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……言うまでもねぇとは思うが、俺の不在の間は、誰も邸に入れんなよ。
あと、中核には不用意に触れんな。
食われても責任とらねぇからな。
[助手の術師と、地下探索の一件の後、なし崩し的に配下認定されていたコボルド組にきつく言い置いてから、出発する。
前者はともかく、後者はなんか不安もあったが……とりあえず、考えない事にしておいた。**]
/*
ところで、なんというか。
両軍大将の触れ方が、なんかこう、ね……うん。
こっちが持ってる感情、それぞれに直球来るんだよいたいんだよあいかんじるよ!
……もー、ほんとにどうしろっての状態です、ぃぇぁw
[ちょっとてんしょんがおかしいいきものの数→1]
― カトワールへ ―
[転移術は、防御術と並び得意分野と言えるもの。
派手な攻撃の術よりも、そう言った支援や援護に長ける術を重点的に学んでいたのは、かつての在り方の影響なのだがそれはそれとして。
大規模結界術を発動させた後、僅かな仮眠を取った状態では、見知った地が目的地とはいえ直の転移は覚束ない。
故に、馬である程度の距離を稼いでから、転移を発動させていた。
転移する距離自体を短く刻む事で、術の安定とそれによる消耗を少なくする方法。
特異な触媒を用いるが故に、こんな細かい『節約法』は良く使われていた]
……とりあえず、ついたら、寝る……。
[なんて妙な決意を固めつつ、発動させた術は違わず目指す地へと青年を誘う。
文字通り、突然現れた事でちょっとした騒ぎも巻き起こったものの]
……エトヴァルト・ヘルグリューン。
主命賜り、賊軍迎撃の任に就いた。
……細かい事は、後で詰めるから、寝させろ。
とにかく、寝させろ。
[妙に鬼気迫る様子が効いたのかなんなのか。
要求通り、ゆっくり眠れる状況を確保した青年はその後丸一日眠り続け、それから]
……ん、情報感謝。
それじゃ、俺はグランツェルツ橋近辺に布陣して、迎撃の任に就く。
こちらの防衛計画は、そのまま進めとけ。
……勿論、抜かせる気はねぇけど。
[目を覚ました後。
改めてこちらの立場などを伝え、現状の戦況などの情報を得てから、ぞんざいな口調でそう告げて]
あー。
それと念のため、弓兵一部隊、借り受ける。
[状況的にも、長期戦となるとは思い難い奇襲仕様の迎撃戦。
完全に止められる、と言い切れぬ以上、後方は温存するべき、との思考もあって、弓兵一部隊のみを追加して。
準備が整い次第、慌ただしく合流予定の地──橋へ向けて出発した。*]
/*
えらい大雑把ですね
→PCに指揮官視点がほっとんどないからなぁ、今回
ところで寝させろ、って
→仕事中に何度かりふれいんしたフレーズd(
……眠いんですね?
→……いうてはあかん。
― グランツェルツ橋 ―
……さってぇ、とぉ。
[たどり着いた橋には派遣された部隊が集結し、既に事前に指示されていた作業も開始されているようだった]
あちらさんが来るまでに、どこまでできるか、か。
[小さく呟き、それぞれの隊長格を呼び出して状況を確認する]
係留鎖の展開が、どこまでできるかが、肝、だな。
ああ、石の投げ込みは、適当なとこで切り上げていい。
投げ込みすぎて、流れが変わると、逆に面倒だからな。
とりあえず、初手で『引っかける』事を重視しろ。
[そんな指示を飛ばした後、改めて地勢を確かめる。
肉体労働には手出ししようもない身。
そちらの作業は任せて思考を巡らせるのは、潜伏場所をどうするか]
……一番早いのは、幻術、か。
[それだとしても、どう巡らせるか、と思いつつ、ふと、視線を東へ向ける]
……しかし、まあ。
よく思いつくよなあ……。
[ほろ、と零れて落ちるのは、ごくごく小さな呟き。
今は尻尾毛玉な真白がきゅ、と鳴いて、微かに身じろいだ。*]
― グランツェルツ橋 ―
[作業の様子を見やりつつ、思い巡らせるのは、これから相対するであろう者たち。
要と不要を冷静に判じて動けるベネディクトへの評価は、こうなる前から青年の中では高いもの。
故に、油断は禁物、という意識が先に立つ]
……やるとなったら、徹底的にやるからなぁ、あいつ。
[そんな事を思いつつ、ふと、意識は過去へと逸れる]
― いつかの出来事 ―
[それは、いつの事だったか。
留学先で王子が見出した友。
奔放な王子に振り回されているような感があって、申し訳なくて。
それでも付き合ってくれる彼への感謝を込めて、小さなお茶会を催した。
振る舞うのは、自作のハーブティと、やや甘めの、こちらも手作りの焼き菓子]
……しかし、なんて言いますか。
[茶会の合間、王子がテーブルを離れた時。
ふと、抱えていた思いが、口を突いた]
君も、不思議な人ですねぇ……。
お仕事には一切妥協なく、やるべきをやる、のに。
カレル様には、妙に甘くて。
……まあ、甘くしたくなる気持ちは、何となくわかるんですけど。
[それは自分も同じだから、と苦笑を滲ませて]
それでも。
僕は、君に出会えた事は、良かったな、と思っています。
カレル様にはない視点、視野を持つ君が共にある事で、得られるものは大きい、と思いますから。
[ティカップを傾けつつ、零すのは滅多に晒さぬ心の内]
……それに、僕も。
君と知り合ってから、色々と見聞が増えましたし。
……まあ、正直、出会いの経緯を聞いた時は、大丈夫なのか、って思ったんですけどね。
[カップを置いて、紡ぐのは冗談めかした言葉]
まあ、これからも、色々と振り回してご迷惑かける事になりそうですけれど。
……カレル様の事、どうぞよろしくお願いします。
[居住まい正して礼の姿勢を取り、それまで言う機会を逸していた言葉を伝えて。
直後、悪戯っぽく笑って、カレル様には内緒ですよ? と軽い口止めを一つ。
未だ平穏だった頃の、ささやかな──ささやかすぎる、記憶の一幕。*]
……っと。
悠長に構えちゃいられねぇ、か。
作業切り上げ、全員配置につけ!
