情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
/*
僕はどんな展開になっても大丈夫なんだ。
初日にやりたいこと散々やらせてもらってしまったしね。
戦闘の邪魔になるなら理由付けて何処かに行っても良い位。
というか、いい加減色んな人とからもうぜ…!
(しかしこれはらんだむ神のせいだとおもうの!)
夜盲 ジャンは、青銀 エレオノーレ を投票先に選びました。
/*
何となく現在の発言数で投票先を変更してみます、が…。
普通に自分がつられる未来も見えますね。
だって、僕ですし。
しかし、耽美担当のエレオノーラさんが表から消えるのは勿体ない。
やっぱり僕が落ちれば良いんじゃないかな!
墓下大歓迎なので、落ちても全然良いのです。
心残りとすれば、話していない人が未だ多すぎr
―廊下―
[喉元を裂かれる痛みは小さなもの。
"父"にしか赦さぬ首元へ少女の小さな舌が這えば、
柔らかな金糸に指を絡めながら吐息が零れる]
――――…っ。
[飢えの苦しみは耐え難く、種の本能には逆らえぬ。
だから、貴女は何も悪くない。
想いは声にすることが出来ず、
ただ、慈しむようにその頬へ細い指先を添える。
牙が付きたてられる、その熱すらも愛おしい。
失われていく血液も、彼女の命となるなら惜しくもない。
宣言通りにその身を捧げ、そっと彼女を抱きしめる。
快楽とも苦しみからとも付かぬ呻きは闇に溶け、
それでも静かに微笑んだ]
[朦朧としていく思考、掠れていく視界。
――願わくば、
優しいこの子が自分の正体に気づきませんように。
そんな想いを置き去りにして、
彼女の背へ回されていた腕がゆっくりと脱力して滑り落ちる。
空色は瞼へ閉ざされ、暫し意識は闇の中*]
[ざわめきは、近く遠くに。
辛さも苦しみも、自分は無縁の生き物だった筈なのに。
嗚呼、全てが煩わしい―――――!]
…………。
[―――――…緩やかに、瞳は開かれる。淀んだ昏い空の色]
/*
えええ、そうなるの…!?
兎さんが僕をもえころしにきてるな。
此れは殺しに来てるな…。
しかしお嬢様が吸血を受けると、また狂気状態に入ると言う。
[一度目を開き、再び閉じて。
だから自分が目を覚ましたことに、
二人は気づかなかったかも知れない。
彼らの会話を聞きながら、
ゆっくりと身体の動きを思い出していく。
そっと横たえられた傍ら、
―――かつりと、大理石の欠片が転がった。
それを合図とするように、もう一度目を開けた。
指先でその綺麗な石を拾い上げながら、身を起こす]
言ってましたよね、貴方。
食べられるのも、好きだって。
[くすくすと肩を揺らして、薔薇の小瓶の中身を口に含む。
そのままツェーザルの頬へ手を添えて、
口移しで彼へ薬を飲ませようとした]
[ツェーザルの抵抗は、思った程にはなかった]
―――――…ンっ。
[彼の唇を奪い、液体を流し込む。
薔薇の香のするそれは、血よりは薄いが甘い。
一滴残さず注ぎ込むように、
彼の髪に指を絡めて顔を離さず、嚥下を促した。
長い口付けを終えれば、濡れた瞳の兎と目が合うか]
ツェーザル。
[名を呼ぶ声は、甘く]
ずっと逢いたかったんですよ。
…僕も貴方が好き。大好き。
[彼を見つめる昏い空色は、恋に焦がれた少女のよう]
……叩く? ふふ、どうして。
酷いことされたいなら、しても良いけど。
[彼の首元にゆっくりと指を滑らせる。
此方が吸血を望んでいることは、察されているようだ。
愉しそうに哂いながら、耳元で囁く]
しませんよ。痛いことは、何にもしない。
だから、貴方をくださいな。
駄目だと言っても、奪っていくけれど。
欲しいの。
どうしても。
[彼を抱きしめ、その首元へ牙を立てようとする。
相手が抵抗《痛いこと》を望むなら、応戦する心算で*]
[酷く怯えた様子>>214の彼を見て、何かあったのだと推察する。何があったのかは――心当たりがありすぎて、特定できないが]
――…そう、怖い思いをしたんですね。
貴方が無事に戻って来てくれて、良かったですよ。
よく頑張りました。
[偉い、偉いと、彼の頭を柔らかく撫でる。
眼尻に滲む涙を、指先で拭って]
叩きません。
たくさん、たくさん、撫でてあげる。
貴方が望むだけ、撫でてあげる。
[繰り返し確認する言葉>>215に、優しい声で。
何度も、何度でも、彼に伝えよう]
齧るだけ。 だって、
[未だ貴方に食べてもらうと言う約束、果たしてはいないでしょう?
