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― 連邦軍駐屯地 ―
[一通りの見回りを済ませた後、自国兵がいる野営地辺りへと戻る。]
ふん、アマンドからの使者は特にないようだね。
[王子を迎えたい。あるいは、王妃らを迎えたゆえ退かれよ。という報はないのだ。マルール側も同じようなものだろう。]
出兵までされてる以上、今更出すこともできないか。
[王妃と子供。そして前王妃の王子。そのどちらも国外に逃れたと聞いたときは、それがどちらか片方ならわかるが、両方と聞いてなんの冗談よ?とは思ったものだ。]
[現状に至った仮定はいくらでもあるが、経緯はすでにどうあれ、付け入る隙を作るほうが悪い。]
勝ったほうにつく。しかできなくなったってとこかしらね?
[あちらを考えると、王都にいる面々に胃薬が大ブームになりそうね。とは思うのであった。]
― 連邦軍野営地 ―
[会見と偵察が終わり各国の率いる者たちが集められる。
使者との対談>>64に、だいたい思惑はこちらと同じか。と受け取る。
子供を継がせたいというようなことだったらしいのには、呆れるような納得するような感想をいだきながらも、緩く息を吐き、すぐに切り替える]
でしょうね、片隅で戦っていても意味がないもの。
これはマルールとの戦いであると同時に、ブリュノーに王都にいる人見知りたちに見せる戦いでもある。あっちもこっちも、互いに歓迎されるべくやらないとならないものね。
[戦場が中央平原>>65というのには同意しつつも、少しだけ皮肉気にいう。
近くに砦があるようだし後方の拠点として使えるが、劣勢にもなっていないのに守りを固めるなど...にとって論外であった。戦術的に勝てても中原を手放せば、政略的に敗北だという認識もある]
(さて、どうなるかね)
[騎士団はクリフとラルスがしっかり手綱を握れるだろう。
メレディスや自分もまた司令と足並みをそろえて動けるだろう。工兵を派遣した国はその兵としての特質上前にはでるなど間違ってもいう気はないだろう
もし何かあるとするなら、騎兵を連れてきた国…軍団長だろうか。戦果をとろうと思ってるならくるだろう。
そうすると、中軍は歩兵で、自分は左翼か右翼かしらね?
あるいは自分が先陣のほうがいいか。ただするとしても、司令官の格付けのために、指示に従うという形のほうが後々やりやすいか。と思い、クリフが求めるようなら、こちらに命令を下せ。とでもいうように、軽く視線をやるだろう**]
[移動は翌日となった。軍議が終わったところでメレディスを呼び止める。]
メレディスの坊主よ。アタシは先陣になったからね。少々フォローは難しい。
[むしろ後方からフォローしてもらう側だとかもある]
ラルフやらから色々言われてるだろうけど、とりあえずアタシから言えることは、精兵ともいえる兵ならば別だが、そうじゃないなら何度も命令を変えたりせず、できるだけ単純な命令でいくんだね。
目の前の敵を倒せ、守れ。退け。とかね。安易な命令の変更は混乱を生む。それをするぐらいなら後方の兵や予備隊にカバーさせるんだ。
といっても自分を守る兵まで動かすんじゃないよ。そうなるぐらいなら援軍を要請なさい。
そして攻めるときこそ、周囲をみる。突出しないように、ってね。
[と、ここまでいったところで苦笑する]
ま、今いったことの三割でもできれば上出来さ。
あとは生き延びてからだね。
王様なんだ。気張りなよ。
[闊達に笑い、バシッと背を叩くのであった*]
こりゃまた、戦場だというのに豪勢だね。
[戦の前に士気向上のため。ととるべきなのか、縁起が悪いほうで取るべきなのか。
そんな判断などとらずに、タラの塩漬けや、勝手知ったる野菜のスープを味わう]
食べたらゆっくり休みなさい。ああ、こら!暴れるな!まったく、いつまでたってもあんたらは子供なんだから!
[どこか野戦場のような賑わいとともに夕暮れどきは過ぎていった*]
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