近いものを抱いて]
任されました!
負けないんだからっ!
[翡翠の光舞う風>>309に乗って相棒と共に後を追い駆け、巨狼の鼻先へと牽制の矢を放った**]
― 神域最深部 ―
[高く澄んだ声>>312が響き、巨狼の視界を遮る霧氷から銀華が宙に舞う。玲瓏たる歌声も頬に触れる冷たい感触も集中を乱すことなく、むしろ意識を研ぎ澄ませてくれた]
こっちにも、だよ!
[クロスボウの矢に向く巨狼の意識を、下から鼻先を掠めるように飛ばした矢で散らす。
癒しの風光の恵みによって手首や脹脛の痛みも消え、サラーナが地が蹴る音も力強く克つ軽やかに。
煌めく光や翻る大剣とも呼吸を合わせて、巨狼を惑わせ苛立たせようと、鼻先や目の近くを狙い続けた]
[ダーフィトの声>>318に反応して身を翻す。
迸り下る雷光の衝撃に目を細めながら巨狼の姿を窺えば、地に伏せられ蔦に絡まれ身動きが取れないよう]
それならっ!
[効果は短いかもしれないと聞き、即座に前肢が水鎖で更に絡め捕られるのを見て、少しでも動く力を削ろうと後脚の一点に狙いをつけ素早く重ね矢を放った]
!
[背に駆け上がり剣を突き立てたダーフィトを振り落とす勢いで魔狼が巨体を捩る。
じっと見つめる先、抉られた場所から炎が噴き出して目を見張った]
すご、い。
[無事に飛び降りたダーフィトも、その手際も。
動かなくなった巨狼にもまだ警戒は残しつつ、ハァと息を吐いて呟いた*]
[顕現した紅に輝く漆黒の巨狼。
魔なる存在とは明らかに違う神威に言葉を失い見詰めていた。
けれど、何故だろう。
畏れは確かにあるが、遠き存在とは思えなかった。
唸り声が笑うようだったからか。
黒衣の守護者の笑みが重なって心がどこか温かい]
……しばらくはあのまま?
[我を取り戻したところで目を瞬く]
ふ、触れることも許される、のかな。
[任務達成の解放感に浸りながら。
最初に思ってしまったのは、そんなこと*]
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