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[竜巻は接近を目論んでいた黒騎士を巻き込み外へと放り出す。
放り出しれた騎士は他の騎士を巻き込みぶっ飛んでいった。
後方から放たれた矢も、竜巻の陰に隠れてしまえば弾かれてしまい道化師には届かない]
さて、どうしてくれましょうかね。
[己の魔力で作り出した竜巻は自由自在に操作可能だ。
指先一つでその行き先を変えながら、道化師は騎士を吹き飛ばしていった**]
心得ました。
[向けられた命>>*9を受けて返す声。
援護はイースが得意だろうから任せるが、その補助はする心算だ**]
[淡い光が照らす中、騎士の一に対して聖なる光と緋袴>>258が舞う。
スポットライトではないのが残念なくらいの滑らかな動きは、過たず騎士の首を聖なる短剣を突き刺し、舞うが動きで後方へと飛ぶ。
その後塵を攫うように竜巻が残りの騎士を蹴散らして行った]
おや惜しい。
[流すような視線でカヤを見て、わざとらしく呟く]
[竜巻を前方へと走らせると、それを大きく迂回した槍の騎士が道化師を狙い切先を突き刺してくる]
─── !!
[パチン、と指を鳴らすその最中、槍の切先は道化師を貫いて]
やれやれ、危ないところでした。
肉弾戦は得意ではないと言っているでしょうに。
[声は竜巻傍から。
騎士が槍を突き出した場所には割れた鏡のようなものが散らばっていた]
貴方方も砕けてしまいなさい。
[指を鳴らせば鏡の破片が浮き、騎士達へと襲い掛かる]
[面の大きい破片が騎士の一部へと触れると、呪が発動しその身体を鏡の中へと閉じ込める。
いくつかは破壊され封印に失敗したが、成功した数枚は道化師の下へと戻ってきた]
ではさようなら。
[騎士らを封じた破片を竜巻へと投げ入れる。
丁度、タイガが蹴り込んだ騎士ら>>269も竜巻へと巻き込まれ、破片は騎士へと当たり粉々に砕け散った。
いくつかの闇の気配が宙へと散って行く]
そういえば、貴方方の中身ってどうなっているのですかねぇ。
これは耐えられますかね?
[竜巻に巻き込まれる騎士らを見ながら首を傾げる。
どうせ聞いてはいないだろうから、と次の行動は早い。
竜巻に向かって指を鳴らすと、竜巻は燃え上がり、業火の舞いと化した]
身に纏う鎧で苦しみなさい。
[闇へと霧散するところを見ると、中身はあって無きものな気もするが、熱を感じるならば悶えることになるだろう、と]
[煌々と燃える竜巻は灯りにもなり得るか。
ただしそれは暴威を孕む、破壊のひかり、
近寄れば肌は熱に曝されることになるだろう]
次はどうしましょうねぇ。
[暴威を遠隔で操作しながら、道化師は次の策を巡らせた**]
[宙を走る風の衝撃波>>288に対し、くるりと身を翻す。
焔の竜巻にぶつかったそれは、自らにも焔を宿しながら弾き飛ばされ遠くの黒騎士へとぶつかった]
地獄耳ですねぇ。
[拳を振り上げるカヤを見て、クスクスと笑う。
そうしてから、チラと見遣るのは先程放たれた風の衝撃波の行く先。
竜巻に巻き込まれず弾かれたのは、それだけカヤの力に強度があったことに他ならない。
薄らと口端を持ち上げて、視線は再び黒騎士らへ]
硬いのなら柔らかくしてしまえば良いのですよね。
[くるりと右手を翻し、カードを一枚出現させる。
カードの背に左手を当て、解放の魔力を込めた]
動きがのろいのが難点ですが……まぁ良いでしょう。
[カードの表面が膨れ上がり、紫色の塊がいくつも床へと落ちる。
べちょり、べちょり。
床に落ちた後はそれぞれが丸く纏まり、ぷるんとした球体へと姿を変えた。
アシッドスライム、金属を溶かす性質を持つ魔物だ]
[べちょり、べちょり。
騎士の冑へと落ちたスライムは、今度は球形に戻らずにどんどん平たく広がっていく。
スライムに触れた箇所は酸により徐々に溶かされ、その強度を落としていく。
間隙を狙わずとも叩き潰せるくらいには強度は下がることだろう]
どなたかあれ叩いておいてくれます?
