情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
【2】監査局長 シュナウザーは、【2】外務長官 フィオン を投票先に選びました。
ええ、もちろん僕も同じ考えです。
このように無益で無意味な騒ぎは早急に、
なるべく後腐れのない形で治めるべきと思っています。
[>>1:278我々は最終的に望む体制こそ違えど、
その一点において考えは一致していると言っても良い。]
我々の本当の敵は、我が国を付け狙う諸外国に他なりません。
故に、ぜひとも手を取り合って頑張りましょう。
[どす黒い空気が流れる中、柔和な笑みを浮かべると、
ようやくティーカップに口をつける。]
――さて、本題に戻りましょうか。
貴殿の仰る通り、国璽が盗まれた可能性も考慮して。
まず調べるべきは文書に偽造の痕跡が残っているか否か。
書式、筆跡、印影、書の折り目の付け方に至るまで。
目を凝らして不審な点を洗い出すとしましょう。
次に、国璽が盗まれた形跡があるか否か。
厳重に官吏されている国璽を盗むなど容易いことではありません。
何か証拠が残っている可能性は十分に考えられます。
この辺りを念頭に置いて調査したいのですが……。
[「他に何か調査の案はありますか?」と問うてみよう。]*
/*
こんばんは、ちょっと失礼します。
文書の真偽については私もリヒャルトさん(確認済み)も一切確定させていないので、キリングに至る材料に利用したいならしちゃっても大丈夫ですよ。
あと、もし誰も他に手を挙げないようならキリングやりますよー。
ただその場合、アレクシスが暗殺犯であることを突き止めちゃうと思うので、それで大丈夫なら……ですが。
/*こんばんは。
私も文書の真贋は流れを見て…と思っておりましたが、ご進言ありがとうございます。
キリングの申し出もめっちゃありがとうございます。レグザ嬉しい。消極的挙手と受け取り、とりあえずメモの方でも引き続き申し出を待ってみます。改めてお願いする場合はこちらからお伝えに伺います。暗殺犯であることを暴かれる分には全く構いません。むしろ話が進んだ方が皆さん動きやすいとは思いますのでそれはそれで本望です。
……そう仰られると思っていました。
[>>1殿下の答えは僕が予想していた通り。
どこまでも誠実で純粋で、清濁併せ呑む事を知らない。
彼がそんな御方だからこそ僕は貴方にお仕えしていて。
だからこそ、僕は。]
もしも臣の問に対して道理に悖るような答えをされていたら、
我らの中には殿下に失望する者もいたかもしれません。
[――しかし、そうはならなかった。
兄を敬愛すること変わらず、道義と仁徳を重んじるその姿に、
ここにいる誰もが殿下への忠誠を再確認したに違いない。]
殿下の御心を試すような真似をした事、お許し下さい。
……その代わり、という訳ではありませんが。
我が知略の全てを以て、今まで以上に殿下をお支えすることを約束致します。
[>>29殿下の力強いお言葉に恭しく頷いて。]
先程も申し上げた通り、例の文書の真偽については
我が監査局が全力を持って取り組ませて頂きましょう。
……しかし残念なことに、遺言が真実と証明されたとしても、
殿下の即位を認めず反発する者は間違いなく現れます。
[敢えて具体例こそ挙げなかったが、
軍部の強硬派を指してのことだと分からなかった者がいただろうか。
あるいは他国の間者という可能性も有り得るか。]
将来的に円滑な即位を行うためにも、
彼らを牽制し勢力を削いでおく必要があるでしょう。
故に、あらかじめ即位の儀の準備を進めておく事もご一考ください。
儀礼祭祀に関しては尚書の者……リヒャルト殿などが詳しいかと。
[そうすれば反対勢力は確実に浮足立つはず。
兄王子への挑発と取られる可能性もあるのが不安材料だが。]
また、殿下が仰せになった先王陛下の葬儀については、
殿下が主宰者となって進めるのは如何でしょう。
[古来より、権力者の後継を宣言する方法の一つが葬儀である。
ウェルシュ様が喪主として盛大な葬儀を行えば、民衆の多くは殿下を後継者と認めるに違いない。]
他の不安材料といえば諸外国からの干渉、諜報活動……。
まあ、こちらはフィオン殿に一任すれば安心出来ますね。
[この場にいるだろう彼をちらりと見遣る。
彼が外務長官として在る限り、他国の干渉など受け付けまい。
僕も安心して自分たちの仕事に専念できるというものだ。
――と、こうして幾つかの献策を行ったが、
殿下はどうお考えになっただろうか。
採用したか、却下したか、修正を加えたか。
何にせよ、僕は>>47リヒャルト殿に呼ばれて退席しようとして。]
[>>60その前に、殿下に呼び止められば。]
……情報というものには必ずベクトルが存在します。