[指示を飛ばしつつ、右手に刃を突き立てる]
全ての礎、我が根源に応じよ。
無色の風は、全てを染める。
緩やかに染めよ、異なるものを。
描き出されるはあるがまま。
実を孕みし、虚の平穏……!
[紡がれる呪が作り出すのは、幻影。
内に危険な牙を孕んだ、何事もなく平穏な川岸の風景が作り出されるものの。
水位の不自然な変化までは、隠しきれるものではなく。*]
― グランツェルツ橋 ―
[両岸に広く隊を展開させつつ、青年自身の立ち位置は橋の上。
それは、仕掛けるタイミングを的確に測るがためのもの。
やがて、決して小さくない衝撃が伝わり──近づいて来た先頭の船が、動きを止めた。>>273]
……さすがに、警戒距離は保つ、か。
っても、それならそれで……。
[船団の距離感を計りつつ、小さく呟いて。
言いながら、ポケットから引っ張り出すのは、小さな笛。
唇に当てて、甲高い音をひとつ、鳴らす。
それは、掃射と突撃、二つの行動を促す合図。
直後に、右手の傷を薄く広げ、待機する部隊へ声を運ぶ魔術を発動させる]
弓兵隊は、先頭の船に向けて、一斉掃射!
ウルフライダーは、係留索投げた後、随時、近場の船に飛び込め!
チャリオット連中は、後ろの敵船の近くを駆けまわれ!
飛び込むのは、狼連中に任せろ!
お前らは、向こうを煽って判断狂わせるのに徹しとけ!
[指示は出したが、投げかけた係留索は、側面の金属板に弾かれるものも多いか。
ともあれ、実働は身軽なウルフライダーに、チャリオットには攪乱を担当させる。
その上で、青年自身は呼吸を整え、魔力を集中させた。*]
[突撃の指示は出しても、幻術の陣はまだ解いてはいない。
故に、あちらからすれば、『何もない所からが現れた』、ようにも見えるはず。
それでどこまで動揺を誘えるか。
そこはある種の、賭のようなもの。*]
/*
[自分の発言数とptを見る]
[首を傾げる]
過去話が多いのと、色替えでptくってるんだよなぁ……。
でも、共鳴組宛のは今の内に投げときたかったんだよ、うん。
……生憎。
その名前は、現在使われておりません、ってぇ、な!
[声の主の姿を視界に捉えつつ、言い放つのはそんな言葉。
別れた時とはまるで違う口調と、鋭さ帯びた声音は、ベネディクトにはどう見えるか。
いずれにしろ、青年が取る行動は、ひとつ。
自らの右手を裂き、紅を血石に食ませ]
全ての礎、我が根源に応じよ。
吹き抜ける風、集いて返事よ。
鋭く貫く、力の矢へと!
[血色の光が舞い散り、生み出されるのは風の力の矢。
それは迷いなく、ベネディクトへ向けて、飛んだ。*]
血晶術師 エディは、軍師 ベネディクト を能力(占う)の対象に選びました。
……動きが妙……とは?
[僅か、首を傾いでなされた説明を聞く。
陸からの干渉がほぼなかった……というのは、確かに不可解で]
……了解いたしました。
この場と、後続の部隊、しかとお預かりいたします。
[地上から見えぬものも、空からならば遮られずに見える可能性は高い。
そう、思ったから、返すのは迷いない諾]
……はい。
クレステッド様も、お気をつけて。
[頼む、という言葉に返す声音はごく素直なもの。
姿を消し、空へと消える姿を長々と見送る余裕は、状況にはないが。
向けた視線には、はきとわかる信の色が浮かんでいた。*]
……何故、か。
お前もあの、使者のおっさんと同じ事言うんだな。
[はあ、と。
零れ落ちるのは、大げさなためいき]
……ああ、確かに光だな。
それは、間違いねぇ。
……だが、あれは、俺とは相容れない。
それを理解した。
だから、相容れる側にいる。
……それだけの事だ。
[淡々と返しつつも、戦況を追う。
クレステッドの部隊がこちらに合流するまでの時間は稼がなくては、と思いつつ。
次なる攻撃の呪を紡ぐべく、左の手の刃を右手に宛がった。*]
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