[物理攻撃は他人任せ。
スライムを回収してまた別の騎士へと嗾ける。
仮に誰も叩かなくても、その内竜巻の餌食になるのだった*]
[スライムをばら撒いていると、竜巻から風が手繰り寄せられる>>311のを感じた。
竜巻の風を使われたことは特に気にするところではないが、織り成された風の網には感心の念を抱く。
その流れで見るのは、黒騎士らの武器で、彼ら自身が傷つく様子。
道化師は面白げにそれを見ていた]
[スライムで脆くした黒騎士はクロート>>318が蹴り飛ばした騎士に巻き込まれ崩れ落ちていた。
スライムは既に付着していないが、酸に冒された鎧を斬るのは避けた模様。
それを聞いて疼くのは悪戯心]
おおっと手が滑ったー。
[棒読みで言いながら放り投げるのは魔力で浮かせていたアシッドスライム。
放物線を描いてクロートがいる方へと飛んでいく。
聖魔剣がスライムで溶けるとは思ってはいないし、狙いはクロートの更に後方にいた黒騎士だったのだが、彼はどんな反応をしたやら]
[べちゃあ。
見た目哀れと言えなくもない黒騎士らの装甲を下げ、彼らに挟まれるような位置に敢えて立つ。
剣と槍を携えた2体がそれぞれの獲物を振りかぶり、道化師を屠らんとした瞬間、その身を別の場所へと転移させた。
対象を失った騎士らは攻撃を止める間もない。
結果、お互いをお互いの武器で貫いて霧散していった]
ははははははははは。
[クロートの反応>>337>>338>>339に満足げな笑い声が響く。
毎度楽しい反応をしてくれるクロートを揶揄ったのはもう何度目か。
数え切れないくらいにちょっかいを出した自覚はあった*]
[偉そうな口を叩く魔神>>356の動きに合わせ、黒騎士らがその場から退く。
標的を失った竜巻はやがて失速し、掻き消えて。
ばら撒いていたスライムも回収してカードへと封じ直した]
一際硬そうですねぇ、あれは。
[己を護っていたイースの水膜を突きながら呟く]
イース、この水、他の溶液が混じっても操れますか?
[突いていた水膜を指差しての問いかけ。
可能なのであれば、これに強酸の溶液を混ぜて魔神にぶっ掛けてみては、と考えていた。
強酸の溶液は当然、道化師がアシッドスライムから精製した特別製である。
強酸を混ぜた水を操れずとも、隙を見て魔神へぶっ掛けることは出来るだろうと目論んでいた**]
おや、ワタクシの指示に従わせることも出来るのですか。
[溶液を混ぜ込めるだけでなく、他者の指揮下に置くことも出来る>>382というのは少し驚きだった。
己の魔力のみで術を発動させる道化師とは異なる系統の力。
別個の存在の力を借りて、と言うのは案外融通が利くのかもしれない]
ではしばらくの間、ワタクシに協力して頂きましょうか。
[イースの手振りにより自由自在に形を変える水膜>>383を見て、道化師は一時的に水膜を指揮下に置いてもらうことにした]
混ぜ込むなら濃縮したものの方が良いでしょうかね。
[パチン、と指を鳴らすと、掌よりも小さな小瓶が手の中に現れる。
指揮下に置いてもらった水膜に中身を混ぜ込むと、水膜がシュワッといくらか泡立った。
高濃度の強酸が水膜で希釈され、本来の効果を生む強酸の水膜が出来上がる]
タイガ、先に行ってますよ。
[魔王から指示を受けたタイガへ声をかけた後、道化師は強酸膜を引き連れ闇の魔神の前へと進み出た]
その鎧、粉々にして差し上げますよ。
[タンッ、と床を蹴り。
指先でくるりと円を描くと、円盤状の魔力弾が現れる。
魔神と一定の距離を取り、円盤状の魔力弾を相手へと放った。
魔神の動きは鈍い。
距離を保つのは難しくなく、けれど魔力弾は当たれど鎧に皹すら入れられない]
[だが目的は相手に打撃を与えることではなかった]
[魔力弾を放つ際、強酸膜を通るように放ち、強酸を魔神の鎧のあちこちへと付着させていく。
攻撃自体も、こちらへと意識を向けさせるためのもの。
隙を探し、隙を作らせるためのものだった。
攻勢を続ける最中、クロートから放たれた光の一撃>>373が魔神を襲う。
好機と見た道化師は、強酸膜を繰り、その全てを魔神へとぶつけ、弾けさせた。
他へと飛び散らなかったのは、精霊らの良心だろう]
後は頼みますよ。
[為すべきを為した、とばかりに言って、魔神から離れるのだった*]
/*
ワタクシの属性なんでしょうねぇ、と考えたところ、【仮面が本体】という全く関係のない決定案が浮かびました(
魔属性ではあるけど、闇属性ではないですね。
どちらかといえば時空属性(ぇぇ
[闇の魔神を食い破る獰猛なる牙。
刃同士の戦いはタイガに軍配が上がった]
相変わらずの獰猛さですねぇ。
[聖魔の力を取り込んだ影響もあろうが、獣の本能かくあるべきと言える。
己と正反対な本質を持つタイガに、道化師なりの賛辞を向けた。
魔王も満足しているよう。
道化師は楽しげに結末を見ていた]
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