誘導しようとしていたり、願望が含まれていたり。
発信者の利益を図る意図が多分に含まれているのです。
国内の不穏分子か、外国の諜報員かはまだ分かりませんが。
情報が流れる事で利益を得た者を探ってみるとしましょう。
[どうかお任せ下さい、と一礼して。
今度こそ彼の前を辞し、リヒャルト殿との内密な話に移っただろう。]*
―― 監査局 ――
[さて、相談と密談を終えてからだろうか。
僕は監査局に戻ると各人員に指示を飛ばしていた。]
まず、参謀本部と共に文書調査を行うチーム。
君たちは彼らと協力して調査を――妨害せよ。
無駄な場所を探させ、中身のない議論をして、時間を浪費させ。
表面上は手伝うフリをしつつ、裏で出来得る限り撹乱するんだ。
[逆説的に、文書が偽造だという証拠が発見されなければ、
それはつまり遺言が本物だと証明されたに等しい。
悪魔の証明を逆手に取った理論。
つまり実際の所、我々は真面目に仕事をする必要が無いのだ。
ただ軍部らが万が一にも証拠を掴まぬように、
証拠のでっち上げでもされないように見張っていればいい。]
[しかし、なにも探っているのが軍部だけとは限らない。
さらには万が一という可能性もあり得る以上。]
次に、もう一つの調査チーム。
君たちが文書調査の本命となるだろう。
先程の組が軍部の妨害をしている間に、先んじて証拠を掴め。
[やはり調査は行わなくてはならない。
真贋をはっきりさせて、本物だったと分かればその証明の。
贋作だったならば、その証拠を抹消する為に。]
それから、もう一つ。
玉座の間で陛下の遺言が示された時、
"偽物だ"という言葉は波紋のように口々に広がっていった。
[まるで仕組まれていたかのような。
何者かの意図を感じる。]
あの時、最初に偽造だと言い出したのは一体誰なのか。
これも併せて調べておくように。
……いや、見つけても拘禁の必要はない。
今はまだ監視だけに留めておくんだ。
[正直、探し出せるかどうか可能性は半々。
さらにその人物に本当に不審点あるかどうかも、おそらく半々。
まあ、何かが見つかれば儲け物、程度に考えておくとしよう。]
そして、最後に残った君たち。
[監査局の中でも、僕が特に信頼を置く者達を見回して。]
残る面々は僕とともに、先王陛下暗殺事件の調査にあたる。
これが弑逆であれ、敵国の工作であれ……
陛下の仇を決して許すことは出来ない――!
[その怒りの意志はここにいる誰もが共有していた。
もちろん、僕も含めて。]
監査局がフル稼働して多岐にわたる調査を行う以上、
おそらくすぐに予算が足りなくなるだろう。
だが、心配しなくて構わない。
僕には個人的な"スポンサー"が沢山いてね。
実は今まで出資してくれた金を溜め込んであるんだ。
[僕が今まで汚職に手を染めて手に入れてきたお金。
それらの殆どは手付かずで隠し場所に保管してある。
――金は手段であって、目的に非ず。
溜め込んだ資産をいま使わずに、一体いつ使うというのだろう。]
[また、もしも殿下や同志が資金難に陥ったなら、
こちらも僕の隠し財産から支援するつもりで。]
おそらく、騒ぎが収まるまで監査局は仕事漬けだ。
……斯く言う僕も、もう三日は家に帰っていない。
完全にワーカーホリックになっていてね。
[素直に心中を吐露するならば、今すぐにでも家に帰って、
ユーリエの手料理が食べたいし、子供たちの顔も見たい。]
しかし、今ここが我々の正念場。
決して怠ける訳にはいかない。
皆には苦労と迷惑を欠けるけれど――頼んだよ。
[約五十人の優秀な監査官たちにそう告げると。
監査局が設立されて以来、最大規模の業務が始まるのだった。]*
―― 回想:リヒャルトと ――
[場内に複数ある倉庫の一角。
――から繋がった、非常用の隠し通路。
>>156人気のない場所と言われてこの場所を選んだが、
尚書の補佐官である彼ならこの隠し通路の存在を知っていたかもしれない。]
いいえ、気になさらずに。
……わざわざ内密にということは、
何か重要な話があるのでしょう。
[彼が僕を苦手としているなど知る由もなかったし、
少なくとも、僕もまた彼を好意的に思ったことはない。
しかしながら、今この時は同じ人物を支持する同志。
>>157そういったわだかまりは抜きにして、彼の話に耳を傾けるとしよう。]*
/*こんばんは。昨日の件にてご報告にあがりました。
表にてフェリクス王子がお膳立てして下さいましたし、フィオン外務長官も応戦して下さるようなので、ひとまずはそのように動いてみます。
監査局長のお手を汚すには及びませんでしたが、暖かいお言葉感謝しております。今後の監査局長殿の後暗い犯行を草葉の陰から見守っております。
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新