そんな想いは声には乗せず]
あはっ。良い子。
[首を差し出す姿に、笑みを深めて。
まずは其の首筋に一度、唇を落とす―――、]
少しだけ、痛いよ?
[きっと彼は自分の想像もつかぬほどの齢を重ねた吸血鬼なんだろうけれど、あまりに怖がっているようだったから。
そっと優しく囁いて、拍動する脈へ牙を立てる。
舌に触る血の味は、濃く、複雑な深い味。
清らかな甘さの少女の血液とは別種の、しかし上質の。
酔いが廻ったように、彼へ向ける眼差しが熱を持つ。
深き渇きに未だ慣れぬ若い吸血鬼は、
抱きしめた腕を伸ばして恍惚としながら兎の頭を撫でた]
……美味しい。 思っていた通り。
[夢見心地にそう告げて、再度彼の首へ口付ける。
欲するまま、望むままに、血を啜る。散々喰らい尽くしてから、漸く彼を解放した]
―――――…えっ?
[そして、次の瞬間には。
小柄な少女は、元の男の姿へ戻っていた。
変ったことと言えば、被っていた帽子がなくなっただけ]
[何が起こったのか理解するまでに数秒。
――こう何度も正気を失っては、頭が可笑しくなりそうだ]
……あらあら、ツェーザルさんご機嫌斜め?
[伸ばされた指>>237に殺気を感じ、反射的に後ろに飛んだ。
散々吸血しておいて、どの口が言うかという台詞だが。
意識の転換で、反応は遅れた。
苦笑を零す男の首元から、少なくない量の血液が流れる。
折角補給したのに、無駄にしては堪らない。
裂けた服の上から肌を押さえて、少しでも失血を防ぐ]
嫌われてしまいましたか。 寂しいな。
[くすくすと悪びれない声。
そのままシルキーの傍まで後退する。
兎が会話もままならぬ様子なら、このまま逃げよう]
[傷つける心算も、吸血を重ねる心算もない。
多少でも怯んだり動きが止まってくれれば、其れで良かった。
そのまま兎から飛び退き、シルキーを庇うように着地。
男の右腕には新たに傷が一筋、赤が垂れる。
反撃の為、小さな動きで突進を避けた代償だ]
ツェーザルさん、またね。
助けようとしてくれて、ありがとうございました。
[今の彼に、声が届くかは分からないが。
大理石の欠片を一つ拾い上げる。戦利品として貰っておこう。
にこりと微笑むと少女の手を取って、
振り返ることなく立ち去った*]
―廊下―
[繰り返すが、元来、余り戦闘は得意ではないのだ。
兎から無事逃れられたのは、運が良かったと言えるだろう。
相手は追いかけてきそうになかったが、
それでもある程度の距離を駆けてから、漸く立ち止まった]
……すみませんでした。 色々と。
[繋いだままだった手を離し、少女へ苦い笑みを向ける。
色んなことがありすぎて、何を言えば良いのか分からない]
予想以上に危ないですね、この城は。
まるで吸血鬼に、血を喰い合せるためのゲームみたいです。
[父の趣向を考えれば、強ち外れてもいないのではなかろうか]
……不味い、追いかけて来た。
[確りと血を頂いたので、ツェーザルの居場所はほぼ分かる。
彼がこちらに向かって動き出したことに気付けば、
その意図は分からないものの、余り宜しくない事態な気はする]
逃げましょう。
[彼女の手を再度とって、会話は移動しながらすることにする]
[距離はあるので、駆ける必要はない。
相手の位置に合わせて、考えながら動けば良い]
――…良いんですよ。
言ったでしょう。僕は貴女に捧げると。
むしろ他の方へ意識が向いて、
お嬢様が更に危険を冒すことにならなくて良かった。
[彼女の謝罪>>292に首を横に振り、繋ぐ手にそっと力を込める]
この先も、僕の血は"当て"にして頂いて構いません。
傷ついてなど、いませんから。
貴女の糧になれるなら、それは何よりの悦びです。
[静かに浮かべる微笑み、告げる言葉に嘘はない。
とはいえ、彼女は其れをきっと喜ばないだろうから、
そういう事態に陥らない努力が先決ではあった]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新